でも「このトロフィーを手にすること」は等しく「日本一強いU18チーム!の称号を得る」というわけで、見るほうも鼻息荒く挑みたい大会なわけです(笑)
過去、圧倒的に「高校部活」が優勢だった高円宮杯。Jリーグができてからクラブユースも勢力を伸ばしてきたけど、なかなか頂点に立てず…。ところがついに去年と一昨年、決勝の地を「広島&磐田」「札幌&ヴェルディ」というクラブユース勢が制圧することに成功!
この間シンガポールで「優勝&ワールドカップ出場権」を奪取してきたU17日本代表も、高校部活所属選手はたったの一人!というほどに、クラブユースのレベルもプライドも上昇中です。
大会はまず「各グループ2位抜け」+「3位の中から2チーム」=「誇り高き16チーム」として生き残るための6つのグループリーグからスタート。
9月16日(土)、戦場の一つ「西が丘」で繰り広げられた2試合を、鼻息荒くのぞき見してきましたっ☆
(相当にいまさらですみません…(汗))
第1試合はいきなり「インターハイ優勝チーム」対「クラセン準優勝チーム」という贅沢な対戦です!
高円宮杯 グループリーグE 第2日 9月16日(土)@西が丘
広島観音高校 1-2 東京ヴェルディ1969ユース
[得点]
61分 11エルサムニー・オサマ(ヴェルディ)
80分 11左山駿介(観音)
89分 8奥田大二郎(ヴェルディ)

イタリア式集合写真…ってラン☆カンは呼んでます(笑)
広島観音高校・メンバー
GK:1中島啓太[2]
DF:3山野裕斗[2]・5梅本洋也[3]・10代健司(C)[3※89早生まれ]・16下江佳裕[2](67分←DF12増田圭祐[3])
MF:6田代寛明[2]・7川上真吾[3](66分←MF15若宮裕樹[2])・8古川恭治[3]
FW:9天根駿[3]・11左山駿介[2※90早生まれ]・13天野智[3]

前列左端、奥田大二郎…くつろぎすぎ(笑)
ちなみにこの日、ヴェルディの電話連絡網が上手く回らなかったらしく、ソックスの色がバラバラ(笑)
「誰だよ、止めたの。今日は緑って誰かメールぐらいしてこいよ!」と少数派のグレーを選択していた7番・ユウキ@小林は思ったことだと思います(嘘)
ヴェルディユース・メンバー
GK:16中根良[3]
DF:2笠松亮太[2](80分←MF17和田拓也[1])・4古川将大[3]・18吉田啓佑[2]・20石井裕紀[2](72分←MF14成田久人[3])
MF:6村杉聡史[3]・7小林裕紀[3]・8奥田大二郎[2]・14成田久人[3]
FW:FW9征矢智和[2]・11エルサムニー・オサマ(C)[3]・22皆川翔太[3](85分←MF30山崎文人[1])
注目は、インターハイの最優秀選手に輝いた観音キャプテン・代くん!と思って気合いを入れていたんですが…なにしろポジションがCB、しかもクラセンMVPのオサマを止めなきゃならないとあって、なかなか渋い活躍ぶり。夜の海に漂うイカのごとく「光り物」につられるラン☆カンの目には、なかなか飛び込んできてくれません(汗)
グループリーグ初戦、旭川実業高校に3-1で勝利し勝ち点3を手にしたヴェルディとは対照的に、広島観音は盛岡商業と(まさかの?)1-1の引き分け。この第2戦を落としてしまうと、インターハイ王者がグループリーグで敗退という崖っぷちに近づくことになってしまいます。
なのにお互い堅牢な守備をアピールするばかりで、観音に至っては前半シュート2本!0-0のまま始まった後半、やっと「勝ち点3をとらなきゃいけない」観音が攻勢に転じます。ところが61分、ヴェルディ・奥田大二郎のタテポン1本をオサマが左足で捕らえてダイレクトシュート!観音は先制点を許しちゃいました。
焦る観音、攻めるヴェルディ。このまま試合が決まっちゃうかと思っていたら、相手のクリアミスがなんと観音11番・左山駿介の足元へ。残り10分というところで左山くんの右足が、ボールをゴールへ突き刺します!1-1の同点!
このまま引き分けで終わったら、ヴェルディもグループリーグ突破に黄色信号が…それでも代くん率いる観音の最終ラインを崩しきれないまま、ロスタイムに突入してしまいました。
ラン☆カンがお互いの勝ち点を暗算しはじめた直後、なんだかオサマがドリブルを始めマイナスへパス。それに飛び込んできたのが奥田大二郎!右足のシュートは、もののみごとにゴールネットを揺らします!1-2!
そして試合はそのまま終了。
ヴェルディの柴田峡監督は試合後こうコメントしています。
「クラブユースが高体連に負けることがあってはならない」
練習方法から戦術、スタメン&スタベンまで選手同士で話し合って決めるという広島観音は、真っ正直に戦いすぎちゃったかもしれません。クラブユースチームの方がちょっぴり「大人のスパイス」が香るかな…そんな気持ちにさせられる1戦でした。

同点弾を決めた11番・左山駿介は、昨季の高校選手権で日本高校選抜に選ばれベガルタ仙台に入団した、左山晋平の弟☆
17番の藤原良くんが抱いているのは、今年3月に卒業して4月に病気で亡くなった先輩の写真だそうです。ご冥福をお祈りします。

キャプテン代くんが、ふと気がつくと…
ベンチに引き上げてきた選手たち、あちこちで号泣の嵐です。

目線を合わせ、気丈にも一人ひとり、声をかけていくキャプテン。
まだまだ、3戦目が残ってます。切り替え!切り替え!
ちなみに、広島観音は「ひろしまかんおん」と発音するそうなんですが、胸のローマ字をそのまま読むと「かんのん」に…
「KANON」だと「かのん」になっちゃう!キーボードで「ん」は「NN」で入力だ!とか、いろいろ逡巡した結果なのかな?(悩)
さて。なかなかピッチから立ち去れなかった広島観音も、次の試合のチームにベンチを明け渡さなきゃいけません。
彼らがしょんぼりと引き上げる姿をあえて無視するようにアップを始めたのは…
インターハイ準々決勝で初芝橋本に5-0で破れた盛岡商業と、旭川実業の2チーム。旭川実業は「北海道王子(プリンスリーグ)」で去年の高円宮準優勝・コンサドーレユースや選手権出場の北海高校などを破って、2位抜けしてきたチームです。
グループリーグの初戦、広島観音と1-1で引き分けた盛岡商とは対照的に、ヴェルディユースに3-1で負けちゃった旭川。試合後「日頃の70〜75%くらいの力しか出せなかった…暑さもそうだが湿度が高い」と監督がコメントしていたので、なんかヨーロッパの国が日本でワールドカップやるみたいなもの?なんて妄想してしまい、実はスゴイかも、と期待していたんですよぅ(笑)
そうしたら…いました、スゴイヤツが!!!
高円宮杯 グループリーグE 第2日 9月16日(土)@西が丘
盛岡商業高校 1-0 旭川実業高校
[得点]
44分 9成田大樹(盛岡商)
結果は前半のロスタイムに盛岡商が奪った先制点以外は、両チームゴールネットを揺らすことはできず…。でも、ラン☆カンを含め多くの人は「盛岡が有利かな〜」というぬるい予想を覆す展開に「やっぱりサッカーって面白い!」って思ったはず。
この試合が面白くなりそうな香りは、選手入場の時から漂っていました…
西が丘はメイン・アウェー側コーナーに入退場口があるため、2列に並んだ選手たちはメインスタンドの前を横切りながらピッチに登場します。
緊張してる顔、気負ってる顔、無表情な顔たちが等間隔で歩いてくるその旭川実業の最後尾、ただならぬものが遅れ気味についてきます…それはFW、11番の金子祐介。
一人、ニコニコ笑いながらメインスタンドを眺め、のしのしと歩いてくるその姿に気づいた瞬間、もう目が離せなくなってしまいました!
邪道で邪悪で極道なたとえをすると、「ビッグマウス@本田圭祐」と「デカモリシ@森島康仁」から生まれた子供ってカンジ?←きゃ〜ぶたないで〜(汗)
↓後列左から2番目が、ユースケ☆

身長180センチ、体重75キロ。ただしその存在感は尋常じゃありません。たぶん普段の彼を見て、サッカー選手だと言い当てられる人はいないでしょう。そのくらい「重たそう」なんです…全体的に。
ところがっ!ああもお、全国のみなさまに見てもらいたいっ!予想に違わず動きは「機敏」から遠く隔たったところにあるわけですが、足の小技が利くんです。なんつーか…着ぐるみ着せたロナウジーニョ?(爆)
彼=ユースケ@金子祐介が、ペナルティボックス手前で「ノールックパス」を通した時には、ラン☆カンあやうく大爆笑するところでした。
このユースケ擁する旭川実業、1年のうち5ヶ月は雪に埋もれ、体育館でしか練習できないとか。そうなると必然的に個人技術を磨くことに。そして彼らは「個人技に優れた、攻撃に味のあるチーム」として北海道王子を勝ち上がってきたのです。
そう、本当に彼らのサッカーは見てて楽しかったです…前半だけは。
中盤のキャプテン6番・藤崎一光を中心として、FW10番・市場大資に球を供給。もちろんサイドに開いたユースケも、パスを出したり自分で突入したりと、まったり攻撃を重ねます。
盛岡商も負けじと攻め立てるチームのようで、前半それぞれが7本シュートを打ち合う派手なゲームに。
ただ、ゴールが決まりません…(泣)このまま終わるかと思った前半ロスタイム、クロスボールのクリアが中途半端になったところを盛岡のFW9番・成田大樹が左足でシュート!1-0で前半が終了します。
さあ、気持ちを切り替えて後半旭川がどんな攻撃をしかけてくるのか、わくわくしていたんですが、この日も西が丘はかんかん照りでとても暑く…「暑さと湿度」にハンデがある北海道のチームは、あきらかに運動量が落ちていました。
前半あれだけ目立っていた6番の藤崎くんがまず消えてしまい、63分にはとうとうユースケ交代(泣)後半だけでそれでも6本シュートは打った旭川ですが精度に欠け、10本のシュートを放った盛岡も決められず、1-0のまま試合は終了。
う〜ん。旭川が前半の運動量を保てていたら結果は違っていたかも。

試合終了後、ベンチで仲間たちを待ち受けるユースケ。意外にも笑顔を浮かべてたりしたので、彼的にはなにか得るものがあった敗戦だったのでしょうか…?
ここで彼の姿が見納めになっちゃうのはくやしいです☆とりあえず、選手権、出てこい!旭川実業!
この結果、グループEは迷宮に突入。ヴェルディのベスト16入りは決定したけど、もし3戦目で、旭川がある程度点を取って広島観音に勝てば、ユースケにもベスト16に進める可能性がっ。そう、広島観音にまさかの最下位という状況もありえるんです。
目が離せなくなった高円宮グループリーグ「第3日」の試合レポ(ただしこんな調子)は、またあとで〜☆

アナウンサー「久しぶりの青いユニは?」洋次郎「楽しかったです。」

河野くんの逆転弾をアシストした、水沼くんのヒールパスがすごすぎだ…!!
勝者だけに許される、恒例のぶっちゅ〜☆




まかしとき!(イメージトーク)
























