::ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦::

2007/08/20

'Why not me?'U17ワールドカップ★チビと柿で初戦勝利★

タイトル『柿谷くんって』本文『三杉淳みたい…』
試合終了直後、KANKANからケータイに送られてきたメール(笑)
re:『3分間しかもたない?』
re:re:『どんなに劣勢でも15分で試合を決めるってことです〜』
なにそのマンガみたいな奴!←キャプテン翼はマンガです

070818_kaki_goal.jpg

心臓にカラータイマーではなく(ラン☆カンなけなしのキャプ翼知識)、左太ももの筋肉を痛めていた柿谷曜一郎、途中出場でダメ押しゴーーーーーール!!!

彼は投入された2分後に仲間の勝ち越し弾を呼び込み、さらにその4分後自らダメ押し弾をハイチゴールに流し込んじゃったのでした。
しかも出場時間12分+ロスタイム3分。
まさに「15分で試合を決める男」…すごいすごいとは思ってたけど、やっぱりすごかったーーー!!!

でもね…ちょっと叫ばせてください、いいですか。

070818_goal.jpg

6番のスーパーボランチ・トモタカ@岡本知剛、先制ゴーーーーールしちゃったんだよーーーーう!!!きゃーーーーー☆

070818_tomotaka.jpg

得点後、ベンチの城福監督めがけて、フィールドプレイヤー怒濤のダッシュ!
雄叫びが聞こえそうなのは11番のキャプテン・コータ@水沼宏太っ。
この後ベンチは監督とトモタカを中心とした、壮絶な肉団子ハグハグ状態になっちゃいます(笑)

去年9月、シンガポールで行われた「U17アジア選手権」の「アジア王者」として3大会ぶりの「U17ワールドカップ」に参戦したU17日本代表。グループリーグ初戦の相手、北中米エリアでメキシコを下し王者となった「謎のチーム」ハイチが審判に詰め寄ってるすきに(中継もうっかりリプレイ映像放送中)、すばやくリスタートした大塚翔平のFKをトモタカ@岡本知剛が強烈ボレーで叩き込んで先制点を挙げちゃったのでした!前半42分!いわゆる「いい時間帯」!

070818_shunki.jpg

世界大会の初戦。情報が少ない上に身体能力にすぐれ「僕たちが33年ぶりにハイチをワールドカップに導いたんだ!」という、プライド高い対戦相手。そして…あきらかにネイティブじゃない発音のハイチコールが反響するスタンド。

先制点をゲットしたものの、戸惑わせられることばかりな状況に日本代表は「自分たちのサッカー」を見失いかけていました…でも!


「精神的な強さが一つの持ち味。ピッチがあってボールがあればサッカーをやる、というたくましさがこのチームにはある」@城福監督


日本の選手に足りないと言われ続けたもの、精神的強さとたくましさ。
それを彼らが「チームの力として」自分たちのものにし、具現化しようとしちゃってる…?

--------------------
19 August 19:00 K.O. 観衆8500人
Group D Match 8 GWANGYANG
U17日本代表 3-1 (1-0) U17ハイチ代表

[得点]
42' 岡本知剛 アシスト:大塚翔平
71' Joseph GUEMSLY JUNIOR
80' 河野広貴 アシスト:水沼宏太
84' 柿谷曜一朗 アシスト:河野広貴
--------------------
[スタメン]
1.廣永遼太郎 HIRONAGA Ryotaro  1990.01.09/185/76 FC東京U-18
3.鈴木大輔 SUZUKI Daisuke 1990.01.29/181/72 星稜
2.金井貢史 KANAI Takashi 1990.02.05/175/63 マリノスユース
7.吉田 豊 YOSHIDA Yutaka 1990.02.17/167/66 静岡学園
5.高橋峻希 TAKAHASHI Shunki 1990.05.04/169/67 浦和ユース
9.八反田康平 HATTANDA Kohei 1990.01.08/171/59 県立鹿児島中央
 →64分 14.河野広貴 KAWANO Hiroki 1990.03.30/160/58 ヴェルディユース
11.水沼宏太 MIZUNUMA Kota 1990.02.22/175/67 マリノスユース
6.岡本知剛 OKAMOTO Tomotaka 1990.06.29/179/65 広島ユース
10.山田直輝 YAMADA Naoki 1990.07.04/167/63 浦和ユース
15.大塚翔平 OTSUKA Shohei 1990.04.11/178/68 ガンバユース
 →78分 8.柿谷曜一朗 KAKITANI Yoichiro 1990.01.03/176/65 セレッソ大阪
17.端戸 仁 HANATO Jin 1990.05.31/176/63 マリノスユース
 →87分 13.米本拓司 YONEMOTO Takuji 1990.12.03/175/62 県立伊丹


後半26分、「ふっ」とした隙をついて、同点となる弾丸ミドルを日本のゴールに突き刺したJoseph GUEMSLY JUNIORが、試合後「僕は本当にがっかりしてるよ…だって、この初戦に勝つことだけを考えてやってきたんだもの」とコメントしたように、ハイチは勝ち点3を取りにきていました。

中盤のミスを拾うと、身体能力だけでペナルティエリアへと侵入してくるハイチ。
GK廣永遼太郎の好守そして好判断に助けられる場面が連続する状況で、日本は「アジア選手権、決勝点&ダメ押し弾ゴールのスーパーサブ」チビ@河野広貴に続き、このメンバー中唯一のプロ選手・柿谷曜一朗をピッチに送りだします。

直後、突っ込んでくる相手を交錯しながら止めた廣永くんが額から流血ーー(泣)
ところが全然別なところで倒れてるハイチ選手に気をとられた主審ってば、だらっと垂れた血をぶ然としながらシャツでごしごし拭き取っただけの廣永くんに「うん、おっけ」とGOサイン(驚)たくましく育てる方針ですね、この審判(苦笑)

そしてプレー再開…
右サイドに開いたキャプテン・コータ@水沼宏太にパスが通り、豪快なクロスがペナルティエリアに入ります。

070818_chibi_goal.jpg

走り込んできたチビ@河野広貴、シュート!
弾かれてぽてぽて転がるボールを、冷静にもう一度シュート!

2-1!!後半35分、日本の勝ち越し弾がハイチネットを揺らしましたーーーー!

070818_kaki_chibi.jpg

うきゃーーー。そのままコーナーまで駆け出していった選手たち、ゴール裏でアップしてたスタベン組と入り乱れての「謎の円陣ダンス」です☆…もしかして、ワンモアセッ!?またしてもビリー?(笑)

「試合に出たら、絶対に点をとってやろうと思ってた。」というチビ@河野広貴、そして「今日はいい仕事しました♪」という柿谷曜一朗。この2人が入ったことで明らかにピッチ上には「ハイチゴールへ向かうエネルギーの渦」みたいなものが、うねり始めていました。

ウインクしてるみたいな笑顔を仲間にふりまき、大声で指示を出す柿谷曜一朗…彼がピッチにいなくても、このU17日本代表は本当にいいチームなんです。城福監督が「誰か一人にたよるようなチームじゃない」と言い続けるように「みんなが同じ方向を向いている。みんなが同じサッカーを信じている。」と、信じさせてくれるチームなんです。

でも、柿谷曜一朗はその存在エネルギーで「同じ方向を向いている仲間たちを、さらにその先へ導いてゆく」選手でした…

チビ@河野広貴の勝ち越し弾から4分後。
そのチビからのロングパスを左前方で受けた柿谷曜一朗はそのまま一気に裏へ抜け、出てきたGKをちょっぴり体勢を崩しながらかわして、左足で右角にシュート!

3-1。そのまま日本は世界大会での「勝ち点3ゲット」を告げるホイッスルを聞いたのでした。


90分を通してみれば「よっしゃ!快勝☆」とは言えないけれど、監督の采配に助けられながらも自ら流れを引き戻し、自分たちのサッカーを「強い精神力で!!」取り戻したU17日本代表。
そのきっかけとなった柿谷曜一朗は、FIFA公式サイトのインタビューでこう答えています。
といっても日本語の記事がないので、英文をラン☆カンが柿谷くんの気持ちになって←おい、意訳しました…すみません(汗)

―君は17才にしてすでにJリーグのファンにとってのアイドルだと思うけれど、君にとってのアイドルはだれ?

柿「僕はクリスティアーノ・ロナウド(マンU/ポルトガル)の大ファンなんだ!あと、相武紗季がマジで好き!」

(笑)聞いてねえよ。

―U17ワールドカップでの日本の目標は?

柿「まず決勝トーナメントに進むこと。そしてその次は、決勝までいくこと。」

―どんな結末が見える?

柿「日本がスペインを1-0で下してるところ!」

―決勝点を挙げるのは?

柿「Why not me?(笑) [なんで僕じゃないと思うの?=もちろん僕だよ!]」

****
グループリーグ2戦目は、6月プレ大会として韓国で行われた8カ国対抗戦で0-5というスコアでちんちんにされたナイジェリアとの戦い。

「僕はその試合に出ていないけど、もちろんそのスコアはわかってる。」柿谷曜一朗はFIFAの質問にこう答えています。
「でもそれをふまえたうえで、全然別のゲームにしてみせるよ。」

8月22日(水)午後8時キックオフです。
posted by ラン☆カン at 14:02 | Comment(1) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2007/07/25

【現地レポ5】1分でも1秒でも長く…☆U20日本代表対U20チェコ代表(その3)

070711_enjin_802.jpg

「カワさん(河原)が代わってから、自分も守備を頑張りました。コウタ(青木)も、PKを与えてしまって動揺していたのでフォローしました。」

負けたらそこで全てが終わり!という試合で、2点のリードを活かしきれなかったオレたちの日本代表。
でも、逆境なら何度もくぐり抜けてます(苦笑)

この「U20ワールドカップ」への出場権がかかった去年のアジアユース、対サウジアラビア戦。1点リードで迎えた後半にデカモリシがとられた「PK」。
読みは合っていたのに止めきれず同点にされたナシテ君が「PKを与えたシーンで、モリシは既に泣いていました。」とふり返ったあのピンチを救ったのが、後半44分56秒『アオコ@青木、日本をカナダへ導く決勝弾!!』でした。

デカモリシのアタマを、あのシーンがよぎっちゃったかもしれません…

070711_ex1st_813.jpg

PKで失ってしまった2点。PKで失ってしまった「観衆からのサポート」。
でも、デカモリシがアオコちゃんを気遣うように、
「僕らが踏ん張れず、攻めの選手には申し訳ない気持ちでいっぱい…」と、あおじゅん@青山が悔やむように、
仲間のためになんとかしたい、という気持ちが途切れることはありません。

070711_ex1st_enjin_819.jpg

ここまでの3試合、そしてこの試合前半のように、もう一度自分を信じきり、

070711_ex1st_enjin_825.jpg

仲間を信じきって「自分たちのサッカー」をすること。

日本ボールで、延長前半キックオフです。

10番の退場で1人少ないチェコは、がっちり引いて強固な守備を敷いています。その頑固さはフィールドプレイヤーが9人とは思えないほど。
そのかわり日本にはスペースとリズムが甦り始めました。

でも、あと1歩、あと1呼吸のタイミングがずれてしまいます。
でも、あと一息、あともうちょっとで彼らの離してしまった手が、もう一度つながるはず!

そして王子@柏木、右からのFK。
直接!?
カーブを描いたボールは、高い音をたててクロスバーに弾かれてしまいました…

延長前半、終了。
15分は、短いです。カウンターを狙っているだけみたいなチェコ、PK戦に持ち込みたいのかも。
そして観衆は固唾をのんで「何かが起こらないか」待ち望んでます。
「何か」とは「2点差を追いついたのに10人で戦うハメになったチェコが勝つような」ドラマチックなこと。

普通ならすぐエンドを変えてキックオフされるだろう後半は、主審に急かされることなく両チームともベンチで準備を整えたのち、始まりました。

15分以内に日本が揺らすべきゴールネットは、幸いにもラン☆カンの目の前にあります。
そして、いきなり崖っぷちを全力疾走するみたいな焦燥感でなだれこんでくる青いユニフォームたち。
でもその「焦り」はゴールに結びつきません…「焦り」は不安からくるもの、その「不安」は恐怖からくるもの。
「恐怖」は、自分を見失ったことからくるもの…

残り3分。
王子が目の前のコーナーにゆっくりとやって来ました。
両手で抱えたボールに、祈るようなキス。
もしかしたら王子だけは冷静なのかも。本当に自分も仲間も見失っていないのかも。

そこから窒息しそうなくらいの波状攻撃が始まりました。
王子のコーナーキックにマッキーがヘディング!クリアボールを誰かひろって折り返して(ごめんよくわかんない(泣))あおじゅんシュート!でもぼてぼて気味!それをカガワくん@香川がシュート!!!チェコ、弾く!!!

うわああああああんんん!!!!!(泣)入らないーーーーー!!!

と、コロンビア人の主審に詰め寄るオレたちの日本代表。何が起こっていたのかスタンドからはわからなかったのですが…あおじゅんが必死に食い下がっている顔だけが、絶望的な流れの中で印象に残ってます…
よくわかんないけど、やっぱりお前かよコロンビア人!!よくわかんないけど、お前が悪い!コロンビア人!(怒)

その直後、再び訪れたCKチャンス。
王子はまた、ボールにキスしました。今度こそ、今度こそ…もう直接狙っちゃってもいいから!王子!
マッキー!ボレーーーー!!!
弾かれたあああああああぁぁぁ…(泣)

そして、ボールを奪い取った日本、うっちーのクロスからアオコ、ヘディングシューーーーーート!!
枠に飛ばないいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!(泣)

ホイッスル!PK戦突入!チェコの思うつぼ!
でも、アジアユース準決勝で韓国のPKを2本止めて決勝に導いたナシテ君、自信はあるはず。
決勝で北朝鮮とのPK戦、1本も止められずに負けたことは思い出さずに!←おい

というようなことをぐるぐる考えていたら、なんだかまたしても選手たちがコロンビア人に詰め寄ってます。
そしてレッド!???誰に?なぜに?

結局試合の翌日までことのあらましは分からなかったのですが…カガワくんのシュートは「チェコのハンドで」弾き出され、セーヤ@藤田は試合終了間際、相手の行為に腹を立て、アタマをぱしんっと叩いたことがばれて一発退場だった…とか。

救いなのは、そのことでチームが動揺したようには見えなかったこと。
騒然とするスタジアムで、オレたちのU20日本代表はチームの存続を賭けたPK戦への準備を進めています。

070711_last_839.jpg

ナシテ君の肩をつかむ慶越GKコーチ、たけしゃん@武田&キリ@桐畑…
バックスタンドの観客はみんな自分の席に上って総立ちです。写真がブレてるのは、暗いせいもあるけどスタンドが微妙に揺れてるからでもあります(泣)

ベンチ前で、チーム全員の円陣。
そしてピッチ上で10人の円陣。

日本、先攻。
こういう時、サポはどうしたらいいんでしょう?なんか、祈った方がいいのかな。ゴールが決まってるところをイメトレした方がいいのかな。念力でも送った方がいいのかな…どうしようもないんですけど、どうにかしたい。

ミチ。GK、弾く!前のチェコサポお姉さん、大絶叫!スタンド大盛り上がり。
チェコ。成功!前のチェコサポお姉さん、大絶叫!スタンド大盛り上がり。
アオコ。成功!スタンド大盛り上がり。お姉さん、沈黙。

ナシテ君は、ボールに触ったり動いてみたり、キッカーの邪魔をしようとしています…が、

チェコ。成功!完全に読んでたのに…ナシテ君(泣)

ふと、通路の向こうを見るとカナダ人の男の子が頬に日の丸をペイントして、指を組みあわせています。大人たちに交じってその姿は埋もれるよう。

マッキー。成功!
盛り上がるスタンドの中で、男の子は「胸をなでおろして」います。そして…チェコの選手が蹴る準備に入ると、なんと「怖くて見てられない」とばかりに祈りながらうつむいちゃいました。うう〜…気持ちはわかるよう…

チェコ。成功。
ああ〜…落胆する男の子。そんな小さな姿すら、ラン☆カンの心の拠り所みたいなことになってきました(泣)

そしてデカモリシ…GKセーブ!

アタマ真っ白です!!!ところが…

チェコ、なんとポスト!失敗!
まだいけるかもしれない。ヤツらに、そして日本人に、「運」は残されてるのかもしれない。

王子。成功!3-3。
次をナシテ君が止めれば、サドンデスに持ち込めます。

なにしていいか分からないサポですが、無意識に念力送りながら祈りました。ナシテ君が止めてる姿をイメージして!

…!ナシテ君、逆でした。

前のチェコサポお姉さん、野生動物も真っ青な雄叫びをあげ続けています。
バックスタンドは望み通りの「劣勢チームが大逆転という結末」を手に入れ、陽気な拍手をピッチに贈っています。

ピッチの上では、青いユニフォームを着たオレたちのU20日本代表が…泣き崩れているようでした。
立ち尽くしている姿も、見えます。
ミチが号泣しているようでした。
オレンジのビブスを付けたつかさが、そんな金髪アタマを抱きかかえています。

1試合でも、1分でも1秒でも、長く…と望んだ彼らの戦いが、ここで終わってしまいました。

監督に、スタッフに、仲間に助け起こされた彼らは、チェコと握手をかわし、バックスタンドの…どん欲な観客に横並びの挨拶を贈り、感謝の気持ちを捧げています。そして、車イス席へ、そしてもう一度ピッチの中ほどへ集まりながらメインスタンドへ。
その間チェコがなにをしていたのか、恐ろしいことにさっぱり記憶にありません。

一人、足早に帰ろうとしている選手がいました。アトムのようです。彼は、涙の止まらない仲間たちをうながすように、ふり返りつつ去っていきます。


結局、ピッチ上でこのチーム「2007年・U20日本代表」を見たのはこのアトムが消えていった瞬間が最後、ということになりました。


潮が引くようにスタンドから消えていく観客、落とされていく照明、はがされていくバナー…


ここから先は、この日ホテルに帰って書いた記事を読んでいただけると嬉しいです。


バスに乗り込む前、一生懸命笑顔をつくってファンに対応していた彼ら。

ただ一人笑うことができなかったのは、「もっと僕が強ければ……そして速ければ……。」と試合後にコメントした、キャプテン@フクモトくん@福元、でした。


*******
2005年、U18日本代表としてスタートした彼ら。その年アジア1次予選を戦い、2006年にアジア最終予選をインドで戦い準優勝し、2007年U20ワールドカップ2007カナダ大会に出場し、2勝1分1敗…FIFAの規約に従ってPK戦は引き分け扱いということなら2勝2分6得点3失点、ベスト16で負けなしのまま解散した「2007年・U20日本代表」。

「このチームには、団体スポーツの一番の原点である、結束力がある。みんなで笑って泣いて、友情の塊のようなチームだった」@あおじゅん@青山隼


*******

もう1回だけ、彼らのことを書いてみたいと思います。ラン☆カンのけじめとして。
気が向いたときにでものぞいていただけたら嬉しいです。

2007/07/23

【現地レポ4】敵か味方か?地鳴りスタンド…☆U20日本代表対U20チェコ代表(その2)

「ゴールのパフォーマンスは元気球。本当は違うのを考えていたんだけど、陽介が倒れたから(笑)」

キックオフ直後から「中盤でボールをつないで左右に振り、前線へ飛び込んでいく」日本と「中盤を省略気味に長いボールを放り込んで、ガタイの良さを活かして突破してくる」チェコ、というガチンコな応酬が始まった、U20ワールドカップ・ラウンド16。
負けてしまえば即チーム解散という現実は、決勝トーナメントに進んだ16カ国みんな同じです。

ゴールパフォーマンスで自分たちを盛り上げ、観客を盛り上げ、ヴィクトリアの街に包まれるようにその結束を固めてきたオレたちの日本代表。
そしてこの決戦に向け、全員が坊主アタマにすることで気持ちを一つにしてきたチェコ代表。

どちらも自信をもってプレーしている分、小さなミスがあっという間にピンチへとつながります。
そんな中、左サイドのペナルティボックス脇へと落ちていくチェコのロングボール…「ミチーーーーー!後ろーーーー!」
デカイな…マッキーの声(汗)
そして今度はCBの裏を突こうというロングボール…「マキーーーーー!!!!」
落ちてゆく夕日の中、響き渡るミチの怒号。君たち、仲良しですねホントに(笑)

チェコも日本も決定的チャンスを外しつづけ、そのあまりの「がっぷりよつ」具合に「やっぱり決勝トーナメントになると、気迫が全然ちがうぅぅぅ」と半ば感動し、半ば恐怖していた20分過ぎ。バックスタンドの端っこ、アウェー側コーナーの上方にいるラン☆カンたちの目の前に、ボールを持った王子@柏木が颯爽と登場☆
10分くらい前にはFKにアタマであわせようと飛び込んできたマッキーが勢い余ってゴールにダイブ。ネットに絡まってスタンドをおおいに沸かせたばかり。

いけるかもいけるかも…王子、左足CK!

真っ赤なアタマがまたしてもジャンプアップ!!…ぎゃーーーーゴーーーーール!!!!

ぶわっと盛り上がるバックスタンド。その時初めて、ラン☆カンたちの前に座るお姉さんが「チェコサポ」だと判明したのですが…(汗)
っつうかここはアウェー側なので、明らかに嬉しそうじゃないお客さんもそれなりに…(汗)

そんな空気も吹き飛ばす勢いで、コーナーで待ち構える王子の元へ駆け寄ってくる「おばかさんたち」(笑)
両手を突き出すマッキーに、弾かれるように倒れる「おばかさんたち」。
今度はバンザイのまま後ろに倒れるマッキーに、のしかかっていく「おばかさんたち」。

え〜と面白いけどなにそれ?(爆)帰国後マッキーのコメントでやっと判明。元気球でしたか、そうですか。←よくわかってない
でも目の前でホントに目の前で「先制点のパフォーマンス」が見られるなんて!!!

と、瞬間、天にも昇るほど浮かれる気持ちもありつつ、KANKANの「ちょっと長過ぎないかな、怒られないかな」という言葉に不安になる気持ちもありつつ…

そこから日本のペースにもちこめるかなと思ったのもつかの間、チェコも慌てず自分たちのスタイルを崩さずにロングパスで日本ゴールへ押し込んでいきます。派手な展開ではないけど、どちらかを応援しているサポにとっては気の休まる時間はありません。
でも…中立でゲームを楽しみにきている大多数のカナダ人にとっては見所が少なかったのか、チェコの中盤がボールを受けただけで「シューーーー!!(大音量)」
要するに、盛り上げるためにシュート打てよって無茶な声援です(汗)
そして日本がミチのシュートを阻まれ、王子のCKからデカモリシ!というヘディングを決め損ねた後…日本のペナルティエリア内でチェコの選手が倒れましたっ。

PK??なしなしなし!!全力で否定の念力を送る日本サポ。そしてノーファウルの判定!
よかった…あの長引いたゴールパフォーマンスでもコロンビア人の主審は、心証悪くしてなかったみたい…と安堵する間もなく、スタジアムは「ばかやろ〜!せっかく盛り上がってんだからチェコにPK与えてやれよ」と言わんばかりの大ブーイングです(泣)

ちょっとまってみなさん!オレたちの日本代表、1点取って盤石なほど大舞台には慣れてないんですよぅ?あんまりプレッシャーかけないでください…

先制はしたものの、この先の流れはさっぱり読めません。
そして、前半終了間際に雪崩をうって売店へと向かう、スタンドをびっしり埋めたカナダ人たちの盛り上がりっぷりも、どちらに味方するのかさっぱり読めません。

1-0。ちっとも浮かれた気分になれないままU20日本代表対U20チェコ代表、前半終了です。


070711_2ndko_764.jpg

夕日が海の向こう、山並みの裏へと沈んで空は青黒く染まり始めました。スタンドやスクリーン同様、仮設の照明は「国立西が丘サッカー場」ぐらいの薄暗さ。

Lサイズの1/6カットぐらいはありそうなピザを片手に、続々とスタンドを昇ってくるカナダ人たちに視界を遮られながら、日本ボールで後半45分のキックオフです!

そして小気味よくつながったパスの終点、GKのど真ん前でアトムが倒されました。
PK!
後半開始早々に、日本追加点のチャンス!
なんかあんまりにも話がうますぎて、信じられない気持ちでいっぱいです…(苦笑)
得点を期待してか、単に見逃さないようにか、続々と立ち上がり始めるスタンド。デカモリシ、ゴーール!!!

きゃーーーーーーーーーー!

先制点からは丁度対角線上になるコーナーで、デカモリシ「カ〜メ〜ハ〜メ〜 !」(笑)
いや、ラン☆カンには遠くてなにやってるのかはさっぱりだったんだけど…(汗)

2-0。負けたら全てが終わってしまう決勝トーナメントで、オレたちのU20日本代表2点のリードです。
でもたやすくひっくり返されやすいスコアが「魔の2-0」。なんとか追加点をと思うのは、サポだけじゃなく選手も同様だったはず。

ところがここから彼らの動きがおかしくなります。
後が無くなったチェコ怒濤の攻撃を、真正面から受けてしまってるカンジ…みんながそれぞれに「なんとかしなきゃ!」と思っているのは伝わってくるのですが、お互いの存在を忘れてしまってるかのようです。

あれだけ「つながっていた」はずの11人。気持ちが切れてしまったのではなく、お互いが手を伸ばすことを忘れ自分が独りぼっちになっていることにすら気がついていない状態。集中はできているのに、中へ中へとどんどん閉じこもっていくみたいに…

スタンドは、チェコの猛攻とそれをなんとか凌いでいる日本の数少ない反撃に無責任な盛り上がりを見せ始めました。面白くなればなんでもいいのね(泣)
そんな時、えなりに替わって投入され、守備に奔走し始めたアオコ@青木が目の前のペナルティボックスで相手ともつれて倒れました。

コロンビア人主審の指先は、ペナルティスポットを向いてます。

まさか!PK!???

だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!
突如ものすごい大歓声とともに沸き起こった地鳴り…スタンドのカナダ人が興奮して脆弱な鉄板を足で踏みならす音です。

チェコがPKを成功させた瞬間には、お前らなんの動物だよってくらいの叫び声にスタンドは蹂躙されました。どうしよう、絶対ピッチの選手たちにもこのお客さんの興奮は伝わっちゃってる…(泣)

その直後、今度はキャプテン@フクモトくんがエンドライン際で相手ともつれ、主審はこれ見よがしにペナルティスポットを指しています。
うそだーーーーー!(泣)

だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!
さらに興奮してスピードの上がる足踏み、吼えまくる観客!
大激震(泣)いや、烈震かも(恐)
絶対バックスタンド、崩れ落ちるよう!でも、このままぐらぐらとスタンドがつぶれていったら、大騒ぎになって主審はPK取り消してくれるかもしんない…っつーか、その前に自分が死んじゃう。もうばかばかばか!!!!せめて足踏みを止めろってば!!

地鳴りと烈震と雄叫びの中、チェコ、再びPK成功!

後半30分あたりで立て続けに取られたペナルティ、日本は約3分間で2-2の同点に追いつかれてしまいました…

「あの時間帯、周りは完全にアウエーの雰囲気になっていました。自分たちを見失ってしまいました。チームとして焦ってしまいましたね。」というのは試合後つかさのコメント。

カナダ人が日本を嫌いになったわけじゃなく、「劣勢のチームが奇跡的に同点に追いついた!さあ、面白くなるぞ!」ということだけですっかり興奮しきった観衆…残酷でした…

経験が足りないから、メンタルが弱いから。
つかさのそしてチームの動揺に理由はいくらでもつけられるけど、今まで温かく応援してくれていた人たちがいきなりエゴむき出しで牙を見せた状態に、オレたちの日本代表もサポーターも、ショックを受けてしまった事実に変わりはありません。

070711_stund_788.jpg

結局同点のまま90分が終了して、延長の準備に入る両チームベンチを眺めるカナダ人たち。
試合の合間にかならず立ち上がるのは、エコノミー症候群対策?


2-2の内3点がPK、スタジアムを混沌へと叩き込んだ末に、後半終了近くにはチェコの選手がイエロー2枚目で退場…
せめてピッチ内の秩序を保ってくれるはずの審判という大人も、信用できない…少なくともラン☆カンはそう思いました。




でも、このチームを解散させないためには、お互いが信じあってつながること。
たとえ周りがどんなリアクションを起こそうとも「自分自身」を見失わないで、信じきること。
延長にそなえ、ベンチで待ち受けていた仲間たちがストレッチしてくれたり、声をかけてくれたりしています。
…たとえスタジアム中が敵に回っても、この仲間たちだけは絶対に裏切らないと、

070711_encho_780.jpg

確信できるように。


070711_enjin_794.jpg

7月11日、U20ワールドカップ・ラウンド16「U20日本代表対U20チェコ代表」、チームの存続を賭けた延長戦が始まります。

*****
申し訳ありません…まだつづきます(滝汗)
気が向かれたらまた、のぞいてみてくださいませ。

2007/07/22

【現地レポ3】幸運な11500人…☆U20日本代表対U20チェコ代表(その1)

「今ね、選手たちがバスで着いてスタジアムに入るところを見届けて来たのよ!」
ホテルから歩いて15分、港から離れるにつれて風が通らなくなり気温も湿度も上がったみたいに感じられる住宅街の「クック通り(Cook st)」で、3人連れの日系人らしいおばさまたちに声をかけられました。
「日本から応援にいらしたのよね?チケットは持ってらっしゃるの?」
はい、というラン☆カンたちの答えにおばさまがた拍手喝采です(汗)
「すごいわあ!よかったわねえ!もう全然手に入らないのよ…」

そうなんです、キャパが11500人程度と他会場と比べてあまりにも小さいスタジアムで行われているヴィクトリアのU20ワールドカップ、「ラウンド16」「この街にずっと滞在している日本代表の試合」「観戦好きのカナダ人」「この街最後の試合」といろいろな相乗効果で、7/7日本の1位抜けが決まったとたんチケットは売り切れ状態になってしまったとか。ラン☆カンたちもあやうく「チケットがないかも!!」という事態に巻き込まれるところだったんです(滝汗)

「私たちの分も、応援頑張ってね!」
おお〜う…ここでまた重責をになっちゃったラン☆カンたち、一足違いで選手の到着を見届けられなかった自分たちの間抜けさも忘れ、やる気まんまんで入り口を目指します。

「こにちは!」
前を歩くカナダ人親子連れが突然ふり返り、にっこり挨拶してくれました。
キックオフまで1時間半、平日の夜だというのに出足の早いカナダ人のみなさま、続々とスタジアム内のお祭り広場に押し寄せてきます。
晩ご飯をここで調達しようといろんなお店のメニューを見ていたら…「いらっしゃいませ!」ちょっぴりたどたどしいかわいい声をかけられました。カウンターには「声をかけてごらんなさいよ」と妹をつっつくお姉ちゃん、という日系人姉妹らしき小学生の笑顔が。
「CHICKEN ADOBOってなんですか?」英語で聞いてみたら、ほっとしたように「鶏肉をお醤油やお酢で煮て、ご飯にのせたの」と英語で答えてくれた妹さん。

070711_chikin_677.jpg

お姉ちゃんが「楽しんでいってください!」ときれいな日本語で言いながら渡してくれた、これがその「チキン・アドボ」。インディカ米の上にどど〜んともも肉!プラスチックのフォークでほぐせるほど柔らかく煮てあります。すっごいおいしかった!けどご飯が多かった!(笑)ご飯は残しちゃった…ごめん。



ヴィクトリアの人たちが優しいのか、日系人や留学生の人たちの評判がいいのか、快進撃を続けるオレたちの日本代表がかわいくてたまらないのか、「いかにもおのぼりさんな」日本サポのラン☆カンたちに親切に接してくれる人々に感謝しつつ、始まった練習にかぶりつき♪
選手を照らすのは、前日50年ぶりに最高気温記録を更新したと言う「横殴りの夕日」。
ヴィクトリアに来て初めて経験した無風状態の熱帯夜に比べ、今夜は港から冷たい風も時折吹いてきます。でも、午後7時くらいは弱まることを知らない太陽がちょうど目の高さにくるので、眩しさはある意味昼間以上。
そんな中、今日のスタベン組の楽しげなボールまわしが続きます。写真をクリックするとマイキー@ハーフナーの眩しい笑顔、拡大です☆

070711_tsukasa_684.jpg070711_fuku_688.jpg

今日、勝っても負けても、ラン☆カンたちにとって「U20日本代表を生で見られる最後の試合」。まあ、そんな他人の思い入れはどうでもいいんですが、スタメン組の厳しい表情に心の底から頼もしさを感じ取っちゃいました。カッコいいですよ、お前ら!!

070711_yana_aoko_692.jpg

デカモリシ、マッキーがいたナイジェリア戦のスタベン組とはちがった盛り上がりを見せるサブ組。おお!アオコ@青木に人生設計@ヤナ@柳川がツッコミを!(笑)

070711_yana_aoko_695.jpg

話がついた模様(笑)

070711_mizunomi_698.jpg

スタメン組は夕日に目を細めながら給水。次はボールを使って仕上げていきます。

070711_hirashige_703.jpg

1つ年下で、去年のSBSから呼ばれるようになり、5月の候補合宿でメンバーの座を確保したヒラシゲ@平繁。このチームで居心地の良い場所を見つけたようです。やわらかいいい表情してるなあ…
マイキーの襟足、くりくり巻き毛もやわらかそうだなあ…



そして今日もやっぱり笑いを誘発させてるのは、アオコ☆っつうかね、ホントに仲良さそうに笑うんだよな〜みんな。おっと、写真クリックで拡大です!

横殴りの強烈な夕日に、昨日は無かった雲がうっすらとしたベールをかけ始めました。どんどん人を吸い込んだスタンドはすでにぎっしり満員。午後8時15分のキックオフが近づいてきます。



FIFAアンセムにのって、アウェーゴール裏から選手入場!写真はクリック拡大!
ちょこっとバックスタンドの方を見上げていたつかさ@梅崎、えなり@河原と一瞬手を取り合いました。1つ年上として、けっして派手じゃないけどチームを引っ張ってきた2人。つながっています。

070711_shugo_742.jpg

そして集合写真。キャプテン@フクモトくん@福元は声をかけ続けみんなをつなぎます。
モリゾーはもそもそビブス着込み中…

070711_akushu_743.jpg

円陣前、みんなに握手を求めるマッキー。大丈夫、みんな落ち着いてます。

070711_enjin_751.jpg

これから45分間、手を離してもお互いが「つながっている」と信じていられるように…

070711_enjin_752.jpg

自分と、仲間を信じきれるように…

070711_ouji_758.jpg070711_ouji_759.jpg

エンブレムを握りしめる王子の表情は…自分たちが新しい時間を刻んでいくことへの確信に満ちてます!内股だけどね!(笑)

070711_tsukasa_761.jpg

むむ?円陣を解いた時にはちゃんとしてたのに…さっそく出したな、つかさ!シャツ!


ピッチの11人が。ベンチの10人が。1分1秒でも長く「このチームでいられるように」と。そのための戦い、いよいよキックオフです。

******
ケータイで読んでいる友だちから「ナイジェリア戦の記事が長い!」と怒られました(汗)
このチェコ戦も怒りをかうこと必至なので、ここで一旦切ります。
まだまだ続くんです…ごめんなさい。

2007/07/20

【現地レポ2】ボンバイエ!☆U20日本代表☆ナイジェリア戦☆その2

「頑張りましょう!」
ああ!!ゴリさんだあ…!バックスタンドを昇ってくる真っ黒に日焼けした顔を見つめる、ラン☆カンの不躾な視線に気づいた広島ユース森山佳郎監督が、笑顔でガッツポーズをくれました☆白い歯がまぶしい〜♪

今日は、ユース時代「お前をプロにできなかったら、オレは監督をやめる」と言うゴリさんの情熱を受け、荒れて反抗的でもサッカーだけは本気だったヒラシゲ@平繁、先発。

ゴリさんの前でヘタなプレーはできまい…ヒラシゲ。
よし!この試合&1位抜け。もらったっ、ナイジェリア!!



いよいよ選手入場☆写真はクリックで「顔の判別がつくくらい」に拡大!
おしいぃぃぃ…つかさ@梅崎167センチを、マイキー@ハーフナー194センチとたけしゃん@武田189センチではさまなきゃ(笑)

そして験かつぎでいつも一番最後に入場するというマッキー@槙野のかわりに、この試合は同じ広島ユース出身のヒラシゲがオオトリです。

070707_bench_368.jpg

集合写真撮影を眺めるスタベン組。
「自分、焼けとんな〜。」たぶんチーム1のガングロ・アオコちゃん@青木と紫外線吸収率比べをする左から3番目のミチ@安田。っつうか、ナシテ君@林…あたりまえだけどひざ下、長!!!
そもそもあまりにも足自体が長いナシテ君は、若干パンツ短めです。太もも露出度が高くてドッキドキです。はい、どうでもいいです(自戒)

070707_enjin_376.jpg

いよいよキックオフ。解いた円陣の中心から激を飛ばし「U20日本代表魂」を注入するフクモトくん@福元。
スコットランド戦とコスタリカ戦、長い芝にちょっととまどったというキャプテンは、それでもCBとして1失点に抑えてくれています。
やってやる!という気合いに満ちた初スタメン組たち、そしてずっとこのチームの中心としてプレーしてきたフクモトくん、うっちー、つかさ。メンバーが変わってもこのチームのコンセプトは同じ。ボールと人を動かし、パスをつなぎ、両サイドから積極的に仕掛け、ラインを下げず前をむき、ゴールマウスへ向かう。

「U20日本代表が21人全員で戦うチームなんだ」ってことを証明して見せる試合、ナイジェリアボールでキックオフです!

日本は風上から風下への攻撃。第1試合のウルグアイ対ザンビア戦から吹き続けていた強い風にのって、前半に点を取っちゃいたいところ。
そしてオレたちの日本代表は、しょっぱなから相手ゴールに攻め込みまくります。でもおおおおお…枠に飛ばないようっ(泣)
そういうことしてるとそっぽを向いちゃうのが、勝利の女神様。日本の攻撃が10分ぐらい連続して実らないままだった直後、ナイジェリア怒濤の連続攻撃が始まります。
CKのピンチには、たけしゃん必死の横っ飛びセーブ!
うおおおお…弾いたああ…!!ぎゃーーーみんなあ、おちつけーーー(汗)

メインスタンドにはナイジェリアサポ集団が、そしてラン☆カンたちの後方には「即席ナイジェリア応援団@さっきまでザンビアサポ」の集団が…
「ボンバイエ!ナイジェリ♪ボンバイエ!ナイジェリ♪」=ヤツラをぶっ殺せ!ナイジェリア♪
んもお(怒)うるさーーーいっつーの!
ボンバイエと言ったら、猪木だろう!!!

強烈な向かい風をものともせず、日本のパスコースをたとえ読み違えてもその長い手足でブロック&ボール奪取してくるナイジェリア。
オレたちの日本代表はぎりぎりのところで集中して守りきるものの、押し込まれっぱなしです…そして、なんか微妙なのが今日の主審。
なにしろマイキーがボールを受けたり、ナイジェリア選手が日本と交錯するとかならず相手ボールのジャッジ(に思える…)。そんなこともあってリズムに乗れない日本代表は防戦一方で前半を終えることになっちゃいました。

とりあえず前半0-0。
たけしゃんの落ち着きっぷりと、マイキーのゴール外しっぷりが(泣)光った45分でした…あと、ボンバイエ。


070707_enjin_380.jpg

でもね。みんなチームコンセプト通りにプレーはできてるんですよぅ。
たぶん足りないのは、あとほんの少しの「国際大会実戦経験」。
前回準優勝のナイジェリア、相手にとって不足はないはず。いつものスタメン組とは違う経験ができてるんだもん、さあこの場でどん欲に吸収して消化して!

070707_2nd_kickoff_391.jpg

ここで負けたら、ラウンド16は飛行機で4時間・時差3時間のオタワ行き!飛行機代はお前らに請求しちゃうぞ!勝ちに行けーー☆
せち辛い望みも勝手に託された日本代表ボールで後半キックオフ。
ちなみにヒラシゲは白いハーフブーツを履いてるわけじゃありません。あのテーピング、うっ血しないのかな?

陽射しは暑くても、強冷の風がホームゴール裏方向から吹き続けているスタジアム。吹きさらしなバックスタンドはかなり冷え冷えです。
その風にハイクロスボールを押し戻される日本代表(泣)ついでにゲームも押し戻され気味…

そんなボンバイエされそうな日本人の耳に響く「かしかしかしかし!」という聞き覚えのある音。
「あ、あのしゃもじは、槙野くんのおかあさんだわ」
隣り合わせた日本サポの方が教えてくださいました。
おおおー。広島名物のしゃもじを打ち鳴らす応援っすね☆聞こえたかヒラシゲ!ゴリさんはお怒りじゃ(違)

そして!ついに!後半15分、うっちーからのクロスをカガワくんがジャストミートボレーーーー!!!!!
決まったああああ!!!!!

腰を浮かす日本人サポーターたちと、日本びいきカナダ人たち☆ところがあ?

なんでなんでなんでノーゴールぅ???オフサイドフラッグ上がってないし??

こういう時って、スタジアムにいると逆にわかんないんですよう(泣)
結局「史上最高の胸トラップだったのに!あれはハンドじゃない!」という試合後カガワくんのコメントで、やっと状況がわかりました。

もうね前半から怪しかった主審、やっぱりお前かよってカンジです。
それ以降、日本が胸トラップ(特にマイキーが)するたびに全部ぜ〜んぶ「ハンド!」なんだもん(怒)一個とっちゃうと、この先ずっと帳じり合わせしなきゃならないっつー状況じゃん、それ!

若干選手もイライラしはじめ、試合も防戦時間が長くて攻撃は膠着気味。
そこで日本は「前線からより守備ができる」アオコちゃんを投入することに。ところが…交代するヒラシゲ、何を思ったのか牛歩を始めます。
未だに謎なんだけど、残り25分くらいあるのにあれは「時間稼ぎ」?それとも「交代に不満」?んで、案の定イエローゲット(泣)うーんうーん…

その後ちょっと疲れちゃったぽかったつかさに代えてミチを、カガワくんと交代で王子@柏木を投入した日本。この交代で入った3人が「貫録」を見せてとたんに流れがこちらに傾きます。特に王子の試合コントロールぶりは今までそれに見慣れていたせいもあって、安定感抜群。
でもね、なぜだかこの試合は「ボールが枠に飛ばない」の、くすん。
でもね、なぜだかナイジェリアも「枠に飛ばせない」の、えへ。
飛んでもたけしゃんが止めちゃうの、うふ。

ことごとく実らないチャンスに「ボンバイエ」野郎たちも気勢を削がれておとなしめに。でも「とにかく面白いシーンが見たいカナダ人」でいっぱいのバックスタンドは意外にゲームを楽しんでくれてる模様。「しつこくリスタート位置を直す主審にぶちキレかけたフクモトくんが、これ見よがしにオーバーアクションでボールを置き直す。たぶん鼻の穴ふくらんだ状態」なんてところでも盛り上がってたし(笑)

結局最後は日本も引き分け狙いでボールキープに入ったこの試合、ロスタイム3分で「日本のグループリーグ1位抜け。日本代表御一行様とラン☆カンたち、ヴィクトリア延泊決定!」を決めるホイッスルが鳴りました〜。


070707_seya_aojun_394.jpg

誰よりも、ピッチに立った選手よりも、ものすごいハイテンションで駆け寄ってきたあおじゅん@青山。なんか、自分が活躍するよりも嬉しそう(笑)
終了間際にイエローもらっちゃったセーヤ@藤田とハイタッチ☆

070707_402.jpg

んで、次はたけしゃんにはち切れんばかりの笑顔でハイタッチするあおじゅん(笑)

070707_408.jpg

さらに「こういう場では特にしれっとしている」うっちーに挑んでいくあおじゅん(爆)

サブ組がどれだけの思いを込めてこのピッチに立ち、無失点という結果を残し、「無敗のまま決勝トーナメントへ」というチーム全員の願いを実現させたのか、もしかしたらあおじゅんは人一倍感じ取ってたのかもしれないです。

070707_412.jpg

途中交代しちゃったけど、「自分の色をだしつつ」ゲームを作っていたカガワくん。そして21人中唯一ピッチに立っていないキリ@桐畑も、心の底からの笑顔を見せてくれてます。


1カ月前のツーロンで、1-5とフランス代表に惨敗したこのスタメンたち。
「負けた試合」を糧として「負けない試合」を再構築してくれました。
さあ次は「負けちゃいけない試合、決めるべきところで決める」という課題に21人で挑戦です。


070707_420.jpg

バックスタンドのお客さんたちがそわそわし始めます。
挨拶のために集まってくるオレたちのU20日本代表…よ〜く見ると、すでにミチとマッキー@槙野が「ネタのすり合わせ」中!!!(笑)

そして一列に並んだ日本代表、四股を踏んでつっぱりつっぱり つっぱり!!!(爆)
得点パフォーマンスがお預けになっちゃったこの試合、期待でワクワクだったお客さんたちも大喜びです☆っつーか、お相撲だってわかってくれてるのかな(笑)

070707_dance_438.jpg

なんか踊ってるし…ってスタバ4人組じゃん!

070707_dance_441.jpg

若干1名、踊り足りてないし(爆)
この大会、弾けまくりなアオコちゃん。なんかいろんなものが開花しちゃったんすかねえ…

070707_447.jpg

モリゾー@森重に何か言われて「アタマぽりぽり」。人生設計@ヤナ@柳川、笑ったーーーー(笑)
よく守ってくれたし、セットプレーではチャレンジしてくれました!

喜びの雄叫びをあげつづける日本代表たちの他のスナップと、試合後バスに乗り込むところを人垣のすき間から(笑)撮った写真はこちら〜→

070707_492.jpg

ということで、グループリーグを無敗・4得点・1失点・1位抜けした「オレたちのU20日本代表」。
21人で一つの、21人全員で戦える、そんなチームだということを証明してくれました。
すごいなあ…2年前のSBSで見たあのチームが、ここまで「お互いを、自分を、信じることのできる集団」になっちゃうんだもん。

などと冷たい風に体冷え冷え、がちがちと合わなくなった歯の根をならしつつも満ち足りた気持ちでスタンドを降りてみたら…絶壁ひな壇の下はこんな状態に。
「濡れてると滑るからね」なんて注意書きがあるけど、この時期のヴィクトリアは雨が降らないそう。

4日後の7月11日。
決勝トーナメントの1試合目。
オレたちのU20日本代表は、またこのスタジアムのピッチに立ちます。


***********
さて。U20ワールドカップもあと決勝を残すのみ。
今さらだらだらと書き連ねている試合観戦レポですが、まだ続きます(汗)
ヤツラの、最後の試合となったチェコ戦…
気が向いたらまたのぞいてみてくださいませ!

2007/07/17

【現地レポ1】ボンバイエ!☆U20日本代表☆ナイジェリア戦☆その1

オレたちのU20日本代表に遅れること2日…15日に帰国したランラン☆カンカンの中の人たち。
ラウンド16をどの街で観戦することになるのか、ナイジェリア戦が終わらないと決まらなかったための、余裕をみたスケジュールだったのですが、U20日本代表が先にカナダを発ってしまうことになっちゃうとは…(泣)

ベスト4に残ったのは、日本と優勝候補スペインをPK戦で打ちのめしたチェコ、延長戦でアメリカから逆転弾をうばったオーストリア。そして2年前のSBSで来日したカアイス、モラレス、サーラテもスタメン出場で順調に勝ち上がるアルゼンチンは事実上の決勝戦でメキシコを下し、チリは前回準優勝国のナイジェリアに4-0の完勝で準決勝進出です。

さて。ラウンド16でザンビアを1-2で破って準々決勝チリ戦に進んだナイジェリアと、グループリーグを戦ったのがオレたちのU20日本代表。

2007年7月7日17時。カナダ・ヴィクトリアのアスレティックパークでキックオフされた「日本対ナイジェリア」写真だらけレポです☆

070707_entrance.jpg

ダウンタウン…港エリアから歩いて15分。DIYや外車販売店、スーパーなんかが交差点ごとにあらわれる住宅街の中に、元野球場というか「今だけサッカー場」のロイヤルアスレティックパークはあります。
歩道沿いのしょっぱいフェンスに取り付けられた「ドア」。
バスで乗り付ける選手たちはここからぞろぞろとスタジアム入りです。

070707_douzou.jpg

中には青少年のサッカーを讃える(?)謎の銅像がっ。忘れ物みたいにすげー取ってつけ!(爆)

070707_stand_back.jpg

そしてバックスタンドの裏はこんな状態。この蚊トンボの足みたいな骨組みで満員となるお客さんの全体重を支えてます…ちょっと怖い(涙目)

070707_stand.jpg

紫外線量日本の3倍!日なたは暑いんだけど、ホーム側ゴール裏方向、港からは強冷の風が…

ピッチでアップしているのは今日の第1試合、グループBザンビア対ウルグアイの選手たち。
スペインの1位抜けが決まっているため、この結果で2位なのか、ギリギリ3位抜けに滑り込めるのか…という大事な試合。のはずなのに、わりと両チーム大雑把な試合展開です。
ザンビアサポが太鼓を打ち鳴らして歌い通し、盛り上げてはいるものの、8割がたは埋まったバックスタンドもまったりムード。

前半19分にウルグアイGKが一発退場を喰らい、ザンビアがPKを決めて1-0、40分にはザンビアの選手も退場になり、ひょうひょうとプレーするザンビアと何かが噛み合なくてぼーっとしてるウルグアイの試合は、ウルグアイのやる気に疑問を抱かせられつつ前半終了となりました。

070707_shop.jpg

ハーフタイム、FIFA公式グッズショップテントに、ホットドッグ・ピザ・トルティージャなどなど、大喰らいなカナダ人サイズの食べ物を売るテントに周りを囲まれたアウェーゴール裏のお祭り広場(?)へ。
大会エンブレムと国旗を組みあわせたピンの日本バージョンだけ売り切れだったこの公式ショップ、使えるカードは「VISA」オンリー!裁判沙汰にまでなった公式スポンサーの「マスターカード」から「VISA」への鞍替え事件、シビアです。

070707_screen.jpg070707_scoreboard.jpg

ゴール裏にクレーンでつり下げられた電光掲示板と、仮設バックスタンドの裏で虎視眈々と復活の日を誓う、野球のスコアボード。
なんか、移動サーカスみたいな気分だよう…

070707_arrival1.jpg

「ようこそヴィクトリアへ!試合はどうなると思う?なに、1-0で日本が勝ちそうか。う〜ん」
なんてビール片手のおじさんたちとなごんでいるうちに、オレたちのU20日本代表、スタジアムに到着です☆
スタメンのレフティモンスター@コースケ@太田とセーヤ@藤田に挟まれ、荷物運びをするのは本日スタベンのナシテ君@林とあおじゅん@青山。

070707_arrival2.jpg

あの「銅像」の脇を降りてくる選手たち。「メンバーを代えたから負けたと言われたくない」そう言うカガワくん@香川の言葉は、今日のスタメン全員の気持ちです。

070707_arrival3.jpg

「ナンバーイレヴン、マイク・ハーーヴナアア〜!」発音しにくい名前が並ぶ日本代表リストの中に燦然と輝くオアシス状態(笑)スタジアムアナウンサーにはりきってコールされてしまう、マイキー@マイク。
茶髪より顔の方が黒いくらいに日焼けしたアオコ@イケメン玉子@青木は、GKキリ@桐畑と共にまだスタメン出場がありません。う〜ん…集合写真に写りたいだろうなあ…
そして今日、ゴールマウスを守るのは「日本高校選抜inベリンツォーナ大会」でPK戦を制し優勝したたけしゃん@武田。

070707_arrival4.jpg

そんなたけしゃんを今日もサポート。くさらず陽気にGKチームを盛り上げるキリ。
3戦フル出場のうっちーは、ちょっぴり寝癖アタマ?(笑)

070707_arrival5.jpg

身長と体つきがそっくりなつかさ@梅崎とアトム@田中を遠目で見分けるコツは、ぴろっと立ち上がった頭頂部の髪(笑)
この大会すっかり精悍な顔つきになったキャプテン@フクモトくん@福元、そう見えるのは坊主アタマのせいだけじゃありません!
そして本日スタベンとなった王子は、練習中に足を痛めた模様…心配です…

070707_arrival6.jpg

ディフェンシブボランチに入るモリゾー@森重。ゲームを作るカガワくんを後ろから支えます。チャンスがあったらミドルも頼んだ!

070707_arrival7.jpg

ボディガードを従えて(嘘)の登場はミチ@安田。今日はベンチからチームのテンションを高める重要な役割をになってます(笑)

070707_arrival8.jpg

前と後ろの要たちマッキー@槙野&えなり@河原。共にチーム立ち上げの時から目立つところで、目立たないところで、仲間を支え続けてます。

070707_goal_back.jpg

うっかり忘れそうだったウルグアイ対ザンビア、後半キックオフ。アウェーゴール裏のネット越しにのんびり観戦する人につられてザンビアの2点目をここから見るはめに(汗)

070707_zambia_dance.jpg

「ボンバイエ!ザンビア♪」=ヤツラをぶっ殺せ!ザンビア♪
90分間アフリカ音楽のコンサート状態なザンビアサポーター。じっとしてるヒマなし(笑)

070707_up2.jpg

そうこうしてるうちにゴール裏では日本とナイジェリア、両チームのアップが始まりました。
試合やってるすぐ側で違うチームがせっせと走り込む…運動会ですか、これは(笑)

070707_gk.jpg

ウルグアイ対ザンビアは結局2-0でザンビアのグループ2位抜けが決定。
両チームの挨拶まわりが終わりきらないうちに、まずはGK陣がピッチで練習を始めます。ハイボールを競り合うナシテ君とたけしゃん。右コーナーには左足でCKを放り込むキリの姿が!右利きなのに、器用です…

070707_bench_before.jpg

「お前ら、まだいんの?」スタベンたちが荷物を運び入れようとしたベンチには、敗戦でがっくり肩を落とすウルグアイチームが(汗)結局彼らは3位通過できたけど、納得いかない試合だっただろうなあ。それにしても、ユース年代のアフリカ勢は本当にあなどれません。

070707_sta_mem.jpg

今日は俺たちが主役!スタメン組がピッチに駆け込んできました!

070707_up_hirashige.jpg
070707_up_morizo_shinji.jpg

みんな一様に怖いくらい真剣な顔。このメンバーで結果を残すこと、それはオレたちの日本代表が「どこを取り出しても同じように戦うことができる、21人でひとつのチーム」なのだということを、証明するということ。

070707_up_fuku.jpg070707_up_tsukasa.jpg
070707_up_hirashige-.jpg070707_up_ucchi.jpg

3試合連続スタメンとなる3人に、この試合初出場初スタメンのヒラシゲ@平繁。
「僕はチーム全員誰とでもやりやすい。とにかく自分の仕事をやりたい。守備は苦手だし、やれるかどうか分からない。でも、このチームでずっと守備をやるように言われてるし、自分がやるべきことは分かっています。
 今は雰囲気がいいので、負けて雰囲気を悪くして(ラウンド16の試合会場となるオタワに)移動したくないので頑張りたいです」
お願いします!ラン☆カンたちもヴィクトリアにいたいです!(懇願)
それにしてもうっちーのビブス姿は、いつ見ても襟首寄ってます(笑)



こちらは終始楽しげで大盛り上がりなスタベン組。だいたい暴れてるのはデカモリシ、大声であおってるのはマッキー。
写真はクリックでうっかり拡大☆デカモリシ魅惑のヒップラインを大画面でご堪能ください(笑)

070707_chiwagenka.jpg

アオコちゃん@青木孝太、なんだかんだとあっちこっちにツッコミを入れては爆笑を誘発。やっぱり根は関西人なのねん。

070707_macky_atom.jpg

ちょこちょこと目立たないところで笑いに絡むアトム。しれっとマッキーにツッコミを入れてます。

070707_michi_ao_ouji_315.jpg
070707_dekashi_enari_282.jpg

ストレッチ百花繚乱。スタバ常連組のミチ・王子そして背中を向けてるアオコちゃんは、いつも近くにいるんだよね…気がつくと。
えなりのポーズはちょっと気持ちよさそう。そしてデカモリシ…そっくりなポーズでくつろぐカンガルーの写真を見たことがあります、ええ。

070707_michi_enari_244.jpg

「ええスネしとんなあ〜。脱毛しとるん?」ん?それともひざ下の長さ、チェック中?ひどいじゃないか、ミチ!(笑)


ということで、いよいよ日本のグループリーグ1位抜けを賭けたU20日本代表対U20ナイジェリア代表、キックオフ☆
この続きは、またあとで…(汗)お暇だったら、おつきあいくださいませ。

2007/07/12

ああ。U20日本代表☆

今、現地時間午前2時過ぎ、ホテルに戻ってきました。
前半、マッキーのヘディングシュートが決まり、アウェーのバックコーナー付近にいたラン☆カンたち、目の前でお馬鹿なゴールパフォーマンスを見られて、ホント天にも昇るような幸福の絶頂(笑)
周りのカナダ人たちも大喜びでした。

そして後半、デカモリシがPKを決めて2-0!
ところがそこからこのままで終わるとは思えないほど、チェコの攻めも分厚くなり、日本は相手のリズムに飲まれ、後手後手にまわってしまいます。

でも、がんばって集中して、ミチがゴールマウスからシュートを弾き出したり、なんとか凌いでいたのですが…

スタジアムで見ていると、なにがどうなのか判然としないPKを2回も取られ、日本は同点に追いつかれてしまいます。

その後チェコの選手が2枚目のイエローで1人退場。
試合はコロンビア人主審の演出過多気味に展開し、延長後半の日本怒濤の波状攻撃も実らず、PK戦へと突入しました。

日本の先攻、1番目はミチ。

止められました。

チェコも1人ポストに当てたのですが、日本はデカモリシも失敗。

負けました。

1本目を外して泣いているミチを、つかさがなぐさめています。


覚悟はしていた部分もあるけれど、まさか目の前でこのU20日本代表が「解散」してしまう、最後の試合を見ることになるとは…



丁寧にスタンドに挨拶して去っていく彼らを見送り、この試合で最後になるヴィクトリアのスタジアムが飾り付けを外し始めるまで、ラン☆カンたちはスタンドから動けませんでした。

オランダ代表のユニを着た、金髪のお兄さんが自分のおでこに貼り付けた大きな日の丸を指差しながら近寄ってきます。
「日本、好きだよ。いいチームだったじゃない。いいゲームだったよ。君の家族が出てるの?」
「ううん。このチームのただのファン。」

不覚にも、ラン☆カンそこで泣いちゃいました…

「いいチームだったよ。日本。ありがとうね。」

ありがとう。でもそんなお礼を言われるべきは、オレたちのU20日本代表チームのみんななんです。

最後、選手たちがバスに乗り込むところを、見送ることにしました。
このメンバーで一緒にいられる、最後の姿です。
カナダ在住の日系人や日本人留学生の人たちに明るく「おつかれさま!」「サインください!」と声をかけられ、笑顔をつくって対応していく選手たち。

泣いたりくやしがったり、そんなことはファンの前でできるはずもないのです。
誰よりもつらいのは選手たち。でも、それを隠そうとする姿にファンの方が勇気づけられ、なぐさめられてしまいました。

本当にいいチームだと思います。

いいチームだったと思います。

「これでもうこのチームを見ることができないんだ」っていう寂しさを噛み締めて、まだ今日は「おつかれさま。ありがとう」の言葉を飲み込んでおくことにします。

ベスト16。彼らがたどりついた最後のゴール。
またあとで、レポをちゃんと書いてラン☆カンもけじめをつけたいと思います。


コメントをくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

解散かベスト8か☆U20日本代表☆今日、チェコ戦です

現地時間7月11日午後8時15分。いよいよオレたちのU20日本代表、存続を賭けた戦いのキックオフです。
カナダ・ヴィクトリアでは、日本が1位抜けを決め次のラウンド16もヴィクトリアで戦うことが決まると、チケットは売り切れ状態になっちゃいました。

070707_ticket.jpg

これは7月7日グループリーグ最終戦、対ナイジェリアのチケット☆

このナイジェリア戦。すでに決勝トーナメント進出が決まり、グループ1位抜けのために、そしてこれからの戦いのために、選ばれた先発メンバーは「サブ組」が主体でした。

でもこのチームは誰がピッチに立っても、やっぱり「あのU20日本代表」だったんです。

前回準優勝国を相手に攻めて引かず、長い足と胸トラップがことごとく「ハンド」にされてしまうジャッジに苦しみながらもリズムを崩さず、最後はボールキープで勝ち点1をしぶとく狙う戦いぶり。
ちょっとだけ連携がずれたところはあったかもしれない、ちょっとだけあと一歩が小さかったり遅れたりしたかもしれない。でも彼ら「サブ組」もスタメン組たちとまったく同じコンセプトで90分間戦いぬき、「ナイジェリア相手に0-0の引き分け。得失点差でグループ首位!」という結果を勝ち取りました!

070707_398.jpg

21人の仲間たち。どこを取り出しても彼らは「同じチーム」。

070707_400.jpg

これは彼らが愛するヴィクトリアに「残れる」ことが決まった瞬間でもあります。
ああ王子!すっげー内股(笑)

070707_410.jpg

高層ビルもなく、さほど大きな街とは言えないダウンタウン。目の前にはアメリカやアラスカ、そして太平洋へとつながっていく港があり、花々があふれ、生活リズムのゆるやかな観光地。
そんな、U20ワールドカップどころかサッカー熱すら高いとは言えないこの街で、日本代表のユニを着た地元の人を見かけました。
スタンドには日の丸をふってくれる人々もいます。

結局オレたちのU20日本代表は、90分間前を向いて走り続け、このピッチでプレーできる喜びや楽しさを、パフォーマンスも交えて表現し続け、チーム内でそしてヴィクトリアという街の中でも共感を得ることで「自分たちの居場所を、自分たち自身で心地よく変化させていった」んだなあ…と思います。

「このチームを決勝まで解散させない。」そんな夢のために、スタメンもサブ組もやるべきことはすべてやり、自分を仲間をチームを信じきれると思えるまで、がんばってきたはず。

自分を信じ、仲間を信じ、チームを信じる。
その力はきっと、彼らを、サポーターを、そして招き入れてくれた街の人々をつなぎ合わせ「さらに別の何か」を生み出せると信じさせてくれる…

そんな期待に満ちたラウンド16・U20日本代表対U20チェコ代表。
風も雲もなく、きっと刺すような夕陽が照りつけるだろう午後8時のヴィクトリアで、キックオフです。

ラン☆カンたちも「信じる気持ちを信じて」応援してきます!!!

****
ナイジェリア戦のレポ、写真を撮りすぎちゃって(どうでもいいものばかり(汗))まだまとめられないのですが、ヴィクトリアにいるうちにアップするつもりです。よかったらおヒマなときにのぞいてみてくださいね☆

ということでおまけ。
ナイジェリア戦後、バスに乗り込む選手たちに行く手を阻まれちゃったので(笑)人垣の遠目から撮ってみました。

070707_ouji_596.jpg

控えメンバーのボール回しでは、痛めた足を一蹴りごとに触って確かめていた王子@柏木陽介。途中出場で不安のないプレーを見せてくれました!

070707_ucchi_559.jpg

替えのきかない選手、右サイドバックのうっちー@内田篤人。試合後恒例となったバックスタンドへのパフォーマンスつき挨拶では、いっつも一歩引いて笑ってるだけ。あまのじゃく野郎です。

070707_nashite_515.jpg

で、でかかった…!今日はひたすら荷物運びに大活躍だったナシテ君@林彰洋。3人でひとつのチームだと言うGK陣は、本当に仲良さそうでした。

2007/07/09

優勝!!目指せ U-20W杯☆日本代表☆決意のサイン

今回の遠征でご一緒させていただいた、梅崎司選手のおじさま梅崎高介さん。本当にお世話になりました!!

おじさまは残念ながらナイジェリア戦だけ観戦されて、明日7月9日カナダを発たれてしまうのですが、司選手と会われて「せっかくだから、司に決意の一言を書いてもらったよ」と見せてくださいました(感涙)

070708_victory.jpg

「優勝!!目指せ U-20W杯 in Canada ume7 2007.7.7」

えっとですね、ホントに見せていただいた瞬間、涙しそうでしたよぅ…

今日はグループリーグを1位で通過した翌日。午後ラン☆カンたちが散歩に出かけたら、すでにヴィクトリア入りしたラウンド16の対戦相手、チェコの選手たちや日本代表選手たちがそぞろ歩いているところに出会いました。

そして今日のヴィクトリアは「ゲイ・パレード」の日。おじさまによるとメインストリートのお祭り騒ぎで練習帰りのバスが進めなくなった選手たちは、途中でおろされるはめに。歩いて帰るところでデカモリシを始め数人、パレードを歓声をあげながら見送ったとか。いや、付いてっちゃわなくてよかった(笑)


今度こそ負けたら「このチームが解散してしまう」決勝トーナメント。試合は11日、ヴィクトリアのアスレティック・パークでチェコと戦います。

つかさの決意の一言が、「このチーム全員の気持ちだ」と信じられるだけのパワーと勢いがあることは間違いありません。

優勝!!目指せ。

サポも信じて、次の決戦を精一杯応援したいと思います。

梅崎先生!本当に本当にいろいろありがとうございました。

070708_umesaki_san.jpg

7月7日のグループリーグ3戦目「対ナイジェリア戦」のレポは、またあとでアップします。

2007/07/07

ヴィクトリアに着いちゃいました☆U20日本代表☆現地観戦の旅!

8時間+25分…カナダの西端、シアトルの上、ヴィクトリアに到着してみました…

「何しにきたの?」という入国審査官に「U20ワールドカップを見に来たよ!」と、寝不足で回転数の悪い脳細胞にむち打って明るく答えたら…
「はあ?」「いやあの、サッカーの大会…」
なにこの温度の低さ!(笑)あげく「友だちが出場してんの?」
してねーーーよ(泣)

というわけで、とりあえず日本から直行便が着くバンクーバーでは、試合が行われないこともあって…というかそういう理由であってほしいほどに「無名な大会」扱い。
しかも、ヴィクトリアへの乗り継ぎが若干ギリギリなタイミング。地元新聞に「日本代表、バンクーバーで乗り継ぎに失敗」とかかれた轍を踏まぬよう、プロペラ機にほぼ駆け込み乗車でやっとたどり着いたヴィクトリア…
歓迎っぷりはこんな感じ↓

0706_vic_airport.jpg

…終了。んもお、誰よカナダでやろうなんて言ったヤツは!

070706_window.jpg

港周辺が一番の繁華街。そこの郵便局でやっとそれらしき飾り付けを発見です。
微妙にホコリっぽいよ、ママン(泣)

0706_vic.jpg

時差は16時間。日本から半日と4時間遅れてるので、今日は7月6日金曜日。なのにものすごい人出。それも平均年齢高し…要するに「観光地」です。

070706_us.jpg

今日の「オレたちのU20日本代表」は試合前日なため1部練習のみ。午後1時半に上陸したラン☆カンたち、練習見学もできずヒマをもてあまし、ヴィクトリア港周遊の旅に出てみました。45分20カナダドル。
黒いドデかい船はアラスカの方からやってくる客船だとか。んで、向こうに見える山並みは「オリンピックマウンテン」…あっちはアメリカ合衆国なんですよう!

港には「エアポート」があって水上飛行機が発着を繰り返してます。お手軽でポピュラーな交通機関の模様。そして「フローティングハウス=水上の家」も人気。かわいい家が浮かぶエリアは、ちょっとディズニーランドのアトラクションめいてました。
「隣人が気に入らなかったら、家ごと移動しちゃえばいいし♪」と言うのはガイド兼操舵長のおじさん。ホントかよ(笑)

とまあ、ちっとも「サッカーの国際大会開催中」な香りを嗅げないヴィクトリア。
それでも港の露天や大道芸人をひやかし歩いてる「U20ウルグアイ代表」を目撃☆
彼らは明日、日本戦の前に同じアスレティックパークでザンビアとの試合を控えてます。

そして日本は…決勝トーナメント進出を決めての3戦目、メンバーを大量に入れ替えて前回大会準優勝のナイジェリアに挑みます。
スタメンはほぼ、1ヶ月前の「ツーロン国際でフランスに1−5でちんちんにされた」メンバーに、つかさを加えた布陣。

勢いのあるスタメン組でそのまま行ってほしい気持ちもあるけど、決勝トーナメントを疲労なく万全の体制で勝ち抜くため、スタベン組の気持ちを落とさないため、という事情もわかります。

「与えられたチャンスは少ないですが、ここでアピールして次につなげたいです。本当にみんな、勝ちたい気持ちでいっぱいです。チームの雰囲気もいいし、あとは試合に勝ってビクトリアに残りたいです。」というマイキー@ハーフナーマイク。

「最初から出たいという気持ちが強かった。早く試合がしたいですね。みんな、試合に出たい気持ちを持ってここに来ていると思うので、早く試合がしたいです。」というセーヤ@藤田征也。

「このチームはたぶん、レギュラーとかサブとかは関係ないと思う。本当に一体感がありますね。個人的には次もチャンスだと思う。」
こう言うつかさはフランスのグルノーブルで短期間にものすごい濃い経験をして、大分に戻ってきた選手。
「Jリーグを戦っていくうちに、『チームで勝ちたい』という気持ちが強くなりました。やっぱりサッカーは11人でやるものなので、次も全員で戦いたいです。」

オレたちのU20日本代表は、全員で21人。21人で一つのチームです。
ツーロンでマイキーが同点弾を決めたものの、その後地元で恥をさらせないフランス代表が怒濤のゲームコントロールを見せて、日本はついに主導権を取り返すことができずに負けてしまったこのスタメンたち…それでも彼らは「日本代表という塊の一部」。
どこを取り出しても「つながっていたい気持ち」「お互いを信じる気持ち」は同じ強さなのだと、信じます。

そんな21人の☆顔写真もつけてみた選手名鑑☆ご用意しました。

ヤツらの、最後の大会。スタンドからラン☆カンも信じる気持ちを送ります!!
だってね、日本が1位通過を決めたら、ラウンド16もヴィクトリアで試合をすることができるんです。2位通過だとヴィクトリアから飛行機で4時間、時差3時間のオタワまで行かなきゃいけないんです!ラン☆カンたちの「旅費」に大きな差がでるんです!
たのんだーーー(泣笑)ってそんな理由かーーー!

070706_mascot.jpg

日差しは痛いくらい、風は凍えるくらい。最高気温26度最低気温13だった本日のヴィクトリア。夜はホントに寒いです。
そんな気温も大会熱も「熱くて寒い」ヴィクトリアで見つけた、大会マスコット!!(たぶん嘘)見つけた瞬間テンション上がりました♪←こんなもので上げるな

ちなみに今の時間は7月7日、もうすぐ午前3時です。