都内にキャンパスのある大学は軒並み「麻疹(はしか)」の侵入を食い止めるため、その門を閉ざさなきゃならなくなったわけですが、関東大学リーグは延期を余儀なくされた試合も多々。
でも明治大学サッカー部は元気でした。
24日に発表された、五輪2次予選最終戦メンバーに3年生のDF長友佑都(FC東京・強化指定選手)の名前が。関東リーグでも最終戦を前に首位の駒大とは2ポイント差の2位に付けていました。
そんな明大の(たぶん)サテライトチームの胸を借りたのは、U17日本代表候補たち。
25日。豪雨の中、大学生をそしてチーム内のライバルを相手に45分ハーフの練習試合、キックオフです。

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5月25日(金)
U17日本代表 0-1 明治大学 前半45分
得点 7分:明治大学
◎→5月23日のFC東京戦1本目出場
■GK■
12吉田智志 181cm/73kg ルーテル学院
■DF■
13長谷部彩翔 168cm/58kg 新潟ユース
4 山地 翔 181cm/70kg 浦和ユース
8 濱田水輝 184cm/78kg 浦和ユース
3 吉田 豊◎167cm/61kg 静岡学園
■MF■
11益山 司 178cm/65kg 岐阜工
17田中裕人 170cm/60kg ガンバユース
10八反田康平 168cm/50kg 鹿児島中央
21米本拓司◎172cm/58kg 伊丹高
■FW■
16齋藤 学 165cm/58kg マリノスユース
23富山貴光 177cm/64kg 矢板中央
富山 斉藤
米本 益山
田中 八反田
吉田(豊) 濱田 山地 長谷部
吉田(智)

この2日前に行われた、FC東京戦の1本目(前半)メンバーとはがらっと入れ替えた前半。
なにしろ雨が容赦なく選手を叩いていて、こんなんじゃ集中も利かないのでは…と思う間もなく明大先制。
その後、ハーフコートでの時間帯が続くんですがそれでも「U17、緻密だし丁寧だし、浮き足立ってない!」
そして豪雨を忘れるくらい「両チームおおざっぱなプレーがない」試合展開。
10番は攻撃的ボランチの八反田康平。去年アジアのチャンピオンに輝いた「U17アジア選手権」では、左手首に包帯を巻いてた彼です。
試合が進むうちに、U17も敵陣へとボールをつないで侵入できるように。ただ絶好のタイミングでシュートを打っても、GKの手前、DFにものの見事弾き返されてしまいます。う〜ん。
でも、CKのチャンス!キッカーは久々の招集になった16番の斉藤学。ところが…


気合い充分で助走をしかけたところでツルっっと!!(汗)…「ぷっ」←ごめん吹いちゃった
気を取り直して蹴ったボールは、残念ながらDFがクリア。

とにかく両チーム、誰一人さぼらず動いて動いてボールを引き出してます。
そりゃー雨の中でものどは乾くよね…
ナマブ@斉藤は、なかなか立派な大臀筋!←またヒップかよ
13番は右SBに入っている長谷部彩翔。23番FW富山貴光の方へ近寄ろうとしているのは、11番の右SHというか2列目、益山司。
実は試合が始まってしばらくは、マリノスユースの端戸仁だと思い込んでた「11番」(汗)
ラン☆カン的にはこの益山くん、大注目選手になりました!2列目の右でボールを捌いていた彼、ボールのおさまりも任せて安心だし、ものすごい存在感です。なんか、つい見ちゃうカンジ。

大学生相手に大健闘、というよりほぼ互角だった彼ら。失点もノーゴールも「ガタイの差」って気がします。
悔しくてたまらないのか雨でうんざりなのかその両方なのか、引き上げてくる顔は渋面ばかり。
4番はCB山地翔、左SBを努めたのは3番・吉田豊、そして23番はマナブ@斉藤と2トップを組んだ富山貴光。
雨は激しくなるばかり…そんな中、後半45分のメンバーが円陣を組みます。

CB濱田くん、左SB吉田くん、ボランチの八反田くん、そしてラン☆カン急遽注目中の益山くん以外は総入れ替え。
20番ベイビーフェイス山田直輝、その右はラン☆カンわくわく中の19番・岡本知剛。そしてその隣が「アジア選手権、誰もが諦めかけたPK戦で仲間を鼓舞した男」山浦公裕20番。

気合いを入れる、山浦くん。ああ「U17ワールドカップ出場権のかかったイランとのPK戦」の、そのエピソードがなるほどねって納得できるシーンです。
アジア選手権のメンバーが中心となったこの後半、それでも山浦くんのようにスタメンの座も本戦への出場も、ボーダーライン上な選手も混じっています。雨だろうが相手が大学生だろうが「やってやる!」気迫充分。


すでに広島のトップチームのキャンプや練習試合に参加。もみ上げ直してる姿はまさに「あ〜岡本くんだあ」
髪の毛も伸びてきました☆
そしてあまりメンバーを変えていないと思われる明大。たとえ日本一上手いヤツらだろうとも高校生相手に負けるわけにはいきません。
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U17日本代表 0-1 明治大学 45分
得点 43分:明治大学
◎→FC東京戦1本目出場
■GK■
1廣永遼太郎◎183cm/75kg FC東京U-18
■DF■
9山浦公裕 170cm/58kg FC東京U-18
→5高橋峻希◎164cm/54kg 浦和ユース
8濱田水輝 184cm/78kg 浦和ユース
→7甲斐公博◎176cm/60kg マリノスユース
2金井貢史◎173cm/61kg マリノスユース
6山崎正登 170cm/57kg 柏U-18
■MF■
3吉田 豊◎167cm/61kg 静岡学園
→18端戸 仁◎173cm/58kg マリノスユース
10八反田康平 168cm/50kg 鹿児島中央
→15河野広貴◎165cm/58kg ヴェルディユース
19岡本知剛◎174cm/63kg 広島ユース
20山田直輝◎165cm/60kg 浦和ユース
■FW■
22大塚翔平◎177cm/64kg ガンバユース
11益山 司 178cm/65kg 岐阜工
→14比嘉厚平 163cm/55kg 柏U-18
益山 大塚
山田 吉田
岡本 八反田
山崎 金井 濱田 山浦
廣永

CKのピンチ。守るのは「アジア選手権の守護神」廣永遼太郎。関東王子(プリンスリーグ)では出場機会のない廣永くん、試合勘がないかもなんて不安を吹き飛ばす集中っぷりです。
1番ひやりとしたのが、相手のシュートがDFの背中に当たり、あわやオウンゴールになりかけた時。
ユースチームの監督や、クラブの強化部関係者、取材記者に大榎@早稲田大学監督などなど、寡黙に試合を凝視するおじさまたちでいっぱいのスタンドが、唯一どよめいた瞬間でした(苦笑)

2番はCB金井貢史、そして山浦くんと仲良さそうに入場してきたベイビーフェイス@山田。
この後半チームは、途中でメンバーをどんどん交代して合宿に呼んだ全員を試しきりました。
山浦くんも20分過ぎに高橋峻希と交代。合計6人が20分程度の出場になったわけですが、ゴールラインから外に出てトラックを回って戻ってくる山浦くん、やっぱり悔しそうだったなあ…

前半同様、あまりシュートチャンスまで持ち込めなかったU17。それでもボランチの岡本くんがまさに中盤の軸になってボールを動かしていました。
このまま持ちこたえられるかと思った43分、左のスペースに追いつめたはずの相手からゴール前に集まっていたU17たちの密集を横切るパスをつながれ、飛び込んできた明大のスライディングゴールがネットを揺らします。
そしてそこからスコアは動かず試合終了。0-1、0-1、合計0-2でU17日本代表候補、負けてしまいました。
練習試合とは思えないほどの悔しさ満載な顔で引き上げてくる選手たち…

アジア選手権MVPの柿谷曜一朗@セレッソをチーム事情で、キャプテン水沼宏太@マリノスユースを怪我で欠いた今回の代表合宿。
本気を出してくれた明大相手に、それでも彼らはとてもいいチームであることを自ら証明してくれました。
何がいいって、ヤツら「絶対前を向いてプレー」するんです。
ホントに酷い雨の中、集中を切らすことなく、苦し紛れのクリアボールやバックパスの1本すらなく、無駄に放り込むこともせず、ボールを持ったらまず「前へ行くこと」を考える。
誰かがボールを持ったら、3人ぐらいが同時に走り出し、パスを出した選手はそのまま次のプレーに向かって走り出す。
城福監督の言う「人とボールが動くサッカー」…まさにこういうことだよねっていうプレーを、彼らは与えられた時間中体現し続けていました。
1か月後には韓国遠征へ行くU17日本代表候補たち。彼らのまじめさひたむきさが、途切れることなく完成へと繋がっていくように応援したいです。
今回の合宿招集メンバーリストはここをぽちっとね。
さて。いい試合見れちゃったし帰ろっかなと立ち上がったら、なにやらピッチで始まりました…

両チームの選手が自分たちでゴールマウスをお片付けする決まりの模様。ところが人数ばっかりそろってても要領を得ないU17たち、マウスはピクリとも動きません(笑)業を煮やした係のおじさんにご指名を受ける15番・チビ@河野くん…「あっちのお兄さんたちに、聞いてきなさい!」
スパイ役を引き受けたチビ、ピッチを縦に走る走る…


明大側はさくさく進行中。すでにマウスは運び出されネットは地引き網状態です。お兄さんたちを手伝うようにと配属されてた廣永くんや山田くんたちは、逆にボー然と見守るだけ(笑)「あれ?誰に聞けば…」キョドる河野くん。
その間、U17もなんかのはずみでマウスを動かすことに成功!っつーか、下敷きになんないようにね(汗)

スパイ・河野くん、戻ってくるものの…「今更おっせーよ」がーん…ピッチ往復したのに(泣)
この時点で明大のお兄さんたちは、すべての片付けを終えて撤収してます。なんてどんくさいんだ、お前ら!(爆)

ふ〜やれやれ。風邪引かないようにね。あと麻疹にも要注意!お疲れさまでした。
それにしても、今年の高校選手権準決勝を思い起こさせるような豪雨だったこの日。90分のプレー中、水しぶきが上がることすらなかったピッチを持つ駒沢競技場は「駒沢オリンピック公園」の中にある由緒正しき「国立」のスタジアムです。
そんなマラソンゲートのシャッターに張られた注意書き…

インドのバンガロールには犬。そして駒沢には猫(笑)
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5月23日(水)に行われたFC東京との練習試合の結果
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U17日本代表 1-0 FC東京 45分
得点:42分・河野広貴
(吉田豊からの縦パスに右サイドを突破して)
■GK■
廣永遼太郎(東京U18)
■DF■
高橋峻希(浦和ユース)
金井貢史(マリノスユース)
甲斐公博(マリノスユース)
吉田 豊(静岡学園)
■MF■
岡本知剛(広島ユース)
米本拓司(伊丹高)
山田直輝(浦和ユース)
河野広貴(ヴェルディユース)
■FW■
端戸 仁(マリノスユース)
大塚翔平(ガンバユース)
実はこの日、ナビスコカップがあるため試合に登場したのは東京に入団1、2年目の若手プラス練習生でした。
東京のスタメン
GK権田修一
DF長友佑都(明大3年・強化指定)、小山泰志、吉本一謙、斎藤雅也(明大4年)
MF柳瀬貴史(早大・東京U15出身)、池上礼一、中野遼太郎(早大1年・東京U18出身)、寺島尚彦(早大1年・東京U15出身、前年度の高校選手権開幕戦で滝川第二に敗れた曉星のキャプテン)
FW森村昂太、小澤竜己
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FC東京 1-0 U-17日本代表 45分
得点:36分・岡田翔平(東京U-18)
後半20分までにメンバー総入れ替えしたU17日本代表。東京もさらに東京U18っ子たちを投入。去年と今年、ユースの試合で対戦してるような面子がそろっちゃってます…
GK阿部伸行
DF練習生、小山泰志、吉本一謙、金子祐二(U18)
MF池上礼一、井澤惇(U18)、小澤竜己、練習生
FW森村昂太、岡田翔平(U18)













