人差指を天空に掲げて円陣を組む鹿実。赤×黒のユニはやっぱり貫録充分…。

鹿児島実業(鹿児島) 3-0 遠野(岩手)(12:10キックオフ/17,259人)
'39 11迫田亮介(鹿実)
'50 11迫田亮介(鹿実)
'67 24永岩貞亮 (鹿実)
KANKANが「遠野だったら10番がオススメ」と言うのでスタメン表を見たら…いない!
「遠野の選手が主軸3人(10MF小島暢明、3DF佐々木勝洋、8MF千葉竜司)が累積警告で出場できなく、縦の軸がいなかった。チームのバランスがとれず、集中力がなかったという助けもありました。」というのは鹿実の監督の試合後のコメントなんですが、なるほどな〜と思うほど遠野のプレーは、ぼやんとした印象。ラン☆カンは、鹿実13番の諏訪園良平くんをちょっとプッシュしてるんですが、9番・栫(かこいってちゃんと辞書に入ってるんだ!)大嗣くん&10番・赤尾公くんの中学時代から培われたホットライン(by日本テレビ)と8番・豊満貴之くんたちが前線を支配していて、遠野は「それに対応する」だけのプレーを強要されっぱなし。
ここまで無失点を誇る強力ディフェンスの実力を見ないまま、試合は鹿実が圧倒して終わっちゃったカンジです…。第3位となった遠野の表彰式がそのまま行われましたが、みんな魂抜けちゃったみたいなたたずまいでした。
でも試合後、遠野のGK1高橋佳豊くんは「3年生の意思をついでこの場所にまた戻ってきたい」とコメント。FW9菊池亮くんは「(出場停止の)3人の気持ちがあったし、自分がちゃんとしないとと思ってピッチに立ちました。キャプテンマークは、自分の分も頑張ってくれといわれて渡されました。(主将の)小島の気持ちが伝わってきました。点がとれなかったのが悔しい。チャンスは来ると思った。みんなで楽しくできた。全員の気持ちが一致した。歴史も作れたと思っています」とコメント。彼らの「自信」と「プライド」の今後に期待したいです。
それにしても鹿実。全員坊主ではない微妙な短髪、そして180センチ台がほぼいないという全員似たような体形。その上判別しにくい背番号。これは「分身の術」みたいな効果を狙った作戦なんでしょうか!?(笑)
試合後喜びに湧く鹿実選手たちの中で、遠目でも泣き続けてるのがわかる栫くん。今日もらったイエローカードで累積となり、月曜日の決勝にでることができません。彼の「高校選手権」はある意味ここで終わっちゃったんですよね。チームは決勝の舞台に立つのに、ここまで鹿実の得点源となってきた彼がそこにいられないのは、すっごく気の毒だし残念です…。
サガン鳥栖への入団が決まっている栫大嗣くん。その続きは、プロの舞台で見せてください!
さて。ラン☆カン的本日のメインイベント!2回戦、3回戦と生で見てすっかり虜になってしまった野洲と、流経大柏&青森山田という注目校、そして勢いにのっていた鹿島学園を破って勝ち上がってきた多々良の対戦。守備のもろさを指摘されている野洲ですが、多々良の方も毎試合失点中です。逆に野洲は無失点がいちおう2試合。まあ守備がもろいというよりも、明らかに「守備に興味がない」選手もいるので(笑)、それもチームカラーだよねってことなんでしょうか。

野洲(滋賀) 1-0 多々良学園(山口)(14:15キックオフ/19,082人)
'45 12瀧川陽(野洲)
はっきり一言でいいましょう。最高の試合でした。
全体的に野洲が押し込みぎみだったんですが、多々良のカウンターもど迫力です。10番のハウバート・ダン、18番・石田聖雄そして途中交代出場の11番・山田竜司が前線でボールを持つと、重戦車なみの勢いで野洲ゴールにまさに「襲いかかり」ます。両チームとも相手の攻撃には無理に飛び込んだりせずに、ひとしきり成り行きを眺めているような、なんだか不思議な間があるのです。そして華麗なるドリブルを野洲が魅せると、多々良も負けじとドリブル突破、野洲がすばやいパス交換で攻め上がると、多々良もお返し…といった状態で、息つく間もありません。こんなに前半の40分が短かったことはないです!
で、普通のサッカー好きさんなら当然、野洲の青木孝太やキャプテン@金本竜市、10番の平原研、14番の乾貴士あたりに目をつけるべきなんですが、ラン☆カンは高松商戦に引き続き、俺様@7番・楠神順平にロックオン!です(笑)
今日の俺様は、試合前監督にほめられでもしたのか、なんだかちょっとウキウキ気味。微妙にディフェンスしてみたりしてます。ディフェンスというか…相手のボールを奪う、とか止める、とかじゃなくて「ちょっとそのボール、俺にくんない?」とつつきに行ってるだけってカンジ(笑)結局すぐ飽きるのか、1回ディフェンスすると3回休み、みたいになってましたが…。ちょっとマエシュン@前田俊介@広島っぽいかも。そんな俺様@楠神を「自主的孤立」状態にしないために、野洲はぐるぐるとポジションチェンジ。でも献身的に前線からディフェンスしてるのはやっぱり青木くんなんですけどね…。すっごく性格がいいんだと思う(笑)献身的な姿にも華があって、放つシュートは豪快!青木くん、プロ向きですよ〜。
青木くんのさわやかさ、ひたむきさを引き立てている俺様@楠神、前を向かせるとやっぱりすごいんです。だんだん楠神がボールを持つたびに感嘆のざわめきが起こるようになっちゃいましたよ!そして前半を0-0で終え、得点の期待が、80分での決着の期待がかかる後半。なんと俺様@楠神は腕をふり回し、ぴょこぴょこスキップしながら登場(笑)でも、実は嬉しそうなのは楠神だけじゃないんです。両チームの選手とも「楽しい!」って雰囲気が全身からあふれてます。
俺様@楠神はあいかわらず気まぐれな守備…というか「ボールちょうだいディフェンス」をやってるんですが、ドリブルを始めると技のオンパレード!審判を股抜きしてみたり、一人時間差をやってみたり。そんな、楠神の見どころのひとつは「身体の入れ方」かもしれないです。詰め寄られても、小柄な身体(167センチ)を相手の懐にふいっと入れて、次の瞬間にはかわして抜けていっちゃう。もう、楠神ラブーーー!
そしてついに、ラン☆カンが待ち望んだ瞬間が!交代で入ってきた、変顔@大阪朝鮮戦の同点弾@12番・瀧川陽が、絶妙な俺様のクロスを頭で合わせてゴールに叩き込みます。うわああああん!!(嬉泣)ラン☆カン的ゴールデンコンビで得点だああ!
そこからどちらも「相手のシュートミス」で助かってるという時間帯がつづきます。ハウバート・ダンのものすごく惜しいシュートが枠を外れ、残り3分くらいになった時、野洲は敵陣コーナー付近で、じわじわとボールをキープするという時間稼ぎに入りました。ちゃんとそんな小ずるいこともできるんですね!ホント、高校生離れしてます。
終了のホイッスルの後、ピッチ上でお互いの健闘をたたえあっている両チームイレブンたち。きっと心の底から「自分たちがプレーしていて面白かった、楽しかった」んじゃないかなあ。確実に言えることは「見ていて本当に面白い試合だった」ということ。お互いに相手のよさを消すんじゃなくて、自分たちのよさを出して相手を圧倒しようというサッカーだったように思います。
3位の表彰式で、ものすごくしょんぼりしていた第1試合の遠野の選手たちより、多々良は顔が上がってて誇らしげだな…と、遠くから見つめてたんですが、実はボロボロ泣いている仲間にキャプテンがずっと「胸張れ!うつむくな!」って言い続けていたんだとか…(泣)多々良は、学校自体が倒産していてサッカー部も存続の危機に。もしかしたら多々良サッカー部としては最後の大会になっちゃうかも、という気持ちで戦っていたそうです。切ない話だあ…
さまざまな涙をのみこんできた第84回全国高校サッカー選手権は月曜日に決勝戦をむかえます。
鹿児島実業 対 野洲。
聖地・国立で14:05キックオフ。


こんにちは。ランラン☆カンカンの中のFC東京担当(?)ぴ〜せん☆です。
よくご存知で!2001年、鹿実から東京に入団した左サイド諏訪園一吉の弟なんですよ。
お兄ちゃんは2年目に「かりゆし」にレンタルされ、かりゆしが分裂しかけた時に東京に連れ戻され、
今は「ヴォルカ鹿児島」でプレーしてます!
初登場となった上田西戦で2得点もしちゃったため、地元では諏訪園ブームがきたらしいですよ?(笑)
お兄ちゃんが「絶対弟をほめない」とかいう話が取り上げられていたとか。
なんでほめてやらないのか、わかんないんですけど。
今日は、エース栫くんの分もがんばらなきゃいけない、子ライオン@諏訪園良平!
お兄ちゃんにほめてもらえるくらい、活躍できるといいな。
実は、
変顔@大阪朝鮮戦の同点弾@12番・瀧川陽
は、中学の頃の友達でして・・・(笑)
常に、変顔してる、妙なヤツです。
優勝するといいなぁぁぁぁ
決勝弾!!ややややりましたよ!瀧川ーーー!
って、お友だちさんだとは(汗)
好き勝手なこと書いちゃってすみません。
常に変顔なんですか〜。ゴール決めたあとの笑顔はカッコイイのに!?(え?)
貴重な情報ありがとうございました(笑)
本当に、瀧川くんのハートの強さにはほれぼれします!
これからも頑張ってほしいなあ。