ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2009/08/31

U18日本代表、メキシコにPK戦勝ち☆SBSカップ☆第2戦[写真レポ]

23試合中22試合出場。1得点。高校生にしてプロ中のプロ、そんな選手をユース年代の代表として招集できるのか…浦和のMF原口元気をめぐって、日本サッカー協会と浦和レッズが「花いちもんめ」状態になっています。
「日の丸を背負い国際大会で戦うこと」と「日本のトッププロリーグで戦うこと」どちらがそして「何が」「彼の将来にとっていいのか考えたい」とヒロミ@原博実技術委員長が、8月28日の予定だった「9月のU18日本代表召集メンバー発表」を一旦延期したのですが、原口くん自身はどう思っているのでしょう。

18歳の時、U20アルゼンチン代表として「2005 U20ワールドカップ オランダ大会」で優勝を果たし、MVPにも選ばれ、2年後2007年のカナダ大会では、すでにバルセロナの中心選手だったため、U20代表への召集なんて最初から問題外だった、リオネル・メッシみたいなことになってますが、年齢に関係なく突き抜けていっちゃう選手を止めることはできません。原口くん自身が選び、納得できる結果になれば一番いいんじゃないのかなと思うのですが…

さて。サッカー協会技術委員たちが「2012ロンドン五輪」の予選を兼ねてしまうかもしれない「2011 U20ワールドカップ」への出場権をかけた戦いの第一歩の中心に、原口元気を据えたいと思っている最中、彼に取って代わるために…そしてこのU18というカテゴリーの中で「経験」を積んでライバルより抜きん出るために…チームであってチームではない、8月のU18日本代表たちが挑んだ「SBSカップ国際ユースサッカー大会」。
初日、静岡県内のU18代表―「静岡ユース」を相手に6-1というゴールラッシュで勢いに乗ったU18日本代表の連戦となる2日目、彼らの目の前に電光石火のコンビネーションをもって現れたのは「U18メキシコ代表」でした。

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前日、この大会は何人交代OKなんだっけと数える間もなく後半選手が入れ替わり、結局数えてみたら18人全員、そうGKを含め選ばれたメンバー全員がピッチに立っていた日本代表。
2日目はスタメンを入れ替えてきました。
初日の酷暑の中、アピールに成功した11人、です。

大会前の練習試合でも大会初日でも、途中出場だった初招集の平出涼@東京U-18が、とうとうスタメンの座をゲット。後列左から重松健太郎・平出涼・山崎直之と東京U-18組の4人中3人が、並んで肩を組むことに。もう一人の東京っ子は前列右端、このチームではすでに中心選手の一人となった左SB阿部巧。同じユースチームから4人もスタメンに名を連ねるなんて、今まであまりなかったように思います。

そして7・12・8番の「大学生トリオ」は初戦に引き続き前列の真ん中で揃って胸を張り膝を立てることに成功!
さらに前列左端から鋭い眼光を放つイケメン―前日の試合では後半から出場して、あっという間にチームの流れを、そして勢いの方向を決めてしまった「J2トップ出場」の経験者―古田寛幸@札幌ユースU-18がスタメンに入りました。

そうなると、ユースでの経験しかない後列の6人と前列右端の阿部巧の表情が、ちょっぴり「子供」に見えてしまうのは、思い込み?(笑)

[U-18日本代表 スタメン]
○印は8/20静岡産業大学練習試合スタメン
◆印は第1戦・対静岡ユーススタメン
■GK■
18中村 隼○◆/浦和Y
■DF■
4阿部 巧○◆/東京U-18
5平出 涼/東京U-18
6扇原貴宏○◆/C大阪U-18
7田中優毅◆/日体大/四中工※8/17追加召集
■MF■
8六平光成○◆/中央大/前橋育英
11山崎直之○◆/東京U-18
12清武功暉◆/福岡大/大分U-18※8/17追加召集
 →62分:9大崎淳矢◆/広島Y
14古田寛幸○/札幌ユースU-18
■FW■
16重松健太郎◆/東京U-18
17永井 龍○◆/C大阪U-18

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前日の対フランス戦は午後2時35分キックオフ。壮絶な猛暑の中で足をつらせる選手もいたU18メキシコ代表。こうして見ると、年齢詐称気味なヤツもちらほら(笑)身長164センチ、15番のルイス・オラスコアガは前の日に18歳の誕生日をむかえたばかり。となりの10番がお父さんでぼく中学生、と言われても信じちゃうけどなっ。

*****
2009 SBSカップ 国際ユースサッカー[2日目]
2009年8月23日(日)15:00K.O.@藤枝総合運動公園サッカー場
U18日本代表 1-1(PK7-6)U18メキシコ代表

[得点]
11分:11ダヴィラ・ウリセス(メキシコ)
26分:17永井 龍(日本)
※40分ハーフ
*****

藤枝の深い木々に囲まれた丘の中、吹き渡る涼しげな風と、すこし翳った日差しのおかげで、土曜日よりはましな環境の中でキックオフとなったこの試合、フランス戦ですでにエンジンのかかっていた「少ないタッチでボールを動かし、素早く攻め込む。それがメキシコのサッカー」と、チャベス監督が自信を持って語るそのコンビネーションが、いきなりフルパワーでピッチに稲妻みたいな軌跡を描き始めました。
もう、速い速い速い!!!
日本は目も体もくらんでしまい、相手のパス回しに、がんがん裏へと飛び込んでくる相手の攻撃陣に、対応しきれません。

でも、少ないタッチでパスをつないでいくことに加え、人も連動して動き続けること、これが日本の売りなはず。徐々に相手のミスパスをカットして自分たちの時間を作り始めるのですが…たったの3秒も持たないのです。
それは「メキシコと同じ速さ&リズム」でパスを回してしまうせい。せっかく自分たちのボールにしたのに相手の波に飲まれ、勢い込んでボールをつないでしまい、結局相手の思うつぼに。

そんなめまぐるしいパスワークの応酬となった前半6分7分、たて続けに喰らったメキシコのシュートを、2試合目にして指示出しも存在感もすっかり身につけた、GK中村隼がはじき飛ばしました!でも…その3分後には、FKのピンチ。ぎゃー。

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一番手前の壁にムサカ@六平光成と共に入った12番の清武功暉は、初選出の福岡大1年生。総理大臣杯決勝に1年生ながらスタメン出場を果たし「優勝」の一翼を担った選手です。
そんな経験の持ち主でも、初日の静岡ユース戦では気負い込んだ笑顔ばかりが印象に残る感じだったのに、2日目には余裕も「メラニン」も出たのかちょっと落ち着いた表情に。黒すぎてよく見えないけど(笑)

このFKは事無きを得たものの、直後の前半11分、右サイドを突破され一度はハヤト@中村隼が弾いたボールを、キャプテンのダヴィラ・ウリセスに押し込まれ、失点。0−1。
U18日本代表、先制点を奪われてしまいました。

ところがこれで、「相手のリズムに飲まれていた」ヤツらの目が覚めます。
まずは自分たちのペースを取り戻すこと。
遅攻も交え、両サイドに展開し、相手の足を止め、ボールを支配すること。
右からマサキ@田中優毅が上がり、真ん中でシゲ@重松健太郎がつないで、左のヒロユキ@古田寛幸がシュート!惜しくも枠はとらえられなかったけれど、日本が自分を取り戻し始めたところで水飲み休憩に入りました。

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この日、公式戦で初めてCBのコンビを組んだ、クラセン王者の6番キャプテン@扇原貴宏とクラセン準優勝&MIPの5番ヒライデ@平出涼。
初戦スタメンだった名古屋の磯村亮太もそうなのですが、ヒライデくんは本来MF…攻撃的な選手です。彼らに求められているのは、守ることに加え「最終ラインから攻撃を組み立てること」。そんな彼にとって、メキシコのあんまりな攻撃っぷりは対応が難しかったらしく、ちょっぴりあわあわな感じになってましたが、キャプテンを中心にチームワークでしっかりフォロー。彼がビルドアップできる余裕がチームにできるといいのですが…

そんな様々な思惑と混乱を胸にベンチ前へ集まってくる選手たち。試合の流れが変わっちゃうし、なにしろFIFAの国際大会では絶対にあり得ない給水タイムだけど、この2日間に関しては「命の水タイム」。みんな必死で飲んでます。
まずは一口、それから両腕にかけて、またゴクゴクと喉を鳴らし、仕上げはうなじにじゃばじゃばと。オプションとして日焼けしていない腿にもかけるのもあり。一連の儀式が終わって、さあ、続きです。

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再び22人がピッチへと散った直後、相手のリズムを崩しペースを引き寄せていたU18日本代表が、またしてもワイドに展開します。左SHヒロユキ@古田寛幸からパスを受けた右のコーキ@清武功暉が中へ持ち込んで、シュート!ごいいいいぃぃん…クロスバー…
でも、こんなあまりに惜しいゴールチャンスの余韻も残らぬほど、日本の攻勢は続きます。
そして前半26分、マサキ@田中優毅が右サイドを深くえぐりこんで中へクロス!そのボールへ左足をのばして詰めていったのは、リョウ@永井龍…ゴール!1−1!

「自分はゴール前で食らい付いて勝負するタイプ。持ち味が出せた」
試合後そう振り返ったリョウ@永井龍の元へ真っ先に抱きつきに行ったのは、アシストのマサキ@田中優毅とコーキ@清武功暉。さらに、ムサカ@六平光成も駆けつける歓喜の塊の中、誰よりも得点者を祝福しているのはリョウと2トップを組むシゲ@重松健太郎でした。

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1−1のまま迎えた後半。いつもなら先陣を切って、一人ピッチに現れるキャプテン@扇原貴宏の隣に、今日はシゲ@重松健太郎の姿が。2人並んで身振り手振り、何事か意見を交わし合っている模様。
このチームでプレーするのは今回が2回目となるシゲ、チームの一員としての自負に表情もプレーも、明るさを増しています。
それと反比例するかのように、セレッソ大阪U-18でプレーしている時の「華やかな熱さ」が気配を消してしまっているキャプテン。もちろん試合中手を叩き、声をかけ、チームを鼓舞する姿も、最終ラインを統率する姿も、ユースの時と変わりはないのですが…
円陣が解け、守備の仲間たちとの信頼を確認し合うキャプテンの表情には、責任感の強さが溢れまくってます。ちなみにがっつり握手をかわすこのタクミ@阿部巧165センチとの身長差は16センチ♪

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こうして始まったU18日本代表対U18メキシコ代表の後半、疲れの見え始めたメキシコに対し、日本は運動量をあまり落とすことなく連動を続けています。徐々にプレーが荒くなってきた相手の、故意ではない接触で鼻血が出ちゃったリョウ@永井龍、鼻栓を詰め込まれるはめに(泣)

そんな動きの鈍ってきたメキシコの中で、唯一「どこにでもいる」奴だったのは、15番ルイス・オラスコアガ164センチ。ゴールキックを邪魔しにいったり、あちらこちらでちょっかいを出していた彼…
ピピッ!「えっオラ?」君です。
ついに日本のFKに対して壁を作る場面で執拗にボールに執着して、イエローゲット(苦笑)

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ボールを競り合って頭蓋骨を強打してしまった両キャプテンや、ペナルティエリア内混戦で倒されてしまったタクミ@阿部、そしてメキシコのキャプテンも唇を切っちゃったりと、日本が流れを支配するもののゴールを決められないまま試合が終盤に向かうにつれ、お互い接触プレーで倒れてしまう場面が続発。メキシコのチャベス監督が「正直言って日本の方が上回っていた」とコメントした後半は、結局そのまま40分が経過してしまい、PK戦へと勝敗は委ねられることになりました。

先攻後攻を決めているキャプテンが戻ってくるのを待つ間、円陣内を盛り上げているのはコーキ@清武功暉。後半途中でジュンヤ@大崎淳矢と交代したため、彼にキッカーの権利はありません。そんな彼の一言に、なんだかみんな笑顔でリラックスムードです。

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キッカー指名の結果を受けてかビミョーな表情になってる選手も…(苦笑)でも、一番の主役だろうGKハヤト@中村隼は、頼もしげな笑みを浮かべています。メキシコは前日にもフランスとPK戦をやったばかり。何か秘策でも!?

そして始まった日本先攻のPK戦。いきなりハヤトのビッグプレーが飛び出します!

16重松健太郎○-10×←ハヤト、横っ飛びセーブ!
4阿部 巧○----2○
11山崎直之○---8○
17永井 龍○---7○
8六平光成×---16○←ム、ムサカぁぁぁぁぁ!(汗)
6扇原貴宏○---11○
9大崎淳矢○----5○
7田中優毅○----3×←ハヤト!止めたぁぁぁぁぁ!

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うぎゃー!!うりゃーー!!どりゃーーー!!!
18人の野郎どもによる脂肪分の少ないミートボール!乗っかり過ぎだっつーの(爆)
肝心の主役は仰向けになったグレーのお尻…

「1本目はコースを読んでいた。最後は集中し直し、いい反応ができた」@ハヤト

東京U-18の3人が先陣を切ったPK戦は、1本目シゲのキックが決まったあと、ハヤト@中村が相手のシュートを阻みます。その後4人目まではミスなく進み、先攻の日本代表がこれを決めれば「勝利」となる5人目に登場したムサカ@六平光成が、止められてしまいました…。
クラセンの準決勝でセレッソ大阪U-18のキャプテン@扇原貴宏とリョウ@永井龍が「愛」を持って挑み12人が蹴り合ったPK戦が頭を過ります。

ところが…「積極的なGK。攻撃の起点になることもでき、将来が楽しみ」と布U18日本代表監督がコメントしたハヤト@中村隼が、たったの2試合で自陣の守備を掌握してしまうことになりました。

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そして…「えっ、ハイタッチにオレご指名っすか?」コーキ@清武功暉のお誘いにびっくり気味、ハヤトの前で必死に相手の突破を堪えて、攻撃への起点を作ろうとしていた元ボランチのヒライデ@平出涼、照れながらも仲間の賞賛を受けているようです。…それとも単にいじられキャラ?(笑)

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いやっほ〜う。リョウ@永井とナオ@山崎直之。

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うきうきのまま、失敗しちゃった「5番手キッカー」ムサカ@六平光成に突っ込みを入れるナオ@山崎。さらにムサカくん、この日は出番のなかった2番・磯村亮太にも声をかけられ大破顔。早くもチームの中で彼のミスは笑いに昇華させられたみたいです。

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「大学生」に「トップ出場選手」…自分よりも経験値の高い仲間たちをまとめていく任を負うキャプテン、扇原貴宏。そんな彼をチームを率先して明るく盛り上げることでサポートしているのは、気負いなく声をかけまくるコーキ@清武を始めとした「大学生」たち…そんな関係も垣間見えた、SBS第2戦。

「確実に全体がレベルアップしている。エースが不要とは思っていない。核になる選手は多ければ多いほどいい」と布監督が語るこのU18日本代表。
「スピードがあり、ドリブルのうまいFWがチーム内にいる。自分はボールがないところでの動きを磨きたい」と試合後コメントしたリョウ@永井。

もちろんまだライバル同士がしのぎを削る集団でもあるのだけれど、「チームとして戦っていくこと」に対して影に日向に、気を遣い盛り上げていける仲間になりつつあるのかなと思うと、やっぱりうれしいです。

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U18日本代表メンバー表はこちら→

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ヒーローインタビューは、同点弾リョウ@永井龍と2本のPKを止めたハヤト@中村隼。残念ながら聞き取れませんでした(泣)

大会最終日は2日後の火曜日、U18フランス代表と戦います。
勝てば文句なく優勝。実はこの「SBSカップ」でU18日本代表が優勝したのは2003年が最後。2005年のU20ワールドカップ出場を目指していたチームでした。
6年ぶりにSBS優勝チームという結果を手にすることができるのか…
なんてあおり文句を書いたところで、1週間遅れの今更なレポ。とっくに結果は出ているのですが(苦笑)

大会全試合結果→「SBSカップ国際ユースサッカー公式サイト 選評
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2009年8月23日の第2試合は日本対メキシコがPK戦にもつれたため、10分遅れでキックオフされた静岡ユース対U18フランス代表。

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立ち上がりは、前日の惨敗からすぐさま修正をしてきた静岡ユースが、中盤を一瞬制圧。もしかして先制点決めちゃうかも…というシュートがポストを叩いた直後、フランス代表が相変わらずの個人技を生かして、前半22分にゴールゲット。
怪我で5人も選手が使えなかったというフランスは、急造のスタメンだったらしいのですが、意外に連携は初戦の時よりもいい感じになっていて、なおかつ一瞬の隙を見逃さずにたたみかけるという意識は統一されていたためか、後半にも2得点。3−0で完勝しました。

それでも「競り合いで負けなかった。チームで共通意識を持ってやれば、ここまでできると分かった」と、3番・永井鷹也@磐田Yがコメントするなど、2連敗となった静岡ユースにも、得るものは大きかった模様。
「静岡」としてのプライドをかけて2日後の最終戦、対メキシコに挑みます。

2009/08/25

U18日本代表、静岡選抜に6-1☆SBSカップ☆第1戦[写真レポ]

焦げる!焦げる!焦げる!
今年のSBSは、セミすらも声をひそめる炎天酷暑の午後0時15分キックオフという、厳しい幕開けになりました。

2009年8月22日土曜日。約2か月後には「2011 U20ワールドカップ」出場のための、そしてその先にある「2012ロンドン五輪」の予選も兼ねてしまうかもしれない「アジアでの戦い」が始まってしまいます。

アジア1次予選「U18アジア選手権」を勝ち抜き、来年のワールドカップ最終予選「U19アジア選手権」へと歩みを進めるために。
「U18日本代表」にとって、残された公式戦はこのSBSカップと仙台カップ、2つだけになりました。


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毎年8月に静岡で行われる「SBSカップ国際ユースサッカー大会」は、今年で33回を迎えるという歴史ある国際大会。
U18静岡県選抜がU18〜19の日本を始めとする代表チームと3試合を戦う、というコンセプトの元、今年は「U18日本代表」「U18フランス代表」「U18メキシコ代表」が、富士山の裾野に招かれました。

例年、豪雨や低温と不順な天候に見舞われがちなこの大会ですが、今年はまた逆の意味でキツイ状態に…
なんと前日まで涼しかったと言う静岡、この日は「34.5度」という暴力的気温と、肌を炙る紫外線で、選手たちを絶賛熱烈歓迎中です。

大会開幕戦となるU18日本代表対静岡ユースの試合は、真上にある太陽がさあこれからどんどん本気出すよ〜と、テンションあげてくる時間帯。試合前練習の時から、とにかくせっせと水分補給です。

左端の独創的な給水スタイルは、2日前に行われた静産大との練習試合で、途中出場ながら同点&逆転弾をゲットした重松健太郎。この誰よりも色白な東京U18の点取り屋、シゲ@重松と2トップを組むのは、20日前の8月2日「クラセン=日本クラブユース選手権」決勝で、お互いのゴールマウスを狙いあったリョウ@永井龍@C大阪U18。真ん中でほほに水を溜め込んでます。

この2人にパスを配給するのが前橋育英から中央大へ進学した、8番のムサカ@六平光成。174センチの立ち姿が、となりの6番キャプテン@扇原貴宏@181センチとあまり変わらないように見えるのは、「大学生」としての気合いのせい?(笑)

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対するホストチーム「静岡ユース」。なんだか面白いことになってる8番は元Jリーガー・風間八宏氏の息子さん(兄)、日の丸を付けていてもおかしくなかった風間宏希@清水商、そして5番は鈴木隆太郎@静岡学園。
列の中で2人、いい感じのポージングだったのでピックアップしてみました☆(笑)

*****
2009 SBSカップ 国際ユースサッカー[1日目]
2009年8月22日(土)12:15K.O.@静岡県営草薙陸上競技場
U18日本代表 6-1 静岡ユース

[得点]
27分:重松健太郎(日本)
38分:清武功暉(日本
47分:永井 龍(日本)
60分:鍋田亜人夢(静岡)
61分:山崎直之(日本)
66分:古田寛幸(日本)
79分:住田貴彦(日本)
※40分ハーフ
*****

U18日本代表、数字だけ見るとすこぶる付きの圧勝!?

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前列真ん中に並んだ、8番ムサカ@六平、7番マサキ@田中、12番コーキ@清武の3人は「大学生」。
みんな1年生にして「大学リーグ」でのポジションを掴んでいます。
そして前列左端のとってもいい笑顔は、2種登録ながらすでにナビスコカップで1得点をあげているジュンヤ@大崎。後列右端の6番キャプテン@扇原がちょっぴりあどけなく見えるのは、彼ら大学生やJ1経験者との経験値の差なのかなあ…
ちなみに後列2番・リョータ@磯村と11番・ナオ@山崎は、なぜだかいつもお疲れ気味に写ってしまいます(泣)

[U-18日本代表 スタメン]
○印は8/20静岡産業大学練習試合スタメン
■GK■
18中村 隼○/浦和Y
 →74分1荻野賢次郎/京都府立峰山
■DF■
2磯村亮太○/名古屋/名古屋U18
 →68分:3古林将太○/湘南Y
4阿部 巧○/東京U-18
6扇原貴宏○/C大阪U-18
7田中優毅/日体大/四中工※8/17追加召集
 →71分:5平出 涼/東京U-18
■MF■
8六平光成○/中央大/前橋育英
9大崎淳矢/広島Y
 →HT:14古田寛幸○/札幌ユースU-18
11山崎直之○/東京U-18
 →71分:13奥山武宰士/新潟ユース
12清武功暉/福岡大/大分U-18※8/17追加召集
 →58分:10菊池大介○/湘南/湘南Y
■FW■
16重松健太郎/東京U-18
 →60分:15住田貴彦○/大分/境
17永井 龍○/C大阪U-18

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守備を磐田ユースで、中盤から前を静岡学園で固めた静岡ユース。前列はややくつろいだ風情…
後列左端の風間宏希、この角度で見るとお父さんそっくり!

[静岡ユース スタメン]
■GK■
1大杉崇仁/磐田Y(磐田東)
■DF■
2小川大貴/磐田Y(磐田東)
3永井鷹也/磐田Y(磐田東)
4藤原賢土/藤枝明誠高校
 →51分:7加藤大介/静岡学園
5鈴木隆太郎/静岡学園
 →70分:6山崎教史/清水Y(静岡農業)
■MF■
8風間宏希/清水商
9和田直己/静岡学園
10上村 岬/磐田Y(磐田東)
 →58分:17鍋田亜人夢/清水Y(科学技術)
11戸高弘貴/静岡学園
13深澤大地/静岡学園
 →70分:14辻 俊行/藤枝明誠高校
■FW■
15森田隆廣/静岡学園
 →73分:18風間宏矢/清水商


日陰のスタンドに座っているだけで、茹っちゃいそうななか始まったU18日本代表対静岡ユース。
出だしの数分は日本の俊足2トップ・シゲ@重松とリョウ@永井の裏への飛び出しが、静岡の4バックを翻弄し、ジュンヤ@大崎とコーキ@清武も、両サイドから積極的なドリブルで前線に絡んでいきます。
これは日本ペースかも!と思った直後、ナオ@山崎が寄せてきた静岡の選手にあっさりボールを奪われ、強烈なカウンターを喰らってしまいました。

日本はこのピンチを凌いだものの、試合の流れはここから静岡へ。
ぶっつけ本番に近いという静岡には、なにしろ「個人技」と「同じ学校の仲間」という武器があるのです。巧みな足裏のボールコントロールは日本代表に飛び込むチャンスを与えず、4人の静岡学園+1人の清水商で構成する中盤は、パスワークでピッチの真ん中を制圧。日本のドイスボランチ・ムサカ@六平&ナオ@山崎という「東京U15深川」コンビにボールを触らせません。

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そして前半20分が過ぎ、0-0のまま「水飲み休憩タイム」突入です。ぶばばばばば…暑さのあまり、口の位置をまちがえちゃったキャプテン(違)
どのくらい暑いかというと、テレビカメラに「ゴザ」がかけられちゃうくらい!(笑)

ここまでの時間、最終ラインでくい止められたボールは、キャプテン@扇原の足で大きく2トップの元へと放り込まれていました。中盤の頭上を通過するプレーは「C大阪U18」そのもの。でもU18日本代表の最前線に、187センチの長身を誇るFWケンユウ@杉本健勇はいません。
最終ラインから中盤へつないでいくプレーが出れば、サイド一辺倒ではなく中から崩せるチャンスもできそうなのですが…

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給水タイムのおかげで、流れが若干変わりました。右サイドの攻撃に最終ラインのマサキ@田中優毅が加わり始めます。サイドを駆け上がるマサキ@田中のドリブルと共に、フルスピードで飛び込んでくる2トップ…静岡のラインがだんだん下がり始めました。

そして27分。オフサイドぎりぎりで17番・リョウ@永井が裏へ抜け出しシュート!?そのボールへいろんな選手が群がったと思った瞬間、静岡のゴールネットが揺れていました。
「最後まであきらめずに走った結果。ゴール前で自分の力を発揮できた」
リョウのシュートに合わせ、走り込んで来ていた16番・シゲ@重松、倒れ込みながらのゴール!!日本、流れを引き寄せる先制弾をゲットです。

ここから日本は、中盤でボールをコントロールできるようになってきました。
前半終了2分前の38分には、ほぼ右CKと同じ位置からのFKをゲット。タクミ@阿部の左足に頭で合わせたのは、12番・コーキ@清武!ゴール!2-0です。
人差し指をかざしながら走るその先には、ゴールアシストのタクミ@阿部が…と思ったら、そのさらに後ろのテレビカメラへとまっしぐら(爆)今回、追加召集で初参加だったコーキ@清武、激しくアピール中☆
ちなみに年子のお兄さんは、大分のトップでプレーする清武弘嗣です。

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時刻は午後1時…まだまだ気温は上がります。
炎天下、後半のピッチに先陣を切って登場したのは、やっぱり6番キャプテン@扇原。そして11番のナオ@山崎直之…ってあれ?「9」?「11」?あっ、パンツとシャツの番号、ちがーーーう!
みんなに指摘され、照れ笑いしながらロッカーへかけ戻って行った「11」ナオ@山崎。面白いもの見せてくれてありがとう(爆)
ちなみに「9」は、前半のみで交代してしまったジュンヤ@大崎淳矢のもの。ダブっていはいないので、気がつかなかったのかな(笑)

「お待たせしました」…キックオフ前、よけいなアップをしてしまった11番のナオ@山崎でした。

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と、灼熱の中いい感じに笑いも取れたU18日本代表。
今年の「頭が高い系」は8番ムサカ@六平、やたらめったら低いのは、4番タクミ@阿部と16番シゲ@重松…さらに連携を高めるための後半円陣、デコボコです。
そしてジュンヤ@大ア淳矢と交代で後半アタマから登場したのは、トップで彼が出た試合は負けなしというイケメンSH、札幌U18のヒロユキ@古田寛幸、14番。

J2の試合をテレビで見て、ホントにやれてるしいい選手だな〜と思っていたら、想像以上にすごい登場となりました。
最初左SHに入ったヒロユキ@古田、1人だけ違う回路を持っているかのごとく、突如として2列目から前をドリブルとランで制圧し始めます。アイデアもスピードもドリブルも、前半のU18日本代表が持っていなかったリズム。
静岡の小学生も思わず「ねえ、あの14番すごいよ!すごい上手いよ!」と声に出してしまうくらい、静岡ユース陣内を引っ掻き回すヒロユキ@古田のおかげで、U18日本代表の中盤に余裕が生まれます。

やっと連動し始めるドイスボランチ・ムサカ@六平&ナオ@山崎。そして47分、ムサカ@六平が繰り出したボールをゴールへと蹴り込んだのは、リョウ@永井龍!3-0です。

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酷暑の中でも、止むことのない縦への動き、飛び出し…これは「U18日本代表」の「凄み」だと思います。
「空いているスペースに積極的に上がることを心掛けた。自分が運動量を落とさず、動き回ることで攻撃に厚みが出る」と言うのは、後半メンバー交代があるごとに生まれたスペースめがけ、前へ前へと動き続けたボランチ・ムサカ@六平のコメント。
60分には、その直前に投入された静岡ユース17番・アトム@鍋田亜人夢にドリブルでごりごりと突破され、1点を返されてしまうのですが、日本代表が流れを手放すことはありませんでした。

失点の1分後、途中出場した15番・住田貴彦が「たぶんチーム1だろう、圧倒的な厚み」を誇るその体から送り出したパスを「たぶんチーム1だろう、衝撃的な薄さ」を誇る11番・ナオ@山崎が受けて…

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ゴール!ユニの取り違えという混乱を乗り越え(笑)中盤を支えた11番・ナオ@山崎のシュートが決まって、日本代表4-1です。
そこから重戦車「15番・住田貴彦」が、さらに存在をアピールし始めます。66分にも14番・ヒロユキ@古田寛幸のゴールをアシストしたかと思ったら、終了間際の79分にはGKが弾いたところに容赦なく詰め寄ってゴール。6-1。
正直、立ち上がりから先制点が入るまでは、静岡ユースのキープ力の方が勝っているように思えたこの試合、後半から投入された選手たちが運動量を落とすことなく全体を押し上げたことで、後半だけで10本のシュートを生み出し、静岡ユースを圧倒して終わりました。

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試合後、両チーム交わることなく引き上げて行く中で、唯一「旧交を温めて」いたのが、四中工から日体大へ進学した7番・田中優毅と、静岡ユース3番、磐田Yの永井鷹也。
肩を組んで余裕綽々な感じなのは、12番コーキ@清武と8番ムサカ@六平の大学生コンビ。

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このU18日本代表は、今までになく早生まれの「大学生」と「プロ選手」が多いチームです。
でもメインになるのは「高校3年生」たち。
「日本らしいサッカーがどこまで通用するのか試し、優勝して終わりたい」
と、試合後コメントしたキャプテン@扇原貴宏も、セレッソ大阪U18所属の高校生なのです。
まだまだ「一つのチーム」には見えない彼らを率いて行く高校生キャプテン、大丈夫かな、なんていらぬ心配をしながらも、お互いの経験値の差がよりよい方向へとチームを導びくエネルギーになると、信じたいと思います。

翌日の8月23日(日)は、大会2日目。U18メキシコ代表と対戦です!

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U18日本代表メンバー表はこちら→

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第2試合はU18フランス代表対U18メキシコ代表。

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個人の技術力は高いけれど、チームとしてまだ連携がとれていないフランス対、速いパスワークでどんどん敵陣に攻め込んでくるメキシコの試合は、結局0-0のまま延長戦なしのPK戦へ突入。2-4でメキシコ代表が勝利を手にしました。
試合後のヒーローインタビューはメキシコのGKだったのですが、突風のため途中で背景のスポンサーボードがばったりと倒れてしまうハプニング!テレビ用の収録だったためなんともう一度同じ質問を繰り返し、答えてもらうというテンションの下がる状況にも、真面目に対応していたディエゴ・アヴィラ、好感度大です(笑)

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おまけ。
今回11番のナオ@山崎くんが、なぜだか「9番」のシャツを着て登場というハプニングがあったけれど、実は3年前にも同じ草薙で、ユニの取り違え事件が起こっていたのを思い出しました!

2006年のU19日本代表対U19韓国代表戦。
入場して来た「5番・槙野智章」の背中には、なぜだか「TOMA」?
実際マッキーも「スタンドのお客さんがざわざわするので恥ずかしかった」と言うこの事件、どういうわけか「フットサル日本代表チーム」のユニが混入していたのだそうです。
「5番・TOMA」の正体は現在フィリップ・トルシエが監督をつとめる「FC琉球」の當間正人選手。鹿島のU20日本代表・トーマ@當間建文のお兄さんです。

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ちなみにこの試合はコザ@小澤竜己の2得点+デカモリシ@森島康仁1点の合計3-0でU19日本代表が勝利しました。
写真で顔が見えている選手のみ…
10山本真希/清水
9小澤竜己/FC東京(現・ガイナーレ鳥取)
17香川真司/C大阪
14横谷 繁/G大阪(現・愛媛)
7安田理大/G大阪
11森島康仁/C大阪(現・大分)
18武田洋平/清水
13柳川雅樹/神戸
3堤 俊輔/浦和
5槙野智章/広島

2009/08/22

U18日本代表☆SBS国際ユース☆助走が始まります

2年後のU20ワールドカップ出場をめざして。
その先にあるのは、「2012ロンドン五輪への出場権」。
もし、今度U20ワールドカップ出場を逃してしまえば、自動的に五輪への出場権も失ってしまうことになるのです。

そのための「アジア1次予選」が10月下旬から始まります。
U18日本代表。彼らの助走は本気モードに入りました。

1次予選までに残された「大会」は2つ。
8月22日から静岡で始まる「SBSカップ国際ユースサッカー」と、9月9日から仙台で行われる「仙台カップ国際ユースサッカー」。

まずはSBSに出場する「U18日本代表」たち、メンバーリストです。

U-18日本代表チーム (SBSカップ国際ユースサッカー)
▲2月のトレーニングキャンプ参加
□3月のトレーニングキャンプ参加
●4月のUAE遠征参加
△5月のトレーニングキャンプ参加
○6月のトレーニングキャンプ参加
◆7月のトレーニングキャンプ参加

■GK■
1荻野賢次郎○◆OGINO Kenjiro 1991.09.14/187/76/京都府立峰山
18中村 隼○◆NAKAMURA Hayato 1991.11.18/183/77/浦和Y
■DF■
2磯村亮太▲○◆ISOMURA Ryota 1991.03.16/181/70/名古屋/名古屋U18
3古林将太●△○◆KOBAYASHI Shota 1991.05.11/173/63/湘南Y
4阿部 巧□●△○◆ABE Takumi 1991.05.26/165/62/東京U-18
5平出 涼 HIRAIDE Ryo 1991.07.18/176/72/東京U-18
6扇原貴宏▲□●△○◆OHGIHARA Takahiro 1991.10.05/181/65/C大阪U-18
7田中優毅▲□●△○◆TANAKA Masaki 1991.03.27/172/66/日体大/四中工※8/17追加召集
■MF■
8六平光成▲□●○◆MUSAKA Mitsunari 1991.01.16/174/64/中央大/前橋育英
9大ア淳矢▲□◆OSAKI Junya 1991.04.02/170/63/広島Y※トップ二種登録
10菊池大介▲△○◆KIKUCHI Daisuke 1991.04.12/170/64/湘南/湘南Y
11山崎直之 YAMAZAKI Naoyuki 1991.05.05/178/61/東京U-18
12清武功暉 KIYOTAKE Koki 1991.03.20/172/64/福岡大/大分U-18※8/17追加召集
13奥山武宰士 OKUYAMA Musashi 1991.05.15/175/63/新潟ユース※トップ二種登録
14古田寛幸□△◆FURUTA Hiroyuki 1991.05.23/172/62/札幌ユースU-18※トップ二種登録
■FW■
15住田貴彦▲□●○◆SUMIDA Takahiko 1991.03.12/178/70/大分/境
16重松健太郎◆SHIGEMATSU Kentaro 1991.04.15/173/68/東京U-18
17永井 龍▲□△○NAGAI Ryo 1991.05.23/177/66/C大阪U-18

8/17召集辞退
DF岩田修平 IWATA Shuhei/名古屋U18 ※怪我のため
MF加藤 大▲□●△○◆KATO Masaru/三菱養和 ※怪我のため

※U-18日本代表チーム:FIFA U-20ワールドカップ2011出場を目標としたチーム。

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7月末から8月アタマにかけて行われた「クラセン」クラブユース選手権の優勝&準優勝チームから、大量選出です…というか、準優勝の東京U18から、MIPのDF平出涼や、中盤を仕切ったMF山崎直之が(たぶん)初選出!もちろん優勝のセレッソからキャプテン@扇原貴宏そしてFW永井龍も、順当に選ばれています。
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[スケジュール]
8月19日(水) 15:00  練習試合 vs静岡産業大学
SBSカップ国際ユースサッカー
8月22日(土) 12:15 vs 静岡選抜(草薙陸上競技場)
8月23日(日) 15:00 vs U-18メキシコ(藤枝総合運動公園サッカー場)
8月25日(火) 14:00 vs U-18フランス(エコパスタジアム


監督:布啓一郎【JFA ナショナルコーチングスタッフ】
コーチ:牧内辰也【JFA ナショナルコーチングスタッフ】
GKコーチ:川俣則幸【JFA ナショナルコーチングスタッフ】

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AFC U−19選手権2010予選(11月1日〜15日)グループ分け

◇東アジアゾーン
グループE: 韓国、タイ*、ラオス、ベトナム、マカオ、バングラデシュ
グループF: オーストラリア、日本、インドネシア*、シンガポール、チャイニーズタイペイ、香港
グループG: 中国*、朝鮮民主主義人民共和国、ミャンマー、グアム、フィリピン
*=グループホスト

※各グループの上位2チームおよび、各グループ3位チームの中で最も成績がよいチーム(東西各1チーム)の計16チームが、来年2010年に開催される「AFC U-19選手権2010(開催地未定)」に出場します。

2009/08/21

U20日本代表、1点届かず…★バレンシアとの準決勝、負けました…★スペイン遠征

「前半の日本は、まるで日本ではないようだった…」!
スペインの地で自らつかみ取った「準決勝」の舞台。
日本代表はそこで…またしても…今まで積み上げてきたものを崩してしまったようです…。

*****
XXVI COTIF - L'Alcudia 2009
TORNEIG INTERNACIONAL DE FUTBOL SUB-20
U20日本代表 アルクディア国際ユーストーナメント2009 準決勝
2009年8月20日(木)21:00K.O.@"ELS ARCS" DE L'ALCUDIA
U20日本代表 2-3 バレンシア

[得点]
17分:Carles Gil
52分:内田健太
68分:Roger Martí
71分:Isco (PK)
76分:白谷建人(PK)

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スタメン
●印は8/2〜6、水原国際ユースにも選ばれていた選手
☆印は初戦・レバンテ戦のスタメン
○印は第2戦・ブラジル州選抜戦のスタメン
★印は第3戦・ビジャレアル戦のスタメン

■GK■
1松本拓也☆○★/順天堂/磐田Y
■DF■
2薗田 淳●☆○★/川崎/常葉橘
3比嘉祐介☆○★/流経大/流経大柏
7山村和也●☆★/流経大/国見
17菅沼駿哉●☆○★/G大阪/G大阪Y
■MF■
6鈴木 惇●☆/福岡/福岡U18
 →66分:19安田晃大★/G大阪/G大阪Y※8/10追加召集
8河井陽介●☆/慶應大/藤枝東
12内田健太☆○★/広島/広島Y
13島川俊郎★/仙台/柏U18
 →74分:5田中奏一○/慶應大/東京U18※8/10追加召集
■FW■
11押谷祐樹☆○★/岐阜(磐田)/磐田Y
 →45分:4當間建文●☆/鹿島/東海大五
14白谷建人●☆/C大阪/国見

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※以下、公式サイト記事を、ものすごく適当に訳しました。適当に読んで下さい!ほぼ間違ってると思います…(汗)

バレンシアに振り回され支配された前半。17分に相手のセンタリングが内田健太の足に当たってコースが変わり、さらにタクヤ@松本の右手に当たってゴールイン…先制点を喰らった日本は、そのままチームが連動することもなく45分を終えてしまいます。

後半からは2試合連続ゴールを決めていたオシダーニ@押谷祐樹が怪我のために退いてしまい、DFのトーマ@當間建文が投入されたのですが、とにかく前半のダメっぷりは「あの危険なオシタニがまったくゴールへ迫れないまま、前半のみで交代することに」みたいなこと、言われちゃいました。


後半に入っても日本の状態は好転しなかったようなのですが、52分、内田健太が「幸運なゴール」で同点弾をゲットします!

ところが…68分に自陣でボールを失った日本、そのままドリブルで中央を突破され再び勝ち越しゴールを喰らい1-2、その3分後にはキャプテン@薗田淳がハンドでPKを取られてしまったらしく、それを決められて1-3に…

それでも。日本は最後の最後にふんばりました。
76分、比嘉祐介が相手陣内へ持ち込みDFに引っ掛けられて、PKをゲット。白谷建人がそれを沈め、2-3!
そこから彼らは俄然勢いづいて盛り返し始めたらしいのですが…最後の最後、山村和也がシュートを放つものの枠を外れ、終了。
結局同点に追いつくことはできませんでした。

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イエローカードは、日本がキャプテン@薗田淳と写真の13番・島川俊郎が受けた2枚のみなのに対し、バレンシアは8枚!
最後は、かなり荒れた状態だったようです…

この大会「4-2-3-1を崩さずにチームを機能させてきた」という西村昭宏監督@日本サッカー協会強化委員によると「ひとつ一つのプレーで相手の方が正確で、粘りがあった」とか。

去年サウジアラビアで行われた、U20ワールドカップのためのアジア最終予選、出場権のかかった準々決勝で0-3と、韓国に負けて敗退してしまった日本代表。
そして今年1月のカタール国際準決勝に、2-3でウズベキスタンに敗れてしまった日本代表。

もちろんその2試合とはメンバーが違います。
でも、このU20日本代表たちが「ここで勝っておけば!」という試合をことごとく逃してしまうのは、急造チームの宿命というだけなのでしょうか…?

「ひとつ一つのプレーで相手の方が正確で、粘りがあった」

次のステージへ進めた安堵と、チームの連係というちょっとした手ごたえを感じた、直後。彼らは「何か」を手放してしまうようです。

前半はDFとして、後半はMFとしてピッチに立ち、同点弾を決めた内田健太は「後半は鈴木惇や河井陽介と自由に入れ替わって、前へ行けた。左にまわってから得点シーンも躊躇なく前に出られて、島川俊郎のボールにコンタクトできた。左利きだし、前へ行くプレーは好きなので楽しかった」とコメントしています。

全体でつながることはできなかったけれど、局地的に新しい連係を構築し、昇華させていった選手もいたらしいこの試合。そのコメントにちょっと救われつつも、「全員が同じものを見ている」ようなチームになるには、「凝縮された時間」が必要なのかな…と思わされます。

「U20ワールドカップ」という目先の目標もなく、「2012年ロンドン五輪」というキラキラしい目的も霞みつつある現在のU20日本代表にとって、チームとして結果を出すことよりも自分をアピールしていく方が優先されるのは仕方のないこと…というよりも、たぶんサッカー協会的にはそれでいいのです。

現に、韓国とこのスペインへの遠征では、薗田淳・山村和也・菅沼駿哉・押谷祐樹・白谷建人といった、去年のアジア選手権では出番の少なかったもしくは選ばれていなかった選手たちが、こぞってその名前をリストに、記事に、踊らせることになりました。
そして、去年のU19日本代表をごんちゃん@GK権田修一と共に支え続けたじゅん@鈴木惇は、安定した力を見せつけてくれています。

たぶん、それでいいのです。
壮絶な空白をかかえこんだ「さまよえるU20日本代表」たちが、どうあるべきなのか。誰もちゃんとした答えを持っていない今、彼らは彼らなりに「自分だけをアピールすること」で前へ進もうとしています。
目的は「チーム」になることではないのです。

…この状況に、一番違和感を覚えているのは選手たち自身のはず。
せめて彼らが放つだろう精一杯のアピールを、見逃すことがないように、できたらいいなと思います。

****

明日は3位決定戦。相手は準決勝でベネズエラ代表に敗れたビジャレ…
また ビジャレアル ーーーー!?

でも、ここで勝てたら「チーム」としての結果も手にすることができます。
それはやっぱり「さらなる前へ進む力」を選手ひとり一人に与えてくれるはず。
このチームでの最後の戦いです、頑張れ!

2009/8/21 3位決定戦&決勝
19:00[3位決定戦]U20日本代表 vs ビジャレアル
22:30[決勝]バレンシア vs ベネズエラ代表

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メンバー一覧はこちら→

公式サイト以外での記事→terra.com

2009/08/19

U20日本代表★GL最終戦で4得点!首位通過決定!★スペイン遠征

またしても黄色い潜水艦、沈没。日本相手に4失点です。

スペインのバレンシア州アルクディアで行われている国際ユーストーナメント。
U20日本代表の第3戦目は、地元バレンシア州のチーム「ビジャレアル」のトップから2つ下「ビジャレアルC」が相手です。

1週間前の8月11日には、ビジャレアル主催の大会でビジャレアルのユースとU17日本代表が「ビリ決定戦」で相見え、5-0と黄色い潜水艦を撃沈したばかり。

そして8月18日、今度はU20日本代表が先制点を奪われながら4点を奪い返すという、まるで王者のような戦いっぷり。
…というよりも、ビジャレアルが「日本」を苦手にしてるってことでしょうか?(苦笑)

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*****
XXVI COTIF - L'Alcudia 2009
TORNEIG INTERNACIONAL DE FUTBOL SUB-20
U20日本代表 アルクディア国際ユーストーナメント2009
2009年8月18日(火)22:45K.O.@"ELS ARCS" DE L'ALCUDIA
U20日本代表 4-1 ビジャレアル

[得点]
22分:Chumillas
36分:押谷祐樹
40分:鈴木 惇
53分:中村太亮
90分:鈴木 惇

*****

2戦目では出番のなかった、じゅん@すず〜き。途中出場にして2ゴール!

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スタメン
●印は8/2〜6、水原国際ユースにも選ばれていた選手
☆印は初戦・レバンテ戦のスタメン
○印は第2戦・ブラジル州選抜戦のスタメン

■GK■
1松本拓也☆○/順天堂/磐田Y
 →56分:18大畑拓也/磐田/磐田Y※8/10追加召集
■DF■
2薗田 淳●☆○/川崎/常葉橘
 →75分:15○新井涼平/大宮/大宮Y
3比嘉祐介☆○/流経大/流経大柏
7山村和也●☆/流経大/国見
17菅沼駿哉●☆○/G大阪/G大阪Y
■MF■
12内田健太☆○/広島/広島Y
 →45分:10中村太亮/京都/金光大阪高※8/10追加召集
13島川俊郎/仙台/柏U18
19安田晃大/G大阪/G大阪Y※8/10追加召集
■FW■
11押谷祐樹☆○/岐阜(磐田)/磐田Y
 →56分:8河井陽介●☆○/慶應大/藤枝東
14白谷建人●☆/C大阪/国見
16登里享平○/川崎/香川西
 →30分:6鈴木 惇●☆/福岡/福岡U18


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キャプテン!浮いてます!


前半30分、負傷のためピッチを去ることになった登里くんの代わりに登場のじゅん@鈴木が、流れを引き寄せる展開になったこの試合。
40分のゴールは、直接FKを左足で叩き込んだものでした。

そして後半登場の中村太亮が、積極的な攻め上がりを仕掛けたことで、ビジャレアル反撃の出鼻を挫くことに成功!
その中村くんのゴールが決まって3-1と試合に余裕の出た日本、GKで初出場の大畑くんを始め、がんがんに選手を入れ替えていきます。

それでもチームとして崩れなかったU20日本代表、終了間際にはじゅん@鈴木が一気に裏へ抜け出して、ゴール!
初戦の後には、指宿くんに「即席とはいえ…1人1人の連係がなくてみんなが自分のやりたいことをやっているだけだった」と言われてしまったこのチームが、たったの3試合目にして「連係」を作ることに成功したようです。


****

この結果、U20日本代表はビジャレアルを抜いて「グループ首位」に躍り出ました!準決勝進出です。


[グループA順位]
1位:U20日本代表(2勝1分)2位:ビジャレアル(2勝1敗)3位:ブラジリア州選抜(2分1敗)4位:レバンテ(1分2敗)

2009/8/20 準決勝
21:00 U20日本代表 vs グループB2位
22:45 グループB1位 vs ビジャレアル

2009/8/21 3位決定戦&決勝
19:00 3位決定戦
22:30 決勝


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メンバー一覧はこちら→

試合後の集合写真は→こちら
スタメン11人+ベンチ6人と思われる合計17人が写っています。
出場停止のトーマ@當間建文、そして初戦途中出場で1得点、2戦目スタメンだった指宿洋史の姿がありません。
指宿くんは単にベンチ外だったのか、それともジローナに帰っちゃったのかな…?

バルセロナ州にあるジローナFCは先シーズン、スペインリーグ2部を16位でフィニッシュしたチーム(わりと降格ギリギリ)。
公式サイトに日本語ページを作っちゃうほど、IBUSUKI HIROSHIには「いろいろ」期待がかかっているみたいです。
6月3日のニュースでは「ヒロシ、ホームゲームでデビュー!」と報じられてて、わくわく感をそそります。スペイン語のサイトでは見出しに名前はなかったけど、5月30日の記事でちゃんと紹介されていました。

8月22日にはしゅんしゅん@中村俊輔が所属するリーグ1部の「エスパニョール」と、プレシーズンマッチが行われます!ヒロシ(スペイン語の発音ならイロシ!)@指宿もピッチに立てるといいなあ。

楠神順平、プロのベンチに座ります!

【2009 J1第22節 磐田 vs 川崎】スターティングメンバー発表
2009年8月19日(水)J1 第22節
磐田 vs 川崎(19:03KICKOFF/ヤマハ)

■ジュビロ磐田■

GK 1 川口能活
DF 5 駒野友一
DF 4 大井健太郎
DF 3 茶野隆行
DF 20 山本脩斗
MF 6 那須大亮
MF 19 岡田 隆
MF 11 西 紀寛
MF 14 村井慎二
FW 33 イ グノ
FW 18 前田遼一
-------
控え
GK 31 八田直樹
DF 2 鈴木秀人
DF 15 加賀健一
MF 23 山本康裕
MF 10 成岡 翔
MF 28 船谷圭祐
FW 22 カレン ロバート

監督 柳下正明
-------

■川崎フロンターレ■

GK 1 川島永嗣
DF 19 森 勇介
DF 17 菊地光将
DF 2 伊藤宏樹
DF 26 村上和弘
MF 13 寺田周平
MF 29 谷口博之
MF 14 中村憲剛
FW 9 鄭 大世
FW 10 ジュニーニョ
FW 8 山岸 智
-------
控え
GK 21 相澤貴志
DF 4 井川祐輔
MF 18 横山知伸
MF 30 楠神順平
FW 7 黒津 勝
FW 34 レナチーニョ
FW 15 矢島卓郎

MF 30 楠神順平
MF 30 楠神順平
MF 30 楠神順平

あ、しつこいですね♪

監督 関塚 隆←お願いします!(念)


****
8月16日日曜日。もしかするとベンチ入りかも!の記事に脇目もふらず踊ってしまい、結局「シャチ」と「鯱」のお尻を観察するに留まった、名古屋観戦旅行…

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ちなみにスタジアムにつがいで登場するのは「シャチ」。
お城の屋根でウロコを黄金で光らせてるのは「鯱」。
その違いを知ることができただけでも、行った価値があろうと言うもの(涙目)

俺様@楠神順平のお尻…ではなく「ベンチに座る後ろ姿」を見るために行ったのにーーー!!!(泣)


ということで、8月19日、本日今日この日。
楠神順平、とうとう本当に
「プロの公式戦でベンチに腰掛ける。もちろんアップもしていい。あ、試合前の練習にも参加OK」
というご指名を監督から受けました!!

ランラン☆カンカンの中の人たちは、残念ながらヤマハスタジアムに辿り着くことができませんが、俺様の「プロデビュー」を喜びまくりたいと思います。

楠神順平選手!!!!おめでとうございますーーーー!!!
「これから」だよーーーー!!!

2009/08/18

U20日本代表★2戦目はブラジル州選抜と引き分け★スペイン遠征

「即席とはいえチームのプレー内容はひどすぎるし、1人1人の連係がなくてみんなが自分のやりたいことをやっているだけだった。」

大会初戦を自分のPKで勝利に導いた、指宿洋史@193センチ。
1年前「柏レイソルU-18」の3年生として参加した「ビジャレアル国際ユーストーナメント」でスカウトの目に留まり、柏でトップ昇格できなかったけれどもスペインリーグ2部の「ジローナFC」への入団が決まったという、ちょっぴりシンデレラボーイっぽい経歴を持ったFWの、初めてU20日本代表として戦った直後の冷静かつ鋭利なコメントです。

去年のクラセン@クラブユース選手権の決勝や、高円宮ラウンド16では、前線で張っていてもボールが出てこなくて、ラン☆カン的にはなかなかいいところを目撃できなかった指宿くんですが、2009年の1月上旬単身スペインへ渡り7か月が過ぎ…いきなり8月10日「代表に来い」と呼び出しを喰らいます。

そして4日後の初戦レバンテ戦66分、1-0の状況から出場。
その後レバンテに1点を返されたものの、83分、前線で体を張っていた指宿くんにミチ弟@コーダイ@安田晃大からのパスが通ったところを、レバンテの選手にペナルティエリア内で倒され、PKをゲットしたのです。

「代表に来たばかりであまり練習もしていないが、その中で何が一番大事かというと、やはり結果を出すことだと思う。だから、勝てたことにはすごく満足している。」

自身で決勝弾となるPKを決めた「ジローナFC」のFWは、さらに「1試合を戦ってみた仲間」に対して、「たったひとり海外でチャレンジしているからこそ、持つことのできた目線」でこんな感想をもらしています。

「みんな速いが、常に速い。もっとゆっくりする部分があってもいいと思う。あまりボールを持たないというのもあるとは思うが、ゲーム中はボールを持って落ち着かなくてはいけない場面がある。僕が考えるには、トップスピードでプレーするのは最後の仕掛けの場面であって、ほかの場所では自然体でゆっくり、ゆっくりプレーすべき。常に全速力でプレーすることもいいが、もう少し落ち着いてゆっくりプレーしてもいいと感じた。」

**
大会公式サイトの記事では「電気的サッカー」「戦術的で念入りに作り上げられたサッカー」なんて、ちょっぴり持ち上げられていたU20日本代表。でもチームとして立ち上がったのが8月11日、監督には唐突に西村昭宏@JFA技術委員が登場、スタンドには欧州視察旅行のついでに寄ってみた岡ちゃん@岡田監督の眼鏡もキラリ…という、A代表だって即試合をこなすのは難しいだろう状況で、やっぱり選手たちは「とにかく自分のできることをアピールする」しかなかったようです。

それから2日経った8月16日。このチームが迎えた2試合目の結果はどうだったのでしょう…

*****
XXVI COTIF - L'Alcudia 2009
TORNEIG INTERNACIONAL DE FUTBOL SUB-20
U20日本代表 アルクディア国際ユーストーナメント2009
2009年8月16日(日)22:45K.O@"ELS ARCS" DE L'ALCUDIA
U20日本代表 1-1 ブラジリア州選抜
[得点]
35分:押谷祐樹
45分:Atila Grassland

*****

先制したものの、前半のうちに追いつかれ、後半には交代出場したトーマ@當間建文が退場した模様。
それでもお互い追加点を許さず、1-1の引き分けに終わりました。

090816_u20_shugo.jpg

後ろ左端の指宿くん193センチと、となりに並んだ田中奏一171センチの標高差は22センチ!
ちなみにこのスタメンでいちばんちっこいのは、指宿くんの前で屈んでカメラを無視してる168センチのヒガくん@比嘉祐介です。
後列右から2人目でうっかり居眠り(違)は、韓国遠征から数えてたった1人5試合連続スタメン出場中のDF菅沼駿哉。信頼を掴みつつあるのかな。

スタメン
●印は8/2〜6、水原国際ユースにも選ばれていた選手
☆印は初戦・レバンテ戦のスタメン

■GK■
1松本拓也☆/順天堂/磐田Y
■DF■
2薗田 淳●☆/川崎/常葉橘
3比嘉祐介☆/流経大/流経大柏
5田中奏一/慶應大/東京U18※8/10追加召集
 →63分:4當間建文●☆/鹿島/東海大五→88分退場
17菅沼駿哉●☆/G大阪/G大阪Y
■MF■
8河井陽介●☆/慶應大/藤枝東
 →78分10中村太亮/京都/金光大阪高※8/10追加召集
12内田健太☆/広島/広島Y
 →59分:19安田晃大/G大阪/G大阪Y※8/10追加召集
15新井涼平/大宮/大宮Y
■FW■
11押谷祐樹☆/岐阜(磐田)/磐田Y
 →45分:14白谷建人●☆/C大阪/国見
16登里享平/川崎/香川西
20指宿洋史/ジローナFC(スペインリーグ2部)※8/10追加召集

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岡ちゃんに今回の韓国&スペイン遠征メンバーとして召集された際、「このチームでは山村が中心になる。」なんて惚れられていた山村くんが、控えにまわりました。
そして登場したのが…田中奏一。
彼は2年前サハラカップ(Jユースカップ)でFC東京U-18が優勝した時の右サイドバック。現在は慶應に進学してムラサキ王子@河井陽介と同級生です。
「自分は東京のトップに昇格できなかったので、同じサイドバックとして東京に入団した長友佑都のことは、とても意識する」と言っていた田中奏一、長友くんとタイプは違うけれどサイドを激しく上下してチャンスを作る運動量とゴールへ向かう意思に、熱いモノを感じます。
GKのタクヤ@松本と一緒に3月の「関東大学選抜B(候補)」として関東Aと戦った「関東大学オープニングフェス」では一発退場を喰らったり、2年生にしてスタメン出場した「早慶戦」では、華々しい先制ゴールを決めたりと、その熱さがどちらに転ぶのかは始まってからのお楽しみ…ということで、出発前日に「追加召集」として発表された田中奏一の63分間はどうだったんでしょう。

さて、U20日本代表はぶっつけ本番ながらも1勝1分。グループAの2位に付けています。でも3試合目のビジャレアルに負けちゃうと、3位転落もあり得るのです。
そうなると、そのまま大会を去らなくてはなりません。

「大半の選手がJリーグの所属クラブで出番があまりないので、学生の方が試合慣れしています。そこが日本のサッカーの現状というか課題ですね。Jリーグにいる選手は本来ポテンシャルはあるんですが、試合をなかなかやる場がない。一方、大学生はたくさん試合に出ていて、順調に伸びています。」と1試合目を見てヒロミ@原博実@技術委員長はコメントしていました。

U20ワールドカップ出場を逃してしまったことで、さらに真剣勝負の場が失われた選手たち…1試合でも多く、自分たちの力で「出場の機会」を勝ち取ってください!

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試合ダイジェスト動画です。YouTube
4分10秒あたりから日本の試合が始まり、押谷くんのゴール&試合後インタビューが見られます!
自分より背の高いバレンシア美女にマイクを突きつけられ、若干後ろにそり気味になって行く「オシダーニ」くん…(笑)

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[グループA順位]
1位:ビジャレアル(2勝)2位:U20日本代表(1勝1分)3位:ブラジリア州選抜(1分1敗)4位:レバンテ(2敗)

[大会日程]
2009/8/18
22:45 ビジャレアル vs U20日本代表

2009/8/20 準決勝
21:00 グループA1位 vs グループB2位
22:45 グループB1位 vs グループA2位

2009/8/21 3位決定戦&決勝
19:00 3位決定戦
22:30 決勝

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メンバー一覧はこちら→

初戦・レバンテ戦の動画をこちらにアップしました。

2009/08/17

U17日本代表、うさみんが止まらない☆デポルに快勝!☆スペイン遠征最終戦

3得点。無失点。たった2試合だけれど「優勝」。
最後の最後、彼らは結果をだしました!

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Manel Forne Pons ユースサッカー大会
Torneig de Futbol Juvenil Manel Forne Pons
2009年8月16日18:30K.O.@San Carles de la Rápita/Campo Municipal "La Devesa"
U17日本代表 3-0 デポルティーボ・ラコルーニャ
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[得点]
前半?分:16宇佐美貴史/G大阪/G大阪Y
前半?分:19杉本健勇/C大阪U18
後半?分:16宇佐美貴史/G大阪/G大阪Y

※35分ハーフ

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最小失点GK賞は、2試合でただの1度もゴールを割らせなかった男・嘉味田隼/神戸Yが獲得!そして、MVP「大会最優秀選手」には、2試合で3ゴール、しかも確実に先制点を奪う男・うさみん@宇佐美貴史が選ばれました。

この試合で、8月5日から始まったU17日本代表たちの長〜い夏が終わります。解散は8月18日、まるまる2週間の遠征です。

スペインで2つの大会…「第10回国際ユーストーナメント」「Manel Forne Pons ユースサッカー大会」に挑んで、連戦となる6試合を戦い、3勝1分け2敗。
出だしは上手く行かなかったけれど、最後の2試合は無失点の2連勝!

ゴール量産のうさみん@宇佐美はもちろん、ケンユウ@杉本健勇やタクミ@宮吉拓実といったFW陣は、手ごたえを掴めたんじゃないでしょうか。

ユース年代は夏に頑張ることで、体力はもちろん「顔つき」も「集中力」もそして「精神的」にも、びっくりするほど勢いよく大人への階段を登り始めます。

次に待ち構える大きな「ステップ」はU17日本代表としてワールドカップに出場するメンバーに選ばれること。

2009年10月24日、ナイジェリアのラゴスでキックオフになる「ブラジル戦」へ向けて、彼らの戦いはまだまだ続きます。

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スペイン遠征メンバー表はこちら→

「FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009」グループ分け&大会スケジュールはこちら→
posted by ラン☆カン at 17:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

U17日本代表、4-0勝利☆スペイン遠征継続中☆カタルーニャ州にいます

U17日本代表の、長〜い夏もあと2試合を残すのみ。
その初戦、ラピテンカというチームを相手に対して、彼らは結果を出すことができました。

口火を切ったのは…やっぱりうさみんかぁ!

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Manel Forne Pons ユースサッカー大会
Torneig de Futbol Juvenil Manel Forne Pons
2009年8月15日18:00K.O.@San Carles de la Rápita/Campo Municipal "La Devesa"
U17日本代表 4-0 ラピテンカ
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[得点]
前半10分:16宇佐美貴史/G大阪/G大阪Y
前半25分:12小島秀仁/前橋育英
後半8分:17宮吉拓実/京都/京都Y
後半9分:17宮吉拓実/京都/京都Y

※35分ハーフ

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cartell.gif

大会公式サイトに接続できないので、得点者しかわからないんですが…

8月8〜11日の間、スペイン・バレンシア州のチーム「ビジャレアル」が主催する「国際ユースサッカー大会」に出場して、8チーム中7位という成績で終わったU17日本代表。
そのままカタルーニャ州(州都はバルセロナ)に移動して、サン・カルレス・デ・ラ・ラピテンカという街で行われる「ユースサッカー大会」に出場しています。

大会期間は8月15&16日、たったの2日間。
ビジャレアルでも毎日30分ハーフで試合をこなした彼らですが、ここが最後のふんばりどころ。
7位とはいえビジャレアルでは、最終戦に5-0で勝利。その試合で3点固め打ちしたタクミ@宮吉拓実と、期間中FK2本を含む合計3得点をあげたうさみん@宇佐美貴史が「大会得点王」に輝くという、いいイメージを抱きながらの参加になりました。

そして、まさに。「ビジャレアル国際ユース得点王」の2人が、このユースサッカートーナメント初戦でもゴールをゲット!2点目を決めたシュート@小島秀仁は、ビジャレアル国際ユース最終戦で、初のスタメン出場を果たしたばかりでした。

チームとしての戦績は残せなかったけれど、あのビジャレアルでの4日間は、きっちり身になっていたようです。

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さて、リーガエスパニョーラの4部に所属する大会地元チーム・ラピテンカのユースに勝利したU17日本代表、16日18:30からデポルティーボ・ラコルーニャと対戦します。

実はこの大会、U17日本代表、ラピテンカ、デポルティーボ・ラコルーニャそしてバルセロナの4チームが参加していて、1日目の結果で2日目は「勝った者同士」「負けた者同士」の対戦をするだけ…
バルセロナは初日デポルティーボ・ラコルーニャと2-2でPK戦に突入、6-7で負けてしまったのでした、がーーーん。
4チーム総当たりにしてくれればいいのにぃ…(わがまま)

とにかく、スペインでは最後になる16日のデポルティーボ・ラコルーニャ戦、さらにいいイメージで終えることができますように!

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メンバー表はこちら→
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2009/08/15

U20日本代表★初戦、レバンテに勝利!★スペイン遠征

日本代表、大会初戦に2ゴールを奪いました!

*****
XXVI COTIF - L'Alcudia 2009
TORNEIG INTERNACIONAL DE FUTBOL SUB-20

U20日本代表 アルクディア国際ユーストーナメント2009
2009年8月15日(土)23:00K.O@"ELS ARCS" DE L'ALCUDIA
U20日本代表 2-1 レバンテ

[得点]
52分:白谷建人
78分:Mono(レバンテ)
83分:指宿洋史

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対戦相手は開催地バレンシアにある、レバンテのBチーム「LEVANTE UD B」。20歳の選手たちです。

大会公式サイトの記事では、「U20日本代表は若干20歳にして、なんつー戦術的で念入りに作り上げられたサッカーをするんだ!」とおおむね好意的な感触。

今年100周年を迎えるレバンテは「大胆なサッカー」そして対するU20日本代表は「アジア特有の"electrico futbol"=電気的サッカー」、そんな2チームの対戦は序盤ほぼ互角だった様です。
日本代表の繊細で大胆なボール扱いは観客の目を惹くのに充分だったけれど、前半は0-0のまま終了します。

後半、日本はケント@白谷の「un magnifico gol=見事なゴール」で先制!
この試合、日本は押谷祐樹・内田健太・山村和也・菅沼駿哉・鈴木惇がそして、レバンテも3人がイエローをもらうというかなりハードな展開だったようですが、ついに82分後半途中出場していた指宿洋史が同点弾を決めたMonoに激しいチャージを喰らいます。
Mono、レッドカードで退場!
その痛みと引き換えに、指宿洋史が決勝弾となるPKを決めた…らしいです。


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4番トーマと3番ヒガくん。うちなーんちゅが2人入ると、やっぱり「濃い」っす♪

スタメン
(●印は8/2〜6、水原国際ユースにも選ばれていた選手)
■GK■
1松本拓也/順天堂/磐田Y
■DF■
2薗田 淳●/川崎/常葉橘
3比嘉祐介/流経大/流経大柏
4當間建文●/鹿島/東海大五
17菅沼駿哉●/G大阪/G大阪Y
■MF■
6鈴木 惇●/福岡/福岡U18
 →66分:15新井涼平/大宮/大宮Y
7山村和也●/流経大/国見
8河井陽介●/慶應大/藤枝東
 →86分:13島川俊郎/仙台/柏U18
12内田健太/広島/広島Y
 →73分:19安田晃大/G大阪/G大阪Y※8/10追加召集
■FW■
11押谷祐樹/岐阜(磐田)/磐田Y
14白谷建人●/C大阪/国見
 →66分:20指宿洋史/ジローナFC(スペインリーグ2部)※8/10追加召集


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YouTube

1分30秒あたりから「U20日本代表対レバンテ」戦の模様です。
肝心のゴールシーンはないんですが…

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メンバー一覧はこちら→

2009/08/14

楠神順平☆野洲から同志社大、そしてついにプロに。なります。

延長後半、7分。左サイド自陣からピッチを斜めによぎる田中雄大のサイドチェンジロングパスが、スタンドのどよめきを乗せて、右サイドの乾貴士の足元へと渡ります。

左斜め前方へとドリブルで切れ込んで行く、乾貴士。

そして突如頭を動かすこともなく、右後方へヒールパス…たかしの開けたその右のスペースを縦に突っ込んできていたのは、平原研でした。

歓声とともにバックパスを受けた平原研は、ワンタッチでさらに右外を駆け上がってきていた中川真吾へスルーパス。その時点でスタジアムは悲鳴のような息が漏れる音で満ちあふれています。

中川真吾が、ペナルティエリア横から上げたクロスボール…ど真ん中へと飛び込んできた瀧川陽が豪快に蹴り込んだそれは、野洲を優勝へと導く決勝弾となったのでした。

84th_yasu_member.jpg


2006年1月9日。
第84回全国高校サッカー選手権大会決勝
半ば伝説みたいに語り継がれている、野洲 対 鹿児島実業のラストシーン。

大会期間中、その超絶ドリブルっぷりに、その超越パスっぷりに、期待は高まり夢は膨らみ…なのにめくるめく決勝ゴールシーンに全く絡まなかった男、楠神順平!んもう…

たとえベンチから山本監督に「おい!孤立すんな!」と怒鳴られていても、自由気ままに楽しそうなことを探していた「俺様」っぷり。
でも、彼が変幻自在な超速ドリブルを始めただけで、心がぐいぐいと引き込まれていっちゃうのです。
彼が足元にボールを置き、ディフェンダーがわらわらと寄ってくる時間をじりじりと溜めている間、どんな奇想天外なアイデアでここから脱出するんだろうと、想像するよりもただ「あ!」と言わせてほしくて、わくわくしちゃうのです。


84th_yasu_bear1.jpg84th_yasu_bear2.jpg

あの決勝戦から3年7か月。
そんなピッチの気まぐれな妖精(笑)楠神順平が、同志社大4年生の今年、川崎フロンターレの特別指定を経て、8月10日ついに「内定」を受けました。

「ずっとプロになりたいと思っていたので、海外でも通用する選手になりたいと思っています。」と決勝戦後のインタビューで答えていた俺様@楠神順平、新たな挑戦が始まります。

そう。ついに、始まります。

いや〜もう、待ちすぎて嬉しすぎて、どう踊ったらいいのか分かんないです…

とにかく、おめでとうございます!
というより、ラン☆カンがおめでたい!
これからプロのピッチで俺様のプレーが見られるんだもん!うっひょ〜♪


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ラン☆カンが最後に「生」俺様を見たのは2006年3月5日、日本平で行われた「日本高校選抜 対 静岡高校選抜」の前半35分間。ボールに触っているだけで嬉しそうだった俺様。
そのかわり、ボールが来ないと、とたんにつまんなそうだった俺様…(爆)

この笑顔が、そのままプロの世界でも輝きますように☆



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第84回全国高校サッカー選手権大会決勝後のインタビュー動画も含めた、特集ページ→J'sGOAL

2009/08/12

U17日本代表、5得点☆ビジャレアル国際ユース順位決定戦☆そして遠征はつづく!

黄色い潜水艦、撃沈!
ビジャレアルで「最下位決定戦」に臨んだU17日本代表、主催チームを相手に大暴れ?
あ、黄色い潜水艦というのはビジャレアルの愛称です。

Takumi, el gran protagonista, se anoto con un 'hat-trick'
偉大な主役、タクミっつーのに「ハットトリック」されたぜ…(涙)

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12番は「インターハイ王者」の看板をしょってる、前橋育英のシュート@小島秀仁。この大会、初スタメンです。

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第10回ビジャレアル国際ユースサッカー大会
X Torneo Internacional Juvenil
2009年8月11日18:30K.O.@スペイン・ビジャレアルC.F.
U17日本代表 5-0 ビジャレアル
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[得点]
33分:宮吉拓実
38分:宮吉拓実
43分:柴原 誠
45分:宮吉拓実
57分:宮市 亮
※試合は30分ハーフ


スタメン(☆印は1戦目、★印は2戦目、○は3戦目のスタメン)
■GK■
1嘉味田隼☆★/神戸Y
■DF■
2内田達也☆★○/G大阪Y
3岡本拓也☆/浦和Y
6夛田凌輔☆○/C大阪U18
8松原 健★/大分U18
■MF■
9柴原 誠/清水Y
10柴崎 岳☆★○/青森山田
 →HT:16宇佐美貴史☆★○/G大阪/G大阪Y
11鮫島晃太★/鹿児島城西
 →44分:7高野光司★/ヴェルディY
12小島秀仁/前橋育英
13高木善朗☆★/ヴェルディY
 58分:15幸野志有人/JFAアカデミー福島
■FW■
17宮吉拓実○/京都/京都Y
 →53分:20宮市 亮/中京大中京

■その他■
7高野光司★/ヴェルディY
16宇佐美貴史☆★○/G大阪/G大阪Y

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「その他」というのは、「かわいい俺たちのビジャレアルっ子惨敗」で、ペンを途中で投げ捨てたのだろう記録係の仕事の結果です。
だって「この選手たちも出場してた」としか書かれてないんだもん…

これで日本の「大会7位」が決まりました。要するにビリから2番目。
後半の30分間だけで5得点というスコアを見ると、ビジャレアルの選手たちが「ぶっちーん」と切れて箍が外れちゃったのではないかと思います。
2戦目のレアル・マドリーもそうだったけど、ラテン系の選手って行き詰まってカーっとなると、自己崩壊していっちゃうパターンにはまりがち。
日本はそれにおつき合いせず、たたみかけられて良かった〜!…というような憶測をしてみる…さて、本当のところはどうだったんでしょう。

レアル・マドリーとの「5位6位」対決に挑んだガンバ大阪は、日本からも点を取った Lucas Vazquezに先制点をいれられたものの、平川直人の2試合連続ゴールで同点に追い付きました。
ところがその3分後、勝ち越し弾を決められてしまい、そのままゲームは終了。ガンバ大阪ユースは「大会6位」となっています。

ちなみに大会得点王は、ともに合計3得点のうさみん@宇佐美貴史とタクミ@宮吉拓実。
うさみんは1月のコパ・チーバスに次いで2回目となる称号、やっぱり実戦を経験してこそ得られる「結果」です。

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1勝2敗1引き分け。
30分ハーフで4日間毎日試合。
昨日のセルティック戦では、さすがに疲れから動けなくなってしまったらしい日本代表ですが、入れ替えたメンバーの奮起もあったのか、大会を「初勝利」で終えることができました。

問題山積、疲労蓄積、乳酸どくどく。でもU17日本代表はこれからスペインのカタルーニャ州へ移動して
Torneig de Futbol Juvenil Manel Forne Pons ユースサッカー大会」に出場します。
出場チームはU17日本代表の他、大会地元のラピテンカ、デポルティーボ・ラコルーニャ、そしてバルセロナ!!
2試合しかできませんが、ビジャレアルの大会で得たものを、さらに進化させられるきっかけになるといいな。

2009/8/15 18:00 U17日本代表 vs ラピテンカ(SPA)
2009/8/16 17:00 敗者同士の決戦/18:30 決勝戦

メンバー表はこちら→
ワールドカップ開幕戦まで2か月と10日。気合い入れていこ!←自分も
posted by ラン☆カン at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/08/11

U17日本代表☆セルティック相手に、うさみん先制弾!☆スペイン遠征第3戦

初戦ミランを相手に0-1、2試合目は2点リードしたのにレアル・マドリーと2-2の引き分け…
この大会、まだ1度も勝てていないU17日本代表の3戦目、またしてもうさみん@宇佐美貴史のゴールで、幕を開けました!!
が、…

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第10回ビジャレアル国際ユースサッカー大会
X Torneo Internacional Juvenil
2009年8月10日18:30K.O.@スペイン・ビジャレアルC.F.
U17日本代表 1-2 セルティック
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[得点]
6分:16宇佐美貴史
11分:Forrest (PK)
17分:D. Gallagher
※試合は30分ハーフ

負けちゃったーーー!!!(泣)

うさみん@宇佐美貴史のゴールは、昨日に引き続き「直接FK」を叩き込んだもの。
それで波に乗れるかと思いきや、両チームミスの連発で散漫な状態に。5分後には日本がペナルティエリア内で相手を倒してPKを取られ、さらに6分後にはセルティックFKのこぼれに反応できず、押し込まれてしまいました。

選手交代もチームを活性化させることはできず、結局もやもやしたまま試合は終わってしまった模様…

スタメン(☆印は1戦目、★印は2戦目のスタメン)
■GK■
18渡辺泰広/新潟Y
■DF■
2内田達也☆★/G大阪Y
4岸 光/名古屋U18
 →30分:3岡本拓也☆/浦和Y
5廣木雄磨☆★/東京U18
6夛田凌輔☆/C大阪U18
■MF■
10柴崎 岳☆★/青森山田
14堀米勇輝☆★/甲府Y
15幸野志有人/JFAアカデミー福島
 →?分:小島秀仁/前橋育英
16宇佐美貴史☆★/G大阪/G大阪Y
 →51分:9柴原 誠/清水Y
■FW■
17宮吉拓実/京都/京都Y
 →30分:13高木善朗☆★/ヴェルディY
19杉本健勇☆★/C大阪U18

Wシュート(志有人&秀仁)、そしてGKの渡辺泰広、初登場です。これで全員出場しました。

「☆★」2つマークされている選手が、10月24日から始まるワールドカップ本大会に向けて、中心選手になっていくのかなと思います。
そしてFWのタクミ@宮吉拓実が、スーパーサブな感じ?
初戦以降、2戦続けて途中出場している岡本拓也も信頼度は高いんだろうな〜。

それにしても、初戦はきちんと名字と名前が記載されていた、公式サイトのメンバーリスト。
ビジャレアルの中の人がとっちらかってきたのか、とうとう名前だけになってしまいました。
しかも岸光(きしひかる)は、一言「4-Hiraku」と…「ヒラク」って誰よ!?(泣)


とにもかくにも、今現在のU17日本代表の立っている場所は、ここ。
大いに反省しつつ、前へ前へと踏み出して行かなくちゃ。

メンバー表はこちら→

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で、同じグループBのミラン対レアル・マドリーは1-1の引き分け。
どちらにしろ日本は負けちゃったので、グループ最下位決定なのですが…
Aグループのガンバ大阪は平川直人のゴールで1点返したけれど、1-2でリバプールに負けてしまいました。でも、開催チームのビジャレアルも負けたため、グループ3位に浮上!

090810_gamba.jpg

これで、11日18:30から始まる順位決定戦の「日本人同士の最下位争い」というがっかりな事態は回避できました。
…うう…嬉しいやら嬉しくないやら…


順位決定戦2009/8/11
18:30 7-8位決定戦 U17日本代表vsビジャレアル
19:45 5-6位決定戦 レアル・マドリーvsガンバ大阪
21:30 3-4位決定戦 ミランvsアヤックス
22:45 決勝 セルティックvsリバプール

U17日本代表の対戦相手は「主催者チーム」。きっと清々しいまでのアウェー!でも昨日「うさみんが直接叩き込んだFK」に対しては、歓声と拍手が沸き起こったとか。
最終日。地元の人の心をつかめるプレーをしてほしいです。
posted by ラン☆カン at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/08/10

U17日本代表☆レアル相手に、うさみん2連発!☆スペイン遠征第2戦

スペインへ遠征中のU17日本代表。
ビジャレアルというリーガエスパニョーラのチームが主催する、ユースの大会に出場しているのですが、昨日行われた第1戦・ACミラン戦はノーゴールで0-1と、負けてしまいました。

海外での初戦はいつも立ち上がりが悪い…と嘆いていた池谷豊U17日本代表監督。その敗戦から24時間も立たずにキックオフされた第2戦、レアル・マドリー戦は、上手くペースをつかめたでしょうか…

090809_kenyu.jpg

ケンユウ@杉本健勇、身長も足の長さも勝ったな☆

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第10回ビジャレアル国際ユースサッカー大会
X Torneo Internacional Juvenil
2009年8月9日18:30K.O.@@スペイン・ビジャレアルC.F.
U17日本代表 2-2 レアル・マドリー
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[得点]
13分:16宇佐美貴史
32分:16宇佐美貴史
47分:Pablo Sarabia
50分:Lucas Vazquez
※試合は30分ハーフ

うさみん、2連発ーーーー!!!
でも追い付かれたーーー(泣)

スタメン(☆印は1戦目のスタメン)
■GK■
1嘉味田隼☆/神戸Y
■DF■
2内田達也☆/G大阪Y
5廣木雄磨☆/東京U18
7高野光司/ヴェルディY
8松原 健/大分U18
■MF■
10柴崎 岳☆/青森山田
11鮫島晃太/鹿児島城西
 →30分:3岡本拓也☆/浦和Y
13高木善朗☆/ヴェルディY
14堀米勇輝☆/甲府Y
 →52分:9柴原 誠/清水Y
■FW■
16宇佐美貴史☆/G大阪/G大阪Y
19杉本健勇☆/C大阪U18
 →45分:20宮市 亮/中京大中京

****

前半13分、うさみん@宇佐美貴史が奪った先取点は、なんとFKを直接叩き込むという、まさに先制パンチ!
立ち上がりからここまでレアルの技術力が上回り、うさみん・ケンユウ@杉本・ヨシアキ@高木の3人がかりで攻め込もうとするものの、なかなか前へ進めず、GK嘉味田くんのナイスセーブもあって降り掛かるピンチを凌いでいた…そんな時に、チームを救ってくれたのはうさみんでした。

きっと、まさか日本人にゴールを割られるとは思ってなかったんだろうな〜、レアルは明らかに動揺し、集中力を切らせてしまいます。そうなれば日本にも付け入る隙が見えてくると言うもの。徐々に主導権を握り、後半へ突入しました。

そして後半2分。左SHのヨシアキ@高木が右のユウキ@堀米へ、サイドチェンジロングパス!ユウキ@堀米が真ん中へクロスを入れた時点で、レアル守備陣は完全にあわあわと左右に振られた状態…そこへうさみんが、ずどん!!これで2-0です。

これでイライラの頂点に達したらしい、誇り高きレアルの選手たちはラフプレーに走ってしまいます。日本はそんな彼らを上手くいなせれば良かったのですが、大失敗。つられてリズムを崩してしまったU17日本代表がゴール前で与えたFKを、レアルにきっちり決められてしまいました…2-1。

その直後、あっという間に左サイドを崩された日本代表、なんと同点弾を喰らってしまいます。2-2…ああ(泣)

試合はそのまま終了。でも大会ルールによるPK戦での決着をつけることになり、残念ながら負けてしまいました。

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これで日本は勝ち点1。同じBグループのACミラン対セルティックが0-0で引き分けたので、グループ内最下位のままです。
「守備」「パス」とそれぞれ特徴があっただろう相手との2試合を終え、明日のセルティック戦はイメージからすると「体格勝負」。自分たちのサッカーでどこまでできるか、挑戦です。

2009/8/10 18:30 U17日本代表 vs セルティック

メンバー表はこちら→
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グループAのガンバ大阪ユースは、オランダのアヤックスに0-2で負けてしまいました。こちらも現在グループ最下位。
8/11の最終日は同順位同士での「順位決定戦」になるので、なんとしても日本代表対ガンバというのは回避したいですぅ…

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試合前には、前日8月8日、しゅんしゅん@中村俊輔が所属するエスパニョールのキャプテンで、遠征先のイタリアで急逝したダニエル・ハルケ選手へ黙祷が捧げられました。
ハルケ選手の御冥福をお祈りいたします。
posted by ラン☆カン at 11:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/08/09

U17日本代表☆スペインでACミランと対戦☆負けました…

黒星スタート!

スペインのビジャレアルへ遠征中のU17日本代表。
10月24日から開幕する「U17ワールドカップ2009@ナイジェリア」のファイナルドローが8月8日に終わり、日本が入ったグループは…

グループB:@ブラジル A日本 Bメキシコ Cスイス

ブラジル&メキシコという優勝経験国が2つも入っている、素敵なラインナップに決定。
池内豊U-17日本代表監督も
「どうせやるなら強いチームと対戦したかったから、そういった意味ではいいグループに入ったと思う。いい準備をして本大会に臨み、1試合でも多く戦えるよう頑張ります。」
と、コメントしていた直後の試合です。
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第10回ビジャレアル国際ユースサッカー大会
X Torneo Internacional Juvenil
2009年8月8日22:45K.O.@@スペイン・ビジャレアルC.F.
U17日本代表 0-1 ACミラン
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[得点]40分:Pasini
※試合は30分ハーフ

スタメン
■GK■
嘉味田隼/神戸Y
■DF■
夛田凌輔/C大阪U18
内田達也/G大阪Y
岡本拓也/浦和Y
廣木雄磨/東京U18
■MF■
柴崎 岳/青森山田
鮫島晃太/鹿児島城西
堀米勇輝/甲府Y
 →46分:柴原 誠/清水Y
高木善朗/ヴェルディY
 →51分:宮吉拓実/京都/京都Y
■FW■
宇佐美貴史/G大阪/G大阪Y
杉本健勇/C大阪U18
 →46分:宮市 亮/中京大中京

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「毎回のことなんですが、海外に来ると初戦の立ち上がりがよくありません。それが後になって響いてきた感じでした。」
と語る池内監督。
前橋育英の初優勝で終わったインターハイで「30人の優秀選手」の1人に選ばれた青森山田の柴崎岳が中心となった、華麗なる中盤+トップ下のうさみん@宇佐美貴史でゲームを支配するものの、結局ユニバーシアードで日本大学選抜が苦しんだ、「カテナチオ」を引き継ぐミランユースを崩すまでにはいかず…後半10分にCKから先制点を奪われてしまいます。

「(ミランの堅守については)やはり、伝統ですね。崩すためにもうひと工夫、もう1人、2人絡んでいくことが必要だったと思います」@池内監督
宮市くんや宮吉くんを攻撃を活性化させるために投入したけれど、それが逆に「縦ポン」と個人技頼みという結果を招く、ホントにもうユニバーシアード準決勝と同じような壁にぶち当たってしまいました。

さて、次の試合は24時間経たないうちに行われます。
2009/8/9 18:30 レアル・マドリー vs U17日本代表

イタリアのチームのように守備に重点を置いていないだろう、スペインの新銀河系レアル・マドリーのカンテラ(下部組織)が相手。自分たちのかかえる問題や手応えを、めいっぱい体感できるよう、頑張ってもらいたいです。

メンバー表はこちら→
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ちなみに、同じ大会にクラブユースとして参加しているガンバ大阪ユースは、なんと初戦で大会主催チームのビジャレアルと対戦して、勝利しちゃってます!

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勝利を持って行きやがったガンバ大阪…というようなキャプションがついていた写真(苦笑)

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VILLARREAL 0-1 GAMBA OSAKA
[得点]46分:石原雅仁
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ガンバ大阪ユース スタメン
■GK■金谷和幸
■DF■山田幹也、西塔仁、藤本昂祐、吉川陽
■MF■水野旭、平川直人、関晧平、大森晃太郎
■FW■石原雅仁(→50分:望月聖矢)、原口拓人

プリンス1部から降格…という衝撃、そしてクラセンでは1勝もできず2分け1敗でグループリーグ敗退という事実を経て迎えた、ガンバ大阪ユースの夏。
堅い守備で前半の猛攻をしのぎ、後半に迎えたワンチャンス、ビジャレアルのオフサイドトラップを破った右SB山田幹也が、真ん中へクロスを入れ、それを押し込んだのは石原雅仁でした。
この決勝点アシストの山田くんと、FW原口拓人、そして残り時間ビジャレアルの猛攻を耐え切るために投入され結果を出した望月聖矢は、ともにワールドカップへの切符をもぎとったU16アジア選手権の代表メンバー
U17日本代表候補たちへのアピールも含め、結果を出しつづけたれたらいいなと思います。
posted by ラン☆カン at 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | U17&それよりちびっ子な世代たち

2009/08/08

2009クラセン準決勝[C大阪-京都/東京-新潟]虫ピンとセミ爆弾☆その1

準決勝の会場となる三ツ沢公園入口脇に立つ、大きな木。枝という枝に何百ものセミがいるのではないかと思うほど、こんもりとした葉っぱ全体が震えるような大音量の鳴き声をあげています。
ここ数日、どんよりと気温も低く冷たい風の吹いた関東地方。それでも「夏」本番です。

めざせクラブユース日本一!
…年末に行われるJリーグのユース日本一を決める「Jユースカップ」と違い、この「日本クラブユース選手権」は全国の街クラブサッカーチームとJクラブユースチームの中から、夏に一番強いチームを決めちゃおうぜ、と33年前から始まった大会です。
早い話「高校年代の日本一、高校部活抜き、汗増し増し」ってカンジ?

4月から始まった各地の予選を勝ち抜いたーー「関東クラブユース」でいえば、1〜3部リーグ合計38チーム中の上位9チームーー全国合計24チームが、7月25日「福島Jヴィレッジ」へと乗り込んでグループリーグ3試合を戦い、その結果、決勝ラウンドへと進んだのは
横浜FM-C大阪、京都-札幌、FC東京-湘南、川崎-新潟
という8チーム。
高円宮杯予選を兼ねたプリンスリーグで中国王子となった広島や、滝川第二の監督だった黒田和生さんが今年から現場で率いる神戸、関東王子で東京に次ぐ2位になり年代別代表候補も名を連ねる三菱養和など残念な敗退もあったけれど、ここ一番の集中と夏場の体力が問われるこの大会、地力のあるチームが顔を揃えました。

7月29日に行われた準々決勝を勝ち抜き、準決勝&決勝の舞台となる「横浜の三ツ沢球技場」までたどり着いた4チームは、セレッソ大阪-京都、東京-新潟。

そしていよいよ7月31日午後4時、涼しい風が吹き渡る曇天の下で「準決勝第1試合・セレッソ大阪 対 京都サンガ」キックオフです。

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ラン☆カンがこの試合ロックオン!していたのはセレッソ大阪のキャプテン、5番・扇原貴宏@U18日本代表候補と7番・ケンユウ@杉本健勇@U17日本代表候補、そして9番の永井龍@U18日本代表候補という、日の丸を背負ってくれそうな選手たち。

去年10月のU17ワールドカップ予選「U16アジア選手権」では全5戦にスタメン出場、出場権をもぎとる先制点もゲット!そして今年の1月メキシコで行われ、うさみん@宇佐美貴史が得点王に輝いた「コパ・チーバス」では1得点、FWだったりDFだったりとフレキシブルにポジションをこなすケンユウ、このクラセン準決勝ではCBからスタートです。

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「19センチ!」という圧倒的身長差をもってケンユウが押さえ込もうとしているのは、京都で一番目立っていた左SH33番・ヨシナリ@駒井善成。
セレッソの右最終ラインをがつがつとドリブルで突破してくる彼を止めようと、対峙していた1年生の2番・小池佑平を呼びつけ、ケンユウが身振り手振りで指示を出していたのですが…

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12分くらい我慢したところでとうとう小池くんを左へ移し、左・小池くん、キャプテン@扇原貴宏とケンユウのCB、そして右は6番・夛田凌輔という並びに変えてきました。

試合中ベンチからゴール裏から、さかんに「ヨシナリーーー!ヨシナリーーー!」と呼ばれまくっていた、チャンスメイカー・駒井善成。しまいには「ヨシナリーーー!!あ、違ったー!」
ちがうんかーい!
監督が思わず連呼したくなるほど、なんか「スイッチ入っちゃう」名前なんでしょうか…(笑)
そんな京都のちびっこい点火剤、168センチのヨシナリと、「同じ目の高さ」で勝負するのは169センチの夛田凌輔。
タダくんもケンユウと同じくU17日本代表候補。U16アジア選手権には出られなかったけれど、コパ・チーバスからアピールを始めています。

彼ら代表候補たちを守備へと押し込んでいるのは、京都のヨシナリ&武田有祐という両SHから前線へのチャレンジ。なかなか2トップへボールが収まらないセレッソは、30分すぎた辺りでついにケンユウをFWへと動かします。
積極的な指示出しや煽りでチームを活性化し、最終ラインの壁となり、ゴールキックの目印にもなり、さらには「点を取るため」最前線へ颯爽と上がって行く、お得感満載なケンユウ…
一家(チーム)に一台、欲しいかも(笑)今ならロングスローも付いてきます。

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幾度か迎えたチャンスを逃し、FKもクロスバーを叩いてしまった京都。効果的な攻撃を組み立てられず、ボールは常に中盤の頭上を越え、1本のシュートに終わったセレッソ。
きっと記録の上では京都のボール支配率が圧倒的なんだろうけど、自陣の深いところで横へ横へとボールを回している時間も長かった前半が終わり、両チーム無得点のまま迎えた後半。

セレッソは手つなぎ円陣で気持ちを合わせます。

そんなチームを熱く、そして冷静に鼓舞しつつコントロール、真夏の長袖姿がぐっとくるキャプテン@扇原貴宏。いちいち表情が男前です(笑)
っつーか後半、ケンユウも長袖に着替えてきたー!
キックオフ直後からたびたび辛そうな表情で腰に手を当て、隙あらば水を飲みまくっていたので、てっきり「暑くて」消耗しているのかと思ってたんだけど、違うんだ…。

ちなみにこの日は「曇り&絶え間ない涼風」の気温27度、湿度67%。三ツ沢の丘の上はスタンドにいる限り、絶好のサッカー日和です。

■セレッソ大阪U18■スタメン
GK1一森 純 91.07.02/181/72
DF2小池佑平 93.06.04/172/64
DF5扇原貴宏 91.10.05/184/70[C]※U18日本代表候補
DF7杉本健勇 92.11.18/187/78※U17日本代表候補
DF11道上隼人 91.06.17/167/59
MF4宮田大輔 91.06.07/175/70
MF6夛田凌輔 92.08.07/169/62※U17日本代表候補
MF細見 諒 91.07.12/166/61
 →HT:DF3成田雅治 93.08.01/172/64
MF14野口直人 92.06.07/168/64
FW9永井 龍 91.05.23/178/69※U18日本代表候補
FW15宮園貴大 92.05.16/166/64
 →33分:FW18坂口 豪
 →延長前半開始:FW20風間ワグネル ケンジ 93.11.05/176/68

■京都サンガU18■スタメン
GK1大西健太 91.04.29/178/69
DF3高橋祐治 93.04.11/184/73
DF5垣根拓也 91.10.03/147/69
DF15武田有祐 91.07.20/177/73
DF22国領一平 93.07.31/176/68
MF18井上寛太 91.04.12/172/68[C]
MF28山田俊毅 93.02.27/176/70
 →57分:MF4原川 力 93.08.18/175/68
MF33駒井善成 92.06.06/168/63
FW8山下嗣紋 92.04.07/171/64
FW9久保裕也 93.12.24/177/70
FW19伊藤優汰 92.09.18/172/66

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後半開始からメンバーを入れ替え、キャプテン@扇原貴宏を中盤に移動させたセレッソが、7分、いきなりチャンスをつかみます。それは…
京都GK大西健太から中盤の選手へのゴールキック。
その落ちかけを狙ってまんまとボール奪取したセレッソFW18坂口豪、ドリブルでペナルティエリア正面に持ち込んでシュート!ゴール!1-0!
あっという間のできごとに、ゴールを割られた大西健太、思わず舌出しで苦笑いです。

先制点をミスに近い形で奪われたのに、笑って仲間を鼓舞できるなんて、肝が据わったGKだな〜チームを信じてるんだな〜なんてちょっぴり京都に感心させられた4分後、インターセプトしたケンユウから左のリョウ@永井龍へ、さらにキャプテン@扇原貴宏につないで…と日本代表候補たちがたたみかけるようにゴール前へ侵入、最後はMF14野口直人がシュート!ゴール!
セレッソ2-0。
とにかく、点が入るたび熱烈歓迎状態でハグハグ抱き合う選手たち。何、この肉弾戦的友情(笑)

ところが。こんな心温まる光景も、2得点差も、なぜだか「勝利への確信」には結びつきません。
それほどまでにこの2チーム、力の差を感じないのです。

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セレッソ歓喜!のたった3分後、緩いパス交換からいきなりギアチェンジした京都が、あっという間にセレッソ最終ラインをぶち破ります。セレッソ、ファウル!
直前に投入されたばかりだったMF4原川力が放った、左コーナーの数メートル内側というペナルティエリア真横からのFKは、なんとそのままカーブを描き直接ゴールに吸い込まれて行きました。
2-1。

さらにその13分後、圧しつ戻りつだった両チームの均衡を破ったのは京都。ヨシナリ@駒井善成が突如仕掛けた高速ドリブルに対応できず、セレッソはペナルティエリア内で彼を倒してしまいます。PK!
これを沈めたのは京都キャプテン@井上寛太。
2-2。残り18分で試合は振り出しに戻りました。

前半こそ京都がボールを保持していたものの、後半に入ってからはリズムも、戦略も、チャンスメイクのタイミングすらまったくの互角。バランスを保ったまま、結局延長戦に突入するのですが、持っているタレントがそれぞれ違うはずの22人は、それでもまったく同じテンポーー緩も急もーーでボールを動かし続けることになります。

スタンドから見ると、それはまるでピッチに虫ピンを刺した様。
動かない足元から足元へと、ピンボールのようにただ転がり続けるボール。
突然ドリブルを試みて、最終ラインにひっかかって終わるチャンスメイカー。
個人技で放たれるシュート。でもそれがゴールネットを揺らすことはありません。

チャンスも不運も、きっと心拍数まで…まったくの互角。
そんな「あるレベルで両チームがシンクロしてしまい動かなくなる」ゲームが、たまにあります。
ついに試合の結果は「引き分けに優劣をつけるための」PK戦へとゆだねられることになりました。

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「……」
むむむ。セレッソベンチ前から異様なオーラが…
臍下丹田呼吸!?ヨガ!?
やがて…

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愛。

『今年のセレッソ大阪U-18は「愛」をベースに、サッカーを通して生きる「喜び」を体いっぱいに表現していくことをテーマにしています』@大会公式パンフレット
おかげさまで「愛」も「喜び」も、スタンドまでびっしびしと伝わっております。

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そして始まったPK戦、こちらも両チームが完璧なるシンクロニシティを構築してしまい、サドンデスへ。
6人目となる11番・道上隼人が枠の左へ逸らして…セレッソ、ミス!
呆然と引き上げてくる道上くんを、列から飛び出し駆け寄ったケンユウが慰めます。う〜ん「愛」だ。
対する京都も、これを沈めれば勝利を手にできた6人目が決められず、GK同士が蹴り合いっこをする11人目が終わり…とうとう2巡目に入りました。

セレッソ9番・永井龍、冷静にゴール。
そして京都8番・山下嗣紋の蹴ったボールは…「自分とみんなを信じていた。(最後のキッカーが)蹴る瞬間には、コースが分かっていた」というGK一森純が弾き返しました!

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adidas CUP 2009 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 準決勝 【41】
2009年7月31日16:00K.O.@ニッパツ三ツ沢球技場
セレッソ大阪U-18 2-2(0-0,2-2,0-0,0-0,PK戦10-9)京都サンガF.C. U-18
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[得点]
52分:18坂口 豪(C大阪)
56分:14野口直人(C大阪)
59分:4原川 力(京都)
72分:18井上寛太(京都)PK
[PK戦]
C大阪先攻  / 京都後攻
9永井 龍○ / 8山下嗣紋○
5扇原貴宏○ / 33駒井善成○
7杉本健勇○ / 5垣根拓也○
4宮田大輔× / 15武田有祐○
6夛田凌輔○ / 18井上寛太× 京都キャプテン痛恨のミス!
ここからサドンデス
11道上隼人× / 19伊藤優汰×
14野口直人○ / 4原川 力○
2小池佑平○ / 9久保裕也○
20風間Wケンジ○ / 3高橋祐治○
3成田雅治○ / 22国領一平○
1一森 純○ / 1大西健太○ GK同士の対決!
ここから2週目
9永井 龍○ / 8山下嗣紋×

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「さあっ!こい!!」
いや…別に空耳でも妄想でもなく、ケンユウは実際に諸手を広げ、こう叫んでたわけですよ…
そしてその胸に飛び込んで行ったのは、延長戦から登場の20番・風間ワグネル ケンジ。
ピッチのあちらこちらで、熱烈歓迎なハグハグが延々と続いていたセレッソ、確かに「愛と喜び」は具現化されてると思います(笑)そんな中でも、上背もあり華もある「情熱的」ケンユウとキャプテン@扇原くん、今後のさらなる弾けっぷりが期待できそう。

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負けてしまった京都のGK大西健太、そして5番・垣根拓也は、試合終了直後から不思議な笑みを湛え続けていました。
PK戦の5人目後攻、ここで決めれば京都勝利!という場面で満を持して登場…同点弾となるPKを決めたけれど、PK戦では失敗してしまった京都キャプテン@井上寛太が涙に暮れるところを、なぐさめ続けています。
自責の念にとらわれるキャプテンの肩を抱く彼らの笑顔は、「やりきった互角の勝負」に対して恥じるところがないからかもしれません。

3位の表彰式が終わり、自陣ゴール裏の挨拶へと向かう際、セレッソからの京都コールを受け、額を抱え深々と頭を下げる京都キャプテン@井上寛太とGK大西健太の姿は、とても印象的でした。

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薄暗くなってきた三ツ沢のピッチでがんがんに焚かれるフラッシュ。
明るく照らされるその瞬間だけ、保たれる笑顔。
未だ涙の止まらない選手も、カメラを見ない選手もいます。
後列右端でけっして笑わないのは、最後PKを止められてしまった8番・山下嗣紋。そのとなり頭が飛び抜けた3番は、184センチのDF高橋祐治。ケンユウがFWへ上がった時間帯には彼が密着マークに付き、結局無得点で終わらせました。

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中盤の印象がほとんど残らない、不思議なチーム・セレッソ。
虫ピンのようにピッチに固定された選手たちが、突然ギアチェンジしてゴールマウスへと迫って行くそのカタルシスが、決勝戦でも継承されるのでしょうか。
キーマンは、日本代表候補たち。期待できそうです。
****

長過ぎた…(汗)
いったん切って、クラセン準決勝第2試合「FC東京U-18 対 アルビレックス新潟ユース」戦レポに続きます☆

この2試合の「JFA TV」ダイジェスト映像もチェック☆

FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009☆組み合わせ&日程

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FIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009

◇グループステージ組み分け
グループA:@ナイジェリア Aドイツ Bホンジュラス Cアルゼンチン
グループB:@ブラジル A日本 Bメキシコ Cスイス
グループC:@イラン Aガンビア Bコロンビア Cオランダ
グループD:@トルコ Aブルキナファソ Bコスタリカ Cニュージーランド
グループE:@アラブ首長国連邦 Aマラウイ Bスペイン Cアメリカ
グループF:@ウルグアイ A韓国 Bアルジェリア Cイタリア

◇日本の試合日程
<グループステージ>
10月24日(土)ブラジル 対 日本 @ラゴス
10月27日(火)スイス 対 日本 @ラゴス
10月30日(金)日本 対 メキシコ @ラゴス
※キックオフ時間は未定。
※各グループ上位2チーム(計12チーム)と、3位のうち成績上位の4チームがラウンド16に進出。

<ノックアウトステージ>
ラウンド16: 11月4日(水)または5日(木)
準々決勝: 11月8日(日)または9日(月)
準決勝: 11月12日(木)@ラゴス
3位決定戦: 11月15日(日)@アブジャ
決勝: 11月15日(日)@アブジャ

◇池内豊U-17日本代表監督コメント
(ブラジルやメキシコなどの過去の優勝経験国と同じ組に入ったが)どうせやるなら強いチームと対戦したかったから、そういった意味ではいいグループに入ったと思う。いい準備をして本大会に臨み、1試合でも多く戦えるよう頑張ります。
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2009/08/06

U20日本代表★ムラサキ王子ゴール!でも…★U20韓国代表戦

「今は代表と言うよりも自分のために頑張っている。こういう試合はとても大切だから、一生懸命やっている。次の韓国戦はやはりリベンジしたいし、どこまでできるか楽しみだけど、絶対に勝ちたい。」

「過去は考えていない。監督も違うしフレッシュな選手もいる。」

一昨日、6-2と大差で初勝利をあげた、岡ちゃん初采配のU20日本代表。
その試合後、キャプテンのコータ@水沼宏太と、10番を背負うじゅん@鈴木惇は、それぞれこうコメントしていました。

彼らは去年の11月、U19韓国代表と戦い敗れています。
その終了のホイッスルは、日本が「2009年のU20ワールドカップ出場」への道を絶たれたという最終宣告でした…。

あの時、サウジアラビアのピッチにいたU19日本代表…彼ら一人一人が乗り越えて行かなければならない「記憶」との戦いは、今日の「U20日本代表対U20韓国代表」という試合に、どんな結末をもたらしたのでしょうか。

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ムラサキ王子@河井陽介、2試合連続ゴール!祝福する大迫勇也は、結局この大会ノーゴール…絶好機を外して、頭かかえてます。

*****
U20日本代表 水原国際ユース(U-20)フットボールトーナメント
2009年8月6日(木)19:00K.O@水原ワールドカップスタジアム
U20日本代表 1-2 U20韓国代表

[得点]
9分:韓国/チェ・ジョンハン(大分トリニータ)
28分:韓国/イ・スンリョル(ソウル)
52分:15河井陽介 慶應/藤枝東
*****

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試合は、ほぼ互角の戦い。序盤のポゼッションは日本の方が上回っていた模様。
でも前半9分、大分トリニータ所属のチェ・ジョンハンがクロスを受け、そのまま左足を振り抜いてゴールゲット。ワンチャンスをきっちりものにしてきました。

そのまま勢いにのる韓国でしたが、日本も反撃に出ます。前半17分には登里享平がシュート、その1分後には「誤写鼻ユのオーバーヘッドキック」が炸裂します。「誤写鼻ユ」?(韓国公式サイトを自動翻訳したのですが…正体は「大迫勇也」みたいです)
さらに20、21、23分とじゅん@鈴木惇や「誤写鼻ユ」がミドルを放つなど、積極的に攻め込んで行く日本。
でも、韓国のゴールネットを揺らせません。

そしてその猛攻をしのいだ韓国が、すぐさまチャンスをつかみます。
25分に日本の左をぶち破ってシュート!これはマウスをそれていったものの、3分後の28分、再び左をえぐってゴール前へクロス、それをイ・スンリョルが軽く押し込んでゴール…2-0です。

「あの時」は、そこで韓国の勢いにのまれてしまったU19日本代表。
でも、この「急造U20日本代表」は、メンバーが違うとはいえ下を向くことはなかったようです。
37分にはまなぶ@齋藤学が快速ドリブルで韓国の守備ラインを突破、GKと1対1に!…でもシュートは枠をとらえられません…ああ。
直後、青木拓矢がミドルを放ちますが、韓国GKのナイスセーブにあってしまいます。

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後半立ち上がりからは日本が流れをつかみ、ついに後半7分、左を突破した白谷建人の放ったシュートをGKが弾き、そこに詰めていたのがムラサキ王子@河井陽介!
軽く押し込んだボールがマウスに収まりました。ゴール!日本1-2。

そこから両チーム、よく攻め合ったようです。
失点後の韓国は、なんと4枚ものイエローをもらうほど、激しかった模様。
そして日本のシュート数は前・後半でそれぞれ12本と8本、韓国は8本と5本でした。

諦めなかった日本。「自分のために」戦った選手たち。
結局残りの38分間、お互いが自陣ゴールを守り切り、1-2のままU20日本代表の第3戦目は終了してしまいました。
****

勝つことはできませんでした。
それでも今回この「場」を与えられたあの時のU19日本代表たちが、前へとさらに進んで行ける力を得ることのできた内容だったらいいなと、思います。

スタメン
■GK■
18増田卓也 流経大/広島皆実
■DF■
2鎌田翔雅 湘南/湘南Y
3當間建文 鹿島/東海大五
5菅沼駿哉 G大阪/G大阪Y
8佐藤将也 名古屋/浜名高
 →HT:DF7永田拓也 浦和/浦和Y
■MF■
6山村和也 流経大/国見
9青木拓矢 大宮/前橋育英
 →80分:MF14渡部大輔 大宮/大宮Y
10鈴木 惇 福岡/福岡U18
 →HT:FW20白谷建人 C大阪/国見
15河井陽介 慶應大/藤枝東
16齋藤 学 マリノス/マリノスY
 →80分:17登里享平 川崎/香川西
■FW■
19大迫勇也 鹿島/鹿児島城西
 →57分:MF13水沼宏太 マリノス/マリノスY
****

エジプト対南アフリカは、1-0で「U20ワールドカップ」開催国であるエジプトが勝利しました。

ということで「Suwon Cup」はU20韓国代表が3連勝で優勝、1勝2敗のU20日本代表は3位となっています。

メンバー一覧はこちら→

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試合後の握手を終えて、悔しそうなムラサキ王子@河井くんとケント@白谷くん。そして交代出場だったコータ@水沼。
ムラサキ王子とケントには8月11日からの「U20日本代表・スペイン遠征」が、コータには再開するJリーグのピッチが、次の戦場となります。

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岡ちゃん@岡田監督 試合後記者会見(韓国の公式サイトを自動翻訳+ラン☆カン微調整)

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「結果的に1点しか取れずに負けてしまい、とても悔しい。でも選手たちは勝つための努力を最大限にしてくれた。そのことに対してはありがとうと言いたい。
シュートのタイミングを逃してしまうことに物足りなさはあるが、打とうという意思があり、技術の高さを発揮するチャンスもあった。

本来、日本と韓国ではプレースタイルが違う。韓国は体力とスピードを活かしたプレーが強み。日本も自らの特徴を生かせたが、体力やスピードをさらに育てなければならないと思う。

韓国は技術も向上していたし、ミスも少なかった。特にホン・ミョンボ監督の望むサッカーを、選手たちが表現できていた。U20ワールドカップではさらに力を発揮できるようになるだろう。

守備の面では一度突破を許してしまうと、もうボールを奪い返せない、という点がとても悔しい。世界と戦うためにはさらに力をつけなければいけない。Jリーグでは通用しても、世界ではそうはいかないと思っている。

この大会の試合を通じて、選手たちはいろいろな経験をした。初戦のエジプト戦が終わった後に、肩や膝が痛かったと言うくらい、彼らは力一杯戦っていたと思う。
世界を相手にした時、プレッシャーとどう戦うのか、それを試すよい機会だった。」

そして自動翻訳ならではの、謎…
「誤写鼻の交代は、膝内側の靭帯を痛めたようだったから。誤写鼻は走ろうとする意思があったけれど、今後のこともあるので交代させた。精密検査を受けてみないと詳しいことはわからない。」
で。「誤写鼻」って誰!!!???
※正解は大迫勇也でした…
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試合内容と監督のコメントは、韓国公式サイトの記事を自動翻訳したものを元にしていますが、かなり「日本人の目」から見た印象と違うようです。

プレーに関わった選手名を誤認しているのももちろん、「どちらが優勢か」という観点でも日本人記者の記事では「日本チャンス少なし、守備劣勢、パワー違い過ぎ」と、ため息が聞こえそうなニュアンスです。

コメント欄に現地で観戦されたunder60さまが、レポを書いて下さっています。ぜひ、チェックしてみて下さい!
under60さま、ありがとうございました。

2009/08/04

U20日本代表、2戦目は6得点★韓国遠征、南アフリカ戦。怒濤の勝利

初戦エジプトを相手に、無得点で負けてしまったU20日本代表。
2戦目は8/1のJリーグを終えて韓国へと駆け付けた大迫勇也、コータ@水沼宏太そしてツバサ@横竹翔も含め、1戦目にスタメン出場していない選手を積極的に起用すると明言していた岡ちゃん@岡田監督。

韓国を相手に初戦0-4で敗れている南アフリカ代表に対して、大迫勇也を1トップに4-5-1というA代表と同じ布陣で挑みました。

この大会以降、岡ちゃんはA代表の方で忙しくなるため、U20を直接率いることができません。そんな監督の期待を背負った「試合に餓えた選手たち」しっかり応えられたみたいです。

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キャプテン、コータ!大迫勇也とハイタッチ☆

*****
U20日本代表 水原国際ユース(U-20)フットボールトーナメント
2009年8月4日(火)17:30K.O@水原ワールドカップスタジアム
U20日本代表 6-2 U20南アフリカ代表

[得点]
17分:15河井陽介 慶應/藤枝東(FK直接)
26分:南アフリカPK
35分:9青木拓矢 大宮/前橋育英(7永田拓也からのパス)
43分:12横竹 翔 広島/広島Y(15河井陽介のFKをヘディング)
53分:13水沼宏太 マリノス/マリノスY(15河井陽介からのパス)
76分:3當間建文 鹿島/東海大五(19大迫勇也からのパス)
78分:南アフリカ(得点者が7永田拓也になっています…オウンゴール?)
86分:10鈴木 惇 福岡/福岡U18(FK直接)
*****

※8/6、JFAが公式記録を発表したので、メンバー表を追記しました。

■GK■
1大谷幸輝 浦和/浦和Y
■DF■
2鎌田翔雅 湘南/湘南Y
 →HT:8佐藤将也 名古屋/浜名高
3當間建文 鹿島/東海大五
5菅沼駿哉 G大阪/G大阪Y
 →HT:DF4薗田 淳 川崎/常葉橘
7永田拓也 浦和/浦和Y
■MF■
9青木拓矢 大宮/前橋育英
 →HT:DF6山村和也 流経大/国見
12横竹 翔 広島/広島Y
 →64分:MF10鈴木 惇 福岡/福岡U18
13水沼宏太[C]マリノス/マリノスY
15河井陽介 慶應大/藤枝東
■FW■
17登里享平 川崎/香川西
19大迫勇也 鹿島/鹿児島城西
 →FW20白谷建人 C大阪/国見

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ムラサキ王子@河井陽介はFKを直接沈める、というアピールっぷり!
トーマ@當間建文のゴールは、ムラサキ王子からのパスを受け、DF2人を置き去りにするターンで切れ込み、追いすがる相手に潰されながらパスを出した、大迫勇也のアシストだとか。

コータ@水沼宏太も、ゴールゲット☆

やっぱりコータとかが「代表ユニを着て」活躍している姿を見ると、ぐっときます…


「点は取ったが、目指している形ができたのは半分ぐらい。後半は足が止まって危ない場面もあった」と言うのは試合後の岡ちゃん。
「鹿島では先発で出ていないし、良いプレーをしたい」と試合前にコメントしていた大迫勇也をはじめ、みんな初っぱなから「全開」で飛ばしまくっちゃったのでしょうか…(苦笑)

そんな大迫勇也、この試合もゴールゲットできなかったけれど「攻撃の起点になったりDFの裏を取ったりバランスがよかった。守備でもボールをよく追ってくれた」と岡ちゃんの高評価をゲットしました。

■スケジュール■
8/6(木)19:00 vs U-20韓国代表
@水原ワールドカップスタジアム

Suwon Cup最終戦は、去年11月8日、U19アジア選手権準々決勝で戦い、敗れ、U20ワールドカップ出場の切符をもぎ取られた「韓国」が相手です。
ちなみに現在U20韓国代表を指揮するのは、あの「ホン・ミョンボ」監督。この大会、南アフリカを4-0で、エジプトを1-0で下し2連勝しています。U20韓国代表「候補」にとっては、ミョンボ監督への更なるアピールの場となる日本戦。がっつりくるはず。

急造とはいえ「日の丸」を背負うU20日本代表、プライドを持って戦ってほしいです。

メンバー一覧はこちら→

2009/08/03

U20日本代表、対U20エジプト戦★負けてしまいました★韓国遠征

岡ちゃん@岡田監督が直々に率いて、韓国へ遠征中のU20日本代表。
「Suwon cup」初戦、負けてしまいました…

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*****
U20日本代表 水原国際ユース(U-20)フットボールトーナメント
2009年8月2日(日)20:00K.O@水原ワールドカップスタジアム
U20日本代表 0-1 U20エジプト代表

[得点]
後半16分:狙撃ムハンマドタラート@エジプトサッカー協会公式サイト
*****

日本サッカー協会のリリースが出ないので、「エジプトサッカー協会公式サイト」のアラビア文字で綴られた記事から、涙目で拾った出場選手名を、一応書き出してみます。

日本は4-4-2で、4バックとGKの守備が秀逸だ…みたいな事が書いてある気がする!
山村くんらしき名前は「Hunyaokazhoya」しか見当たらないのですが、岡ちゃん@岡田監督が「このチームでは山村が中心になる。」びしぃ!と言っていたので、絶対スタメンなはず…

「チームの中心?素直にうれしいです。大学では普通にやっていたら経験できないことができる」
そう答えていた山村くん、エジプト戦で得るものはあったでしょうか。

※8/6、やっとやっとJFAが公式記録を出してくれたので、正確なものに書き直しました!

■GK■
18増田卓也 流経大/広島皆実
■DF■
2鎌田翔雅 湘南/湘南Y
4薗田 淳 川崎/常葉橘
5菅沼駿哉 G大阪/G大阪Y
6山村和也 流経大/国見
8佐藤将也 名古屋/浜名高
 →62分:DF7永田拓也 浦和/浦和Y
■MF■
9青木拓矢 大宮/前橋育英
 →80分:FW19大迫勇也 鹿島/鹿児島城西
10鈴木 惇 福岡/福岡U18
 →68分:MF13水沼宏太 マリノス/マリノスY
14渡部大輔 大宮/大宮Y
 →52分:17登里享平 川崎/香川西
■FW■
16齋藤 学 マリノス/マリノスY
 →73分:MF15河井陽介 慶應大/藤枝東
20白谷建人 C大阪/国見


*****
あ、大迫くん1日のJリーグ広島戦に出場した翌日に韓国でピッチに立ったんだ!

「もう少し出たかったですね。体は大丈夫だったんで。結果を出したかったけど、初めてだったんで戸惑っちゃって。練習していいコンディションで試合に臨みたい」

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宿舎に到着早々、岡ちゃんから
(1)速く動いてシンプルにボールを回す
(2)攻守の切り替えを速く
(3)守備のときボールへのプレッシャーとカバリング
と、基本説明をうけた大迫くん。いきなり合わせていないメンバーとやるのは、やっぱり難しかったみたいです。
*****

この試合の前に行われたU20韓国代表対U20南アフリカ代表は、4-0で韓国が勝利しています。

■スケジュール■
8/4(火)17:30 vs U-20南アフリカ代表
8/6(木)19:00 vs U-20韓国代表
すべて、水原ワールドカップスタジアム

メンバー一覧はこちら→
追加召集だったミチ@安田理大の弟、安田晃大が8/3付けで怪我のため帰国してしまいました(泣)
追加召集はないそうです。

8/4の試合には、1日のJリーグを終えて駆け付けるコータ@水沼宏太、ツバサ@横竹翔、が合流します。
※8/6、コータはこの試合から出場していたことが判明しました!
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