ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2009/08/06

U20日本代表★ムラサキ王子ゴール!でも…★U20韓国代表戦

「今は代表と言うよりも自分のために頑張っている。こういう試合はとても大切だから、一生懸命やっている。次の韓国戦はやはりリベンジしたいし、どこまでできるか楽しみだけど、絶対に勝ちたい。」

「過去は考えていない。監督も違うしフレッシュな選手もいる。」

一昨日、6-2と大差で初勝利をあげた、岡ちゃん初采配のU20日本代表。
その試合後、キャプテンのコータ@水沼宏太と、10番を背負うじゅん@鈴木惇は、それぞれこうコメントしていました。

彼らは去年の11月、U19韓国代表と戦い敗れています。
その終了のホイッスルは、日本が「2009年のU20ワールドカップ出場」への道を絶たれたという最終宣告でした…。

あの時、サウジアラビアのピッチにいたU19日本代表…彼ら一人一人が乗り越えて行かなければならない「記憶」との戦いは、今日の「U20日本代表対U20韓国代表」という試合に、どんな結末をもたらしたのでしょうか。

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ムラサキ王子@河井陽介、2試合連続ゴール!祝福する大迫勇也は、結局この大会ノーゴール…絶好機を外して、頭かかえてます。

*****
U20日本代表 水原国際ユース(U-20)フットボールトーナメント
2009年8月6日(木)19:00K.O@水原ワールドカップスタジアム
U20日本代表 1-2 U20韓国代表

[得点]
9分:韓国/チェ・ジョンハン(大分トリニータ)
28分:韓国/イ・スンリョル(ソウル)
52分:15河井陽介 慶應/藤枝東
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試合は、ほぼ互角の戦い。序盤のポゼッションは日本の方が上回っていた模様。
でも前半9分、大分トリニータ所属のチェ・ジョンハンがクロスを受け、そのまま左足を振り抜いてゴールゲット。ワンチャンスをきっちりものにしてきました。

そのまま勢いにのる韓国でしたが、日本も反撃に出ます。前半17分には登里享平がシュート、その1分後には「誤写鼻ユのオーバーヘッドキック」が炸裂します。「誤写鼻ユ」?(韓国公式サイトを自動翻訳したのですが…正体は「大迫勇也」みたいです)
さらに20、21、23分とじゅん@鈴木惇や「誤写鼻ユ」がミドルを放つなど、積極的に攻め込んで行く日本。
でも、韓国のゴールネットを揺らせません。

そしてその猛攻をしのいだ韓国が、すぐさまチャンスをつかみます。
25分に日本の左をぶち破ってシュート!これはマウスをそれていったものの、3分後の28分、再び左をえぐってゴール前へクロス、それをイ・スンリョルが軽く押し込んでゴール…2-0です。

「あの時」は、そこで韓国の勢いにのまれてしまったU19日本代表。
でも、この「急造U20日本代表」は、メンバーが違うとはいえ下を向くことはなかったようです。
37分にはまなぶ@齋藤学が快速ドリブルで韓国の守備ラインを突破、GKと1対1に!…でもシュートは枠をとらえられません…ああ。
直後、青木拓矢がミドルを放ちますが、韓国GKのナイスセーブにあってしまいます。

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後半立ち上がりからは日本が流れをつかみ、ついに後半7分、左を突破した白谷建人の放ったシュートをGKが弾き、そこに詰めていたのがムラサキ王子@河井陽介!
軽く押し込んだボールがマウスに収まりました。ゴール!日本1-2。

そこから両チーム、よく攻め合ったようです。
失点後の韓国は、なんと4枚ものイエローをもらうほど、激しかった模様。
そして日本のシュート数は前・後半でそれぞれ12本と8本、韓国は8本と5本でした。

諦めなかった日本。「自分のために」戦った選手たち。
結局残りの38分間、お互いが自陣ゴールを守り切り、1-2のままU20日本代表の第3戦目は終了してしまいました。
****

勝つことはできませんでした。
それでも今回この「場」を与えられたあの時のU19日本代表たちが、前へとさらに進んで行ける力を得ることのできた内容だったらいいなと、思います。

スタメン
■GK■
18増田卓也 流経大/広島皆実
■DF■
2鎌田翔雅 湘南/湘南Y
3當間建文 鹿島/東海大五
5菅沼駿哉 G大阪/G大阪Y
8佐藤将也 名古屋/浜名高
 →HT:DF7永田拓也 浦和/浦和Y
■MF■
6山村和也 流経大/国見
9青木拓矢 大宮/前橋育英
 →80分:MF14渡部大輔 大宮/大宮Y
10鈴木 惇 福岡/福岡U18
 →HT:FW20白谷建人 C大阪/国見
15河井陽介 慶應大/藤枝東
16齋藤 学 マリノス/マリノスY
 →80分:17登里享平 川崎/香川西
■FW■
19大迫勇也 鹿島/鹿児島城西
 →57分:MF13水沼宏太 マリノス/マリノスY
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エジプト対南アフリカは、1-0で「U20ワールドカップ」開催国であるエジプトが勝利しました。

ということで「Suwon Cup」はU20韓国代表が3連勝で優勝、1勝2敗のU20日本代表は3位となっています。

メンバー一覧はこちら→

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試合後の握手を終えて、悔しそうなムラサキ王子@河井くんとケント@白谷くん。そして交代出場だったコータ@水沼。
ムラサキ王子とケントには8月11日からの「U20日本代表・スペイン遠征」が、コータには再開するJリーグのピッチが、次の戦場となります。

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岡ちゃん@岡田監督 試合後記者会見(韓国の公式サイトを自動翻訳+ラン☆カン微調整)

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「結果的に1点しか取れずに負けてしまい、とても悔しい。でも選手たちは勝つための努力を最大限にしてくれた。そのことに対してはありがとうと言いたい。
シュートのタイミングを逃してしまうことに物足りなさはあるが、打とうという意思があり、技術の高さを発揮するチャンスもあった。

本来、日本と韓国ではプレースタイルが違う。韓国は体力とスピードを活かしたプレーが強み。日本も自らの特徴を生かせたが、体力やスピードをさらに育てなければならないと思う。

韓国は技術も向上していたし、ミスも少なかった。特にホン・ミョンボ監督の望むサッカーを、選手たちが表現できていた。U20ワールドカップではさらに力を発揮できるようになるだろう。

守備の面では一度突破を許してしまうと、もうボールを奪い返せない、という点がとても悔しい。世界と戦うためにはさらに力をつけなければいけない。Jリーグでは通用しても、世界ではそうはいかないと思っている。

この大会の試合を通じて、選手たちはいろいろな経験をした。初戦のエジプト戦が終わった後に、肩や膝が痛かったと言うくらい、彼らは力一杯戦っていたと思う。
世界を相手にした時、プレッシャーとどう戦うのか、それを試すよい機会だった。」

そして自動翻訳ならではの、謎…
「誤写鼻の交代は、膝内側の靭帯を痛めたようだったから。誤写鼻は走ろうとする意思があったけれど、今後のこともあるので交代させた。精密検査を受けてみないと詳しいことはわからない。」
で。「誤写鼻」って誰!!!???
※正解は大迫勇也でした…
****

試合内容と監督のコメントは、韓国公式サイトの記事を自動翻訳したものを元にしていますが、かなり「日本人の目」から見た印象と違うようです。

プレーに関わった選手名を誤認しているのももちろん、「どちらが優勢か」という観点でも日本人記者の記事では「日本チャンス少なし、守備劣勢、パワー違い過ぎ」と、ため息が聞こえそうなニュアンスです。

コメント欄に現地で観戦されたunder60さまが、レポを書いて下さっています。ぜひ、チェックしてみて下さい!
under60さま、ありがとうございました。
この記事へのコメント
第一試合の南アフリカvsエジプトは観客が少なくて選手の声とボールの音がよく聞こえて静かな試合もいいものだと思いました。シュートチャンスが来ると観客席から「シュート!」の声、大勢の人が声を出すのですが、きれいにそろってます。確かにシュートチャンスは一瞬、声もそろうはずです。日本でこのそろったかけ声を聞いたことがなかったので、興味深かったです。
 第2試合、バックスタンド1階はほぼ満員。(メインスタンドは招待客のみ入場可。)テハンミックの大合唱の中、心の中で「シュート」と叫んで見ましたが、シュートは少なく(シュートチャンスも少ない)、負けてしまいました。妥当な結果だと思いました。
 若者の日本チームと韓国チームに意欲の差があるとしたら、韓国の2年間の徴兵制も影響を与えているかもしれません。2年間の青春の分断。たとえ若者が生ぬるくなってしまっても徴兵制をとらないで済む日本は幸せなのだと思います。
Posted by under60 at 2009年08月07日 08:41
under60 さま☆

大韓サッカー協会の韓国バージョン(日本語&英語バージョンだと記事が遅いので…)を
チェックしたのですが、「日本の波状攻撃!」みたいなニュアンスも
結局、「韓国はもっと日本を圧倒できるはずだろう」という
思いの現れだったということでしょうか…

玉際に強い韓国、吹っ飛ばされる日本、というイメージは今回も覆らなかったのですね(泣)

韓国選手の体力はもちろん「集中力と精神力」の基本にあるのは
もしかしたら「徴兵制」かも、とおっしゃるのには、なるほどと思わされます。

オシムおじいちゃんが「日本人は頭が良すぎるからダメなんだ」
というようなことを言っていましたが、先の先まで計算できてしまうことが
未来の幅を狭くする、というのはとても残念です。

「今」に集中することができる力を、もっともっとアップすることができたら
生温く平和な日本人でも、自分の想像する「実は不確かな」計算の結果に
惑わされなくなるのでしょうか…


日本人だからこそできるサッカーが、いつか具現化されるはず。
そう願って選手たちを応援し続けたいと思います。


現地からのコメント、本当にありがとうございました。

Posted by ラン☆カン at 2009年08月07日 13:34
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