ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2009/01/30

U17日本代表、宇佐美ハット☆最終戦は3-0で勝利!でも…☆コパ・チーバス2009

6チームで争ったグループリーグ最終戦、相手は勝ち点で並ぶサントス。得失点差で日本が上回り、それぞれ3位と4位という順位ですが「勝ちさえすれば2位以内の可能性あり」。

負けてしまえば即座に荷造りを始めなくちゃいけない両チーム、「諦めない日本」の真価が問われたこの試合…勝ちました!!!!

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Copa Internacional Chivas Comex 2009」コパ・チーバス2009
2009年1月30日11:00 K.O.(現地時間)
グループB 第5戦@Chivas chapalita
35分ハーフ

U17日本代表 3-0(1-0,2-0) サントス

[得点]
27分:宇佐美貴史☆
56分:宇佐美貴史☆
64分:宇佐美貴史☆

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4戦目に引き続き、気合いが入り過ぎて大荒れとなったらしいこの試合。
宮吉拓実のセンタリングにうさみん@宇佐美が合わせて先制弾を叩き込んだことで、サントスの選手たちの集中力が「ぷっつーーーーん!」と切れてしまったらしく、ファウルや審判への抗議の連発だった模様。
とうとう、うさみんの2点目が決まった1分後の後半57分、「執拗な抗議」でサントスの選手が退場。
さらにうさみんの容赦無い3点目が決まった3分後・4分後にも1人ずつ退場してしまい、結局「日本代表11人」対「サントス8人」という状態で残り6分ほどを戦ったようです。

初戦の相手ブラジルもかなりファウルが多かったみたいだけど、この試合も彼らは挑発に乗ることなく、冷静に対処したとか。

前の試合で2人も退場者を出した日本代表、また一つ「大人の階段昇った」ってことかな(笑)


で、サントスのファウルや抗議をかいくぐり「ハットトリック」を魅せつけてくれたうさみん。
大会公式サイトの「得点王ランキング」に
1.USAMI TAKASHI SEL.NAC.DE JAPON 7
と表記されています。

「1位 宇佐美貴史 日本代表 得点7」

…す、すげえええええええ!!!!
今のところ単独1位!
6得点でこれまた単独2位につける選手は、日本と同じくグループリーグで敗退してしまったリーベル・プレート(アルゼンチン)所属。
4得点と3得点でランクインしている中には決勝トーナメントに進出して、この先上積みが望める選手もいるのですが、うさみんの「7得点」とはちょっと開きがあるかも(期待)


で、勝利はしたものの「決勝トーナメントに進めるのか」ということなんですが…
2位のモレリアがトルーカに2-1で勝利しているので、日本が決勝トーナメントに行くためには、1位ブラジル代表が5位のチーバスUSA戦に負けないと、不可能になってしまい…

2-0でブラジル代表、勝利。
この結果日本はグループB3位となり、グループリーグ敗退が決定してしまいました…
ああ(泣)


**スタメン**
ってあれ?前の試合で2枚目退場になったヨシアキ@高木くんが出てる…

☆は去年の「ACF U16選手権2008ウズベキスタン大会(アジア選手権)」メンバー

[GK]
1 嘉味田隼(神戸Y)
[DF]右から
6 夛田凌輔(セレッソU-18)
4 岡本拓也(浦和Y)
3 内田達也☆(ガンバY)
5 廣木雄磨☆(東京U-18)17分□イエローカード
[MF]右から小島くんとガク@柴崎のドイスボランチ
12 小島秀仁(前橋育英)
11 柴崎 岳☆(青森山田)
13 高木善朗☆(ヴェルディY)→63分:9宮崎泰右(大宮Y)
10 宇佐美貴史☆(ガンバY)17分□イエローカード
14 堀米勇輝☆(甲府Y)→40分:17小川慶治朗(神戸Y)
[FW]
19 宮吉拓実☆(京都U-18)?分□イエローカード


*****
去年U16アジア選手権で「ベスト4」「2009年U17ワールドカップ出場」を、アクシデントを乗り越えてもぎ取ってきた彼らが、今年10月の「本番」に向けて助走に入ったのがこの「コパ・チーバス2009」という大会。

新生U17日本代表はこの大会グループリーグで、2勝1敗2分得失点差7という結果を出しました。

初戦、ブラジル代表相手に0-2からうさみん@宇佐美貴史の2ゴールで引き分けに持ち込むという熱い展開。ここでうさみんの「日本は、試合終了の瞬間まで決して諦めません。」というコメントが発信されています。

そして2戦目、攻めて攻めて、押して押して押しまくったというのに決められず、結局自らのミスで失点を呼び込んで0-1と敗北したモレリア戦。メンバーを6人入れ替えたとはいえ、課題があらわになっちゃった試合でした。

次の3戦目、彼らはいきなり「日本選手の特徴」をすべて開花させて、5-0とチーバスUSAを粉砕します。

これがU17日本代表ver.1の初勝利。
このまま波に乗れるかと思ったら…4戦目、トルーカを相手に大荒れの展開となります。
先制され追いつき、その後退場者1名ずつを出した後、トルーカ再リード、またしても追いつく日本!
白熱したのだろう試合は、さらに日本から「一発退場者」を出し、ピッチ内の9人+10人が手にした結果は2-2のドロー。
ただし9人でトルーカの猛攻を凌ぎきったらしい日本代表は、地元記事の賞賛を浴びています。

「諦めない日本」

残念ながらグループ3位、決勝トーナメント進出には手が届かなかったけれど、U17日本代表が「諦めない」というなによりも大切なものを体現してくれたメキシコ遠征になりました。


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U−17日本代表 メキシコ遠征・Copa Chivas 2009 (1/21〜2/3)メンバーはこちら

コパ・チーバス2009 GRUPO B(グループB)最終順位表
1.U-17ブラジル代表 11pts 3勝2分0敗 得失点+5
2.Morelia(メキシコ)9pts 3勝0分2敗 得失点0
3.U-17日本代表 8pts 2勝1敗2分 得失点+7!!
4.Santos(メキシコ)5pts 1勝2敗2分 得失点-2 
5.Chivas USA(アメリカ)4pts 1勝3敗1分 得失点-8
6.Toluca(メキシコ)3pts 0勝3分2敗 得失点-2
*A〜Dの4グループ中、各2位までが決勝トーナメントに進出
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2009/01/28

U17日本代表、賞賛に値する引き分け!?☆4戦目☆コパ・チーバス2009

「赤い悪魔」トルーカとの対戦になった、この試合…先制を許した日本、2-2の引き分けに持ち込んで、なんだか大絶賛されてるそのわけは……
2人退場!?9人で残り20分を戦う!?

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手前はU16アジア選手権で大爆発した宮吉拓実☆後ろは小顔な廣木雄磨。

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Copa Internacional Chivas Comex 2009」コパ・チーバス2009
2009年1月27日11:00 K.O.(現地時間)
グループB 第4戦@Gigantera
35分ハーフ

U17日本代表 2-2(1-1,1-1) トルーカ

[得点]
11分:115 Alberto Gaitán(トルーカ)
23分:小川慶治朗(神戸Y)
50分:79 Arturo Tapia(トルーカ)
53分:杉本健勇☆(セレッソU-18)
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グアダラハラで行われた大会4日目、グループB最下位「赤い悪魔』トルーカ(メキシコ)との1戦は、残り20分間を9人で戦い抜いた日本が賞賛とともに引き分けを手にしました。

前半、優位に試合をすすめるトルーカは11分に先制。そこから追いつこうと攻勢に出た日本は、12分後の23分、うさみん@宇佐美貴史から小川慶治朗にゴール前へのするどいパスが通り、同点に追いつきます。

後半立ち上がり、日本はまたしてもトルーカの猛攻を受け、ほぼ自陣内に押し込められる形に。そして46分、ヨシアキ@高木善朗が2枚目のイエローを喰らって退場してしまいます!!これでさらに日本の守備戦術が強調されることになり、堪えてはいたものの…50分、飛び出したGKが抜かれてトルーカの2点目が決まってしまいました。

さらにさらに、なんと神田圭介までもが退場に!日本はよりいっそう苦しくなるのですが…
周りの予想に反して「諦めない日本」、粘ります。
彼らのその努力は3分にして実ることに。前日の試合ではセンターバックとして起用された杉本健勇が、FWとしての仕事をこなし…「同点弾」!2-2!

うわあああ…すごいじゃん、諦めない日本!
初戦、2点先制されたのに引き分けに持ち込んだあのブラジル代表との戦いの後、「日本は、試合終了の瞬間まで決して諦めません。」とコメントしたうさみん@宇佐美貴史の言葉は、本当にチーム全員の気持ちを代弁してくれてたんだなあ…

「トルーカの猛攻には苦しめられました。でも彼らの的確な守備に、私はとても満足しています。」
試合後こう語った池内豊監督。
5-0と大勝したチーバスUSA戦後に「自分たちのミスから相手のカウンターを受けてしまうことの無いよう、守備についてはもっと修正が必要」と監督が言った翌日、U17日本代表は彼らなりの努力と進歩を見せることができたようです。

でもまあ…ヨシアキ@高木くんと神田くんは退場しちゃってるわけなんですが…(泣)

地元の記事が興奮気味に(?)絶賛したこの試合、いろんな意味で「気合い」がダダ漏れだったのかな(苦笑)

…と、この記事はラン☆カンがかなり意訳してます。話半分に聞いといてください(汗)


++追記++
JFAのサイトによるとトルーカも後半、退場者1名を出してるそうです。お互いの2点目が決まったのは、ピッチから1人ずつ去って行った後。
地元記事で、日本の2点目と前後するような表記だった神田くんの一発レッドは、その後の攻防戦で起きたことのようです。
そうなると「9人の劣勢から引き分けをもぎとった!」みたいな記事のテンションは、ちょっと意味が変わってくるような(悩)
まあ、ずっと優勢だったトルーカを9人で押さえ切った、というところがメキシコ人の琴線にふれたのかもしれません(苦笑)


ということで本日の「諦めない日本人」一覧〜。
**スタメン**
☆は去年の「ACF U16選手権2008ウズベキスタン大会(アジア選手権)」メンバー

[GK]
1 嘉味田隼(神戸Y)
[DF]右から
7 内田恭兵☆(磐田Y)
4 岡本拓也(浦和Y)
20 杉本健勇☆(セレッソU-18)
5 廣木雄磨☆(東京U-18)
[MF]右から。小島くんとヨシアキ@高木ドイスボランチ
12 小島秀仁(前橋育英)
13 高木善朗☆(ヴェルディY)41分&46分□イエローカード→46分■レッドカード
17 小川慶治朗(神戸Y)→43分:3内田達也☆(ガンバY)
10 宇佐美貴史☆(ガンバY)→60分:15原口拓人☆(ガンバY)
14 堀米勇輝☆(甲府Y)→35分:11柴崎 岳☆(青森山田)
[FW]
19 宮吉拓実☆(京都U-18)→54分:16神田圭介☆(鹿島Y)65分■レッドカード

ダブル「内田くん」初戦以来の揃い踏み!…ガンバの達也の登場は、これでやっと2試合目。
去年のU16では達也くんがCBとしてスタメンをはっていたのですが、初戦で怪我でもしちゃったのか、それとも岡本くんの台頭が著しかったのか…
そして殊勲の同点弾を叩き込んだケンユウ@杉本健勇、今日はディフェンダーでした。

交代終了&退場処分後**
      原口
  高木      杉本
    柴崎  小島
廣木 内田(達) 岡本 内田(恭)
     嘉味田

こんな感じかなあ…


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U−17日本代表 メキシコ遠征・Copa Chivas 2009 (1/21〜2/3)メンバーはこちら

GRUPO B(グループB)4日目までの順位表
1.U-17ブラジル代表 8pts 2勝2分 得失点+3
2.Morelia(メキシコ)6pts 2勝0分2敗 得失点-1
3.U-17日本代表 5pts 1勝1敗2分 得失点+4!!
4.Santos(メキシコ)5pts 1勝1敗2分 得失点+1 
5.Chivas USA(アメリカ)4pts 1勝2敗1分 得失点-6
6.Toluca(メキシコ)3pts 0勝3分1敗 得失点-1
*A〜Dの4グループ中、各2位までが決勝トーナメントに進出

日本代表…得失点差「+4」のおかげで、3位に踏み留まりました。
大混戦のグループB、とにかく日本は明後日の試合に勝つしかありません。

4連戦をこなして1日お休み。
グループリーグ最終戦、相手は勝ち点で並ぶサントスです。

1月29日11:00 対サントス Santos@Chivas chapalita

「諦めない日本」。行け行け!
posted by ラン☆カン at 06:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/01/27

U17日本代表!3戦目は怒濤のゴールラッシュ!5-0!☆コパ・チーバス2009

1分1敗でむかえた第3戦。グループ2位のチームを相手に、5得点!!無失点!!
U17日本代表、70分間で5得点とは…すごいことになってます☆

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うさみん@宇佐美貴史、またしても2得点!?
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Copa Internacional Chivas Comex 2009」コパ・チーバス2009
2009年1月26日16:00 K.O.(現地時間)
グループB 第3戦@Verde Valle 1
35分ハーフ

U17日本代表 5-0 チーバスUSA

[得点]
3分:高木善朗
12分:宮吉拓実
14分:宇佐美貴史
50分:宇佐美貴史
59分:小島秀仁
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…規律、秩序そして集中力…日本人の特徴だと言われる性質がすべて、ピッチの中で証明されることとなったU17日本代表対チーバスUSA…
地元記事は、こんな書き出しで始まっています。

090126_tada_okamoto.jpg

6番・夛田凌輔、4番・岡本拓也ともに去年のU16アジア選手権では、選ばれていなかったDF。
岡本くんは3試合連続出場で大アピール中!

「日本はとても真剣で激しいスタイルのチームだ。彼らは1日中走ることのできる体力をもっている。ほとんどの選手は背が低いが、2・3人の長身選手がつねにピッチ全体を見渡している。
彼らはこの大会に何人か選手を入れ替えてくるだろうが、日本のスタイルが変わることはないと思う。」
大会前に、日本代表をこう評価していたvan der MostチーバスUSA監督。
Exactly !!(笑)

せっかくなので、180センチオーバーの選手に◆印をつけてみました…ってチーバスUSA監督のにらんだ通り、GKを除くと2人しかいない〜!


**スタメン**
☆は去年の「ACF U16選手権2008ウズベキスタン大会(アジア選手権)」メンバー

[GK]
1◆嘉味田隼 KAMITA Jun 183/80(神戸Y)
[DF]右から
6 夛田凌輔 TADA Ryosuke 167/62(セレッソU-18)
 →22分:7内田恭兵☆UCHIDA Kyohei 168/55(磐田Y)
4 岡本拓也 OKAMOTO Takuya 173/67(浦和Y)
2◆藤原賢土 FUJIHARA Kento 181/67(藤枝明誠)
 →35分:20◆杉本健勇☆SUGIMOTO Kenyu 187/76(セレッソU-18)
5 廣木雄磨☆HIROKI Yuma 167/63(東京U-18)
[MF]右から小島くんとガク@柴崎のドイスボランチ
12 小島秀仁 KOJIMA Shuto 178/65(前橋育英)
11 柴崎 岳☆SHIBASAKI Gaku 173/62(青森山田)21分□イエローカード
13 高木善朗☆TAKAGI Yoshiaki 170/63(ヴェルディY)
 →52分:15原口拓人☆HARAGUCHI Takuto 172/62(ガンバY)
10 宇佐美貴史☆USAMI Takashi 178/68(ガンバY)
 →59分:8小林祐希☆KOBAYASHI Yuki 177/64(ヴェルディY)
14 堀米勇輝☆HORIGOME Yuki 168/62(甲府Y)
 →35分:16神田圭介☆KANDA Keisuke 163/57(鹿島Y)
[FW]
19 宮吉拓実☆MIYAYOSHI Takumi 170/63(京都U-18)


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チームの中で一番の高さを誇る「FW」の杉本健勇…今日はセレッソ同様、センターバックでの途中出場でした。

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これは…神田くん?

「私たちは試合の中で、自分たちのプラン通りのものを出せたと思います。常に、誰かが誰かの足りない部分を補い合うことで、この結果に結びつきました。」
試合後、池内豊監督はこうコメントしています。

なるほどスコアだけ見ると、さぞやノリノリで圧倒的だったのかと浮かれてみたくもなりますが…

「攻撃の部分に関しては、上手く構築することができたと満足していますが、自分たちのミスから相手のカウンターを受けてしまうことの無いよう、守備についてはもっと修正が必要だと思っています。」

むむ〜。
立ち上がり3分にして、先制弾!それから10分後には3点目が相手ゴールネットを揺らしているという、積極的な仕掛けがみごとにチーバスUSAの出端をくじいたわけですが、どうやらその後がよろしくなかった模様…。
スコアの数字ほどには相手を圧倒していたわけでもなく、選手交代でチームにてこ入れをしてなんとか追加点を決められた、というような雰囲気です。

攻めても攻めても、同じリズム、同じパターンにはまってしまえば、何の結果にも結びつかないのは、先日のA代表「対イエメン戦@アジアカップ予選」で目の当たりにしたばかり。選手交代でリズムが変わったのだとしたら、それはそれで頼もしいところですが…。

そして池内監督が危惧しているのは「守備」。昨日、モレリア戦での失点は「安易なバックパスからミスを誘発したこと」が原因でした。
チーバスUSA戦では無失点におさえたものの、合格点までは到らなかったようです。

3試合をこなし、1勝1分1敗。このチームの、そして個人の課題も剥き出しになってきました。柔軟にどん欲に、クリアしながら前に進めっ!

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U−17日本代表 メキシコ遠征・Copa Chivas 2009 (1/21〜2/3)メンバーはこちら

GRUPO B(グループB)3日目までの順位表
1.Santos(メキシコ)5pts 1勝2分 得失点+3 
2.U-17ブラジル代表 5pts 1勝2分 得失点+1
3.U-17日本代表 4pts 1勝1敗1分 得失点+4!!
4.Chivas USA(アメリカ)4pts 1勝1敗1分 得失点-4
5.Morelia(メキシコ)3pts 1勝0分2敗 得失点-3
6.Toluca(メキシコ)2pts 0勝2分1敗 得失点-1
*A〜Dの4グループ中、各2位までが決勝トーナメントに進出

昨日は最下位だった日本代表…3位まで挽回しました。
グループC首位のメキシコ代表は3連勝で9pts、ぶっちぎりです。


グループリーグは残り2試合。明日のゲームが終わったら、やっと1日のお休みが入ります。
時間は現地の表記。15時間を足してください。

1月27日11:00 対トルーカ Toluca@Gigantera
1月29日11:00 対サントス Santos@Chivas chapalita


ちなみに。
得点王争いの首位に、うさみん@宇佐美貴史が躍り出てますよぅ☆
チームの勝ち点でランキングが変わるらしく、同じ「4得点」でも勝ち点9のメキシコ代表・CARLOS GAMEZが1位、勝ち点6のホストチーム「チーバス・グアダラハラ」ULISES DAVILAが2位、そして勝ち点4のうさみんが3位という扱いです。
なんとか、グループ2位以内に入って、1分でも多く試合に出て、得点王を狙ってほしいな…。
posted by ラン☆カン at 09:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/01/26

U17日本代表。2戦目は0-1で負けました…☆コパ・チーバス2009

初日、ブラジル代表に加え時差ボケと酸素不足とも戦って、2-2の引き分けに持ち込んだU17日本代表Ver.1。
2戦目、メキシコリーグの「Morelia(モレリア)」との対戦は0-1で負けてしまいました……

このモレリアは同じくメキシコリーグの「サントス」との初戦を、0-3で落としています。


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Copa Internacional Chivas Comex 2009」コパ・チーバス2009
2009年1月25日10:00 K.O.(現地時間)
グループB 第2戦@Bugambilias
35分ハーフ

U17日本代表 0-1(0-0,0-1) モレリア

[得点]57分:116 OMAR GARCIA NAVARRETE(モレリア)
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うーーーん…疲れが出ちゃったのか、メンバーをごっそり入れ替えてみたのか…

と、思っていたらやっぱりスタメンを6人入れ替えた日本代表。
前半から押せ押せでゲームをすすめたものの、相手GKの好守にも阻まれ打てども打てども入らなかった模様。

後半に入っても「決めるべきところで決められなかった」彼ら、モレリアのプレッシャーが落ちなかったこともあって、次第に追い込まれます。
そしてとうとう後半22分。日本の安易なバックパスを狙っていたモレリアに、GK松澤くんの処理ミスから先制点を奪い取られてしまいました。

とにかく集中を切らさず70分間「積極的な守り」を押し通してきたチームに対し、自滅気味に試合を終えたらしいU17日本代表。
自ら勝機を手放してしまうことの結末を、思い知らされる結果になっちゃいました…

**スタメン**
☆は去年の「ACF U16選手権2008ウズベキスタン大会(アジア選手権)」メンバー
[GK]
18松澤香輝☆(流経大柏)
[DF]右から
6夛田凌輔(セレッソU-18)→35分:7内田恭兵☆(磐田Y)
4岡本拓也(浦和Y)
2藤原賢土(藤枝明誠)
5廣木雄磨(東京U-18)
[MF]右からヨシアキ@高木と小島くんドイスボランチ、うさみん@宇佐美トップ下
13高木善朗☆(ヴェルディY)8分□イエローカード
12小島秀仁(前橋育英)
17小川慶治朗(神戸Y)
10宇佐美貴史☆(ガンバY)
15原口拓人☆(ガンバY)→45分:9宮崎泰右(大宮Y)
[FW]
20杉本健勇☆(セレッソU-18)→55分:19宮吉拓実☆(京都U-18)

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U−17日本代表 メキシコ遠征・Copa Chivas 2009 (1/21〜2/3)メンバーはこちら

GRUPO B(グループB)
U-17ブラジル代表
Toluca(メキシコ)
Morelia(メキシコ)
Chivas USA(アメリカ)
Santos(メキシコ)
U-17日本代表

2試合戦って、グループ1位は1勝1分のサントス。初戦、日本と引き分けたブラジル代表はトルーカとの第2戦目も引き分けてしまい、6チーム中4位です。
日本は1分1敗のグループ最下位。

グループリーグはあと3試合。A〜Dの4グループ中、各2位までが決勝トーナメントに進めます。
もう一度「日本は、試合終了の瞬間まで決して諦めません。」といううさみん@宇佐美貴史の言葉を思い出して!

1月26日16:00 対チーバスUSA Chivas USA@Verde Valle 1
1月27日11:00 対トルーカ Toluca@Gigantera
1月29日11:00 対サントス Santos@Chivas chapalita
posted by ラン☆カン at 03:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/01/25

U17日本代表。ナイジェリアへの助走☆初戦は2-2!☆コパ・チーバス2009

ブラジル代表を相手に、はるか地球の裏側で始動した日本代表…彼らは去年10月、ウズベキスタンで行われたU16アジア選手権で「グループ内順位や対戦相手が直前で入れ替わってしまう」という信じられないような「規律違反」に巻き込まれた混乱を乗り越え、2大会連続となる「ワールドカップへの出場権」を勝ち取ってきたU16日本代表を継承したチームです。

今年10月24日からナイジェリアで開催される、U17のワールドカップ「FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009」のために、メキシコで助走を始めた「U17日本代表ver.1」、まずはU17ブラジル代表を相手に2-2という結果を出しました!!

彼らが今メキシコで戦っているのは「Copa Internacional Chivas Comex 2009」コパ・チーバス2009。チーバス・グアダラハラというメキシコリーグのチームが毎年、世界のユースチーム24組を招待して開催する、めまぐるしくもガチンコな大会。

2年前には、「あのU17組」…アジア選手権で劇的な優勝をおさめ、2007年のU17 WC@韓国に出場した「あの」日本代表が、メンバーを試験的に入れ替え大会4位の座をもぎとり、地元の記事では「昇り来る太陽」なんて形容されてしまいました。
ちなみにこの時のチームには、12日前の決勝で幕を閉じた高校選手権でマスコミの話題をさらった大迫勇也@鹿児島城西が、その後定着はできなかったけれど召集されています。

そして去年は布啓一郎監督が率いる、2011年のU20ワールドカップ出場を目指す「U18日本代表」を遠征させたのですが、ぽいち@森保一の息子さん@森保翔平・柏U18からスペイン2部のジローナへ入団が決まった指宿洋史・レッズトップ昇格の原口元気・元プロ野球選手@高木豊氏の長男@高木俊幸などなど、面白い選手を揃えたチームは、残念ながらグループリーグ1分4敗で決勝トーナメントには進出できず。
…やっぱりまだ目の前に確固たる目標が見えていなかった彼ら、モチベーションの維持が難しかったのかな…。

ということで、今年は「目の前に目標がありまくり」な日本の17歳以下たち、去年のアジア選手権にディフェンディングチャンピオンの名を背負って挑み、準決勝で韓国に破れベスト4という結果を残したメンバーに新たなライバルを加え、新生日本代表として時差15時間(!)のメキシコへと降り立ちました。


090124chivas_usami*.jpg

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Copa Internacional Chivas Comex 2009」コパ・チーバス2009
2009年1月24日10:00 K.O.(現地時間)
グループB 第1戦@VERDE VALLE 1
35分ハーフ

U17ブラジル代表 2-2(0-0,2-2) U17日本代表
[得点]
48分:Felipe Barreto
61分: Willen Mota
65分:宇佐美貴史
69分:宇佐美貴史
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うさみん@宇佐美貴史、2連発!!!

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「日本は試合終了まで、決して 'bajó los brazos'しない」とコメントするのは2得点をあげたTakashi Usami。「連動してよくうごきまわりスペースを作り出すことで、初戦を引き分けにすることができた」
…と言う、2点先制された試合を振り出しに戻したうさみん@宇佐美貴史のコメントは、地元の記事に掲載されたもの。
'bajó los brazos'は直訳すると「手の位置が低い」…なんだそりゃ。他の競技の見出しにno bajó los brazosと使われている例もあるので、「諦めない」みたいな決まり文句なのかな…
「日本は、試合終了の瞬間まで決して諦めません。」なんつー男前!

**スタメン**
[GK]
18 松澤香輝☆
[DF]右から
5 廣木雄磨☆
4 岡本拓也
3 内田達也☆
7 内田恭兵☆
[MF]堀米くんとガク@柴崎のドイスボランチ、右から
14 堀米勇輝☆→68分:15 原口拓人☆
11 柴崎 岳☆→55分:12 小島秀仁
19 宮吉拓実☆→55分:17 小川慶治朗
8 小林祐希☆→44分:13 高木善朗☆
10 宇佐美貴史☆
[FW]
20 杉本健勇☆

岡本拓也(浦和Y)以外は、去年のアジア選手権に名を連ねた選手が先発で登場!
ガンバユースに敗れ準優勝となった旧サハラ―Jユースカップ―では187センチというその長身故に、FWではなくディフェンスをやっていたセレッソU18のケンユウ@杉本、1トップでした。

試合は35分ハーフ。それでも22日に現地入りしたU17日本代表は、不慣れなメキシコという高地の環境や時差ぼけで、わかっちゃいるけど体動かず…状態だった模様。

ゲームは、序盤から「過剰で不愉快な接触プレー」を繰り返す「アマゾン仕込みの選手たち=amazónico 」ブラジル代表、それに対して、薄い空気にあえぎながらもアマゾン野郎のスペースを使った攻撃をチーム一丸となって守りきる日本代表、という展開で始まりました。
0-0のままむかえた後半13分。ブラジルキャプテンのスキルフルなFW・Felipe Barreto da Silvaがとうとうファウルを誘ったらしく、そこからゴール。13分後にはWillen Motaに豪快に決められてしまったようです。

「ブラジル人はいつだってゴールを狙ってプレーしているんだ。その長所は尊重しつつ、きちんと管理していかなければ」と試合後コメントしたLuis Nizzoブラジル監督。
どうやら選手たちが荒っぽいプレーをしてしまったことに対する、リアクションみたいです。

2点目を失ったその4分後、途中出場の小川慶治朗(神戸Y)が起点となった1点目。
ゲットしたFKを自ら相手ゴールに沈めてみせた終了1分前の同点弾。
「日本は、試合終了まで決して諦めません。」
…どちらの得点も、こう発言したうさみん@宇佐美が出した結果でした。
チームとして戦える個人の集団へ…U17日本代表、まずはいいスタートが切れたのかな☆

090124chivas_usami2.jpg
手の使い方が上手いうさみん@宇佐美貴史。後ろの5番はポルトガル語で言うところの「ラテラウ」=サイドバック・ユウマ@廣木雄磨、小顔です。

******
U−17日本代表 メキシコ遠征・Copa Chivas 2009 (1/21〜2/3)メンバー
☆は去年の「ACF U16選手権2008ウズベキスタン大会(アジア選手権)」メンバー
(顔写真付きリスト→
090122chivas_japon.jpg
※真ん中にいるのは、現地に彼らを激励に訪れた(らしい)元日本代表の相馬直樹です。

■GK■
1 嘉味田隼 KAMITA Jun 1992.01.17 183/80 神戸Y
18 松澤香輝☆MATSUZAWA Koki 1992.04.03 182/75 流経大柏
■DF■
2 藤原賢土 FUJIHARA Kento 1992.01.29 181/67 藤枝明誠
3 内田達也☆UCHIDA Tatsuya 1992.02.08 177/70 ガンバY
4 岡本拓也 OKAMOTO Takuya 1992.06.18 173/67 浦和Y
5 廣木雄磨☆HIROKI Yuma 1992.07.23 167/63 東京U-18
6 夛田凌輔 TADA Ryosuke 1992.08.07 167/62 セレッソU-18
7 内田恭兵☆UCHIDA Kyohei 1992.11.05 168/55 磐田Y
■MF■
8 小林祐希☆KOBAYASHI Yuki 1992.04.24 177/64  ヴェルディY
9 宮崎泰右 MIYAZAKI Taisuke 1992.05.05 167/62 大宮Y
10 宇佐美貴史☆USAMI Takashi 1992.05.06 178/68 ガンバY
11 柴崎 岳☆SHIBASAKI Gaku 1992.05.28 173/62 青森山田
12 小島秀仁 KOJIMA Shuto 1992.07.30 178/65 前橋育英
13 高木善朗☆TAKAGI Yoshiaki 1992.12.09 170/63 ヴェルディY
14 堀米勇輝☆HORIGOME Yuki 1992.12.13 168/62 甲府Y
幸野志有人☆KOHNO Shuto 1993.05.04 174/58 JFAアカデミー福島※1/20怪我のため辞退
■FW■
16 神田圭介☆KANDA Keisuke 1992.01.29 163/57 鹿島Y
17 小川慶治朗 OGAWA Keijiro 1992.07.14 168/62 神戸Y
19 宮吉拓実☆MIYAYOSHI Takumi 1992.08.07 170/63 京都U-18
20 杉本健勇☆SUGIMOTO Kenyu 1992.11.18 187/76 セレッソU-18
15 原口拓人☆HARAGUCHI Takuto 1992.5.3 172/62 ガンバY※1/20追加召集

監督■池内豊 【日本サッカー協会】
コーチ■山橋貴史 【日本サッカー協会】
GKコーチ■柳楽雅幸 【日本サッカー協会】
--------------------
日本がグループリーグで戦う相手は…

GRUPO B(グループB)
U-17ブラジル代表
Toluca(メキシコ)
Morelia(メキシコ)
Chivas USA(アメリカ)
Santos(メキシコ)
U-17日本代表

ブラジル代表以外はユースチームを出してくるので、もしかするとU18なのかも。

これから27日まで毎日試合!時間はすべて現地のもの!15時間プラスしてください…
1月25日10:00 対モレリア Morelia@Bugambilias
1月26日16:00 対チーバスUSA Chivas USA@Verde Valle 1
1月27日11:00 対トルーカ Toluca@Gigantera
1月29日11:00 対サントス Santos@Chivas chapalita

U17ワールドカップの舞台に立つための「チーム内での戦い」は始まっています。
チームとしての結果、そして自分自身の結果にとことんこだわってアピールしてこいっ☆

posted by ラン☆カン at 04:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/01/20

U20日本代表★3決に3-1で勝利!★カタール国際★

今年20歳になるカガワくん@香川真司とむう@金崎夢生、そして6月に21歳になるたかし@乾貴士の3人が、同じA代表として国際Aマッチ「アジアカップ予選」のピッチに立ちました。
たかし@乾とむう@金崎は、ともに初出場。

そして香川くんが去年チーム事情で途中離脱せざるをえなかった「U19日本代表」を、「U20日本代表」という名で引き継いだ22人の選手たちが、初めて挑んだ国際大会は1勝1分2敗という戦歴で最終日の「3位決定戦」をむかえました。

8th Friendly Tournament Doha-Qatar[カタール国際親善試2009]

++++++
U-20日本代表 カタール国際親善試合2009 (1/6〜1/21@カタール・ドーハ)のメンバー表は→こちら
(U19日本代表の顔写真つき選手名鑑は→こちら
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1_79226_1_6.jpg 【3位決定戦】
 1月20日(火)15:00K.O.@カタール・スポーツクラブ
 U-20カタール代表 1-3(0-1,1-2) U-20日本代表
 [得点]
 17分:15河野広貴
 54分:10加藤弘堅
 60分:21白谷建人
 77分:(PK)13Adil Ahmad Ali(Qatar)

 失 点 は ま た P K ーーーーー!!!(驚)


[Man of the match]加藤弘堅

※ちなみにJFAのサイトでトロフィーを持ってるこの写真は「大会MVP」を受賞した山村くんです!

■GK■
1 川俣慎一郎 鹿島(鹿島Y)□イエローカード

■DF■右から
9 酒井高徳 新潟Y(トップ昇格内定)
7 村松大輔 湘南(藤枝東→Honda FC)
4 大野和成 新潟(新潟Y)□イエローカード
5 輪湖直樹 甲府(柏U-18)

■MF■右から。山村くんとコーケン@加藤のドイスボランチ、チビ@河野トップ下
14 清武弘嗣 大分(大分U-18)
6 山村和也 流経大(国見)
10 加藤弘堅 京都(市立船橋)
  →83分:12渡部大輔  大宮(大宮Y)
22 大塚翔平 G大阪Y(トップ昇格内)
15 河野広貴 ヴェルディ(ヴェルディY)☆キャプテン
  →24分:19永井謙佑 福岡大(九国大付属)

■FW■
21 白谷建人 C大阪(国見)
  →64分:20大山恭平 福岡(福岡U-18)


2009年の「U20日本代表」、カタール国際第3位です!

++++++
GKに川俣慎一郎が起用され、これで大会に参加した22人中現地に残っている21人全員が出場を果たしました。

ちなみに1試合も出ることなく、2試合目の前に帰国してしまった17番・トモタカ@岡本知剛ですが、広島に戻って検査したところ「左太ももの前を痛めたけれど、肉離れの心配もなく良好」ということで、吉田の練習場で自主トレをしてるそうです。よかったああ…

思いもかけずチーム内得点王は、セットプレーから2点ずつ取り合ったDFのトーマ@當間建文/鹿島(東海大五)と、山村和也/流経大(国見) でした。
2番手は1得点の永井謙佑/福岡大(九国大付属)、清武弘嗣/大分(大分U-18)、河野広貴/ヴェルディ(ヴェルディY)、白谷建人/C大阪(国見)、加藤弘堅/京都(市立船橋)。
コーケン@加藤弘堅は決勝トーナメント2試合のみの出場、しかも90分出ていないのに、Man of the matchまで獲得して、コストパフォーマンスの良さを最後に印象づけてくれました。
そして「大会MVP」には、CB&ボランチとして全試合に出場、2得点したセルビア戦ではMan of the matchも獲得した山村くんが選ばれています!


こうして「2009 U20日本代表」が最初に記した数字は…

5試合・2勝1分2敗、9得点。そして合計8失点中4点がPKによるもの。

「U19アジア王者」ウズベキスタン、「U19アジア予選グループリーグ敗退」のシリアには負け。

ウズベキスタン、韓国、オーストラリアとともに、今年の「U20ワールドカップへの出場権」を持つUAEとは引き分け。

開催国カタールとセルビアからは貴重な勝利を収めることに成功しています。

(AFC U-19選手権2008 試合結果一覧→

++++++
アジア王者ウズベキスタン対シリアという組み合わせになった決勝戦は、70分にシリアが先制。その後ウズベキスタンが猛攻を仕掛けたようですが、シリアの堅守を崩すことができず、シリアが大会初優勝をもぎとりました。
++++++

この大会、一つ一つの結果が未来へつながっている…言うのは簡単だけれど、頭と体で「理解」と「納得」することとはまた別。そんな難しいモチベーションの中で2勝できた、それは彼らを応援する者として素直に喜びたいな、と思います。

++++++
空白を抱え込み、経験することを貪欲に求めて進んでいく「U20日本代表資格保有選手たち」。
その中の21人がカタール国際第3位、という結果をまず手に入れました。
空白がもたらす混沌とした未来をその足で踏み固め、結果と言う形にできるのは選手自身だけ。
本当に、本当に、頑張ってほしいです。


2009/01/19

U20日本代表★準決勝!アジア王者ウズベキスタンに惜敗?★カタール国際【動画あり】

今年エジプトで開催される「U20ワールドカップ」への出場権を逃し、さまよえる存在になってしまった「2009年のU20日本代表」。

日本がチームとして送りだした初めての国際大会、8th Friendly Tournament Doha-Qatar 「カタール国際親善試合2009」で、グループリーグを1勝1分1敗と踏ん張った彼らは、去年のアジア最終予選「AFC U19アジア選手権2008」で優勝を果たした、ウズベキスタン代表との準決勝に挑みました。

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U-20日本代表 カタール国際親善試合2009 (1/6〜1/21@カタール・ドーハ)のメンバー表は→こちら
(U19日本代表の顔写真つき選手名鑑は→こちら
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【準決勝】
1月18日(日)19:00K.O.@カタール・スポーツクラブ
U-20ウズベキスタン代表 3-2(1-0,2-2) U-20日本代表

[得点]
17分:4 Musaev Fozil(Uzbekistan)
58分:當間建文
66分:(PK) 8 Karimov Sherzodbek(Uzbekistan)
79分:22 Abdurahmonov Doston(Uzbekistan)
81分:清武弘嗣

[Man of the match]Musaev Fozil (Uzbekistan)



↑カタール在住の方が撮影された動画です☆ YouTube動画
ちなみに「白いユニ」が日本代表。

■GK■
18大久保択生 横浜FC(帝京)
■DF■右から
2當間建文 鹿島(東海大五)
 →77分:8佐藤将也 名古屋(浜名高)
7村松大輔 湘南(藤枝東→Honda FC)
6山村和也 流経大(国見)☆キャプテン
9酒井高徳 新潟Y(トップ昇格内定)
■MF■右から。フミヤと下田くんドイスボランチ、清武くんトップ下
16齋藤学 マリノスY(トップ昇格内定)
 →66分:15河野広貴 ヴェルディ(ヴェルディY)
13木暮郁哉 新潟(三菱養和)
 →68分:10加藤弘堅 京都(市立船橋)
11下田光平 FC東京(秋田商)
22大塚翔平 G大阪Y(トップ昇格内)
14清武弘嗣 大分(大分U-18)
■FW■
19永井謙佑 福岡大(九国大付属)


++++++
アジア王者のウズベキスタンを相手に、またしてもPKで失点!!!!これで4試合中7失点のうちPKが3点…(悩)連係がうまくいってないのか、相当に前がかりなのか…む〜ん。

※動画を見るとゴールライン際まで追いつめた相手をスライディングで倒してしまい、PK!となった模様。日本代表はかなりラインを押し上げているようで、カウンターを喰らうとぶっちぎられ気味になっているみたいです。あとはなぜかフリーにさせてしまっていたり…
トーマ@當間の同点弾は案の定、左からのFKに合わせたもの。清武くんのゴールは、判別しにくいのですが、中央をドリブル突破して打ったように見えます。

ちなみにウズベキスタンは、去年のアジア選手権決勝スタメンのうち8人をこの試合で使ってきています。ウズベキスタン3点目は当時ベンチにいた選手。
この大会のために「各所属チームの推薦を受けて作った」代表だった日本を相手に、2失点と言うのは、逆にウズベキスタンとしては課題の残る内容ということでしょうか。

そんな日本のスタメンは、シリアにPKの1失点で負けてしまったグループリーグ初戦・後半途中からのメンバーと同じ顔ぶれでした。
「経験を積ませる」というより意外に勝ちにこだわったチームづくりをしたのかもしれません。

グループリーグ3試合目セルビア戦で、ボランチとして出場しセットプレーから2得点、Man of the matchを獲得した流経大の山村和也がキャプテンマークを巻きました。
去年、アジア最終予選直前の「U19日本代表候補合宿」では追加召集だった183センチのDF、もしかしてこの大会で、一番手ごたえを感じた選手なのかな…

それとグループリーグ2試合目、UAE戦で77分に輪湖直樹(甲府)と交代した、山村くんと同じ流経大の中里崇宏ですが、怪我をしているのかも。

さあ、もう1試合。この大会1勝しかできていません。
そしてこれ以降、「U20日本代表として」国際大会への参加は未定です。
勝ちにこだわってプレーしてほしいな。

++++++
1月20日(火)15:00 3位決定戦 U-20カタール代表対U-20日本代表

2009/01/18

第87回選手権*鹿島学園 対 野洲*レポ*2回戦

もう、滋賀県では新人戦が始まっていると言うのに…
今さらな選手権レポ、つづきです。
****

2009年1月2日。
元日の町を席巻していた冷たい強風も少し収まり、新年2日目の太陽が照りつける三ツ沢球技場。
スタジアム隣の小さなトラック付き公園では、第1試合を戦う鹿島学園と野洲がそろってアップをしています。
ちらりとのぞいた表情は、両校とも気負いも不安もなさそうな落ち着いた雰囲気。

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「暑い」とさえ感じるメインスタンドで、この大会からお目見えした「野洲のビッグフラッグ」がベストポジションを見つけようとうろうろ彷徨うのをながめていたら、とんでもない噂が飛び込んできました。

「山本監督、ベンチ入りできひんらしい」
えええええ!!!!1回戦スタメンの中にも発熱した選手がいるらしい…!?

苦戦した2日前の試合、4分のロスタイムに入ってからやっと「あの野洲」を取り戻し始めていたチームに、いきなりな展開です(涙目)

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*鹿島学園スタメン***
1GK 長峰大樹[3] 鹿島アントラーズJY
2DF 阿渡真也[3] 横浜F・マリノスJY追浜
3DF 杉下智哉[3] ロクFC
4DF 安藝正俊[3] JACPA東京JY FC
14DF 金井洵樹[3] JACPA東京JY FC
6MF 増田匠海[3] ロクFC
7MF 小黒翔太[3] 鹿島アントラーズノルテJY
8MF 工藤由夢[3] SCH.FC →79分:18MF 佐藤勇治[3] FC.多摩JY
10MF 小谷駿介[3] 横浜F・マリノスJY追浜
11FW 三橋隼斗[3] 横浜F・マリノスJY
9FW 忍穂井大樹[3] FC.多摩JY →79分:17FW 青木翔太[3] フットワーククラブ

奈良代表の一条との開幕戦をPKに持ち込んで、勝ち上がってきた鹿島学園。Jクラブのジュニアユース出身者が名を連ねます。

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*野洲スタメン***
1GK 横江 諒[3] セゾンFC
2DF 福本匠吾[3] YASU club U-15
3DF 西口 諒[3] AC SFIDA
4DF 端山亮平[3] YASU club U-15
7MF 藤野友貴[3] セゾンFC
8MF 潮入啓太[3] セゾンFC
9MF 上田大輔[3] セゾンFC →62分:15MF 卯田堅悟[2] セゾンFC
11MF 松永俊吾[3] 京都サンガF.C.U-15 →79分:21MF 梅村 徹[2] セゾンFC
18MF 林 晃佑[3] AC SFIDA →62分:23MF 松田康佑[2] 京都サンガF.C.U-15
10MF 坂本一輝[3] 石部中
14FW 梅村 崇[2] セゾンFC

試合前バックスタンドの「サッカー部員応援団」から「こーすけ!」と声援が飛んでいたので、1回戦スタメンだった2年生ボランチ・松田康佑のことだと思っていたら、なんとまたしてもメンバーを入れ替えてきた野洲、同じこーすけでも3年生の林晃佑が先発出場です。

090102dash1.jpg

幾度となく繰り返されてきた儀式。

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また明日、繰り返されるだろうことを信じて。

090102enjin.jpg

誰よりも、それを信じ、望んでいるのは選手たち。

発熱!?の噂があった選手も元気に登場。ベンチには引率の水谷智宏教諭が監督代行として控え、岩谷篤人コーチの声量も絶好調な模様。選手たちから絶大な信頼を寄せられる岩谷さんの存在と含蓄ある一声で、山本監督不在の穴をなんとか塞いでもらえそうです。

そしてピッチに展開した野洲のフォーメーションは…なんと、高円宮グループリーグ第2戦でヴェルディユースを相手に初めて採用したという「勝つためになりふり構わない」4バック!

         1.横江諒
2.福本匠吾 4.端山亮平 3.西口諒 18.林晃佑
       11.松永俊吾
  7.藤野友貴 8.潮入啓太 9.上田大輔
     10.坂本一輝 14.梅村崇

高円宮の市立船橋戦@西が丘でも90分このシステムで戦い、フィールドプレイヤー10人ほぼ全員が攻撃に絡みまくった野洲。ところが鹿島学園の鈴木雅人監督に「まさか野洲が引いてくるとは思わなかった」と、試合後ふり返られてしまうくらい、ふわっと試合に入ってずるずると受け身にはまってしまいます。

全員が熱に浮かされたようにぼーっとしたまま4分が経過、鹿島学園の速い展開にどフリーで真ん中からシュートを打たれ…よこりょう@横江くんがなんとか足で防いでそのままCKに。でも、ほっとする間もなくそのコーナーキックを頭で押し込まれてしまいました。
開始5分にして、いきなりな失点…0-1。

そこからまた5分間くらい、先制点をあげて勢いづきさらに動きのよくなった鹿島学園に対して、野洲のふわふわ感は続きます。徐々にもやが晴れ始めたのは11分過ぎあたりから。まずは闘争心があったまってきたらしい潮入くんが初戦に続いて手袋を外し、端山くんをなかなか立ち上がれないほどに痛めた鹿島学園の選手がイエローを受け、そしてふたご@梅村崇が「きちんと揃えて」手袋をタッチラインの外に出し、その「珍しい!」と称された光景にびっくりしていたら、今度は顔をやられて出血!

…って、試合展開に関係ないじゃんと思われるでしょうが、何事も積み重ね。こんな小さな出来事が野洲のふわふわもやもやを振り払っていくのですから、サッカーはわかりません(嘘)
ひとつひとつをきっかけに意思がはっきりしてきた野洲、鹿島学園のプレスをかいくぐってのドリブルやパスに、希望がつながります。

そして23分、潮入くんがタメをつくる隙に上田さんが左サイドをオーバーラップしてえぐり、ペナルディボックス脇でパスを受けて、直接ゴールマウスを…?

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ああ、上田さんが放ったクロス―シュートかも―はバーを叩き、弾かれたボールに猛然と突っ込んできていたのは坂本くんでした!ボレーシュート!ゴール!
1-1。失点から18分後、同点です。

その後、上田さんが倒されゲットしたFKを直接狙ったものの浮かしてしまった松永くんが、悔し紛れに芝生を蹴るシーンも。
この試合も頑張ってメモをとっていたKANKANによると、
『「野洲に○出てきた」と書いてあるが読めず。何が出てきたんだろう…余裕とか波とか?たぶん、いいもの。』
確かに(笑)

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潮入啓太のひらめきに、周りが連動し始めています。彼からのパスを起点に先制点アシストを放った上田さん(左)、そして県予選からこれまで6試合連続得点中の坂本くん(右)、前半40分を終えて厳しいながらも「次へのアプローチ」を熟考してるような表情で引き上げてきます。

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「監督がいないことで逆にチームは結束していた」
キャプテンにしぐー@西口くんが試合後語ったように、山本監督不在という状態に慣れてきた野洲っ子たちは「監督をまた選手権のベンチに連れ戻さなければ!」というプレッシャーを、プラスに転換させ始めていました。
みんな同じテンションです。全員が同じレベルでぐいぐいと試合を動かし出しています。
あとはいい意味で「試合をぶち破る」選手がドリブルを始めてくれれば…!

それにしても7番・藤野くんと引き上げてくる14番・ふたご@梅村崇、流血沙汰になった顔を気にしっぱなし(痛)

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おなじみ「We will Rock You」「あのSexyをもう一度」の横断幕を背景に、スタメン入りを目指して3年間一緒に切磋琢磨してきた「仲間」が…「ライバル同士だった彼ら」が、そのプライドを賭けてチームのために、今日も波をおこしています。

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1-1。この先40分間の展開を読むことはできません。

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「勝ちたい」気持ちは両チームどちらも同じ。どれだけ自分たちがやりたいこと、やるべきことを成し遂げられるのか。

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静かに散っていった野洲の選手たちがとったフォーメーションは、前半の4バックに変えていつもの3バックでした。

       1.横江諒
2.福本匠吾 4.端山亮平 3.西口諒 
   18.林晃佑 11.松永俊吾
7.藤野友貴 8.潮入啓太 9.上田大輔
      14.梅村崇   
      10.坂本一輝 

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なんだかいつも肘を張ってちょっこり蹴るポーズがかわいい(笑)潮入くんのプレースキックで、後半開始!

そして試合は野洲のペースで動き始めます。市船戦@高円宮のような華麗なるパスワークにはまだまだ及ばないけれど、「一番いい時の自分」をたぐり寄せようと、記憶の軌跡をトレースしている感じ。対する鹿島学園は開幕戦で序盤に見せた「一条とのつなぐサッカー合戦」とは全く違う「我慢して守り、カウンターを狙う」ような試合運びです。

パスがつながり相手を翻弄するといっても、真ん中から攻めては相手の一番手堅いところで引っかかる…のを繰り返していた野洲、11分、左から坂本くんが放ったサイドチェンジパスを受け、右ワイドに開いていた藤野くんが突如縦へのドリブルを始めます。

「鹿島学園の守備はどちらかのサイドに絞るので、空いた方を突きたい」と試合前に言っていた藤野くんが仕掛けた「試合の調和をいきなりかき乱す」この高速ドリブルは、相手の寄せをかいくぐりペナルディボックス脇まで到達、角度がなさすぎるかも…と思った途端、右足からとんでもないシュートが放たれていました。

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ゴール左サイドネットに突き刺さるボール!
野洲逆転!2-1!

ぶわあっとわき上がる歓声。

これこれ!「あの野洲」として魅せつけてほしかったのは、美しくつながっていくパスワークの中で、いきなり挿入される「読めない旋律」。このプレーが野洲の真骨頂です。これが見たかったのーー!

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歓喜の絶叫に塗れるメインスタンドの野洲高ベンチ裏、そして弾かれたように集まり来るピッチの仲間たち、これでさらに「自分たちのペースに流れを引き寄せられる」誰もがそう信じた瞬間でした。

ところが…
一瞬の後、野洲にとって、野洲ファンにとって、この明るい陽射しを受けるピッチが暗転してしまうことになります。

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鹿島学園、11番・三橋隼斗があっという間に最終ラインの裏に抜け出ていました。よこりょう@横江くんと1対1になっちゃう…と思った瞬間、彼は追いすがった野洲の選手と共に、ペナルディボックスの中でもつれて倒れます。
PK。

よこりょう@横江くんの読みは合っていたけれど、手には届かず。後半13分、2-2。ゲームは振り出しに戻りました。
そう、振り出しに戻っただけのはずでした。

手を叩き、みんなを鼓舞するキャプテンにしぐー@西口くん。まだ同点。みんなもわかっているはずなのに、明らかに野洲は動揺しています。後半だけでも野洲の放ったシュートは7本、対する鹿島学園は4本、攻めてはいるのです。パスをつなぎドリブル突破を狙い「野洲らしい攻撃」は幾度となく相手を脅かしているのです。
でも、鹿島学園は守ります。しつこく、粘り強く、諦めることなく。

それに対して野洲は…同じリズムでピッチの中を躍動していました。
みんなが、チーム全員が、同じテンションで繰り返し繰り返し、突破口を探して。
高い技術、ほとばしるアイデア、連動していくパスワーク、そして観客を沸かせる華麗にしてトリッキーなチャレンジ…でも野洲はそれ「だけ」じゃないはずなのです。その一連の流れを裏切るさらに突出した「なにか」が必ずあるから、野洲は「面白い」はずなのです。

攻防戦としては面白かったのかもしれません。でも後半33分。その均衡が破れました。

野洲のペナルディボックス右からファーへ入ったクロスを、鹿島学園9番・忍穂井大樹がヘディングで真ん中へ折り返し…そこへ飛び込んできたのが11番・三橋隼斗。

…ふぅっと穴が空いたような瞬間…
よこりょう@横江くんの頭上では、ネットが揺れていました。
2-3。残り7分、野洲は1点のリードを許します。


鹿島学園の気力と集中力は、これでさらに高まったようです。
その気迫に対して焦る野洲が、それでも必死に自分たちのサッカーをやろうともがいている姿を見るのは、なにか残酷な光景でもあったのですが、終了間際とうとうチャンスをつかみました。
CK。
潮入くんのボールに坂本くんがジャンプ、そのヘディングを受けたボールはゴールマウスへと…吸い込まれる寸前、DF必死のクリアによってあえなく弾き出されてしまいます。

悲鳴に包まれるスタジアム、そしてその直後。ホイッスル。
息を飲むような一瞬の空白ののち、崩れ落ちる選手たち。

それは「優勝したチーム」に憧れ入学してきた3年生たちへ、野洲高校サッカー部員としての終わりを告げるホイッスルでもありました…

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体液全部をピッチに流すつもりじゃないかと思うくらいに泣き崩れている仲間を、キャプテンにしぐー@西口くんが自分も涙を拭いながら、なんとか助け起こします。
バックスタンドの応援団からは「最後まできちんとやろうぜ!」と、声がかかりました。
最後まで。戦った相手にもきちんと礼を尽くすまで。

******
第87回全国高校サッカー選手権大会 2回戦
2009年1月2日12:05K.O.@三ツ沢球技場/5800人
40分ハーフ
鹿島学園(茨城) 3-2(1-1,2-1)  野洲(滋賀)
[得点]
8分:安藝正俊(鹿島学園)
23分:坂本一輝(野洲)
51分:藤野友貴(野洲)
53分:小谷駿介(鹿島学園)
73分:三橋隼斗(鹿島学園)
******

試合の入り方がよかった、開始直後に先手を取れたのが大きかった、とそれぞれ鹿島学園の「勝ち越し弾アシスト」忍穂井大樹と鈴木雅人監督がコメントするように、ふわっと試合に入ってしまった野洲。
…せっかくチームが一つになってきて、やりたい野洲のサッカーもできていたのに、それでも勝てなかったのは「運がなかったから」、岩谷コーチのこの言葉を裏付けるように、鹿島の鈴木監督は「劣勢だったけれど、たまたま勝つことができました」と謙遜しながらインタビューに答えています。



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9月、西が丘のピッチで見た「笑っちゃうほど楽しそうで幸せなチーム」は蘇りませんでした。
確かにスタンドを沸かせる美しい展開も随所にちりばめられた試合。
でも、彼らはそれだけじゃなかったのに…
一つになり始めたチーム、調和に満たされたパスワーク、そこへさらに万華鏡をひっくり返すように現れる新たなひらめきと強引さ…それが他の高校には真似ができない絶対的な魅力だったはず。

一つになり始めたチーム。同じテンションで高みを目指して昇り続けてはいたけれど、そこからさらに飛び抜けるヤツが、いたはずなのに。できたはずなのに。


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互いに支え合いながら、彼らはバックスタンドまでなんとかたどりつき、支え続けてくれた仲間たちに感謝を捧げます。
そこには応援団を引っ張った3年生・高階翔、そして1回戦で途中出場したFW12番・福原拓己の姿もありました。彼らの元には涙に暮れ、まともに顔も上げられずにいる3年生たちが、許しを請うように次々とやってきます。

雑誌の企画でそれぞれ色紙を書いたメンバーたち、その中で2番・福本くんは「忘れるな!Aだけが野洲じゃない…Bがいてこその野洲なんや Bの星 福本匠吾」と記していました。

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「悔しいが、胸を張って滋賀に帰りたい」
キャプテンにしぐー@西口くんは、最後までキャプテンであらねばと、間欠泉のようにあちらこちらでわき上がる涙に立ち止まってしまう仲間を、無言で励ましながら歩いてきます。
さっきまでシャツをめくり涙を拭いていた藤野くんは、となりでまたしても激しく嗚咽を上げ始めた2年生を慰めるので、ちょっと気が紛れたようです。

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勝利から得るものはある。でも敗北から得られるものはなにも、ない。

たぶん敗者は「なぜ得られなかったのか」を、自ら学び取らないと前へ進めないのでしょう。

それはとても辛い作業だけれど、逃げてしまったらそこで終わり。


「野洲のサッカー」で頂点を目指した彼らが、その失敗をかけがえのない財産に変えられるのだと信じ、次へのステップを踏み出せるよう、ファンとして祈りたいと思います。

君たちのサッカー、大好きだったよ!!!

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バックスタンドでも、撤収が始まりました。第2試合、東北高校と情報科学の応援団と入れ替わらなくてはなりません。
そんな中、一人呆然とピッチを見つめる福原くんの姿がありました。

これまでの勝利も、ここでの敗北も終焉も、ピッチでプレーした選手だけじゃない、みんなのものです。

♪野洲高なら手を叩こう♪

ラン☆カンも目一杯叩いときました!
ありがとう。そして、がんばれ。



***
第87回高校選手権 1回戦*野洲対岐阜工レポ→★その1★その2
開会式レポ→

滋賀県予選3回戦レポ→
***

この大会、「むぅみぃの日記」のむぅさんに本当にお世話になりました!ありがとうございます!

新キャプテンにはくるくる@卯田堅悟が選ばれたそうです。
歴代、野洲のキャプテンは苦労続き(苦笑)応援してます!

2009/01/17

U20日本代表★2009カタール国際GL★空白を埋め尽くすために【動画あり】

招待状は届きませんでした…。

去年の11月。アジア最終予選の準々決勝でU20韓国代表に0-3で敗れ、「2009 U20ワールドカップ@エジプト」出場への道が閉ざされた――「U19日本代表」。
今年18・19・20歳になる彼ら「U20日本代表」は、3年後にロンドンで開催されるオリンピックへのアジア予選が始まるまで、壮絶な空白期間を抱えこむことになってしまいました。

未成年者に対して、明確な責任の取り方を示さなければいけなかった「日本サッカー協会」は、この「さまよえるU20日本代表」を「A代表牧場」と位置づけることにしたようです。
「岡田総監督」以下、A代表スタッフ全員が目を配り、数々の国際大会に参加しながら、ロンドン五輪を…可能ならば2010年のワールドカップを、目指せる選手が育ってくるようにと。
さしあたって今年の目標は2006年と2008年に優勝している1月の「カタール国際」。
そして6月にフランスで行われる「ツーロン国際」。
ところが。
…確かに、毎年必ず招待状が来ると決まっている大会ではありません。
でも、「U20ワールドカップ出場を逃した」日本へは、ツーロンからの招待状は届きませんでした。

今年決まっている、唯一の国際大会―8th International Friendly Tournament(U-20)「カタール国際」を、まずは有意義に戦わなくてはなりません。それでも「岡田総監督」がメンバーを選ぶことは、時間的にも情報量的にも不可能。
さまよえるU20日本代表リストへ最初に名を連ねる事になったのは、各チームから推薦された選手たちでした。

+++++++++
U-20日本代表 カタール国際親善試合2009 (1/6〜1/21@カタール・ドーハ)メンバー
★は去年の「U20ワールドカップ・アジア最終予選@サウジアラビア」代表選手です
(U19日本代表の顔写真つき選手名鑑は→こちら

■監督■小倉 勉 OGURA Tsutomu
■GK■
1 川俣慎一郎 KAWAMATA Shinichiro 1989.07.23 188/86 鹿島(鹿島Y)
18 大久保択生 OKUBO Takuo 1989.09.18 190/90 横浜FC(帝京)
■DF■
2 當間建文 TOMA Takefumi 1989.03.21 178/72 鹿島(東海大五)
3※鎌田翔雅★KAMATA Shoma 1989.06.15 172/66 湘南(湘南Y)※1/7体調不良で辞退
 →中里崇宏 NAKAZATO Takahiro 1990.03.29 174/70 流経大(流経大柏)
4 大野和成★OHNO Kazunari 1989.08.04 180/71 新潟(新潟Y)
5 輪湖直樹 WAKO Naoki 1989.11.26 170/60 甲府(柏U-18)
6 山村和也 YAMAMURA Kazuya 1989.12.02 183/72 流経大(国見)
7 村松大輔★MURAMATSU Taisuke 1989.12.16 175/73 湘南(藤枝東→Honda FC)
8 佐藤将也 SATO Masaya 1990.02.10 178/74 名古屋(浜名高)
9 酒井高徳 SAKAI Gotoku 1991.03.14 175/72 新潟Y(トップ昇格内定)/開志学園
■MF■
10 加藤弘堅 KATO Koken 1989.04.03 178/72 京都(市立船橋)
11 下田光平★SHIMODA Kohei 1989.04.08 180/70 FC東京(秋田商)
12 渡部大輔 WATABE Daisuke 1989.04.19 170/67 大宮(大宮Y)
13 木暮郁哉★KOGURE Fumiya 1989.06.28 177/60 新潟(三菱養和)
14 清武弘嗣 KIYOTAKE Hiroshi 1989.11.12 172/63 大分(大分U-18)
15 河野広貴★KAWANO Hiroki 1990.03.30 165/58 ヴェルディ(ヴェルディY)
16 齋藤 学 SAITO Manabu 1990.04.04 165/54 マリノスY(トップ昇格内定)/市立川崎
17※岡本知剛★OKAMOTO Tomotaka 1990.06.29 179/65 広島/並木学院※1/13怪我のため帰国
■FW■
19 永井謙佑★NAGAI Kensuke 1989.03.05 172/58 福岡大(九国大付属)
20 大山恭平 OYAMA Kyohei 1989.05.22 178/71 福岡(福岡U-18)
21 白谷建人 SHIRATANI Kento 1989.06.10 177/72 C大阪(国見)
22※宮澤裕樹★MIYAZAWA Hiroki 1989.06.28 182/72 札幌(室蘭大谷)※1/6体調不良で辞退
 →大塚翔平 OTSUKA Shohei 1990.04.11 179/69 G大阪Y(トップ昇格内)

トモタカ@岡本、2戦目を前にいきなりな怪我そして帰国〜!?(号泣)

+++++++++
こうして始まった「U20日本代表」最初の大会…
8th Friendly Tournament Doha-Qatar[カタール国際親善試2009]
8カ国を2グループに分けリーグ戦の上位各2チームが決勝トーナメントに進みます。

グループA:カタール、マレーシア、ベラルーシ、ウズベキスタン
グループB:日本、シリア(チュニジアから参加国変更)、UAE、セルビア

+++++++
【グループステージ】
1月11日(日)16:15K.O.@カタール・スポーツクラブ
U-20シリア代表 1-0(0-0,1-0) U-20日本代表
[得点]63分(PK):5 Abd Al Naser Hasan(Syria)
[Man of the match]木暮郁哉
■GK■
18大久保択生
■DF■右から。
2當間建文 59分□イエローカード→87分:12渡部大輔
6山村和也
7村松大輔☆キャプテン
9酒井高徳
■MF■右から。フミヤと下田くんドイスボランチ
14清武弘嗣
13木暮郁哉
11下田光平 14分□イエローカード
16齋藤学
■FW■
21白谷建人→70分:19永井謙佑
20大山恭平→63分:22大塚翔平

◆大会公式記事を意訳してみました!
Syria beat Japan 1-0[シリア、日本を1-0で叩く]
グループBのシリアは「アジアの強豪」日本を相手に、納得のゆく勝利で大会の幕を開けた。
試合は当然日本に有利な展開になると思われたが、モハメド・ダジがゲットしたPKをハッサンが決め、そのままなんとか逃げ切ることに成功した。
◆◆◆◆
去年、サウジアラビアのピッチで絶望に涙していたDFの村松くんがキャプテンマークを巻きました。JFLのHondaFCからJ2湘南ベルマーレへ、挑戦の場を移して最初の試合がこの大会。さぞや気合いが入ったことと思います。
そしてアジア最終予選前の仙台カップを怪我で辞退してしまった大山恭平、彼の代わりに追加召集され、結局最終予選でゴールを量産することになった永井謙佑、国見魂を感じる白谷建人、ここら辺の「本職FW」に期待したいところですが、PKで先制点をあげたシリアにがっつり守られちゃったのかな…
負けてしまったチームからMan of the matchが選ばれてるっていうのも、なかなか暗示的ですが、フミヤ@木暮郁哉はサウジアラビアのテレビ局に次ぎ、またしても中東の野郎どもを魅了しちゃったんでしょうか(笑)
がっつり守りどっしり配球の下田くん、軽やかに風をまとい中盤を支配するフミヤ、天才パサー清武くん、がんがんドリブラーまなぶ@齋藤、この4人の組み合わせ上手くはまるとなかなか魅力的な気がします。

+++++++
一昨年は井原正巳監督、北京五輪候補のサブ組で参加して結果のでなかったカタール国際。中途半端な立場ではモチベーションの持って行き方に苦労するだろうし、でも「最後の最後は気持ちがすべて」というのは誰もが分かってはいるだろうし、厳しいんじゃないかな…なんて思っていた第2戦。相手はアジア最終予選、出場のかかった準々決勝で当初対戦するだろうと予想されていたUAE、U19のアジア準優勝国です。

+++++++
1月13日(火)16:15K.O.@カタール・スポーツクラブ
U-20 UAE代表 1-1(0-1,1-0) U-20日本代表
[得点]
23分:19永井謙佑
75分:19 Khamis Esmaeel(UAE)
[Man of the match]大久保択生
■GK■
18大久保択生
■DF■右から。
2當間建文
6山村和也
7村松大輔
9酒井高徳→88分:15河野広貴(左SHへ)
■MF■下田くん1ボランチ。清武くんトップ下
11下田光平
22大塚翔平
3中里崇宏→77分:5輪湖直樹(左SBへ)
14清武弘嗣 70分□イエローカード
■FW■
19永井謙佑☆キャプテン
21白谷建人→54分:16齋藤学



↑カタール在住の方が撮影されたダイジェストです YouTube動画

◆大会公式記事の意訳…
1-1 between Japan UAE[UAEと日本、1-1の引き分け]
永井謙佑が前半に叩き込んだ「途方もなく難しいゴール」は、UAEにとってやはり前半の12分に失点した日曜日のセルビア戦を思い起こさせるものだった。けれどもイスマイルの蹴ったボールは日本のディフェンダーをかすめコースが変わったため、キーパーを欺くことになり、試合を振り出しに戻した。結果UAEは勝ち点1を拾い合計2ポイントに、日本は合計ポイント1に終わっている。
◆◆◆◆
「incredibly difficult goal」原文に書かれた永井くんのゴールへの形容詞です。
incredibly=信じられないほど、途方もなく、ものすごく
いったいなにをやらかしたんだ、ケンスケ!!?しかもキャプテン!
GKと4バックはそのままで挑んだこの試合、不運な失点をしたようですがMan of the matchはGKの大久保くん…。GKの見せ場が多い試合だったってことなのでしょうか、むむ〜。

+++++++
2試合戦って日本は勝ち点1のグループ4位。でも、最終戦に勝てれば自力で決勝トーナメント進出できるのです。
戦ってる彼らの気持ちはわかんないけど、ラン☆カンは勝手にぐぐーっとモチベーション上がってきました(笑)
そして…

+++++++
1月15日(木) U-20セルビア代表 17:30K.O.@カタール・スポーツクラブ
U-20セルビア代表 2-3(1-2,1-1) U-20日本代表
[得点]
18分:6山村和也
25分(PK):13 Slavko Perovic(Serbia)
35分:6山村和也
62分:2當間建文
88分:9 Nemanja Milic(Serbia)
[Man of the match]山村和也

■GK■
18大久保択生☆キャプテン 86分□イエローカード
■DF■
2當間建文→81分:12渡部大輔
7村松大輔
4大野和成
9酒井高徳
■MF■
14清武弘嗣 →89分:8佐藤将也
6山村和也
11下田光平
22大塚翔平
■FW■
15河野広貴 38分□イエローカード→73分:13木暮郁哉
19永井謙佑 89分□イエローカード



↑カタール在住の方が撮影されたダイジェストです!YouTube動画

この試合、公式サイトの「Full Time(試合終了後の記録)」をクリックするたびスコアが動くので、ドキドキさせられたのですが、それよりも得点者「Yamamura, Yamamura, Toma」の表記に、おかしくなったのはカタール人なのか自分なのか、大いに悩まされました…だって2人ともDFじゃん。
と思ったら、Man of the matchを山村和也がゲット!どうやらホントにこの2人が合計3得点を叩き出したみたいです。山村くんは下田くんとドイスボランチとして出場、CBには大野和成が初出場しました。新潟っ子のカズ@大野くんはなんだかその場を明るくしてくれる笑顔の持ち主。頑張ってほしいなあ。

※追記:動画を見ると山村くんの1点目とトーマ@當間くんの3点目は左CKを頭で押し込んだ模様、そして山村くんの2点目はFKを頭で合わせたゴール。183センチ、フィールドプレイヤーでは最高峰を誇る山村くん、なるほど。
そしてトーマは負傷交代でした…心配。

それにしても、3試合やって4失点中2点がPKっていうのは…?(悩)

さて、これで「U20日本代表」は勝ち点合計4ポイント、グループ2位抜けが決定しました。
あと2試合、なによりも、どんなことよりも、自分自身のために戦ってほしいぞ!
日本が抱えた「U20という空白」を埋め尽くせるのは、U20である選手たち自身にしかできないことなのだから…

【ノックアウトステージ】
1月18日(日) 準決勝19:00 グループA1位U-20ウズベキスタン代表 対 グループB2位U-20日本代表
1月20日(火) 決勝/3位決定戦

+++++++++
岡田総監督
この世代は日本サッカー界にとって、継続的に強化していく必要がある。協会からの依頼を受け我々がこの世代も見ていくことになった。日本代表と日程が重ならない限りは、私が直接みるのだが、今回日程が重なっているため小倉コーチに見てもらうことになった。世界ではこの世代の選手でも、その国のA代表で試合をしている。日本の選手もこの大会をきっかけに大きく成長してほしい。

2009/01/15

第87回選手権*岐阜工 対 野洲*レポ*1回戦*

1月12日。国立競技場。
鹿児島県代表「鹿児島城西」対広島県代表「広島皆実」の決勝戦は、広島皆実の初優勝という結末をむかえました。
12月30日の開会式からわずか14日間、48校が「負けたらすべてが終わる」戦いを繰り広げ、46校が国立のピッチに戻る事なく去っていったわけですが、開幕戦で敗退した一条以外の47校がまだ希望をつないでいた、1回戦まで遡っての「今さら」なレポです。

************
2008年12月31日。快晴の等々力陸上競技場。

3年前の1回戦・2回戦、このピッチで勝つことによって「セクシー」を身に纏い始めた野洲…優勝したあの時のチームに憧れ入学してきた選手たちが、最上級生となって「縁起のいい」等々力に戻ってきました。
目標の一つに「優勝した84回大会のチームを超える」ことを掲げて。

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チームをピッチレベルで支えるのは、36番・伊藤優矢(FW)と44番・森下正基(GK)、共に3年生。
折り鶴で作られたYASUフラッグをベンチに掲げ、続いてなにやらパウチッコされた3枚の紙をぺたぺたと張り付けています。それはなに?って取材もされてたけど、遠目には写真がいくつかプリントされた「弁当屋さんのメニュー」(笑)←大間違い

「日本一のマネージャー」を目指す二人の背後では、大きな野洲カラーの波がうねり始めていました。バックスタンドいっぱいの野洲フラッグをサッカー部員たちが広げる中、両チーム選手の入場です。

******
第87回全国高校サッカー選手権大会 1回戦
2008年12月31日12:05K.O.@等々力陸上競技場/4300人
40分ハーフ
岐阜工(岐阜) 0-1(0-0,0-1)  野洲(滋賀)
[得点]
79分:坂本一輝(野洲)
******

ああああーーー!ラン☆カン最高のお楽しみ「集合写真撮影タイム」がないーー!!!!(号泣)カメラマンさんたち!もっと食い下がって主審に抗議して!…と思ったのですが、初戦に挑む緊張感の中、すでにピッチでウォームアップに余念がない高校生たちを、強引に集合させることはためらわれたようです。残念…

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*野洲スタメン****写真の並び順に左から
3DF 西口 諒[3] AC SFIDA
4DF 端山亮平[3] YASU club U-15
1GK 横江 諒[3] セゾンFC
--
14FW 梅村 崇[2] セゾンFC
23MF 松田康佑[2] 京都サンガF.C.U-15→79分:21MF 梅村 徹[2] セゾンFC
2DF 福本匠吾[3] YASU club U-15
--
10FW 坂本一輝[3] 石部中
7MF 藤野友貴[3] セゾンFC→51分:15MF 卯田堅悟[2] セゾンFC
8MF 潮入啓太[3] セゾンFC
--
11MF 松永俊吾[3] 京都サンガF.C.U-15
9MF 上田大輔[3] セゾンFC→65分:12FW 福原拓己[3] YASU club U-15

県予選の時から中盤の選手をいろいろ入れ替えていた野洲、23番・松田康佑をいきなりスタメンに持ってきました。2・3日前に決まったばっかりという噂も…毎年ファンどころかチーム自身まで欺く、魅惑の采配いきなり炸裂(笑)

*岐阜工スタメン****
12GK 山田健太[2]
2DF 福川和宏[2]
3DF 栗田真吾[2]
4DF本田拓也[2]
5DF 鹿野潤哉[3]
6MF 堀江敏史[2]→50分:14DF 森 周也[3]
7MF 名和貴大[2]
8MF 藤掛翔成[2]
9MF 高橋祥平[3]→69分:17MF 中島弘樹[3]
10FW 田中義樹[3]
11FW 藤岡幹久[3]→79分:25FW 山崎貴雅[2]

今季の練習試合3戦では1勝2分け、野洲に対して少なくとも苦手意識はないだろう岐阜工は、2番から12番までび〜っちり揃ったキレイなスタメン。そして11人中7人が2年生!ベンチにずらりと並ぶのが3年生という、下克上なチームです。


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さあ、負けたらこのピッチで終わり。

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糸をひくように弾け、また縒り集まり、手をつなぎ呼吸を合わせて1回ジャンプ。彼らの意識がピッチの中、縦横無尽に繋がったままでありますように。

野洲のフォーメーションはいつもの3バック。こんな感じ?
      1.横江 諒
2.福本匠吾 4.端山亮平 3.西口 諒
  23.松田康佑 11.松永俊吾
7.藤野友貴 8.潮入啓太 9.上田大輔
      14.梅村 崇
     10.坂本一輝

きつい光線。強風。バックに両校の応援団、メインスタンドにはぎっしりと「あの野洲」の目撃者になろうと、待ち構える人々…いよいよ野洲の選手権1回戦キックオフ、です!

っていきなり岐阜工、直接FKのチャーーーンス!(汗)

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よこりょう@横江くんが最初のピンチをがっちり摘み取って始まったこの試合、なんと前半20分ぐらいまで両チームとも「セットプレーたこ殴り合戦」っつーか「CK時々ミドル、ところによりカウンター、オフサイドに注意」状態。

野洲は基本的にドイスボランチから前の合計7人がボールをつなぎ合って、縦横無尽に敵陣へと攻め込んでいくのですが、そんな事ご近所さんの岐阜工は百も承知。野洲の両ワイド・藤野くんと上田さんが臨機応変にポジションを入れ替えてサイドからドリブルを仕掛ければ瞬く間に挟み込んでボールを奪い、アイデアの宝庫・潮入くんのスルーパスをことごとく阻んでしまいます。

そしてボールを奪ってからの展開が速い!少ない手数…っつーか足数で、あっという間に野洲の最終ラインを突破してくる岐阜工、結局前半5本のシュートを放ちCKは8本、終了3分前にはポスト直撃のシュート!…入らないのが不思議なくらい…いっそのこと入ってくれた方が野洲のみんなも開き直れるんじゃないか…そんな弱気になっちゃうほど、セットプレーに危険なミドルも織り交ぜた効率的かつ効果的な岐阜工の戦術です。

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去年の12月24日、日本代表に初選出されちゃったたかし@乾貴士の
「(母校の山本監督に選出の報告は?)はい、しました。どんな感想だったかは分からないのですが、野洲が青森山田と試合をしていて、負けた後だったので、機嫌がちょっと…(苦笑)」
というコメントで、大会寸前に調子を落としてたのかなあと気になっていたのですが…結局FKは直接4回と間接1回のチャンスがあったものの、シュートは「今回もシャツがずるずる出ていて主審に注意された」上田さんの1本、CKも右からりんごほっぺな端山くんが1回だけ。復調しないままこの日をむかえちゃったのかもと思わされるような前半の40分が、やっと終了しました(汗)

でも、バックに陣取るサッカー部員を中心とした応援団は、旗ふりにビッグフラッグに声出しにと、本当にがんばっています。この大会からはよこりょう@横江くんがゴールキックのモーションに入る際「うほっ!うほっ!うほっ!」と、謎の雄叫びで盛り上げるシーンも…気分はサファリパーク(爆)

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もやもやさせられた分「野洲らしいプレー」の目覚めに期待のかかる後半。
ことごとく不発だったとはいえ、徐々にパスのつながる回数が増えてきた野洲、最終ラインでふんばるDF3人と「ナイスキー!」を連発したよこりょう@横江くん、そして攻守の切り替えに奮闘していた松永くんのためにも、先制点を奪ってほしいところ。そろそろ藤野くんものってきたかな…という後半10分、くるくる@卯田堅悟と交代です。

確かにこの試合、藤野くんのドリブルはなかなか敵陣の中へ侵入する事ができませんでした。
9月、西が丘で見た市立船橋戦@高円宮では、スタンドから笑いがおこるほど意外性に溢れ自信に満ち、なにより楽しそうだった藤野くんがすっかり毒気を抜かれたみたいに見えるのは、髪を切って前髪を下ろしたせいだけじゃない気がします。
くるくる@卯田くんと握手をかわし、ベンチの山本監督にも手を差し伸べ、大人しく引っ込んでしまう藤野くん…いや別に暴れてほしいわけじゃないんだけど(笑)

前半、この藤野くんと潮入くんが手袋を外したのですが、2人ともきちんとそろえて手首で折り返しバラバラにならないようタッチラインの外へ放り投げたのを見て、びっくりしたのも事実。2年前、チームきっての「ご機嫌状態ダダ漏れ男」だったこーへい@山田晃平(現・大阪経済大)がピッチの中に「むきーーっ!」と投げ捨てていったのを思うと、隔世の感があります(笑)

♪野洲高なら手を叩こう 野洲高なら手を叩こう 勝ちたいなら態度で示そうよ ほらみんなで手を叩こう♪ 

バックスタンドから響く、ピッチに立てないチームメイトたちの歌声…。
今このスタジアムの中、自らの信念とプライド…わがままと紙一重だけれど…をもってチームのバランスを「いい意味でも悪い意味でも」不安定にする「野洲高サッカー部員」は誰一人いないようです。
優勝したチームが最後まで「危うさの中で瞬間的につながっていく事のカタルシス」を強みにしていたとすれば、このチームは「同じレベルで信頼し合うという思いの力でゲームを支配していく事」が魅力のひとつなのかもしれません。

それでもこの試合、前半とばした岐阜工は運動量が若干落ちたとはいえ守備陣はあわてず奮闘、つんのめりそうな期待をもって観客が見つめる野洲の描く複雑華麗なボールの軌跡の数々は、ため息をのせたままゴールマウスに収まることができずに、じりじりと時間が過ぎていきます。
高円宮・市船戦での笑っちゃうほど幸せなチームはどこへ?
潮入くんのひらめきの先にいるはずの、選手たちはどこへ?

「後半は体を張っての奇跡的なディフェンスがあった。そこでPK戦になってくれたら、とどこかで思ってしまった。」@岐阜工・清本勝政監督

対する野洲はさらに交代を重ね、坂本くんとムードメーカー福原拓己の2トップに変更。松永くんを中盤の底に1人おいて、なんとふたごちゃん@梅村崇&徹が公式戦初の揃い踏みです!と「ふたご萌えー!」とか盛り上がった直後…
よこりょう@横江くんのパントキックを潮入くんが「呼ばれて、見えていたので出した。」とそのままヘディングでディフェンスラインの裏へ送り、坂本くんが抜け出し…シュート!

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後半39分。そう、終了まで残り1分。
坂本くんゴール!!1-0!野洲、先制点です!

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高校選手権は決勝まで40分ハーフ・延長戦なし・即PKという決まり。優勝した大会の準々決勝で大阪朝鮮とPK戦までもつれているけど、どうも「野洲がPK得意」な気はしません。
「練習試合を通しての相性の部分もあるし、PK戦にはしたくなかった。だからシステムを3バック1ボランチにして2トップに変更した瞬間、ゴールが決まった」@野洲・山本佳司監督

先頭を走るりんごほっぺ@端山くん、諸手を広げる福本くん、我慢し続けた守備陣が本当にうれしそう!

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ロスタイムは約4分。けっこう長いじゃん(涙目)と思っていたら、1点とった野洲はそこからいつもの余裕が出てきて、オフサイドの笛を無視してシュートを打った坂本くんがイエローを喰らうというおまけがつくほどのってきました…って遅いよ!!

そして「野洲の初戦突破」を告げるホイッスルが、等々力競技場に響きわたります。

左でチームメイトをむかえるキャプテンにしぐー@西口くん。…よかったよぅぅぅぅぅぅぅ…ほっとしたよぅぅぅぅぅぅ!

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まだ見ていられる。まだこのチームを応援していられる。
想像以上の苦戦だったけれど「高円宮で魅せてくれたあの野洲」を、全国のお茶の間へと電波に乗せて届けなくちゃ!

「仲間からいいパスがくると信じて走っていた。それまでシュートを何本も外して焦っていたし、正直PK戦も頭をよぎっていた。でもゴール前の落ち着きはこの1年で自分が成長したと思う部分。落ち着いて決められました」@10番・坂本一輝
かならずチームのために結果を出してくれる、野洲っぽくない野洲っ子。頼れるフィニッシャーです。

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自信に満ちた上目遣いが、なんだかキュートな(笑)にしぐー@西口くん。握手をしているのは、岐阜工の監督さんではなくコーチ。監督さんとはすでに挨拶済みです。
「後半はうまくいかず、PKになってくれたらとどこかで思ってしまった部分があり、そこがまだ私の甘さなのかもしれない。自分たちはボールを奪った後のパスコースが限定されているが、野洲はバリエーションが多い。もっと焦らせてペースを乱したかったが、同じ事を貫いてきたのはさすがだと思った」@岐阜工・清本勝政監督

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体を張ったシュートブロックとか、奇跡的な守備を見せてくれた…と瀬戸際で踏ん張れる力を監督が評価する岐阜工。2年生が多いながらも落ち着いたプレーで79分間、野洲を追いつめ、80分間戦い抜きました。

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このピッチでうなだれることになったのは、彼らの方だったかもしれない…本当にぎりぎりの勝利、最後の最後にやっとつながった1本のパスでした。

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1回戦ではピッチに立てなかった3年生、6番・けいちゃん@中川圭右、13番・松原賢志、18番・林晃佑。中川くんは高円宮でスタメン出場していた選手です。次の鹿島学園戦で、彼らにもチャンスがめぐってきますように…

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マネージャーの伊藤優矢と喜びを分かち合う、決勝点へのパスを出した8番・潮入啓太。
彼の笑顔が、彼のパスが、このチームを未来へとつないでいきますように…


初戦の高揚感と不安感、なにも手助けできないスタンドのファンは、この狭間にあって一喜一憂しっぱなし!
それでもドリブルをスタートさせる度、ヒールパスを通す度、感嘆とため息を吐き出そうと期待に身構える人々の「熱」を「勇気」にかえ、彼らが受け取ってくれたらいいなと、願っています。
「選手権の舞台」でプレーをするということは、自分自身が持つ「他人をすら巻き込むエネルギー」を解き放つチャンスを与えられたということなのだと思うから。

そう、こんな笑顔も含めて。

*******
いつもは絶対に試合中のメモなんぞとらないランラン☆カンカンの中の人たちですが、今回KANKANが初挑戦した時系列のメモを参考にこのレポを書いてみました。っつーか、ありがとうKANKAN!もう二度とメモはとらないという気持ちは、よ〜くわかります(笑)

*写真つきレポ**
第87回高校選手権 1回戦*野洲対岐阜工レポ→★その1

第87回高校選手権 2回戦*野洲対鹿島学園レポ→

開会式レポ→

滋賀県予選3回戦レポ→

2009/01/06

第87回高校選手権*開会式*ふりむいちゃいます

去年の12月30日に開幕した「第87回全国高校サッカー選手権大会」。
年が明けて1月5日の準々決勝、全国3816校中のベスト4にまで絞られました。
1月10日に行われる準決勝までの間、♪うつむくなよ、ふりむくなよ♪という大会メッセージソングにちょっぴり背いてみます(笑)


2008年12月30日。太陽の光が露出した肌を刺す快晴。
ご父兄、ファン、クラスメイト、そしてお弁当を食べ終わった(笑)チームメイトたちが待ち構える中、チームフラッグを掲げたキャプテンを先頭に、各都道府県の優勝旗を捧げる副キャプテンが続き、北から順に晴れの舞台へと選手たちが入場してきます。

今年のラン☆カン的テーマは「小道具1本勝負!」

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青森県・青森山田!もうもう、このリンゴを持った右手をきりりと突き上げる行進が、たまらなく好き(うっとり)去年はなぜだか手ぶらだったけど、やっぱりこれでなくちゃ☆様式美の域に達してます←ホントか?

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去年の栃木県代表・矢板中央を破っての出場は宇都宮白楊。
拡大してみたけど、小道具の正体がわからず。「宇都宮とくれば、餃子?」とか言ってたわけですが、絶対違うよね…

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いつもならユニと同じストライプの小旗をふって登場の群馬県・前橋育英。今年は「黄色と黒のしましまダルマ」でご当地名産をアピール☆
地元チーム、ザスパ草津に入団内定の10番・佐藤穣は「国立へは戻ってきたな、という感じ。決勝でしかプレーできないのは残念だけど、ここでプレーできるようにがんばりたい。」とコメントしています。

そう、今年は準決勝に勝ち進んでも、そこに待っているのは埼玉スタジアム。「聖地・国立競技場」のピッチに立つことができないんです(泣)みんな、この開会式でしっかりと芝の匂いを脳みそのしわに刷り込んで「決勝を戦っている自分」のイメージを強固にしてほしいな。

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その埼玉県代表は12年ぶりに出場の市立浦和。9番FWの平塚圭亮が掲げるぬいぐるみの正体は…平成16年、埼玉県で開催された「彩の国まごころ国体」で誕生した県のマスコット「コバトン」!

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「ロングボールやショートパスを使った多種多様な攻撃をして初戦を突破したい」と福元将哉キャプテンが語る山梨県・韮崎は、チームカラーの小旗をふりながら登場です。竿の黄色がこだわりポイント?

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県庁に出場の挨拶へ行ったらうっかり持たされちゃった(?)新潟県で今年開催される「トキめき新潟国体」の大断幕を掲げての行進は北越。

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そして準々決勝で八千代に敗北した2年前はセロファンに包まれたままの「水仙」を携えていた、福井県・丸岡。今年は満開の「県の花」を華やかにふりながら登場です。サッカー選手と生花、そのギャップを明るい笑顔が埋めています。



YouTube動画

センセーショナルな優勝を果たした年から、4回連続出場の滋賀県・野洲。毎回、落とし物はないかとか、迷子になる奴はいないかとか、いらぬ心配をするのが楽しみなわけですが(笑)今年もだらだら〜っと登場しました。
「さらに攻撃を加えたサッカーをしたいと思います。」と語るにしぐー@西口諒キャプテンは、後ろがちゃんとついてきてるのか不安なんだろうな…談笑に興じる仲間をふり返りながらの先導です。

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その野洲と初戦を戦うのは、岐阜県・岐阜工。「前線から速いプレスをかけてボールを奪うサッカーをしたいと思います。」とキャプテン・田中義樹が語るチームは、名産品「岐阜和傘」をかざしての行進☆すっごいキレイ!

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「初出場に浮かれないよう、地に足をつけて、足下をすくわれないようにやっていきたいです。」という片岡新之助キャプテンが先導する、京都府・京都橘。とても小さいものを持っての行進なんですが…なんか食っちゃってる奴もいるし(笑)もしかして校名の「橘」の実?

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さあ、バラの花を口にして奴らがこの舞台へ戻ってきました!!デカモリシ@森島康仁がいた3年前には、貴賓席にむかってレイザーラモンHGの「フォー!」を決めて見せた兵庫県・滝川第二ですが、たとえ決めポーズがなくても彼らの笑顔が見られるだけでワクワクします。
「飛び抜けて上手い選手はいないんですけど、全員がチームのためにしっかり動いて攻撃します。」とキャプテン中西隆裕がコメントするように、滝二の明るいチームワークは笑いと汗で作られています。

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名前のインパクトがすごい大分県・県立情報科学。加えてユニと小旗のストライプ攻撃も、トラックの上で相当にインパクトがあります。
と思ったら「堅い守備から、速攻やパスを回して相手を崩すサッカーを見せたいと思います。」と語るキャプテンの名前・奴井名(ぬいな)佑真もインパクト大!

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日本の最南端、行進のラストを努めるのは沖縄県・那覇西。新潟の北越同様、県庁に挨拶へ行ったらうっかり「平成22年度インターハイ 美ら島沖縄総体2010」アピールの断幕を託されちゃった(笑)?
「しっかりチーム全員で守備をして、そこから攻撃につなげていくサッカーです」と、キャプテン・上原諒也。彼らにとって寒いところでのプレーはキツいだろうなと思うのですが、がんばってほしいです☆

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どんな結末が待っていようとも、自分に誇りをもつこと。そのことがライバルへの、仲間への、そして国立を夢見てプレーし続けるサッカー少年たちへの、リスペクトになるはず。

翌日12月31日には、半分近くのチームが地元へと帰って行ってしまいました。
それでも、開会式でこの国立の芝を踏みしめ立てたこと、そのプライドをもってあごをあげ、前を見続けられたらいいなと願っています。


「日本には不必要なプレッシャーを感じる選手がなんと多いことか。
 どんな結果も悲劇と考える必要はありません。
 サッカーは楽しむもの。
 本当の悲劇はサッカー以外の分野や、
 世界のあちこちで起きている」
おじいちゃん@オシム前日本代表監督

2009/01/03

野州。2回戦。敗戦。

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2009年1月2日。三ツ沢。

スタンドから声をあげ、波を作り、旗を翻し支え続けたサッカー部員たちが、ピッチで泣き崩れた仲間に「最後まできちんとやろうぜ!」と、叫んでいました。

チーム。仲間。

今回の野州は「部活動らしい結束力」が、魅力のひとつに加わっていたように思います。

その分、落ちる時にはみんなが落ちてしまう…
誰かひとり強引にでも流れを変えるヤツがいたら、結果は違ったのかもしれない…


まだ。もっと。できたはずなのに。


不思議な空白感です。
終わっちゃった…のかあ。

2009/01/01

選手権1回戦*岐阜工対野洲*終了1分前っ!

去年の大晦日。野洲の高校選手権がいよいよキックオフとなりました。

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1回戦のピッチは、優勝した年と同じ「等々力競技場」。キャプテン・にしぐー@西口諒が、その勝負強さを発揮して引き当てた「神奈川ゾーン」での戦いです。

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バックスタンド野洲応援席で波打つ、巨大な野洲旗!この選手権で初お目見え☆
その横ではサッカー部員による「熱烈旗ふり応援」が、弾けてます(笑)

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さあ、80分後の笑顔に向けて、ダッシュ!

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苦しい苦しい79分が経過…このまま0-0だったら、即PK戦へ突入してしまいます。
終盤に向かうにつれ、「あの」パスワークが連動し始めた野洲の攻撃が、実らないシュートで終わるたびスタンドからはため息のような悲鳴が洩れていたのですが、ついに。残り1分。

エースストライカー坂本一輝が、岐阜の最終ラインを突破します。
キーパーと1対1。ゴール!

終了1分前。野洲の次への扉が開かれました。

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滋賀県予選とは違う顔がピッチで躍動していた野洲。
23番・松田康佑、斜め後ろの14番・梅村崇、交代出場の15番くるくる@卯田堅悟、21番・梅村徹、この4人は2年生です。
ちなみに梅村崇&徹の双子の兄弟が公式戦で同じ時間・同じピッチでプレーする姿は、今シーズン初だったとか!


と。もうちょっとまともなレポはあとで書いてみたいと思います…
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年がみなさまにとってよい1年でありますように☆
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