ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2007/07/26

努力・友情・勝利☆U20日本代表☆冒険の終わりと始まり

負けたらこのチームが解散してしまう――

そんなひりひりした気持ちを、最初に無意識に純粋に、言葉に置き換え発声したのは誰だったのか…

彼らに置き去りにされた、7月13日。
チェコ戦の翌日12日に日本へと発ってしまったU20日本代表。もうここにはいない、それどころかすでに「記録の一部」になってしまった彼らの残像を、反芻しながら消化しきれず、時に涙などうるうるあふれさせながら、ヴィクトリアでの最後の散歩に出かけました。

滞在中、日課となったというより、それしかやることがなかった散歩。
ルートは一番にぎやかな港の露天や大道芸人をひやかすことからスタートして、州議事堂前を通りフェリー乗り場を横目にローレル・ポイント・ヒルの散策路へ。そこからさらに奥の、フローティングハウスが並び、列ができるほど大盛況な「フィッシュ&チップス屋」が浮かぶフィッシャーマンズ・ワーフが終点。

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このルート上で、コーチや選手たちに行き会ってしまったこともたびたび。
おだやかで光に満ちたヴィクトリアさながらに、彼らU20日本代表にも甘やかで輝かしいすぐ先の未来が見えていたはずだったのに…

このチームが好きだから。1試合でも多くみんなとサッカーがやりたい――

彼らの口から発せられたこの気持ちが、呪文のように彼ら自身をそしてサポーターを、一つにまとめ「ある一定の方向へ」誘ったことは確かです。

**
さかのぼること8ヶ月前の2006年11月6日。インド。
これに負ければU20ワールドカップへの出場が即座に消滅する、アジアユース準々決勝・対サウジアラビア戦。
日本は先制したものの後半PKで追いつかれてしまい、延長を覚悟した89分…柏木陽介のシュートのこぼれを狙いにいった青木孝太が、日本をカナダへと導く決勝弾を叩き込みます。

その瞬間の10ヶ月前、2006年1月9日。青木孝太は滋賀県代表・野洲高校サッカー部員として「全国高校サッカー選手権」決勝のピッチに立っていました。
前年度優勝の鹿児島実業から先制点を挙げた野洲は、しかし後半に追いつかれ1−1のまま延長戦に突入してしまいます。その時選手たちは山本監督にこう言われたのでした。

「よかったな。まだあと20分、このチームでサッカーができるじゃないか」

延長後半に決勝弾が決まり、選手権王者となった野洲。そして卒業後ジェフ千葉に入団した青木孝太は、そのサウジアラビア戦のゴールを決めた直後、興奮して追いすがる仲間たちをぶっちぎり、たった26分前まで自分が座っていた場所へとダッシュします。

「ゴールが入った瞬間、これでまたみんなとサッカーができると思って、ベンチに思いっきり走りました。」

**
このカナダを目指すチームが立ち上がったのは2005年。
そして2005年8月、静岡。SBSカップ国際ユースサッカー。
この大会で初めて見た彼らU18日本代表は、一人一人のキャラが立っていて能力は高そうなのに、なにか「ぼんやり」としたチームでした。

対戦相手は、2年後の2007年7月22日、U20ワールドカップで優勝を果たすことになるアルゼンチン代表。決勝は出場停止だった(泣)キャプテンのカアイス、ブロンズシュー(得点王3位)&シルバーボール(準MVP)獲得の「enano(おちびちゃん)」モラレス、そしてチェコから決勝弾をあげたサーラテがエコパのピッチに立っています。

1−2と逆転負けをした、この時のU18日本代表。終了のホイッスルとともに、キャプテン・福元洋平と青山隼はがっくりとピッチに座り込んだのですが…「そうだよね、よく頑張ったけど悔しいね」という感慨を引き起こさなかったのが当時のチーム。そんなに悔しがるほど勝ちたかったんだっけ?と思わされるような「勝利への執念」を感じないチームだったのです。

そして翌月9月の仙台カップでは、東北選抜を相手に2−5という大敗を喫した彼ら。U20アジア1次予選を翌月に控えた10月の韓国遠征でも、2−5で叩きのめされてしまいます…問題点はすでに指摘され続けていました。

「試合中、精神的に切れてしまう」

ちょっとしたきっかけで、チームという有機体を持続させる集中を失ってしまい、立て直せなくなる…

不安いっぱいのまま11月アジア1次予選を迎え、本気の崖っぷちへと自ら望んで追い込まれていったこのチームは、最終戦・北朝鮮との試合で「負けたくない!」という想いをやっとむき出しにして――それでも「絶対勝つ!」というほどの気迫はないままに――84分、交代出場・安田理大の決勝弾でなんとか「アジア最終予選・アジアユース」へと希望をつなぎます。

安田理大と交代、ベンチで「その瞬間」を待っていた梅崎司は「うれし涙を初めて流し」、彼と同じく学年が1つ上の河原和寿はこう言いました。

「落ちたメンバーのためにも次につなげたかった」

2試合続けて大敗したまま、予選に突入したU18日本代表。それでも「ぼんやり」としていた彼らの中に「勝って涙を流せるほどの集中力」と「誰か自分以外の仲間のために戦う気持ち」がやっと芽生え始めていたのかもしれません。

**
そして迎えた翌2006年1月。カタール国際。
アジア最終予選への助走に入ったU19日本代表は「一旦白紙に戻すよ」という吉田監督の言葉通り、新しいメンバーを迎え入れます。

前年の暮「Jユース・サハラカップ」で優勝を果たした清水ユースから得点王の長沢駿、左SBの佐野克彦。準優勝の神戸からはDF柳川雅樹。
高校選手権出場校からは王者となった野洲のFW青木孝太、準々決勝で鹿児島実業に破れた滝川第二・FW森島康仁。
さらに選手権出場はならなかったものの、吉田監督がずっと呼んでみたかったという前橋育英のMF田中亜土夢。

結果的にこの時呼び集めた「高体連組」がぼんやりおっとりだったU19日本代表に凄まじい化学変化を引き起こすことになります。

彼らがもたらしたものは、集中すること。
仲間との戦いに、そしてその仲間とつながっていくことに、集中すること。
仲間と作り上げるチームという有機体を勝利させるために、集中すること。

寸前まで「負けたら終わり」という大会を戦ってきたこの高校サッカー部員たち、そして各ポジションに出現した「ライバル」、という刺激的な存在にチームが活性化したことで、U19日本代表は準決勝でドイツを破り、決勝では韓国をPK戦の末下し、初の国際タイトルを手にすることになりました。



カタール国際以降、大掛かりな候補合宿や中国・インド遠征を経てメンバーを固めたU19日本代表。彼らの多くはこの年の春、プロとして生きていくため「チームの解散が前提にない世界」での戦いをスタートさせています。

そんななか迎えた2006年11月、アジア最終予選のあの決勝弾で、プロの一人である青木孝太が
「またみんなでサッカーができる」
――こうコメントしたことはものすごく衝撃的でした。

まだ、「あのモチベーション」でチームを感じることができる選手がいる。
「負けたら解散」というモチベーションで、「日本代表」というチームをとらえている選手がいる。

そして彼らは「このチームでアジア王者になって、新しい歴史を作る!」と準決勝で韓国をPK戦で下し、決勝で…北朝鮮にPK戦で敗れ、アジアユース準優勝となりました。
ここからU19は別のフェーズへと移行します。それは「敗戦を分析して、二度と同じミスをしない」というチームへの進化。

アジア準優勝で慢心した、と槙野智章が猛省した2007年3月ポルトガル遠征、そしてワールドカップ直前の6月ツーロン国際での失敗。
でもこの失敗が次の成功を生む、と信じさせてくれるほどの「自信」が彼らから発せられるようになっていました。

そのツーロン国際で、またしてもこのキーワードが…今度は内田篤人の口から飛び出します。

「僕はこのチームがかなり好きで、一緒にやっていきたいので、1試合でも多くやりたいです」

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細心の注意を払って臨んだU20ワールドカップ初戦、対スコットランド。
ここで披露された「ゴールパフォーマンス」に、マスコミはこぞって「調子乗り世代」「悪ガキ世代」というコピーを冠したけれど、実は彼らがいわゆる揶揄する意味での「調子乗り」だったことは一度もなく、ここまでの2年間地味に着実にチームを作り上げ、最終的に「このチームで1試合でも多く!」という高校選手権でさんざんあおられるようなあの「ひりひりした切迫感」を「22人の仲間とともに乗り越えていくんだ」という、力に変換させた…あれはそういう瞬間だったのだと思うのです。

ツーロン国際が終わり、発表された「21人の仲間」。ここで初めて彼らが対峙するのがチーム内のライバルではなく、世界各国の「21人」という明確な姿をとることが解禁されました。
完全なチームとなった彼らが、全員同じ方向を向いてつながっているのだという意思表示を第三者にも知らしめるために、ジャグジーにつかりながらみんなで考えたのがあのパフォーマンス。

「点を取ること」「勝つこと」が大前提という気迫とそのばかばかしさのギャップに、ヴィクトリアの人々そしてテレビ画面の向こうにいた日本の「観客」たちを、いっきに惹き付けてしまう結果となった彼らのお祭り騒ぎは、全てこの一点に集約されています。それは「このチームを解散させたくない」という気持ち。

21人の力でグループリーグ3戦を勝ち抜き、彼らを温かく明るく迎え入れてくれたヴィクトリアに残るための1位通過を手に入れたU20日本代表。
ところが今度こそ本当に「負けたらその瞬間チームは解散」というラウンド16チェコ戦で、予期せぬことが起こります。

それは2点のリードという「今まで経験したことがない有利な立場」。
それまでの彼らの問題点は「自分たちが不利になったときに精神的に切れてしまう」ということであって、それを克服したことで手に入れた「当然の結果」に、ピッチに立つ彼ら自身がとまどってしまったのです。
そしていきなりアウェーに転じたスタジアムの雰囲気にも彼らは明らかに動揺していました…

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彼らをU20日本代表として愛し育み…最後に予告もなくいきなり突き放したスタンド。
チェコへの声援と地鳴りのような足踏みの坩堝の中、それでも彼らが「自分を信じている」ことを「信じて」いました。
これまで「手痛い失敗」をしては「次の試合に修正して乗り越えてきた」日本代表。
このワールドカップでさらに「自分越え」をしてきた日本代表。
今までのように、「次の試合」ではなく「試合中に」修正をし、乗り越えていく力を手にしてくれたんじゃないか…
そう信じていたかった。

でも彼らが動揺のあまり離してしまったお互いの手が、再びつなぎ合わされることはありませんでした。

もしかしたら、このチェコ戦に勝つことができたら、彼らはまた修正を即座に加え柔軟に対応し、さらに「お互いが自信と信頼でつなぎ合い織り合わされた」日本代表として準々決勝のピッチに現れたのかもしれません。

でも彼らにその時間は与えられませんでした。
世界とはそういう場なのでしょう…現にこの時スタンドを味方につけPK戦を制したチェコ代表は、チームとしての力を飛躍的にアップさせて決勝まで上り詰めたのです。
そう、U20日本代表が手ずからこぼしてしまった未来へ…。

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「またみんなでサッカーができる」インドのピッチで日本代表選手が初めて発した「チームを解散させたくない」という想いは、最終的に「このチームには、団体スポーツの一番の原点である結束力がある。」と青山隼に振り返らせるまでに昇華しました。

「友情の固まりみたいなチームだった」。

そして「やっこさんのためにも勝ちたい!」と選手みんなに言わしめた吉田監督、最後の――涙の――ロッカールームについて槙野智章はこうコメントしています。
「試合後は絶対泣かない吉田監督も泣いていた。これでチームは終わりだけど、まだ選手には次があるぞ頑張れって。
チーム結成からの2年間半で色々とみんなに嫌なことや、傷つけることも言ったかもしれないけれどって監督に言われて、みんな泣いた。」

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2006年ドイツワールドカップ。ジーコジャパンを応援するために飛んだドルトムントのスタジアムで、ブラジルを相手に敗戦濃厚な後半、数人の選手がベンチでへらへらと笑っている姿に絶望させられた、その4カ月後。「自堕落な大人の世界なんて知らないよ」とでも言わんばかりな柿谷曜一朗や水沼宏太らU16日本代表が、「自分たちを信じきって」アジアの王者となり、清々しい希望を見た思いでした。

そしてこのU20ワールドカップ。
「自分たちを信じきる」ことに加えて「日本代表というチームが、友情という人と人をつなげる力を得たことの結果」の瞬間に立ち会いました。
ベスト16。前回、前々回と同じ記録。
でもこれは2年半の間、弱いと揶揄され、つねに期待されない状況の中で、彼らが必死に育んだ「チームとしての力」がなし得た結果。決して同じではありません。

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「友情でつながったチームを解散させないために、1試合でも多く」

たとえ代表チームであろうとも、見ている他人が心を動かされるのは「人と人がつながる瞬間」そしてそれがもたらしてくれるであろう「結果」。
それを言葉にして外へ向けて発し、自ら絡めとられるように走り続けた2007年のU20日本代表は、やっぱり希有なチームだったと思うのです。

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残念ながら彼らはその先へ、さらに友情を超えたチームとしてのつながりのもたらすもう一歩先へ、進んでいくための力を得ることはできませんでした。

彼らが最後にプレーしたロイヤル・アスレティックパーク。2日後の7月13日にはすでにサッカー場としての設備の取り壊しが行われ、野球場という日常を取り戻そうとしていました。

全てはプレーした選手それぞれの、観客それぞれの、サポーターそれぞれの記憶の中に封じ込められていきます。

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2007年7月11日、チェコ戦当日。午後2時過ぎ。
ロイヤル・ポイント・ヒルのベンチで一人静かに遥かを見つめストレッチをしている選手を見かけました。
彼の網膜に映っていたのが何だったのか知り得ようもないけれど、そこから垣間見えたかもしれない未来に、あるいは過去に、このチームが「勇気を与えてくれるもの」として存在し続けることを願っています。

U20日本代表。2年半、お疲れ様でした。

そして、本当に、本当に、ありがとうございました。
posted by ラン☆カン at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/25

【現地レポ5】1分でも1秒でも長く…☆U20日本代表対U20チェコ代表(その3)

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「カワさん(河原)が代わってから、自分も守備を頑張りました。コウタ(青木)も、PKを与えてしまって動揺していたのでフォローしました。」

負けたらそこで全てが終わり!という試合で、2点のリードを活かしきれなかったオレたちの日本代表。
でも、逆境なら何度もくぐり抜けてます(苦笑)

この「U20ワールドカップ」への出場権がかかった去年のアジアユース、対サウジアラビア戦。1点リードで迎えた後半にデカモリシがとられた「PK」。
読みは合っていたのに止めきれず同点にされたナシテ君が「PKを与えたシーンで、モリシは既に泣いていました。」とふり返ったあのピンチを救ったのが、後半44分56秒『アオコ@青木、日本をカナダへ導く決勝弾!!』でした。

デカモリシのアタマを、あのシーンがよぎっちゃったかもしれません…

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PKで失ってしまった2点。PKで失ってしまった「観衆からのサポート」。
でも、デカモリシがアオコちゃんを気遣うように、
「僕らが踏ん張れず、攻めの選手には申し訳ない気持ちでいっぱい…」と、あおじゅん@青山が悔やむように、
仲間のためになんとかしたい、という気持ちが途切れることはありません。

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ここまでの3試合、そしてこの試合前半のように、もう一度自分を信じきり、

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仲間を信じきって「自分たちのサッカー」をすること。

日本ボールで、延長前半キックオフです。

10番の退場で1人少ないチェコは、がっちり引いて強固な守備を敷いています。その頑固さはフィールドプレイヤーが9人とは思えないほど。
そのかわり日本にはスペースとリズムが甦り始めました。

でも、あと1歩、あと1呼吸のタイミングがずれてしまいます。
でも、あと一息、あともうちょっとで彼らの離してしまった手が、もう一度つながるはず!

そして王子@柏木、右からのFK。
直接!?
カーブを描いたボールは、高い音をたててクロスバーに弾かれてしまいました…

延長前半、終了。
15分は、短いです。カウンターを狙っているだけみたいなチェコ、PK戦に持ち込みたいのかも。
そして観衆は固唾をのんで「何かが起こらないか」待ち望んでます。
「何か」とは「2点差を追いついたのに10人で戦うハメになったチェコが勝つような」ドラマチックなこと。

普通ならすぐエンドを変えてキックオフされるだろう後半は、主審に急かされることなく両チームともベンチで準備を整えたのち、始まりました。

15分以内に日本が揺らすべきゴールネットは、幸いにもラン☆カンの目の前にあります。
そして、いきなり崖っぷちを全力疾走するみたいな焦燥感でなだれこんでくる青いユニフォームたち。
でもその「焦り」はゴールに結びつきません…「焦り」は不安からくるもの、その「不安」は恐怖からくるもの。
「恐怖」は、自分を見失ったことからくるもの…

残り3分。
王子が目の前のコーナーにゆっくりとやって来ました。
両手で抱えたボールに、祈るようなキス。
もしかしたら王子だけは冷静なのかも。本当に自分も仲間も見失っていないのかも。

そこから窒息しそうなくらいの波状攻撃が始まりました。
王子のコーナーキックにマッキーがヘディング!クリアボールを誰かひろって折り返して(ごめんよくわかんない(泣))あおじゅんシュート!でもぼてぼて気味!それをカガワくん@香川がシュート!!!チェコ、弾く!!!

うわああああああんんん!!!!!(泣)入らないーーーーー!!!

と、コロンビア人の主審に詰め寄るオレたちの日本代表。何が起こっていたのかスタンドからはわからなかったのですが…あおじゅんが必死に食い下がっている顔だけが、絶望的な流れの中で印象に残ってます…
よくわかんないけど、やっぱりお前かよコロンビア人!!よくわかんないけど、お前が悪い!コロンビア人!(怒)

その直後、再び訪れたCKチャンス。
王子はまた、ボールにキスしました。今度こそ、今度こそ…もう直接狙っちゃってもいいから!王子!
マッキー!ボレーーーー!!!
弾かれたあああああああぁぁぁ…(泣)

そして、ボールを奪い取った日本、うっちーのクロスからアオコ、ヘディングシューーーーーート!!
枠に飛ばないいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!(泣)

ホイッスル!PK戦突入!チェコの思うつぼ!
でも、アジアユース準決勝で韓国のPKを2本止めて決勝に導いたナシテ君、自信はあるはず。
決勝で北朝鮮とのPK戦、1本も止められずに負けたことは思い出さずに!←おい

というようなことをぐるぐる考えていたら、なんだかまたしても選手たちがコロンビア人に詰め寄ってます。
そしてレッド!???誰に?なぜに?

結局試合の翌日までことのあらましは分からなかったのですが…カガワくんのシュートは「チェコのハンドで」弾き出され、セーヤ@藤田は試合終了間際、相手の行為に腹を立て、アタマをぱしんっと叩いたことがばれて一発退場だった…とか。

救いなのは、そのことでチームが動揺したようには見えなかったこと。
騒然とするスタジアムで、オレたちのU20日本代表はチームの存続を賭けたPK戦への準備を進めています。

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ナシテ君の肩をつかむ慶越GKコーチ、たけしゃん@武田&キリ@桐畑…
バックスタンドの観客はみんな自分の席に上って総立ちです。写真がブレてるのは、暗いせいもあるけどスタンドが微妙に揺れてるからでもあります(泣)

ベンチ前で、チーム全員の円陣。
そしてピッチ上で10人の円陣。

日本、先攻。
こういう時、サポはどうしたらいいんでしょう?なんか、祈った方がいいのかな。ゴールが決まってるところをイメトレした方がいいのかな。念力でも送った方がいいのかな…どうしようもないんですけど、どうにかしたい。

ミチ。GK、弾く!前のチェコサポお姉さん、大絶叫!スタンド大盛り上がり。
チェコ。成功!前のチェコサポお姉さん、大絶叫!スタンド大盛り上がり。
アオコ。成功!スタンド大盛り上がり。お姉さん、沈黙。

ナシテ君は、ボールに触ったり動いてみたり、キッカーの邪魔をしようとしています…が、

チェコ。成功!完全に読んでたのに…ナシテ君(泣)

ふと、通路の向こうを見るとカナダ人の男の子が頬に日の丸をペイントして、指を組みあわせています。大人たちに交じってその姿は埋もれるよう。

マッキー。成功!
盛り上がるスタンドの中で、男の子は「胸をなでおろして」います。そして…チェコの選手が蹴る準備に入ると、なんと「怖くて見てられない」とばかりに祈りながらうつむいちゃいました。うう〜…気持ちはわかるよう…

チェコ。成功。
ああ〜…落胆する男の子。そんな小さな姿すら、ラン☆カンの心の拠り所みたいなことになってきました(泣)

そしてデカモリシ…GKセーブ!

アタマ真っ白です!!!ところが…

チェコ、なんとポスト!失敗!
まだいけるかもしれない。ヤツらに、そして日本人に、「運」は残されてるのかもしれない。

王子。成功!3-3。
次をナシテ君が止めれば、サドンデスに持ち込めます。

なにしていいか分からないサポですが、無意識に念力送りながら祈りました。ナシテ君が止めてる姿をイメージして!

…!ナシテ君、逆でした。

前のチェコサポお姉さん、野生動物も真っ青な雄叫びをあげ続けています。
バックスタンドは望み通りの「劣勢チームが大逆転という結末」を手に入れ、陽気な拍手をピッチに贈っています。

ピッチの上では、青いユニフォームを着たオレたちのU20日本代表が…泣き崩れているようでした。
立ち尽くしている姿も、見えます。
ミチが号泣しているようでした。
オレンジのビブスを付けたつかさが、そんな金髪アタマを抱きかかえています。

1試合でも、1分でも1秒でも、長く…と望んだ彼らの戦いが、ここで終わってしまいました。

監督に、スタッフに、仲間に助け起こされた彼らは、チェコと握手をかわし、バックスタンドの…どん欲な観客に横並びの挨拶を贈り、感謝の気持ちを捧げています。そして、車イス席へ、そしてもう一度ピッチの中ほどへ集まりながらメインスタンドへ。
その間チェコがなにをしていたのか、恐ろしいことにさっぱり記憶にありません。

一人、足早に帰ろうとしている選手がいました。アトムのようです。彼は、涙の止まらない仲間たちをうながすように、ふり返りつつ去っていきます。


結局、ピッチ上でこのチーム「2007年・U20日本代表」を見たのはこのアトムが消えていった瞬間が最後、ということになりました。


潮が引くようにスタンドから消えていく観客、落とされていく照明、はがされていくバナー…


ここから先は、この日ホテルに帰って書いた記事を読んでいただけると嬉しいです。


バスに乗り込む前、一生懸命笑顔をつくってファンに対応していた彼ら。

ただ一人笑うことができなかったのは、「もっと僕が強ければ……そして速ければ……。」と試合後にコメントした、キャプテン@フクモトくん@福元、でした。


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2005年、U18日本代表としてスタートした彼ら。その年アジア1次予選を戦い、2006年にアジア最終予選をインドで戦い準優勝し、2007年U20ワールドカップ2007カナダ大会に出場し、2勝1分1敗…FIFAの規約に従ってPK戦は引き分け扱いということなら2勝2分6得点3失点、ベスト16で負けなしのまま解散した「2007年・U20日本代表」。

「このチームには、団体スポーツの一番の原点である、結束力がある。みんなで笑って泣いて、友情の塊のようなチームだった」@あおじゅん@青山隼


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もう1回だけ、彼らのことを書いてみたいと思います。ラン☆カンのけじめとして。
気が向いたときにでものぞいていただけたら嬉しいです。
posted by ラン☆カン at 17:12 | Comment(1) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/23

【現地レポ4】敵か味方か?地鳴りスタンド…☆U20日本代表対U20チェコ代表(その2)

「ゴールのパフォーマンスは元気球。本当は違うのを考えていたんだけど、陽介が倒れたから(笑)」

キックオフ直後から「中盤でボールをつないで左右に振り、前線へ飛び込んでいく」日本と「中盤を省略気味に長いボールを放り込んで、ガタイの良さを活かして突破してくる」チェコ、というガチンコな応酬が始まった、U20ワールドカップ・ラウンド16。
負けてしまえば即チーム解散という現実は、決勝トーナメントに進んだ16カ国みんな同じです。

ゴールパフォーマンスで自分たちを盛り上げ、観客を盛り上げ、ヴィクトリアの街に包まれるようにその結束を固めてきたオレたちの日本代表。
そしてこの決戦に向け、全員が坊主アタマにすることで気持ちを一つにしてきたチェコ代表。

どちらも自信をもってプレーしている分、小さなミスがあっという間にピンチへとつながります。
そんな中、左サイドのペナルティボックス脇へと落ちていくチェコのロングボール…「ミチーーーーー!後ろーーーー!」
デカイな…マッキーの声(汗)
そして今度はCBの裏を突こうというロングボール…「マキーーーーー!!!!」
落ちてゆく夕日の中、響き渡るミチの怒号。君たち、仲良しですねホントに(笑)

チェコも日本も決定的チャンスを外しつづけ、そのあまりの「がっぷりよつ」具合に「やっぱり決勝トーナメントになると、気迫が全然ちがうぅぅぅ」と半ば感動し、半ば恐怖していた20分過ぎ。バックスタンドの端っこ、アウェー側コーナーの上方にいるラン☆カンたちの目の前に、ボールを持った王子@柏木が颯爽と登場☆
10分くらい前にはFKにアタマであわせようと飛び込んできたマッキーが勢い余ってゴールにダイブ。ネットに絡まってスタンドをおおいに沸かせたばかり。

いけるかもいけるかも…王子、左足CK!

真っ赤なアタマがまたしてもジャンプアップ!!…ぎゃーーーーゴーーーーール!!!!

ぶわっと盛り上がるバックスタンド。その時初めて、ラン☆カンたちの前に座るお姉さんが「チェコサポ」だと判明したのですが…(汗)
っつうかここはアウェー側なので、明らかに嬉しそうじゃないお客さんもそれなりに…(汗)

そんな空気も吹き飛ばす勢いで、コーナーで待ち構える王子の元へ駆け寄ってくる「おばかさんたち」(笑)
両手を突き出すマッキーに、弾かれるように倒れる「おばかさんたち」。
今度はバンザイのまま後ろに倒れるマッキーに、のしかかっていく「おばかさんたち」。

え〜と面白いけどなにそれ?(爆)帰国後マッキーのコメントでやっと判明。元気球でしたか、そうですか。←よくわかってない
でも目の前でホントに目の前で「先制点のパフォーマンス」が見られるなんて!!!

と、瞬間、天にも昇るほど浮かれる気持ちもありつつ、KANKANの「ちょっと長過ぎないかな、怒られないかな」という言葉に不安になる気持ちもありつつ…

そこから日本のペースにもちこめるかなと思ったのもつかの間、チェコも慌てず自分たちのスタイルを崩さずにロングパスで日本ゴールへ押し込んでいきます。派手な展開ではないけど、どちらかを応援しているサポにとっては気の休まる時間はありません。
でも…中立でゲームを楽しみにきている大多数のカナダ人にとっては見所が少なかったのか、チェコの中盤がボールを受けただけで「シューーーー!!(大音量)」
要するに、盛り上げるためにシュート打てよって無茶な声援です(汗)
そして日本がミチのシュートを阻まれ、王子のCKからデカモリシ!というヘディングを決め損ねた後…日本のペナルティエリア内でチェコの選手が倒れましたっ。

PK??なしなしなし!!全力で否定の念力を送る日本サポ。そしてノーファウルの判定!
よかった…あの長引いたゴールパフォーマンスでもコロンビア人の主審は、心証悪くしてなかったみたい…と安堵する間もなく、スタジアムは「ばかやろ〜!せっかく盛り上がってんだからチェコにPK与えてやれよ」と言わんばかりの大ブーイングです(泣)

ちょっとまってみなさん!オレたちの日本代表、1点取って盤石なほど大舞台には慣れてないんですよぅ?あんまりプレッシャーかけないでください…

先制はしたものの、この先の流れはさっぱり読めません。
そして、前半終了間際に雪崩をうって売店へと向かう、スタンドをびっしり埋めたカナダ人たちの盛り上がりっぷりも、どちらに味方するのかさっぱり読めません。

1-0。ちっとも浮かれた気分になれないままU20日本代表対U20チェコ代表、前半終了です。


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夕日が海の向こう、山並みの裏へと沈んで空は青黒く染まり始めました。スタンドやスクリーン同様、仮設の照明は「国立西が丘サッカー場」ぐらいの薄暗さ。

Lサイズの1/6カットぐらいはありそうなピザを片手に、続々とスタンドを昇ってくるカナダ人たちに視界を遮られながら、日本ボールで後半45分のキックオフです!

そして小気味よくつながったパスの終点、GKのど真ん前でアトムが倒されました。
PK!
後半開始早々に、日本追加点のチャンス!
なんかあんまりにも話がうますぎて、信じられない気持ちでいっぱいです…(苦笑)
得点を期待してか、単に見逃さないようにか、続々と立ち上がり始めるスタンド。デカモリシ、ゴーール!!!

きゃーーーーーーーーーー!

先制点からは丁度対角線上になるコーナーで、デカモリシ「カ〜メ〜ハ〜メ〜 !」(笑)
いや、ラン☆カンには遠くてなにやってるのかはさっぱりだったんだけど…(汗)

2-0。負けたら全てが終わってしまう決勝トーナメントで、オレたちのU20日本代表2点のリードです。
でもたやすくひっくり返されやすいスコアが「魔の2-0」。なんとか追加点をと思うのは、サポだけじゃなく選手も同様だったはず。

ところがここから彼らの動きがおかしくなります。
後が無くなったチェコ怒濤の攻撃を、真正面から受けてしまってるカンジ…みんながそれぞれに「なんとかしなきゃ!」と思っているのは伝わってくるのですが、お互いの存在を忘れてしまってるかのようです。

あれだけ「つながっていた」はずの11人。気持ちが切れてしまったのではなく、お互いが手を伸ばすことを忘れ自分が独りぼっちになっていることにすら気がついていない状態。集中はできているのに、中へ中へとどんどん閉じこもっていくみたいに…

スタンドは、チェコの猛攻とそれをなんとか凌いでいる日本の数少ない反撃に無責任な盛り上がりを見せ始めました。面白くなればなんでもいいのね(泣)
そんな時、えなりに替わって投入され、守備に奔走し始めたアオコ@青木が目の前のペナルティボックスで相手ともつれて倒れました。

コロンビア人主審の指先は、ペナルティスポットを向いてます。

まさか!PK!???

だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!
突如ものすごい大歓声とともに沸き起こった地鳴り…スタンドのカナダ人が興奮して脆弱な鉄板を足で踏みならす音です。

チェコがPKを成功させた瞬間には、お前らなんの動物だよってくらいの叫び声にスタンドは蹂躙されました。どうしよう、絶対ピッチの選手たちにもこのお客さんの興奮は伝わっちゃってる…(泣)

その直後、今度はキャプテン@フクモトくんがエンドライン際で相手ともつれ、主審はこれ見よがしにペナルティスポットを指しています。
うそだーーーーー!(泣)

だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!だん!
さらに興奮してスピードの上がる足踏み、吼えまくる観客!
大激震(泣)いや、烈震かも(恐)
絶対バックスタンド、崩れ落ちるよう!でも、このままぐらぐらとスタンドがつぶれていったら、大騒ぎになって主審はPK取り消してくれるかもしんない…っつーか、その前に自分が死んじゃう。もうばかばかばか!!!!せめて足踏みを止めろってば!!

地鳴りと烈震と雄叫びの中、チェコ、再びPK成功!

後半30分あたりで立て続けに取られたペナルティ、日本は約3分間で2-2の同点に追いつかれてしまいました…

「あの時間帯、周りは完全にアウエーの雰囲気になっていました。自分たちを見失ってしまいました。チームとして焦ってしまいましたね。」というのは試合後つかさのコメント。

カナダ人が日本を嫌いになったわけじゃなく、「劣勢のチームが奇跡的に同点に追いついた!さあ、面白くなるぞ!」ということだけですっかり興奮しきった観衆…残酷でした…

経験が足りないから、メンタルが弱いから。
つかさのそしてチームの動揺に理由はいくらでもつけられるけど、今まで温かく応援してくれていた人たちがいきなりエゴむき出しで牙を見せた状態に、オレたちの日本代表もサポーターも、ショックを受けてしまった事実に変わりはありません。

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結局同点のまま90分が終了して、延長の準備に入る両チームベンチを眺めるカナダ人たち。
試合の合間にかならず立ち上がるのは、エコノミー症候群対策?


2-2の内3点がPK、スタジアムを混沌へと叩き込んだ末に、後半終了近くにはチェコの選手がイエロー2枚目で退場…
せめてピッチ内の秩序を保ってくれるはずの審判という大人も、信用できない…少なくともラン☆カンはそう思いました。




でも、このチームを解散させないためには、お互いが信じあってつながること。
たとえ周りがどんなリアクションを起こそうとも「自分自身」を見失わないで、信じきること。
延長にそなえ、ベンチで待ち受けていた仲間たちがストレッチしてくれたり、声をかけてくれたりしています。
…たとえスタジアム中が敵に回っても、この仲間たちだけは絶対に裏切らないと、

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確信できるように。


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7月11日、U20ワールドカップ・ラウンド16「U20日本代表対U20チェコ代表」、チームの存続を賭けた延長戦が始まります。

*****
申し訳ありません…まだつづきます(滝汗)
気が向かれたらまた、のぞいてみてくださいませ。
posted by ラン☆カン at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/22

【現地レポ3】幸運な11500人…☆U20日本代表対U20チェコ代表(その1)

「今ね、選手たちがバスで着いてスタジアムに入るところを見届けて来たのよ!」
ホテルから歩いて15分、港から離れるにつれて風が通らなくなり気温も湿度も上がったみたいに感じられる住宅街の「クック通り(Cook st)」で、3人連れの日系人らしいおばさまたちに声をかけられました。
「日本から応援にいらしたのよね?チケットは持ってらっしゃるの?」
はい、というラン☆カンたちの答えにおばさまがた拍手喝采です(汗)
「すごいわあ!よかったわねえ!もう全然手に入らないのよ…」

そうなんです、キャパが11500人程度と他会場と比べてあまりにも小さいスタジアムで行われているヴィクトリアのU20ワールドカップ、「ラウンド16」「この街にずっと滞在している日本代表の試合」「観戦好きのカナダ人」「この街最後の試合」といろいろな相乗効果で、7/7日本の1位抜けが決まったとたんチケットは売り切れ状態になってしまったとか。ラン☆カンたちもあやうく「チケットがないかも!!」という事態に巻き込まれるところだったんです(滝汗)

「私たちの分も、応援頑張ってね!」
おお〜う…ここでまた重責をになっちゃったラン☆カンたち、一足違いで選手の到着を見届けられなかった自分たちの間抜けさも忘れ、やる気まんまんで入り口を目指します。

「こにちは!」
前を歩くカナダ人親子連れが突然ふり返り、にっこり挨拶してくれました。
キックオフまで1時間半、平日の夜だというのに出足の早いカナダ人のみなさま、続々とスタジアム内のお祭り広場に押し寄せてきます。
晩ご飯をここで調達しようといろんなお店のメニューを見ていたら…「いらっしゃいませ!」ちょっぴりたどたどしいかわいい声をかけられました。カウンターには「声をかけてごらんなさいよ」と妹をつっつくお姉ちゃん、という日系人姉妹らしき小学生の笑顔が。
「CHICKEN ADOBOってなんですか?」英語で聞いてみたら、ほっとしたように「鶏肉をお醤油やお酢で煮て、ご飯にのせたの」と英語で答えてくれた妹さん。

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お姉ちゃんが「楽しんでいってください!」ときれいな日本語で言いながら渡してくれた、これがその「チキン・アドボ」。インディカ米の上にどど〜んともも肉!プラスチックのフォークでほぐせるほど柔らかく煮てあります。すっごいおいしかった!けどご飯が多かった!(笑)ご飯は残しちゃった…ごめん。



ヴィクトリアの人たちが優しいのか、日系人や留学生の人たちの評判がいいのか、快進撃を続けるオレたちの日本代表がかわいくてたまらないのか、「いかにもおのぼりさんな」日本サポのラン☆カンたちに親切に接してくれる人々に感謝しつつ、始まった練習にかぶりつき♪
選手を照らすのは、前日50年ぶりに最高気温記録を更新したと言う「横殴りの夕日」。
ヴィクトリアに来て初めて経験した無風状態の熱帯夜に比べ、今夜は港から冷たい風も時折吹いてきます。でも、午後7時くらいは弱まることを知らない太陽がちょうど目の高さにくるので、眩しさはある意味昼間以上。
そんな中、今日のスタベン組の楽しげなボールまわしが続きます。写真をクリックするとマイキー@ハーフナーの眩しい笑顔、拡大です☆

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今日、勝っても負けても、ラン☆カンたちにとって「U20日本代表を生で見られる最後の試合」。まあ、そんな他人の思い入れはどうでもいいんですが、スタメン組の厳しい表情に心の底から頼もしさを感じ取っちゃいました。カッコいいですよ、お前ら!!

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デカモリシ、マッキーがいたナイジェリア戦のスタベン組とはちがった盛り上がりを見せるサブ組。おお!アオコ@青木に人生設計@ヤナ@柳川がツッコミを!(笑)

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話がついた模様(笑)

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スタメン組は夕日に目を細めながら給水。次はボールを使って仕上げていきます。

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1つ年下で、去年のSBSから呼ばれるようになり、5月の候補合宿でメンバーの座を確保したヒラシゲ@平繁。このチームで居心地の良い場所を見つけたようです。やわらかいいい表情してるなあ…
マイキーの襟足、くりくり巻き毛もやわらかそうだなあ…



そして今日もやっぱり笑いを誘発させてるのは、アオコ☆っつうかね、ホントに仲良さそうに笑うんだよな〜みんな。おっと、写真クリックで拡大です!

横殴りの強烈な夕日に、昨日は無かった雲がうっすらとしたベールをかけ始めました。どんどん人を吸い込んだスタンドはすでにぎっしり満員。午後8時15分のキックオフが近づいてきます。



FIFAアンセムにのって、アウェーゴール裏から選手入場!写真はクリック拡大!
ちょこっとバックスタンドの方を見上げていたつかさ@梅崎、えなり@河原と一瞬手を取り合いました。1つ年上として、けっして派手じゃないけどチームを引っ張ってきた2人。つながっています。

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そして集合写真。キャプテン@フクモトくん@福元は声をかけ続けみんなをつなぎます。
モリゾーはもそもそビブス着込み中…

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円陣前、みんなに握手を求めるマッキー。大丈夫、みんな落ち着いてます。

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これから45分間、手を離してもお互いが「つながっている」と信じていられるように…

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自分と、仲間を信じきれるように…

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エンブレムを握りしめる王子の表情は…自分たちが新しい時間を刻んでいくことへの確信に満ちてます!内股だけどね!(笑)

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むむ?円陣を解いた時にはちゃんとしてたのに…さっそく出したな、つかさ!シャツ!


ピッチの11人が。ベンチの10人が。1分1秒でも長く「このチームでいられるように」と。そのための戦い、いよいよキックオフです。

******
ケータイで読んでいる友だちから「ナイジェリア戦の記事が長い!」と怒られました(汗)
このチェコ戦も怒りをかうこと必至なので、ここで一旦切ります。
まだまだ続くんです…ごめんなさい。
posted by ラン☆カン at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/20

【現地レポ2】ボンバイエ!☆U20日本代表☆ナイジェリア戦☆その2

「頑張りましょう!」
ああ!!ゴリさんだあ…!バックスタンドを昇ってくる真っ黒に日焼けした顔を見つめる、ラン☆カンの不躾な視線に気づいた広島ユース森山佳郎監督が、笑顔でガッツポーズをくれました☆白い歯がまぶしい〜♪

今日は、ユース時代「お前をプロにできなかったら、オレは監督をやめる」と言うゴリさんの情熱を受け、荒れて反抗的でもサッカーだけは本気だったヒラシゲ@平繁、先発。

ゴリさんの前でヘタなプレーはできまい…ヒラシゲ。
よし!この試合&1位抜け。もらったっ、ナイジェリア!!



いよいよ選手入場☆写真はクリックで「顔の判別がつくくらい」に拡大!
おしいぃぃぃ…つかさ@梅崎167センチを、マイキー@ハーフナー194センチとたけしゃん@武田189センチではさまなきゃ(笑)

そして験かつぎでいつも一番最後に入場するというマッキー@槙野のかわりに、この試合は同じ広島ユース出身のヒラシゲがオオトリです。

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集合写真撮影を眺めるスタベン組。
「自分、焼けとんな〜。」たぶんチーム1のガングロ・アオコちゃん@青木と紫外線吸収率比べをする左から3番目のミチ@安田。っつうか、ナシテ君@林…あたりまえだけどひざ下、長!!!
そもそもあまりにも足自体が長いナシテ君は、若干パンツ短めです。太もも露出度が高くてドッキドキです。はい、どうでもいいです(自戒)

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いよいよキックオフ。解いた円陣の中心から激を飛ばし「U20日本代表魂」を注入するフクモトくん@福元。
スコットランド戦とコスタリカ戦、長い芝にちょっととまどったというキャプテンは、それでもCBとして1失点に抑えてくれています。
やってやる!という気合いに満ちた初スタメン組たち、そしてずっとこのチームの中心としてプレーしてきたフクモトくん、うっちー、つかさ。メンバーが変わってもこのチームのコンセプトは同じ。ボールと人を動かし、パスをつなぎ、両サイドから積極的に仕掛け、ラインを下げず前をむき、ゴールマウスへ向かう。

「U20日本代表が21人全員で戦うチームなんだ」ってことを証明して見せる試合、ナイジェリアボールでキックオフです!

日本は風上から風下への攻撃。第1試合のウルグアイ対ザンビア戦から吹き続けていた強い風にのって、前半に点を取っちゃいたいところ。
そしてオレたちの日本代表は、しょっぱなから相手ゴールに攻め込みまくります。でもおおおおお…枠に飛ばないようっ(泣)
そういうことしてるとそっぽを向いちゃうのが、勝利の女神様。日本の攻撃が10分ぐらい連続して実らないままだった直後、ナイジェリア怒濤の連続攻撃が始まります。
CKのピンチには、たけしゃん必死の横っ飛びセーブ!
うおおおお…弾いたああ…!!ぎゃーーーみんなあ、おちつけーーー(汗)

メインスタンドにはナイジェリアサポ集団が、そしてラン☆カンたちの後方には「即席ナイジェリア応援団@さっきまでザンビアサポ」の集団が…
「ボンバイエ!ナイジェリ♪ボンバイエ!ナイジェリ♪」=ヤツラをぶっ殺せ!ナイジェリア♪
んもお(怒)うるさーーーいっつーの!
ボンバイエと言ったら、猪木だろう!!!

強烈な向かい風をものともせず、日本のパスコースをたとえ読み違えてもその長い手足でブロック&ボール奪取してくるナイジェリア。
オレたちの日本代表はぎりぎりのところで集中して守りきるものの、押し込まれっぱなしです…そして、なんか微妙なのが今日の主審。
なにしろマイキーがボールを受けたり、ナイジェリア選手が日本と交錯するとかならず相手ボールのジャッジ(に思える…)。そんなこともあってリズムに乗れない日本代表は防戦一方で前半を終えることになっちゃいました。

とりあえず前半0-0。
たけしゃんの落ち着きっぷりと、マイキーのゴール外しっぷりが(泣)光った45分でした…あと、ボンバイエ。


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でもね。みんなチームコンセプト通りにプレーはできてるんですよぅ。
たぶん足りないのは、あとほんの少しの「国際大会実戦経験」。
前回準優勝のナイジェリア、相手にとって不足はないはず。いつものスタメン組とは違う経験ができてるんだもん、さあこの場でどん欲に吸収して消化して!

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ここで負けたら、ラウンド16は飛行機で4時間・時差3時間のオタワ行き!飛行機代はお前らに請求しちゃうぞ!勝ちに行けーー☆
せち辛い望みも勝手に託された日本代表ボールで後半キックオフ。
ちなみにヒラシゲは白いハーフブーツを履いてるわけじゃありません。あのテーピング、うっ血しないのかな?

陽射しは暑くても、強冷の風がホームゴール裏方向から吹き続けているスタジアム。吹きさらしなバックスタンドはかなり冷え冷えです。
その風にハイクロスボールを押し戻される日本代表(泣)ついでにゲームも押し戻され気味…

そんなボンバイエされそうな日本人の耳に響く「かしかしかしかし!」という聞き覚えのある音。
「あ、あのしゃもじは、槙野くんのおかあさんだわ」
隣り合わせた日本サポの方が教えてくださいました。
おおおー。広島名物のしゃもじを打ち鳴らす応援っすね☆聞こえたかヒラシゲ!ゴリさんはお怒りじゃ(違)

そして!ついに!後半15分、うっちーからのクロスをカガワくんがジャストミートボレーーーー!!!!!
決まったああああ!!!!!

腰を浮かす日本人サポーターたちと、日本びいきカナダ人たち☆ところがあ?

なんでなんでなんでノーゴールぅ???オフサイドフラッグ上がってないし??

こういう時って、スタジアムにいると逆にわかんないんですよう(泣)
結局「史上最高の胸トラップだったのに!あれはハンドじゃない!」という試合後カガワくんのコメントで、やっと状況がわかりました。

もうね前半から怪しかった主審、やっぱりお前かよってカンジです。
それ以降、日本が胸トラップ(特にマイキーが)するたびに全部ぜ〜んぶ「ハンド!」なんだもん(怒)一個とっちゃうと、この先ずっと帳じり合わせしなきゃならないっつー状況じゃん、それ!

若干選手もイライラしはじめ、試合も防戦時間が長くて攻撃は膠着気味。
そこで日本は「前線からより守備ができる」アオコちゃんを投入することに。ところが…交代するヒラシゲ、何を思ったのか牛歩を始めます。
未だに謎なんだけど、残り25分くらいあるのにあれは「時間稼ぎ」?それとも「交代に不満」?んで、案の定イエローゲット(泣)うーんうーん…

その後ちょっと疲れちゃったぽかったつかさに代えてミチを、カガワくんと交代で王子@柏木を投入した日本。この交代で入った3人が「貫録」を見せてとたんに流れがこちらに傾きます。特に王子の試合コントロールぶりは今までそれに見慣れていたせいもあって、安定感抜群。
でもね、なぜだかこの試合は「ボールが枠に飛ばない」の、くすん。
でもね、なぜだかナイジェリアも「枠に飛ばせない」の、えへ。
飛んでもたけしゃんが止めちゃうの、うふ。

ことごとく実らないチャンスに「ボンバイエ」野郎たちも気勢を削がれておとなしめに。でも「とにかく面白いシーンが見たいカナダ人」でいっぱいのバックスタンドは意外にゲームを楽しんでくれてる模様。「しつこくリスタート位置を直す主審にぶちキレかけたフクモトくんが、これ見よがしにオーバーアクションでボールを置き直す。たぶん鼻の穴ふくらんだ状態」なんてところでも盛り上がってたし(笑)

結局最後は日本も引き分け狙いでボールキープに入ったこの試合、ロスタイム3分で「日本のグループリーグ1位抜け。日本代表御一行様とラン☆カンたち、ヴィクトリア延泊決定!」を決めるホイッスルが鳴りました〜。


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誰よりも、ピッチに立った選手よりも、ものすごいハイテンションで駆け寄ってきたあおじゅん@青山。なんか、自分が活躍するよりも嬉しそう(笑)
終了間際にイエローもらっちゃったセーヤ@藤田とハイタッチ☆

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んで、次はたけしゃんにはち切れんばかりの笑顔でハイタッチするあおじゅん(笑)

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さらに「こういう場では特にしれっとしている」うっちーに挑んでいくあおじゅん(爆)

サブ組がどれだけの思いを込めてこのピッチに立ち、無失点という結果を残し、「無敗のまま決勝トーナメントへ」というチーム全員の願いを実現させたのか、もしかしたらあおじゅんは人一倍感じ取ってたのかもしれないです。

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途中交代しちゃったけど、「自分の色をだしつつ」ゲームを作っていたカガワくん。そして21人中唯一ピッチに立っていないキリ@桐畑も、心の底からの笑顔を見せてくれてます。


1カ月前のツーロンで、1-5とフランス代表に惨敗したこのスタメンたち。
「負けた試合」を糧として「負けない試合」を再構築してくれました。
さあ次は「負けちゃいけない試合、決めるべきところで決める」という課題に21人で挑戦です。


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バックスタンドのお客さんたちがそわそわし始めます。
挨拶のために集まってくるオレたちのU20日本代表…よ〜く見ると、すでにミチとマッキー@槙野が「ネタのすり合わせ」中!!!(笑)

そして一列に並んだ日本代表、四股を踏んでつっぱりつっぱり つっぱり!!!(爆)
得点パフォーマンスがお預けになっちゃったこの試合、期待でワクワクだったお客さんたちも大喜びです☆っつーか、お相撲だってわかってくれてるのかな(笑)

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なんか踊ってるし…ってスタバ4人組じゃん!

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若干1名、踊り足りてないし(爆)
この大会、弾けまくりなアオコちゃん。なんかいろんなものが開花しちゃったんすかねえ…

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モリゾー@森重に何か言われて「アタマぽりぽり」。人生設計@ヤナ@柳川、笑ったーーーー(笑)
よく守ってくれたし、セットプレーではチャレンジしてくれました!

喜びの雄叫びをあげつづける日本代表たちの他のスナップと、試合後バスに乗り込むところを人垣のすき間から(笑)撮った写真はこちら〜→

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ということで、グループリーグを無敗・4得点・1失点・1位抜けした「オレたちのU20日本代表」。
21人で一つの、21人全員で戦える、そんなチームだということを証明してくれました。
すごいなあ…2年前のSBSで見たあのチームが、ここまで「お互いを、自分を、信じることのできる集団」になっちゃうんだもん。

などと冷たい風に体冷え冷え、がちがちと合わなくなった歯の根をならしつつも満ち足りた気持ちでスタンドを降りてみたら…絶壁ひな壇の下はこんな状態に。
「濡れてると滑るからね」なんて注意書きがあるけど、この時期のヴィクトリアは雨が降らないそう。

4日後の7月11日。
決勝トーナメントの1試合目。
オレたちのU20日本代表は、またこのスタジアムのピッチに立ちます。


***********
さて。U20ワールドカップもあと決勝を残すのみ。
今さらだらだらと書き連ねている試合観戦レポですが、まだ続きます(汗)
ヤツラの、最後の試合となったチェコ戦…
気が向いたらまたのぞいてみてくださいませ!


posted by ラン☆カン at 20:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/17

【現地レポ1】ボンバイエ!☆U20日本代表☆ナイジェリア戦☆その1

オレたちのU20日本代表に遅れること2日…15日に帰国したランラン☆カンカンの中の人たち。
ラウンド16をどの街で観戦することになるのか、ナイジェリア戦が終わらないと決まらなかったための、余裕をみたスケジュールだったのですが、U20日本代表が先にカナダを発ってしまうことになっちゃうとは…(泣)

ベスト4に残ったのは、日本と優勝候補スペインをPK戦で打ちのめしたチェコ、延長戦でアメリカから逆転弾をうばったオーストリア。そして2年前のSBSで来日したカアイス、モラレス、サーラテもスタメン出場で順調に勝ち上がるアルゼンチンは事実上の決勝戦でメキシコを下し、チリは前回準優勝国のナイジェリアに4-0の完勝で準決勝進出です。

さて。ラウンド16でザンビアを1-2で破って準々決勝チリ戦に進んだナイジェリアと、グループリーグを戦ったのがオレたちのU20日本代表。

2007年7月7日17時。カナダ・ヴィクトリアのアスレティックパークでキックオフされた「日本対ナイジェリア」写真だらけレポです☆

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ダウンタウン…港エリアから歩いて15分。DIYや外車販売店、スーパーなんかが交差点ごとにあらわれる住宅街の中に、元野球場というか「今だけサッカー場」のロイヤルアスレティックパークはあります。
歩道沿いのしょっぱいフェンスに取り付けられた「ドア」。
バスで乗り付ける選手たちはここからぞろぞろとスタジアム入りです。

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中には青少年のサッカーを讃える(?)謎の銅像がっ。忘れ物みたいにすげー取ってつけ!(爆)

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そしてバックスタンドの裏はこんな状態。この蚊トンボの足みたいな骨組みで満員となるお客さんの全体重を支えてます…ちょっと怖い(涙目)

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紫外線量日本の3倍!日なたは暑いんだけど、ホーム側ゴール裏方向、港からは強冷の風が…

ピッチでアップしているのは今日の第1試合、グループBザンビア対ウルグアイの選手たち。
スペインの1位抜けが決まっているため、この結果で2位なのか、ギリギリ3位抜けに滑り込めるのか…という大事な試合。のはずなのに、わりと両チーム大雑把な試合展開です。
ザンビアサポが太鼓を打ち鳴らして歌い通し、盛り上げてはいるものの、8割がたは埋まったバックスタンドもまったりムード。

前半19分にウルグアイGKが一発退場を喰らい、ザンビアがPKを決めて1-0、40分にはザンビアの選手も退場になり、ひょうひょうとプレーするザンビアと何かが噛み合なくてぼーっとしてるウルグアイの試合は、ウルグアイのやる気に疑問を抱かせられつつ前半終了となりました。

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ハーフタイム、FIFA公式グッズショップテントに、ホットドッグ・ピザ・トルティージャなどなど、大喰らいなカナダ人サイズの食べ物を売るテントに周りを囲まれたアウェーゴール裏のお祭り広場(?)へ。
大会エンブレムと国旗を組みあわせたピンの日本バージョンだけ売り切れだったこの公式ショップ、使えるカードは「VISA」オンリー!裁判沙汰にまでなった公式スポンサーの「マスターカード」から「VISA」への鞍替え事件、シビアです。

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ゴール裏にクレーンでつり下げられた電光掲示板と、仮設バックスタンドの裏で虎視眈々と復活の日を誓う、野球のスコアボード。
なんか、移動サーカスみたいな気分だよう…

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「ようこそヴィクトリアへ!試合はどうなると思う?なに、1-0で日本が勝ちそうか。う〜ん」
なんてビール片手のおじさんたちとなごんでいるうちに、オレたちのU20日本代表、スタジアムに到着です☆
スタメンのレフティモンスター@コースケ@太田とセーヤ@藤田に挟まれ、荷物運びをするのは本日スタベンのナシテ君@林とあおじゅん@青山。

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あの「銅像」の脇を降りてくる選手たち。「メンバーを代えたから負けたと言われたくない」そう言うカガワくん@香川の言葉は、今日のスタメン全員の気持ちです。

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「ナンバーイレヴン、マイク・ハーーヴナアア〜!」発音しにくい名前が並ぶ日本代表リストの中に燦然と輝くオアシス状態(笑)スタジアムアナウンサーにはりきってコールされてしまう、マイキー@マイク。
茶髪より顔の方が黒いくらいに日焼けしたアオコ@イケメン玉子@青木は、GKキリ@桐畑と共にまだスタメン出場がありません。う〜ん…集合写真に写りたいだろうなあ…
そして今日、ゴールマウスを守るのは「日本高校選抜inベリンツォーナ大会」でPK戦を制し優勝したたけしゃん@武田。

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そんなたけしゃんを今日もサポート。くさらず陽気にGKチームを盛り上げるキリ。
3戦フル出場のうっちーは、ちょっぴり寝癖アタマ?(笑)

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身長と体つきがそっくりなつかさ@梅崎とアトム@田中を遠目で見分けるコツは、ぴろっと立ち上がった頭頂部の髪(笑)
この大会すっかり精悍な顔つきになったキャプテン@フクモトくん@福元、そう見えるのは坊主アタマのせいだけじゃありません!
そして本日スタベンとなった王子は、練習中に足を痛めた模様…心配です…

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ディフェンシブボランチに入るモリゾー@森重。ゲームを作るカガワくんを後ろから支えます。チャンスがあったらミドルも頼んだ!

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ボディガードを従えて(嘘)の登場はミチ@安田。今日はベンチからチームのテンションを高める重要な役割をになってます(笑)

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前と後ろの要たちマッキー@槙野&えなり@河原。共にチーム立ち上げの時から目立つところで、目立たないところで、仲間を支え続けてます。

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うっかり忘れそうだったウルグアイ対ザンビア、後半キックオフ。アウェーゴール裏のネット越しにのんびり観戦する人につられてザンビアの2点目をここから見るはめに(汗)

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「ボンバイエ!ザンビア♪」=ヤツラをぶっ殺せ!ザンビア♪
90分間アフリカ音楽のコンサート状態なザンビアサポーター。じっとしてるヒマなし(笑)

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そうこうしてるうちにゴール裏では日本とナイジェリア、両チームのアップが始まりました。
試合やってるすぐ側で違うチームがせっせと走り込む…運動会ですか、これは(笑)

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ウルグアイ対ザンビアは結局2-0でザンビアのグループ2位抜けが決定。
両チームの挨拶まわりが終わりきらないうちに、まずはGK陣がピッチで練習を始めます。ハイボールを競り合うナシテ君とたけしゃん。右コーナーには左足でCKを放り込むキリの姿が!右利きなのに、器用です…

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「お前ら、まだいんの?」スタベンたちが荷物を運び入れようとしたベンチには、敗戦でがっくり肩を落とすウルグアイチームが(汗)結局彼らは3位通過できたけど、納得いかない試合だっただろうなあ。それにしても、ユース年代のアフリカ勢は本当にあなどれません。

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今日は俺たちが主役!スタメン組がピッチに駆け込んできました!

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みんな一様に怖いくらい真剣な顔。このメンバーで結果を残すこと、それはオレたちの日本代表が「どこを取り出しても同じように戦うことができる、21人でひとつのチーム」なのだということを、証明するということ。

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3試合連続スタメンとなる3人に、この試合初出場初スタメンのヒラシゲ@平繁。
「僕はチーム全員誰とでもやりやすい。とにかく自分の仕事をやりたい。守備は苦手だし、やれるかどうか分からない。でも、このチームでずっと守備をやるように言われてるし、自分がやるべきことは分かっています。
 今は雰囲気がいいので、負けて雰囲気を悪くして(ラウンド16の試合会場となるオタワに)移動したくないので頑張りたいです」
お願いします!ラン☆カンたちもヴィクトリアにいたいです!(懇願)
それにしてもうっちーのビブス姿は、いつ見ても襟首寄ってます(笑)



こちらは終始楽しげで大盛り上がりなスタベン組。だいたい暴れてるのはデカモリシ、大声であおってるのはマッキー。
写真はクリックでうっかり拡大☆デカモリシ魅惑のヒップラインを大画面でご堪能ください(笑)

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アオコちゃん@青木孝太、なんだかんだとあっちこっちにツッコミを入れては爆笑を誘発。やっぱり根は関西人なのねん。

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ちょこちょこと目立たないところで笑いに絡むアトム。しれっとマッキーにツッコミを入れてます。

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ストレッチ百花繚乱。スタバ常連組のミチ・王子そして背中を向けてるアオコちゃんは、いつも近くにいるんだよね…気がつくと。
えなりのポーズはちょっと気持ちよさそう。そしてデカモリシ…そっくりなポーズでくつろぐカンガルーの写真を見たことがあります、ええ。

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「ええスネしとんなあ〜。脱毛しとるん?」ん?それともひざ下の長さ、チェック中?ひどいじゃないか、ミチ!(笑)


ということで、いよいよ日本のグループリーグ1位抜けを賭けたU20日本代表対U20ナイジェリア代表、キックオフ☆
この続きは、またあとで…(汗)お暇だったら、おつきあいくださいませ。
posted by ラン☆カン at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/12

ああ。U20日本代表☆

今、現地時間午前2時過ぎ、ホテルに戻ってきました。
前半、マッキーのヘディングシュートが決まり、アウェーのバックコーナー付近にいたラン☆カンたち、目の前でお馬鹿なゴールパフォーマンスを見られて、ホント天にも昇るような幸福の絶頂(笑)
周りのカナダ人たちも大喜びでした。

そして後半、デカモリシがPKを決めて2-0!
ところがそこからこのままで終わるとは思えないほど、チェコの攻めも分厚くなり、日本は相手のリズムに飲まれ、後手後手にまわってしまいます。

でも、がんばって集中して、ミチがゴールマウスからシュートを弾き出したり、なんとか凌いでいたのですが…

スタジアムで見ていると、なにがどうなのか判然としないPKを2回も取られ、日本は同点に追いつかれてしまいます。

その後チェコの選手が2枚目のイエローで1人退場。
試合はコロンビア人主審の演出過多気味に展開し、延長後半の日本怒濤の波状攻撃も実らず、PK戦へと突入しました。

日本の先攻、1番目はミチ。

止められました。

チェコも1人ポストに当てたのですが、日本はデカモリシも失敗。

負けました。

1本目を外して泣いているミチを、つかさがなぐさめています。


覚悟はしていた部分もあるけれど、まさか目の前でこのU20日本代表が「解散」してしまう、最後の試合を見ることになるとは…



丁寧にスタンドに挨拶して去っていく彼らを見送り、この試合で最後になるヴィクトリアのスタジアムが飾り付けを外し始めるまで、ラン☆カンたちはスタンドから動けませんでした。

オランダ代表のユニを着た、金髪のお兄さんが自分のおでこに貼り付けた大きな日の丸を指差しながら近寄ってきます。
「日本、好きだよ。いいチームだったじゃない。いいゲームだったよ。君の家族が出てるの?」
「ううん。このチームのただのファン。」

不覚にも、ラン☆カンそこで泣いちゃいました…

「いいチームだったよ。日本。ありがとうね。」

ありがとう。でもそんなお礼を言われるべきは、オレたちのU20日本代表チームのみんななんです。

最後、選手たちがバスに乗り込むところを、見送ることにしました。
このメンバーで一緒にいられる、最後の姿です。
カナダ在住の日系人や日本人留学生の人たちに明るく「おつかれさま!」「サインください!」と声をかけられ、笑顔をつくって対応していく選手たち。

泣いたりくやしがったり、そんなことはファンの前でできるはずもないのです。
誰よりもつらいのは選手たち。でも、それを隠そうとする姿にファンの方が勇気づけられ、なぐさめられてしまいました。

本当にいいチームだと思います。

いいチームだったと思います。

「これでもうこのチームを見ることができないんだ」っていう寂しさを噛み締めて、まだ今日は「おつかれさま。ありがとう」の言葉を飲み込んでおくことにします。

ベスト16。彼らがたどりついた最後のゴール。
またあとで、レポをちゃんと書いてラン☆カンもけじめをつけたいと思います。


コメントをくださったみなさま、本当にありがとうございました!!

posted by ラン☆カン at 18:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

解散かベスト8か☆U20日本代表☆今日、チェコ戦です

現地時間7月11日午後8時15分。いよいよオレたちのU20日本代表、存続を賭けた戦いのキックオフです。
カナダ・ヴィクトリアでは、日本が1位抜けを決め次のラウンド16もヴィクトリアで戦うことが決まると、チケットは売り切れ状態になっちゃいました。

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これは7月7日グループリーグ最終戦、対ナイジェリアのチケット☆

このナイジェリア戦。すでに決勝トーナメント進出が決まり、グループ1位抜けのために、そしてこれからの戦いのために、選ばれた先発メンバーは「サブ組」が主体でした。

でもこのチームは誰がピッチに立っても、やっぱり「あのU20日本代表」だったんです。

前回準優勝国を相手に攻めて引かず、長い足と胸トラップがことごとく「ハンド」にされてしまうジャッジに苦しみながらもリズムを崩さず、最後はボールキープで勝ち点1をしぶとく狙う戦いぶり。
ちょっとだけ連携がずれたところはあったかもしれない、ちょっとだけあと一歩が小さかったり遅れたりしたかもしれない。でも彼ら「サブ組」もスタメン組たちとまったく同じコンセプトで90分間戦いぬき、「ナイジェリア相手に0-0の引き分け。得失点差でグループ首位!」という結果を勝ち取りました!

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21人の仲間たち。どこを取り出しても彼らは「同じチーム」。

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これは彼らが愛するヴィクトリアに「残れる」ことが決まった瞬間でもあります。
ああ王子!すっげー内股(笑)

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高層ビルもなく、さほど大きな街とは言えないダウンタウン。目の前にはアメリカやアラスカ、そして太平洋へとつながっていく港があり、花々があふれ、生活リズムのゆるやかな観光地。
そんな、U20ワールドカップどころかサッカー熱すら高いとは言えないこの街で、日本代表のユニを着た地元の人を見かけました。
スタンドには日の丸をふってくれる人々もいます。

結局オレたちのU20日本代表は、90分間前を向いて走り続け、このピッチでプレーできる喜びや楽しさを、パフォーマンスも交えて表現し続け、チーム内でそしてヴィクトリアという街の中でも共感を得ることで「自分たちの居場所を、自分たち自身で心地よく変化させていった」んだなあ…と思います。

「このチームを決勝まで解散させない。」そんな夢のために、スタメンもサブ組もやるべきことはすべてやり、自分を仲間をチームを信じきれると思えるまで、がんばってきたはず。

自分を信じ、仲間を信じ、チームを信じる。
その力はきっと、彼らを、サポーターを、そして招き入れてくれた街の人々をつなぎ合わせ「さらに別の何か」を生み出せると信じさせてくれる…

そんな期待に満ちたラウンド16・U20日本代表対U20チェコ代表。
風も雲もなく、きっと刺すような夕陽が照りつけるだろう午後8時のヴィクトリアで、キックオフです。

ラン☆カンたちも「信じる気持ちを信じて」応援してきます!!!

****
ナイジェリア戦のレポ、写真を撮りすぎちゃって(どうでもいいものばかり(汗))まだまとめられないのですが、ヴィクトリアにいるうちにアップするつもりです。よかったらおヒマなときにのぞいてみてくださいね☆

ということでおまけ。
ナイジェリア戦後、バスに乗り込む選手たちに行く手を阻まれちゃったので(笑)人垣の遠目から撮ってみました。

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控えメンバーのボール回しでは、痛めた足を一蹴りごとに触って確かめていた王子@柏木陽介。途中出場で不安のないプレーを見せてくれました!

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替えのきかない選手、右サイドバックのうっちー@内田篤人。試合後恒例となったバックスタンドへのパフォーマンスつき挨拶では、いっつも一歩引いて笑ってるだけ。あまのじゃく野郎です。

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で、でかかった…!今日はひたすら荷物運びに大活躍だったナシテ君@林彰洋。3人でひとつのチームだと言うGK陣は、本当に仲良さそうでした。



2007/07/09

優勝!!目指せ U-20W杯☆日本代表☆決意のサイン

今回の遠征でご一緒させていただいた、梅崎司選手のおじさま梅崎高介さん。本当にお世話になりました!!

おじさまは残念ながらナイジェリア戦だけ観戦されて、明日7月9日カナダを発たれてしまうのですが、司選手と会われて「せっかくだから、司に決意の一言を書いてもらったよ」と見せてくださいました(感涙)

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「優勝!!目指せ U-20W杯 in Canada ume7 2007.7.7」

えっとですね、ホントに見せていただいた瞬間、涙しそうでしたよぅ…

今日はグループリーグを1位で通過した翌日。午後ラン☆カンたちが散歩に出かけたら、すでにヴィクトリア入りしたラウンド16の対戦相手、チェコの選手たちや日本代表選手たちがそぞろ歩いているところに出会いました。

そして今日のヴィクトリアは「ゲイ・パレード」の日。おじさまによるとメインストリートのお祭り騒ぎで練習帰りのバスが進めなくなった選手たちは、途中でおろされるはめに。歩いて帰るところでデカモリシを始め数人、パレードを歓声をあげながら見送ったとか。いや、付いてっちゃわなくてよかった(笑)


今度こそ負けたら「このチームが解散してしまう」決勝トーナメント。試合は11日、ヴィクトリアのアスレティック・パークでチェコと戦います。

つかさの決意の一言が、「このチーム全員の気持ちだ」と信じられるだけのパワーと勢いがあることは間違いありません。

優勝!!目指せ。

サポも信じて、次の決戦を精一杯応援したいと思います。

梅崎先生!本当に本当にいろいろありがとうございました。

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7月7日のグループリーグ3戦目「対ナイジェリア戦」のレポは、またあとでアップします。

posted by ラン☆カン at 17:36 | Comment(5) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/07

ヴィクトリアに着いちゃいました☆U20日本代表☆現地観戦の旅!

8時間+25分…カナダの西端、シアトルの上、ヴィクトリアに到着してみました…

「何しにきたの?」という入国審査官に「U20ワールドカップを見に来たよ!」と、寝不足で回転数の悪い脳細胞にむち打って明るく答えたら…
「はあ?」「いやあの、サッカーの大会…」
なにこの温度の低さ!(笑)あげく「友だちが出場してんの?」
してねーーーよ(泣)

というわけで、とりあえず日本から直行便が着くバンクーバーでは、試合が行われないこともあって…というかそういう理由であってほしいほどに「無名な大会」扱い。
しかも、ヴィクトリアへの乗り継ぎが若干ギリギリなタイミング。地元新聞に「日本代表、バンクーバーで乗り継ぎに失敗」とかかれた轍を踏まぬよう、プロペラ機にほぼ駆け込み乗車でやっとたどり着いたヴィクトリア…
歓迎っぷりはこんな感じ↓

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…終了。んもお、誰よカナダでやろうなんて言ったヤツは!

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港周辺が一番の繁華街。そこの郵便局でやっとそれらしき飾り付けを発見です。
微妙にホコリっぽいよ、ママン(泣)

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時差は16時間。日本から半日と4時間遅れてるので、今日は7月6日金曜日。なのにものすごい人出。それも平均年齢高し…要するに「観光地」です。

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今日の「オレたちのU20日本代表」は試合前日なため1部練習のみ。午後1時半に上陸したラン☆カンたち、練習見学もできずヒマをもてあまし、ヴィクトリア港周遊の旅に出てみました。45分20カナダドル。
黒いドデかい船はアラスカの方からやってくる客船だとか。んで、向こうに見える山並みは「オリンピックマウンテン」…あっちはアメリカ合衆国なんですよう!

港には「エアポート」があって水上飛行機が発着を繰り返してます。お手軽でポピュラーな交通機関の模様。そして「フローティングハウス=水上の家」も人気。かわいい家が浮かぶエリアは、ちょっとディズニーランドのアトラクションめいてました。
「隣人が気に入らなかったら、家ごと移動しちゃえばいいし♪」と言うのはガイド兼操舵長のおじさん。ホントかよ(笑)

とまあ、ちっとも「サッカーの国際大会開催中」な香りを嗅げないヴィクトリア。
それでも港の露天や大道芸人をひやかし歩いてる「U20ウルグアイ代表」を目撃☆
彼らは明日、日本戦の前に同じアスレティックパークでザンビアとの試合を控えてます。

そして日本は…決勝トーナメント進出を決めての3戦目、メンバーを大量に入れ替えて前回大会準優勝のナイジェリアに挑みます。
スタメンはほぼ、1ヶ月前の「ツーロン国際でフランスに1−5でちんちんにされた」メンバーに、つかさを加えた布陣。

勢いのあるスタメン組でそのまま行ってほしい気持ちもあるけど、決勝トーナメントを疲労なく万全の体制で勝ち抜くため、スタベン組の気持ちを落とさないため、という事情もわかります。

「与えられたチャンスは少ないですが、ここでアピールして次につなげたいです。本当にみんな、勝ちたい気持ちでいっぱいです。チームの雰囲気もいいし、あとは試合に勝ってビクトリアに残りたいです。」というマイキー@ハーフナーマイク。

「最初から出たいという気持ちが強かった。早く試合がしたいですね。みんな、試合に出たい気持ちを持ってここに来ていると思うので、早く試合がしたいです。」というセーヤ@藤田征也。

「このチームはたぶん、レギュラーとかサブとかは関係ないと思う。本当に一体感がありますね。個人的には次もチャンスだと思う。」
こう言うつかさはフランスのグルノーブルで短期間にものすごい濃い経験をして、大分に戻ってきた選手。
「Jリーグを戦っていくうちに、『チームで勝ちたい』という気持ちが強くなりました。やっぱりサッカーは11人でやるものなので、次も全員で戦いたいです。」

オレたちのU20日本代表は、全員で21人。21人で一つのチームです。
ツーロンでマイキーが同点弾を決めたものの、その後地元で恥をさらせないフランス代表が怒濤のゲームコントロールを見せて、日本はついに主導権を取り返すことができずに負けてしまったこのスタメンたち…それでも彼らは「日本代表という塊の一部」。
どこを取り出しても「つながっていたい気持ち」「お互いを信じる気持ち」は同じ強さなのだと、信じます。

そんな21人の☆顔写真もつけてみた選手名鑑☆ご用意しました。

ヤツらの、最後の大会。スタンドからラン☆カンも信じる気持ちを送ります!!
だってね、日本が1位通過を決めたら、ラウンド16もヴィクトリアで試合をすることができるんです。2位通過だとヴィクトリアから飛行機で4時間、時差3時間のオタワまで行かなきゃいけないんです!ラン☆カンたちの「旅費」に大きな差がでるんです!
たのんだーーー(泣笑)ってそんな理由かーーー!

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日差しは痛いくらい、風は凍えるくらい。最高気温26度最低気温13だった本日のヴィクトリア。夜はホントに寒いです。
そんな気温も大会熱も「熱くて寒い」ヴィクトリアで見つけた、大会マスコット!!(たぶん嘘)見つけた瞬間テンション上がりました♪←こんなもので上げるな

ちなみに今の時間は7月7日、もうすぐ午前3時です。

2007/07/05

アトムゴーーーール!☆U20日本代表☆コスタリカ戦っ

0-0で押しつ戻されつしていた後半23分…

中央からデカモリシが左のつかさへパス。ドリブルでペナルティエリアまで進入してきたつかさが、ゴール前を横切る左足のパス。

飛び込んできたのは…

アトムーーーーー!

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U20ワールドカップ・カナダ2007 グループF
2007年7月4日17:00 K.O.@Royal Athletic Park(ヴィクトリア)
U20日本代表 1-0(0-0) U20コスタリカ代表
---------------

[得点者]
68分:アトム@田中亜土夢(アルビレックス新潟)

[スタメン]
GK1ナシテ君@林彰洋(流経大)
DF2うっちー@内田篤人(鹿島アントラーズ)
 5マッキー@槙野智章(サンフレッチェ広島)
 4フクモトくん@福元洋平(大分トリニータ)(C)
 3ミチ@安田理大(ガンバ大阪)
MF8アトム@田中亜土夢(アルビレックス新潟)→80分:16セーヤ@藤田征也(コンサドーレ札幌)
 15あおじゅん@青山隼(名古屋グランパス)
 7つかさ@梅崎司(大分トリニータ)
 10王子@柏木陽介(サンフレッチェ広島)→89分:モリゾー@森重真人(大分トリニータ)
FW12デカモリシ@森島康仁(セレッソ大阪)
  9えなり@河原和寿(アルビレックス新潟)→77分:アオコ@青木孝太(ジェフ千葉)


顔写真付き選手名鑑、作ってみました→ここをぽちっと。


なんでも弾き返すCB2枚と、やたらめったら速いFW2枚をそろえ、日本のパスを寸断するコスタリカ。
スコットランド戦とはうってかわって、なかなか日本のリズムに持ち込めません。

それでも気持ちを切らすことなくしぶとく攻め続け、守り続けた日本。
あおじゅんはいつも通りに「守ってつなぎ」、最終ライン手前の穴を埋めまくり、王子とアトムそしてつかさがしつこくしつこく相手を追い詰めます。
難しいながらもチャンスとみれば、果敢に上がり続けたミチ&うっちーの両サイド。マッキーは相手の縦のラインをつぶし、フクモトくんとナシテ君が、ゴール前をがっちりガード。
でも、何よりきつかったのは、最前線からずっとディフェンスを続け、シュートも狙わなければいけないFWの2人…デカモリシとえなりだったかもしれません。

さすがに笑顔はあまり見られなかったけど、ヤツらが「試合に集中すること」を満喫してるっていうのはわかりました(笑)

全体を通して、うっちーのパスが微妙に短くて狙われていたり、フクモトくんの裏をスピードと反転でくり返し突かれたり、危ないシーンは何度も何度もあったけれど、そこを守りきったことそして相手が決めきれなかったことは、すべて「実力」。

なによりすごかったのは、彼らが1対1できちんとチャレンジして「勝つ気でいること」。
そしてミスになることはあるけれど、出したパスの先にはちゃんと仲間がいること。

自分を信じて、仲間を信じて。
それが彼らの「実力」をつくりあげています。

U20日本代表。参加24カ国中、一番乗りで「決勝トーナメント進出」を決めてしまいました!!!


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「中からサイドにボールが行って、フリーで打ったカンジなんで…梅崎さんのボールがすごく良かったです。中2日、そしてこの暑い中で厳しい戦いが続いたんですけど、ああいう形でいい時間帯に1点取れて、すごく良かったと思います。」

試合途中相手と交錯、背中から落ちてしばらく動けなかったアトム。今日も走り続けました。そして、後半途中にセーヤと交代。
ところが負けたら終わりのコスタリカがどんどん攻め込み始め、日本は受け身に!その上ロスタイムは5分(滝汗)
「(ベンチで見ていて)いや…もう、ヒヤヒヤでドキドキでした。」

ラン☆カンは窒息しそうでした(泣)


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今日は「サムライ」パフォーマンス。刀を振り下ろし、最後は腰の鞘に収めるところまで(笑)いや〜、披露できてよかった☆

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試合後バックスタンドへのご挨拶は、やっぱり「ワンモアセッ!」ビリーズブートキャンプでした(笑)

あとでまた、いろいろ追加します!

***
ということで。
ランラン☆カンカンの中の人たち、ラン☆カンとKANKANは明日からカナダへちょっくら行ってきます♪
ナイジェリア戦とラウンド16の応援です!
1カ月以上前、この日程を組んだ時は正直、ちょっと賭けかな〜…なんて思っちゃったけど、ヤツらを信じてよかったーーーー!!

ノートブックをかついで行きます!でも、果たしてラン☆カンがネットにつなげられるのかどうか、そいつが最大の賭けかも…(笑)

↓あ、久々に間違えた。書いたのはラン☆カンです。
posted by ラン☆カン at 12:24 | Comment(3) | TrackBack(7) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/04

2007オレたちのU20日本代表☆選手名鑑【顔写真つき】

2年前の静岡。対U18アルゼンチン代表戦で初めて見たとき「こいつら大丈夫なのかな…」と不安と母性本能をかき立ててくれた彼ら(笑)

でも、とうとう日本は「オレたちのU20代表」を決戦の地へ送り出すことに成功しました!

怪我でチームを離れてしまった選手、最後の一歩が足りなかった選手、そして毎日ボールを蹴り続ける「日本の20歳以下」すべてのサッカー選手たち、彼らを代表してピッチに立つ21人。

「世界との差を感じることは大切だけど、そのために来たわけじゃない。結果を出しに来ている」@キャプテン・福元洋平。

自分を信じて。

*********

07_01_nashite.jpg 1 林 彰洋 [HAYASHI Akihiro]
☆ハヤシ★ナシテ君★1987.05.07 192cm/83kg(東京)流経大柏高校→流通経済大学
☆A代表候補合宿参加
去年から2センチ伸びたナシテ君。去年のアジアユース準決勝・韓国戦ではPKを6本中2本阻止、2本をバーに当てさせ「初めて林がかっこよく見えた…」と王子@柏木の目をハートにさせました(笑)「給水の時、的確な指示出しをしてくれる」とCB陣の信頼も厚い「U20の宴会副部長」。彼のためにマイキーのパパ@ディド・ハーフナーをGKコーチに招聘してくれた大学でもスタメンを張り続け、関東リーグ前期首位&総理大臣杯出場決定!身長もハートも経験値も、伸び盛りな守護神です。


07_18_take.jpg 18 武田洋平[TAKEDA Yohei]
☆タケ★たけしゃん★1987.06.30 189cm/76kg 右(大阪)大津高校→清水エスパルス
福元くん曰く「装いきれいな三枚目」。所属チームでもなかなか出番には恵まれないたけしゃんですが、練習は人一倍熱心。そしてベンチでもみんなを熱心に励まします。そしていじられまくります!(笑)

07_21_kiri.jpg 21 桐畑和繁[KIRIHATA Kazushige]
☆キリ★1987.06.30 185/77 右(山梨)柏ユース→柏レイソル
雑用や盛り上げ役をすすんでかった去年のアジアユースでは、マッキーや福元くんに「陰のMVP」と言わしめたキリ。でもカナダ行きの切符は手に入れられず…と思ったらメンバー入りしていたGK権田修一の怪我で、去年に続きまたしても追加招集となった「何か持ってる男」です。

07_02_ucchi.jpg 2 内田篤人[UCHIDA Atsuto]
☆ウチダ★うっちー★1988.03.27 176cm/62kg 右(静岡)清水東高校→鹿島アントラーズ
06→[リ]28試合・2得点[ナ]10試合/07→[リ]17試合[ナ]6試合
☆A代表候補合宿参加
うっかりしてると他人のベッドにもぐりこんで添い寝してるという、超甘えん坊キャラのうっちー。高校の部活所属だった2年前から右SBで安定したプレーを見せてくれている「替えの利かない選手」です。「やっこさん(吉田監督)が好きだから、恩返しをしたい」「このチームが好きだから、1試合でも多くやりたい」こんなことをてらいもなく言ってしまえる素直さは、チームにとってもサポにとっても大切な宝物の一つだと思います。

07_03_michi.jpg 3 安田理大[YASUDA Michihiro]
☆ミチ★万博の貴公子★1987.12.20 173cm/65kg 右(大阪)ガンバユース→ガンバ大阪
06→[リ]2試合/07→[リ]16試合[ナ]6試合
そろってトップに昇格したユース上がり「G6」の一人。2年前アジア1次予選「北朝鮮戦」では交代出場で決勝弾を叩き込むラッキーボーイぶり!去年のアジア最終予選はメンバー入りできなかったけれど、手薄だった左SBのスペシャリストとしてガンバで大アピール☆みごと復活です。マッキーとの「盛り上げ役」コンビもばっちり。最近ブログも始めちゃいましたよう→


07_04_fukukoto.jpg 4 福元洋平[FUKUMOTO Yohei]
☆チョコチ★フクモトくん★1987.04.12 181cm/68kg 右(大分)大分ユース→大分トリニータ
06→[リ]7試合/07→[リ]14試合[ナ]4試合
☆U22代表ベンチ入り
トップで出場した試合の出来に納得がいかず、責任を感じて坊主頭にしてしまったという真摯なU20のキャプテン。熱かったりやんちゃだったりガンガン上がって行ったりと、いろんな意味で躍動感あふれる最終ラインをきっちりコントロールするのがフクモトくんの声。この2年、彼の声とともにこのチームはありました。1分1秒でもより長く…ピッチに、サポの心に、キャプテンの声が響きますように…。

07_05_macky.jpg 5 槙野智章[MAKINO Tomoaki]
☆マキ★マッキー★1987.05.11 180cm/72kg 右(広島)広島ユース→サンフレッチェ広島
06→[リ]1試合/07→[リ]3試合[ナ]3試合
お風呂上がりに「裸プロレス」。自己分析は一言「うるさい男」。そしてアジアユースで退場した韓国戦後にはPK戦で勝ったチームメイトに、号泣しながら「ありがとう!」と握手を求めまくり、王子@柏木に「きっしょー」と笑われた男(笑)40歳までオッケーという守備範囲の広さもウリ!(何)豪放磊落で陽気に振る舞う彼は、それでもチーム内のバランスをとりながら盛り上げ役をかって出ます。

07_13_yanagawa.jpg 13 柳川雅樹[YANAGAWA Masaki]
☆ヤナ★人生設計★1987.05.01 183cm/78kg 右(大阪)神戸ユース→ヴィッセル神戸
06→[J2リ]28試合1得点/07→[リ]1試合[ナ]1試合
去年のアジアユースでは大会途中に、神戸へ連れ戻されちゃったほど重用されていた柳川くん。J1の壁はちょっぴり厚かったのか去年ほど出場機会には恵まれてないけれど、このチームではやはりその経験値は貴重です。「一見怖そうだけど、一発芸があってめちゃくちゃみんなを笑わせてくれる」という彼の「趣味」は「人生設計」(笑)


07_17_kosuke.jpg 17 太田宏介[OTA Kosuke]
☆コースケ★レフティモンスター★1987.07.23 178cm/72kg 左(愛知)麻布大淵野辺→横浜FC
06→[J2リ]1試合/07→[リ]9試合[ナ]3試合
高校時代のニックネームは(報知版高校選手権名鑑によると)レフティモンスター。左SHからSBそしてCBがモンスターの生息地です。去年のアジアユースそして今年のツーロン、どちらも候補合宿に参加するものの落選…と思ったらMF金崎夢生が怪我で辞退したためツーロンへ追加招集!そのままカナダへのレールを自分で敷いてしまいました。ミーティングに遅刻し「忘れとったんか」と叱責しかけた吉田監督に「そうですね」としれっと一言…全員を大爆笑させた意外な怪物くんぶりも発揮。期待大です。


07_20_kagawa.jpg 20 香川真司[KAGAWA Shinji]
☆シンジ★カガワくん★1989.03.17 172cm/63kg 右(兵庫)FCみやぎバルセロナ→セレッソ大阪
06→[リ]0試合/07→[J2リ]13試合1得点
高校3年でプロ契約。この代表では1つ年下になるけれどそのアグレッシブさは遠慮なし。2年前の仙台カップでは東北選抜として出場、5-2でこの代表チームを粉砕しちゃいました(汗)右サイドバックからボランチまで、頭をフル回転させながら動き回るカガワくん、でもやっぱり普段はいじられキャラ(笑)兵庫出身者の宿命です。


07_06_morizo.jpg 6 森重真人[MORISHIGE Masato]
☆モリゲ★モリゾー★1987.05.21 179cm/72kg 右(広島)広島皆実高校→大分トリニータ
06→[リ]2試合/07→[リ]6試合[ナ]3試合
っていうか大分でのニックネーム「えんじぇる」ってなんだろう(悩)本来ボランチのモリゾーですが、中学時代はFWそしてこのチームではCBもやっちゃうポリバレンツ野郎。中盤に入っても点を取ることにこだわって前を向き、豪快に脚をふり抜く熱い男でもあります。でも、ちょっと自分の女装姿にうっとり気味…(笑)

07_07_tsukasa.jpg 7 梅崎 司[UMESAKI Tsukasa]
☆つかさ★1987.02.23 167cm/64kg 右(長崎)大分ユース→大分→グルノーブル→大分トリニータ
☆A代表出場あり
一回り、心も体も大きくなってフランスから帰ってきたつかさ。向こうではぶっさいくなハンバーグを作ってみたり、チェーンをかけた前輪だけ残して自転車を盗まれたりと、サッカー以外にもいろんな経験をしたみたいです(笑)自分の今の状況を見つめて、それをありのままに受け入れられる強さ…それがつかさの魅力のひとつ。そしてそれはイコールこのU20日本代表の魅力のひとつでもあります。

07_08_atom.jpg 8 田中亜土夢[TANAKA Atomu]
☆アトム★1987.10.04 167cm/59kg 右(新潟)前橋育英高校→アルビレックス新潟
06→[リ]22試合1得点[ナ]4試合1得点/07→[リ]9試合1得点[ナ]2試合
とにかく走りまくり戦いまくる「小さいアトム」を包んでいるのは鋼の筋肉!?ひたむきにまじめにサッカーに取り組む姿は、ピッチの中で大きく見えたりもするのですが…いたずら好きだという素顔はやっぱりちびっこ(笑)

07_10_ouji.jpg 10 柏木陽介[KASHIWAGI Yosuke]
☆ヨースケ★王子★1987.12.15 174cm/68kg 左(兵庫)広島ユース→サンフレッチェ広島
06→[リ]17試合1得点[ナ]1試合/07→[リ]16試合3得点[ナ]6試合
☆A代表候補合宿参加
「ごめん、噛ませて」と、突如なぜか歯型がつくほど他人を噛んでしまうという王子(笑)被害者はマッキー、えなり@河原、アオコ@青木そして今回落選してしまった山本真希。チーム内で一番うるさいのはマッキーだと思われがちだけど、ミチ@安田が「寝ると言ってから2時間もしゃべり続けるのはやめてくれ」というくらい実は王子が一番しゃべってる!?とにかくネガティブにならないよう、前へ前へボールをチームを、そして自分を運び続ける王子です。「あまがみ」しながら(笑)


07_15_aojun.jpg 15 青山 隼[AOYAMA Jun]
☆アオ、ジュン★あおじゅん★1988.01.03 182cm/74kg 右(宮城)名古屋ユース→名古屋グランパスエイト
つかさ曰く「見ててかわいそうになる」…本人もヤバいと言うくらい、どんどんどんどん考え込んでしまうタイプ。でもフィールドの奥深いところから黙々とチームを支え続けるあおじゅんは、誰よりもピュアで熱いハートの持ち主です。「僕の持っている時間を、ほかの人に与えるつもりで」ボールをはたき続けたアジアユース。でもこの大会では「積極的にやることが必要だと思ってる」というあおじゅん。ひとつひとつ、階段を上がって行きます。


07_16_seya.jpg 16 藤田征也[FUJITA Seiya]
☆★セーヤ★1987.06.02 175cm/63kg 右(北海道)札幌ユース→コンサドーレ札幌
初めて見たのは2005年の高円宮準決勝第1試合。キャプテン・セーヤ率いる札幌ユースがデカモリシを擁する滝川第二を下したゲームでした。その後コンサドーレにトップ昇格したと思ったら、着々と出場時間をのばしとうとう不動のスタメンに!なんかたまに「夜明けのホスト」みたいなお疲れ顔になってるのが気になります(笑)

07_19_hirashige.jpg 19 平繁龍一[HIRASHIGE Ryuichi]
☆★ヒラシゲ★1988.06.15 175cm/76kg 右(広島)広島ユース→サンフレッチェ広島
去年のSBSでU19デビュー。見た目も「毛が散らばったみたいな」サインも、本人憧れのマエシュン@前田俊介(広島→大分)そっくり。そして積極的な守備と、チャンスが来るまで我慢して走り続けられる「チームのためのプレー」で、トップでのA契約をゲットしました。ちょっぴり言うこと聞かなそうな目つきと、仲間や周りの大人への信頼感に応える笑顔のギャップが魅力な19歳がピッチに立ったら、目を離しちゃいけません。

07_09_enari.jpg 9 河原和寿[KAWAHARA Kazuhisa]
☆カワハラ★えなり★1987.01.29 173cm/65kg 右(埼玉)大宮東高校→アルビレックス新潟
インドへ遠征したアジアユースでは、唯一と言っていいくらい「食べ物オッケー!体調オッケー!」だったえなり。しかも大事な初戦・対北朝鮮とWC出場権のかかったサウジアラビア戦で「先制ゴール」。献身的に細やかに、そして味方のみならず敵にも笑顔で対応できる、自制の利いたU20の良心です。そんなえなりの心のうちは本人のブログでチェック!!→プロフィール写真、縦に圧縮されすぎだよ…

07_11_mike.jpg 11 ハーフナー マイク[HAVENAAR Mike]
☆マイク★マイキー★1987.05.20 194cm/75kg 左(広島)マリノスユース→横浜F・マリノス
長所はヘディング、短所はヘディング以外と言うマイキー。でもツーロン国際で日本がフランスから唯一奪ったゴールは、マイキーの左足でした。明るく伸びやかな「日本人離れした体格」と好奇の目を軽くいなす「精神力」、そしてその長身がなければ遠目には「茶髪の日本人」にしか見えない立ち居振る舞い。この大会できっと「マイキーにしか立てないポジション」を見つけてくれるはず。がんばれ!

07_12_dekamorishi.jpg 12 森島康仁[MORISHIMA Yasuhito]
☆デカモリシ★1987.09.18 186cm/80kg 右(兵庫)滝川第二高校→セレッソ大阪
暴れん坊な「U20納会部長」(笑)破壊力満点のジャンプやドリブル、そして豪快なポストプレーと繊細なボールさばき…に、絶妙な「関西のおばちゃん風味」をふりかけたフロントマン。出場権のかかったアジアユースのサウジアラビア戦、同点にされるPKを取られた瞬間には「(連続出場をしてきた日本の)歴史をかえてしまったかもと思った」と涙を見せたデカモリシですが、そんな責任感の強さが垣間見えるブログ「森島康仁の日記」はこちら!→こいつの写真もつぶれてるな(笑)

07_14_kota.jpg 14 青木孝太[AOKI Kota]
☆コータ★アオコ/イケメン玉子★1987.04.27 176cm/67kg 左(滋賀)野洲高校→ジェフユナイテッド千葉
「ゴールが入った瞬間、これでまたみんなとサッカーができると思って、ベンチに思いっきり走りました。」…出場を決めたサウジアラビア戦で決勝弾を叩き込んだ「選手権王者・野洲っ子」の「ラッキーボーイ」。献身的に動き回りその守備力も光る左利きのゴールゲッターは、代表候補合宿でなんと左SBとしての才能までも見せつけてくれました。「あきらかに何か他人と違う運を持ってる」アオコ、シャワーの順番や部屋から出る時に誘わなかった、オレを置いていくな等々…同室のマッキーと今日も痴話げんかをしながら、このチームに幸運を呼び込みます。

去年、WC出場権を賭けて「2006アジアユース選手権」を戦ったU19時代の選手名鑑はこちら→
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「僕はこのチームがかなり好きで、一緒にやっていきたいので、1試合でも多くやりたいです。」@うっちー@内田篤人。

気持ちが切れたり、一つになれなかったり、傍目にも不安要素満載で戦って来た2年間。最後の最後、こんな台詞が出るなんて、ホントにこのチームらしいです。
やればできるはずなのに「8月31日」がやってくるまでぼーっとしたまま。

でも、彼らはやっと「このチームを解散させたくない」という切羽詰まった欲望をむき出しにし始めました。
仲間とつながっていられる時間、それが彼らにとってかけがえのないものになったのだという、その瞬間に立ち会えることができること、これはサッカーファンとして一番感動的なことかもしれません。

そして「仲間のために」という気持ちが「自分のために」という、一番プリミティブな欲求とリンクした時、きっと人間は想像以上の力を出すことができるんじゃないかと。
「仲間」のために「自分」のために「勝ち続ける」…それは自分を、仲間を「信じたこと」の結果として現れてくるもの…

ラン☆カンも彼らを「信じます」。
posted by ラン☆カン at 06:24 | Comment(0) | TrackBack(7) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)

2007/07/02

U20ワールドカップ初戦☆日本代表、スコットランドに勝ったあああああ!!!

ぎゃーーー!!!!勝った勝った!勝ったってばああああ!!!うわあああああああああんんんんん!!!!

070701_macky.jpg

えとですね、いつも通りのスタメンでのぞんだスコットランドとの初戦、日本は3-1で、勝っちゃいました!!!

しかも得点者は、デカモリシ・つかさ・あおじゅん!
あおじゅんですよ!?3点目!

070701_haircolor.jpg
こ、これは…ヘアカラーチャートですかっ?

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U20ワールドカップ・カナダ2007 グループF
2007年7月1日14:15 K.O.@Royal Athletic Park(ヴィクトリア)
Match 8 観衆11500人
U20日本代表 3-1(1-0) U20スコットランド代表
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[得点者]
43分:デカモリシ@森島康仁(セレッソ大阪)
57分:つかさ@梅崎司(大分トリニータ)
79分:あおじゅん@青山隼(名古屋グランパス)
82分:CAMPBELL Ross

[スタメン]
GK1ナシテ君@林彰洋(流経大)
DF2うっちー@内田篤人(鹿島アントラーズ)
 5マッキー@槙野智章(サンフレッチェ広島)
 4フクモトくん@福元洋平(大分トリニータ)(C)
 3ミチ@安田理大(ガンバ大阪)
MF8アトム@田中亜土夢(アルビレックス新潟)→76分:16セーヤ@藤田征也(コンサドーレ札幌)
 15あおじゅん@青山隼(名古屋グランパス)
 7つかさ@梅崎司(大分トリニータ)
 10王子@柏木陽介(サンフレッチェ広島)→92分:モリゾー@森重真人(大分トリニータ)
FW12デカモリシ@森島康仁(セレッソ大阪)
  9えなり@河原和寿(アルビレックス新潟)→68分:アオコ@青木孝太(ジェフ千葉)
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とにかく。立ち上がり10分までがまず大事…とみんなが言っていた初戦。
日本は落ち着いてボールをコントロール、細かく揺さぶりながら巨人たちの間を縫って行くパスにスコットランドは振り回されっぱなしになります。ところが何度も訪れるチャンスにボールが枠に飛ばなかったりGK正面だったりする日本のシュート。こんなことしてるとペースを逃しちゃうのでは…なんて心配をしてるうちに、日本も若干疲れてきたのかコンパクトだった中盤が間延びしてきます。
やばいかもやばいかも…とドキドキがつのる前半40過ぎ。マッキーのロングボールをカットしたスコットランドの最終ラインがまさかのトラップミス、ボールが後ろへこぼれます。そこへ怒濤のごとく詰めてきたのがデカモリシ!
ところがスコットランドのGKが前に出てきて大きくクリア…と思ったら、なんとそのボールがデカモリシに命中。GKの裏へと胸で弾き飛ばしたボールを、デカモリシそのまま落ち着いて無人のゴールに流し込み…43分、日本待望の先制点ですーーーー!!

070701_dekamori_goal.jpg

後半立ち上がりには体力も気力も集中力もすっかり戻っていた日本代表、またしてもペースをつかむのですが…日本の細かいパス、速いドリブルを止められずイライラしたスコットランドがファウルを重ね、その嫌な空気が伝染しちゃった日本もボールが落ち着かなくなります。
そのまま相手のペースに引きずられるかもと不安になった後半12分、中盤で相手のパスをカットしたつかさがそのまま斜め右へとドリブル、えなりやアトムが開けてくれたスペースからデカイ2枚のDFの間を通す、強烈なシュート!ゴール左隅へ弾丸のように日本の2点目が突き刺さりましたーー!
いやもうね、ラン☆カンこの時点で泣きましたよ…ホント。つかさああああああ!やったようううう!!!!

070701_tsukasa.jpg
スコットランドを翻弄するドリブル!細かなステップと急激なターンは、あっさり相手を置き去りです。
でもこの写真のキャプションは「Atsuto Uchida」だった…(泣)

それにしても日本。すっげー楽しそう。さすがに最終ラインを高く保とうと声を出し続けるCBのキャプテン・フクモトくんや、引っ掛けないと止められないため、さんざん転ばされて後頭部をピッチに強打しちゃったりもしたアトムに笑顔はないんだけど、みんな汗だらっだらになりながらアップになると笑顔なんだもん。守備に攻撃にと絶えず動き回ってるえなりが、デカモリシのパスミスに対して笑いながらサムアップしてみせた時には、感動のあまり拝んじゃいそうでした(笑)

さて、2点差。この「2点リードしてる時の精神状態」が実はとっても怖いんです…。もしも1点返されちゃうと、あっという間に逆転される危険が高い状況。なんとか3点目がとれないかと、ホントに祈るように画面を見つめること20分。左サイドから中に入ってきたスコットランドのパスを、中盤であおじゅんがカットしました。
そして…
なんと、あおじゅんはそこから突然強烈なミドルを放ちやがったんです!

…あおじゅんが攻撃に参加するシーンなんて…ラン☆カンがこのチームを見てきた2年間で、たぶん片手でも足りるほど。ところがこの大会「積極的にいかないと」と決意を新たにしたあおじゅん、彼が放ったこの後半34分のシュートはジャンプしたGKの手を弾き、ゴールネットに突き刺さりました…

あ お じ ゅ ん が 点 取 っ た よ ーーーーーー(嬉泣)

KANKANは、その瞬間テレビの前でフリーズしたらしいです(笑)

直後、ラン☆カンも浮かれて集中が切れました。ええ、選手を責められません…。後半37分、あれほど強固にラインをつくっていたフクモトくんとマッキーの位置がずれ、裏を取られた日本、ナシテ君がシュートをはじくもののこぼれを押し込まれて1点返されてしまいます。

070701_shitten.jpg

そこからの8分+ロスタイム2分の長かったこと!でもヤツらの集中は切れませんでした。交代した選手たちも含め、彼らは1つの途切れないチームであり続けたんです。

勝ちました。
初戦3-1。
しかも明らかにヤツらはゲームを楽しみまくってました。

よかった。
でもこれはあくまでも「第1試合」。
「これからの試合が大事、切り替えます。」と試合後のインタビューでコメントしたつかさ。

オレたちのU20日本代表、最後の大会は始まったばかりです。

070701_aisatsu.jpg

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またあとで追加していきます。

ちなみに…ヤツらのゴールパフォーマンス…「ビリーズブートキャンプ」+「広島のウェズレイがやる弓で射るポーズ」でした。しかもみんなわらわら集まってきやがって…満面の笑顔で全員ビリーかよ!!!!ばかだ!(笑)
しかもしかも、3回とも違うポーズなんだもん。どんだけ練習してんだって話ですよ(爆)

070701_bootcamp.jpg

070701_yumiya.jpg
えなり…なんか、なんか変じゃない?(笑)
あおじゅんは、かなり真剣。何事にも真面目に取り組んでおります。

★おまけ★YOUTUBE★デカモリシつかさあおじゅん

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「U20ワールドカップ カナダ2007」の日本代表選手名鑑…出遅れてしまいました(汗)

とりあえず、この大会への出場権を獲得したアジア最終予選「AFCアジア選手権 インド2006」の時の選手名鑑は→ここをぽちっとしてみてください。
posted by ラン☆カン at 09:43 | Comment(5) | TrackBack(0) | 2007年カナダ☆U20代表☆(05〜07)
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