ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2010/06/10

U19日本代表☆「秋への扉」☆6月のイラン&中国遠征メンバー

「選手たちはワールドカップで何を得て何を失うのか、本当にわかっているとは思えない――そこで悪いプレーをしようものなら、彼らの後からサッカーに身を捧げようとするする全ての人たちの、扉を閉ざしてしまうことになる。
サッカーは彼らの世代だけのものではない。代表選手である限り、そうした義務を背負っている――」イビチャ・オシム

U-19日本代表。その候補者たち。
2011年コロンビアで行われる「U20ワールドカップ」出場を賭け今年の秋10月に、アジア最終予選を戦うために選ばれた彼らの多くは、こう夢を語っています。
「いつか、A代表としてピッチに立つこと」

2008年11月。「U20ワールドカップ」への扉は、目の前でいったん閉じてしまいました。
2年後、「彼らの後から」やってきた「次なるU19たち」が、再び扉を開くためチームを作ろうとしています。
ユース年代のワールドカップは「勝敗よりも育成」と大人たちは言うけれど、日の丸を背負い世界をめざし戦う彼らの後には、やはり「サッカーに身を捧げようとする全ての人たち」が、未来へと通じる扉が開かれるのを信じ、連なっているはずなのです。

U19アジア最終予選まで、あと4か月。
ある程度絞り込まれてきたメンバーたちが、さらなる結束と競争に挑みます。

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U-19日本代表  イラン・中国遠征(6/15〜30)メンバー

2009年8月のSBS国際ユース出場
2009年9月の仙台カップ出場
2009年10月U-18アジア1次予選日本代表
2009年12月U-18トレーニングキャンプ参加
2009年U-17日本代表
2010年4月ダラスカップ出場
2010年4月U-19日本代表候補合宿@J-STEP
2010年4月U-19日本代表候補合宿@大阪
2010年5月オランダ遠征
[X/7]オランダ・フローニンゲン国際ユース(20分ハーフ。2日間で全7試合中)の出場回数。「.5」は途中出退場

■GK■
川浪吾郎★◇▲△[3/7]KAWANAMI Goro 1991.04.30/192/82/柏/柏U-18
中村 隼☆◇◆○▲△[4/7]NAKAMURA Hayato 1991.11.18/183/77/山形/浦和Y
嘉味田隼●□KAMITA Jun 1992.01.17/183/80/神戸/神戸Y
■DF■
田中優毅☆★◇◆○▲TANAKA Masaki 1991.03.27/172/66/日体大/四中工
古林将太☆★◇□△[3/7]KOBAYASHI Shota 1991.05.11/173/70/湘南/湘南Y
阿部 巧☆◇○▲ABE Takumi 1991.05.26/165/62/FC東京/東京U-18
平出 涼☆◇△[4/7]HIRAIDE Ryo 1991.07.18/176/69/東京/東京U-18
寺岡真弘◇○▲□△[4/7]TERAOKA Masahiro 1991.11.13/179/70/関西大/神戸Y
岡本拓也●□△[4/7]OKAMOTO Takuya 1992.06.18/175/73/浦和/浦和Y
遠藤 航▲△[5/7]ENDO Wataru 1993.02.09/176/73/湘南Y※トップ二種登録
松原 健●△[2.5/7]MATSUBARA Ken 1993.02.16/177/66/大分U-18※トップ二種登録
■MF■
六平光成☆★◇◆○▲MUSAKA Mitsunari 1991.01.16/174/64/中央大/前橋育英
藤田息吹○▲△[5.5/7]FUJITA Ibuki 1991.01.30/170/66/慶應大/藤枝東
山崎直之☆◇◆▲□△[3.5.5/7]YAMAZAKI Naoyuki 1991.05.05/180/68/東京学芸大/東京U-18
加藤 大◇◆△[3.5.5/7]KATO Masaru 1991.05.07/173/62/新潟/三菱養和
高木俊幸★◇▲TAKAGI Toshiyuki 1991.05.25/170/60/ヴェルディ/ヴェルディY
小川慶治朗●□OGAWA Keijiro 1992.07.14/168/62/神戸Y※二種登録
堀米勇輝●◆□△[3.5.5/7]HORIGOME Yuki 1992.12.13/168/62/甲府Y※トップ二種登録
宮市 亮●▲△[2.5.5/7]MIYAICHI Ryo 1992.12.14/180/66/中京大中京
■FW■
重松健太郎◆☆◇◆SHIGEMATSU Kentaro 1991.04.15/173/68/東京/東京U-18
宇佐美貴史●◆○▲△[5.5/7]USAMI Takashi 1992.05.06/178/68/G大阪/G大阪Y
宮吉拓実●◆□MIYAYOSHI Takumi 1992.08.07/170/63/京都/京都U-18
杉本健勇●◆○▲□△[5/7]SUGIMOTO Kenyu 1992.11.18/187/76/C大阪U-18※トップ昇格(加入会見の質疑応答)

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4月のダラスカップ@アメリカ遠征に参加していた大森圭悟(福岡大)や荻野賢次郎(C大阪)を押し退け、GK3番手のポジションに去年のU17代表・カミタ@嘉味田が食い込んできました。
これが中村「隼」@ハヤトと嘉味田「隼」@ジュン、初めてのそろい踏み!
そして6月13日には日本の小惑星探査機「はやぶさ(漢字で書けば隼)」が、7年の波瀾に満ちた歳月を経て地球へ帰還!まさに今、「隼」のターン!(笑)
そういえば2006年のU19日本代表にもアオジュン@青山隼(当時、名古屋)とヤナジュン@柳沢隼(当時、柏)が、いたんでした。二人の「隼」、今は徳島と鳥栖でそれぞれ頑張っています。

さて。オランダ遠征でイブキ@藤田息吹とタクヤ@岡本拓也が務めていた右SBには、マサキ@田中優毅が2か月ぶりに復活!
さらにチーム最小・165センチのタクミ@阿部巧が左SBに戻ってきました。コバヤシ@古林将太とリョウ@平出涼も絡んでくる激戦のポジションSB、さらに現在ワールドカップのサポートメンバーとして南アフリカへ帯同中の、ごーとく@酒井高徳が後々名乗りをあげる可能性も。もちろんみんなCBもできちゃいます、やれと言われれば。

そんなユーティリティ野郎がひしめく最終ライン、CB専門としてコリン@キローラン木鈴の挑戦を退けたワタル@遠藤航は、今年の1月、「コパ・チーバス@メキシコ」でいきなり準優勝をしてみせたU-17日本代表からの飛び級抜擢選手。オランダでは7試合中5試合に出場と、その順調な伸びっぷりにわくわくします。
同じくCBの寺岡真弘は、アジア1次予選から皆勤賞!去年のU17キャプテン・タツヤ@内田達也が外れた今回、DFリーダーとなるのはマサキ@田中優毅&マサヒロ@寺岡真弘の大学生コンビなのか、年下ながらも「プロ」である奴らがアピールするのか…ちょっと楽しみです。

中盤の要にはムサカ@六平光成が復帰しました。2年生にして中央大の中心を担ったり消えてたり(←おい)するムサカ@六平が不参加だったオランダ遠征では、4人の選手が平等に起用されていたドイスボランチ。やっぱりそのうちの1枚となるムサカ@六平は、不動のようです。
そして、1年生ながら学芸大でのスタメンを確保したナオ@山崎直之と、オランダで「連戦に対応できる体力」をアピールしたマサルさん@加藤大が、「もう一人のボランチ」として選ばれました。
そんな彼らとポジションを分け合っていたシュート@小島秀仁@前橋育英は今回呼ばれず。「高校部活動」選手は中京大中京のリョウ@宮市亮だけになっちゃいました。

きっかけはダラスカップへの「追加召集」だったけれど、2か月後にはうさみん@宇佐美貴史と共に「一番使われた選手」となった、イブキ@藤田息吹。今回はMF登録です。ユウキ@堀米勇輝と二人、「中盤どこでも任せてわくわく」なところをアピール中です。
そんなU19の攻撃的フィールドに、J2で14試合出場2得点中のトシユキ@高木俊幸が復帰。神戸で「クラブ最年少出場記録」を作った去年のU17代表、ケイジロウ@小川慶治朗と一緒に、1.5から2列目を引っ掻き回せるといいな。

大学生とプロ、そして高校部活選手が入り乱れる候補メンバーの中で、唯一「全員がプロ。もしくはプロ契約済」なポジションとなった、FW。
ケンタロウ@重松健太郎はJ1とナビスコ合わせて4得点、タクミ@宮吉拓実は3得点、そしてうさみん@宇佐美貴史はJ1とACLで合計4得点という活躍ぶり!しかもケンタロウ@重松以外は、みんな「高校3年生」なのです。
プロのピッチにはまだ立っていないとはいえ、このチーム2番目の長身を誇る187センチのケンユウ@杉本健勇は、状況に応じてFWもCBも完璧にこなす「一家に一台!」な選手。オランダ遠征ではうさみん@宇佐美との2トップを、より成熟させました。
デカイのから小さいのまでバラエティに富んだ4人のFW、経験値と負けん気を武器にチーム作りを活性化してくれるはず。楽しみです。

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今年に入って、おなじみさんから新顔までいろいろな選手を侍らかした布啓一郎@U19日本代表監督&牧内辰也コーチですが、最終予選まであと4か月となった今回の遠征は、「厳選モード」に切り替わりつつあるようです。
もちろん、ごーとく@酒井高徳やシュート@小島秀仁、ヨシアキ@高木善朗、バラ@茨田陽生にダイスケ@菊地大介、コーキ@清武功暉などなど、「呼ばれてもいいはず」な選手たちもまだまだ控え中。
それでも今回、「ワールドカップ」が行われる同じ時に、日の丸のユニを着てイランや中国の代表と試合をしに海外へ行く彼らが、特別な思いを持ってチーム作りに挑み、勝利のために戦ってくれるだろうと期待せずにはいられません。

2年前の晩秋、閉じられてしまったあの「扉」を開けられるのは、彼ら自身でしかないのだから。

そして彼らのためにも、先を行く日本代表が「次なる扉を開くための戦い」を「2010年FIFAワールドカップ@南アフリカ」のピッチで、見せてくれることを信じて。
サッカーを縦軸に時間を横軸に。この競技に魅入られ関わる全ての人々が、連綿と続く「日本サッカーの未来」へ向かっていけることを信じて。

がんばれ日本!がんばれ。


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[スケジュール]
6月20日(日)親善試合 対 U-19イラン代表
6月22日(火)親善試合 対 U-19イラン代表
6月27日(日)親善試合 U-19中国代表
6月29日(火)親善試合 U-19中国代表

[U-19日本代表スタッフ]
監督:布啓一郎【JFA ナショナルコーチングスタッフ】
コーチ:牧内辰也【JFA ナショナルコーチングスタッフ】
GKコーチ:川俣則幸【JFA ナショナルコーチングスタッフ】
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