ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2007/01/08

高校選手権2回戦★野洲対真岡★セクシー度は脱ぎたて手袋!?★写真レポ

「今日はお母さんの誕生日だから」ゴールをプレゼントしたいと言う、野洲のたかし@乾貴士。そんなインタビューが行われたのは、試合前トラックに仲間たちとふらりと現れた時でした。

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緊張しているのか照れ笑いを浮かべていた、たかし(笑)テレビクルーから解放されて、キックオフ30分前ですでに満員近くに膨らんだメインスタンドを見上げます。
ちなみにこのモンペスタイル、ラン☆カンは好き♪なんか「ボールをコントロールするための足元」にこだわってる感じがするもん(笑)
そして野洲の中盤を支える…というか、動き回ることでコントロールするぼり@荒堀謙次も登場。な〜んか、シニカルで余裕のある風に見せるのが上手いよね?(笑)


開門前から長蛇の列。午後から雨という予報をものともせず、結局10500人もの観衆が集まった1月2日の柏の葉、第1試合は「第85回全国高校サッカー選手権・2回戦」の「野洲高校対真岡高校」です。

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この2回戦が初戦となる今大会の野洲。ちなみに去年の2回戦、氷雨の中四日市中央工と対戦した等々力陸上競技場の観衆はたったの800人(!!)でした。もっともその時連覇のかかっていた鹿児島実業初登場となった、西が丘の観衆が3434人だったことを思えば、10500人もの人が集まったこの試合「前回の優勝チーム」ということだけではなく「野洲のサッカー」が見たい!と思う人たちが本当にたくさんいるんだと実感しちゃいます。

「みんな緊張してたみたいだったけど、僕はあんまり緊張しませんでした」と試合後にコメントしていたたかし。「(緊張のあまり)ウソくさい笑顔」なんてラン☆カンたちに言われていたとも知らず…いや、知るわけないんだけど(笑)

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GKのたっきー@瀧本くんと、この写真の3人=8番・村田くん、9番・こーへい@山田、7番・廣瀬くんは、ピッチには立たなかったけど去年の選手権の雰囲気、そして優勝するということをすでに心と体で知ってる人たちです。


↑クリックで大判ぶるまい☆
こーへい@山田…期待にたがわぬいい笑顔♪(笑)そして大会寸前に目を負傷したみたいとウワサのあった左SHの7番・廣瀬くん…大事なくてよかった〜。

[滋賀県代表 野洲スタメン]
GK1 瀧本尚之[3]173/65 エルフ
DF2 青木亮都[2]175/73 葉山中
 6 芝 俊明[3]175/70 立花ジュニオール
 3 田中雄大(C)[3]168/65 野洲クラブU15
MF4 荒堀謙次[3]167/60 野洲クラブU15
 15 奥田健斗[3]167/61 甲南中
 8 村田和哉[3]169/55 淡海
 7 廣瀬直弥[3]161/54 淡海
 10 乾 貴士[3]168/59 セゾンFC
FW14 中武真哉[3]164/56 野洲クラブU15
 9 山田晃平[3]168/60 セレッソ大阪

[野洲スタベン]
GK17 横江 諒[1]177/75 セゾンFC
DF5 竹中島直[3]177/70 甲賀中
 13 志水克行[3]168/60 アズー滋賀
MF12 岩崎竜也[3]170/60 野洲クラブU15
 21 向井暁純[3]169/64  AC_SFIDA
 22 上田大輔[1]171/62 セゾンFC
FW11 池田卓也[2]170/66 京都Sレジョーネ
 16 長谷川敬亮[3]178/85 野洲クラブU15
 18 坂本一輝[1]174/66 石部中

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スタメン11人中160センチ台が8人、180センチオーバー0人の野洲に対するのは、スタメン11人中160センチ台はたったの1人という真岡高校。前列の右足開脚っぷりが素敵です。

[栃木県代表 真岡スタメン]
GK1 刑部友明[3]180/65
DF2 亀井隆宏[2]170/62
 4 中山恵佑[3]181/73
 5 井上 格[3]172/62
 15 久保貴司[2]180/70
MF7 吉田拓海[3](C)176/66
 9 佐藤宏則[3]178/68
 11 諸隈巧基[2]177/68
 12 高橋 俊[2]165/62
FW8 増渕悠大[2]172/62
 10 大貫洋平[3]170/62

そうそう!真岡のベンチ横には、大きなだるまが並べられてました。「だるま市」で有名な所なんですね〜☆


さあ、ホントのホントに野洲の選手権が始まります。まずはステップをそろえて…

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円陣ダッシュ!客席も「おおっ」って盛り上がります。っていうか、またシャッターチャンスが…カメラのばか〜!(泣)

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みんながまた円陣を組み直すと「??」っていう疑問符がもれるお客さんも(笑)
ここで「すは〜」っと息を合わせて気持ちをつなぎます。円筒形の1つの有機体がゆっくりと深呼吸をしているように…そして一体化したところでちょこんと1回ジャンプ!

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「第85回全国高校サッカー選手権・2回戦」
1月2日(火)12:10 K.O.@柏の葉公園総合競技場 観衆10,500人
野洲(滋賀) 1-0 真岡(栃木)

得点者:50分 乾 貴士(野洲)
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1年前、センセーショナルな優勝を果たした「セクシーフットボール」。そんな相手に夏のインターハイ3位・真岡のプライドが刺激されないはずがありません。たかし@乾をマークするなんて当たり前の話、右SH村田くんをがっちり押さえ込み、左SH廣瀬くんに自由を与えず、そしてなにより滋賀県決勝戦を見て「実は野洲の生命線はヤツが握っているのでは?」と、今さらながら惚れ直した4番のボランチ・ぼり@荒堀は、まーーーったくスペースを与えてもらえない状態です(泣)

そう前回覇者とはいえ出場しているのは「去年とは違うメンバー」。緊張してるせいなのか細かいミスを積み重ね、プレスをかいくぐってのパスが全然通らず。ボールを持てばすぐさま囲まれ、ドリブルで突っ込めば壁をつくって転ばされ、パスへのリアクションは相手の方が速い!なんて状況にたかしも若干イライラ気味…

でも体力もつのかなあなんて、ちょっぴり期待を込めて思っていたら本当に前半の途中から真岡のプレスが甘くなり始めました。ぼり@荒堀へのマークはキツいものの右SH村田くんがだんだん前へ飛び出せるようになり、ついにはGKと一対一のシュートチャーーーンス!…決めてほしかったよぅ…。

そして次にきたたかしのFKチャーーーンス!ここまで「ヘディング勝負」は身長差そのままにほぼ真岡の勝利でした(泣)そこを計算したのか(?)たかしのボールは低めの弾道。ぼりが水平に飛び込んでヘディングシュート!
がいーーーん☆ポスト直撃…(泣)

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前半終了。野洲はシュート3本、真岡は1本!0-0で折り返しです。引き上げてくるゆうだい@田中@キャプテンの表情はちょっぴり複雑…

40分ハーフで決着がつかずPK戦が多い今年度の選手権。野洲にはすっきりさっぱり80分で結果を出してほしいぞっ!後半へ向けての円陣に、ラン☆カンもスタンドから気持ちで参加(笑)

クリア禁止は当然、囲まれても前へ前へ、ボールを持ったら視野を広く長短のパスとドリブルを瞬時に選択、苦しまぎれの横パスなんてもってのほか、スペースは見つけるだけじゃなくて作ってでも飛び込む…なんていう野洲のエンジンが、後半やっとかかり始めました。
そして左45度あたりでたかしのドリブルを止めきれなかった真岡がたまらずファウル!このFKのチャンスにたかしが選択したのは…
いつもは直接ゴールマウスを狙わないのに「あの時、何となく入る気がした」というファーサイド。ラン☆カンたちも誰かに合わせるだろうと思い込んでいたボールはさっくりと右サイドネットに突き刺さっちゃいました!!後半10分、1-0!いやもう、大絶叫!きゃーーーーー☆

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「まぐれ。」
そんなこと言うけどさ〜、今までやったことなくて前の日の練習でも上手く決まらなかった直接狙うFKが、なんでこんな試合で決まっちゃうの!!??すごいよーーーー(感涙)

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お母さんへ最高の誕生日プレゼントや〜♪
ひとしきり大盛り上がりして歓喜の輪が解けたあと、なぜかセンターサークルで両うでを突き上げてポーズをとる9番こーへい@山田。いや、そこだけ見るとまるで君が点取ったみたいだから!(爆)

県予選で点を取り続けてきたFWのこーへい。草津東との決勝戦で先制点を叩き込んだのも彼です。
実はこの野洲の初戦でとっても見るのを楽しみにしてたのが、ボランチのぼりとこーへいでした。2人の県予選での「惜しみない動きっぷり」が、本当にチームに躍動感を与えていたのです。
ところが真岡はきちんとそんなツボを押さえてきました。

「相手の4バックが常に残っていて、非常にやりにくかったです。もっと相手を抜いてシュートを打ちたかったけど、前への動きがなくて足下へ足下へいってしまったので、そこを反省しなければいけません…」
動けないこーへい。そしてだんだんイライラしてくるこーへい。さらに動かなくなるこーへい。
仲間や主審に「むきーーー!」っと感情をむき出しかけるこーへい…この日の審判がなんとなくたかしに甘くてこーへいに辛く当たっているかのような被害妄想に、ラン☆カンまでおちいりました(笑)
実際、たかしが「イエロー喰らうかも!」というファウルを犯し、詰め寄ってくる主審を「満面の笑顔」で退散させるというシーンがあったので(笑)同じく笑顔に自信のある(独断)こーへい的には主役の座を奪われた気持ちだったのでしょう(嘘)

そしてたかしのゴールゲット10分後、事件が起こります。

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ついにたかしの笑顔が狙われたー!?顔面をやられ倒れ込むたかし…(汗)ドクター@野洲高保健室の美人先生が治療に入って、真岡の選手が「時計、止めてます?」とアピールしてる、そんな現場にこーへいも参戦。なんかわかんないけど、笑顔で場をなごませてるのかっ?(笑)

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鼻血の疑いありっ!ピッチの外に出されたたかし。の鼻の穴をのぞき込み過ぎな第4の審判!結局、鼻栓はせずにすんだ模様…

そして試合はどんどん加速していきます。真岡が反撃に転じたためぼりへのマークが甘くなり、中盤を野洲がコントロールし始めました。でも相手の飛び込みを警戒して左SBのゆーだいは最終ラインを低めに設定、中盤にかなり自由度が増し、真岡も野洲ゴールへ迫り始めます。
そんな中、こーへいは「沸点と氷点の間」を行ったり来たりしてたわけですが、ついに沸騰点に到達!

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むきーーっ!と片方の手袋をタッチラインの外へ投げたつもりが失敗。さらにむきーーーっ!!ともう片方を後ろ手に投げ捨てボールへ向かって行きます。
…山本監督にもどうしようもないよね…屍ならぬ手袋累々(爆)審判に見つからなくてよかったー。

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「ふんっ。」
そんなこーへいの自慢の後ろ姿。ヒップラインを意識したセクシーポーズです♪嘘です♪でも、隙あらばこのポーズとってます♪

と。実はそんなこと言ってる場合じゃなく、野洲はたびたび肝を冷やすピンチを迎えておりまして…1本はクロスバー直撃!もう1本は跳ね返りを押し込まれたらポストが弾き返してくれた!というような「PK戦はいやああああ(泣)」と胃が痛くなる展開に。
ついにロスタイム、真岡にFKチャンスです。真岡GK刑部くんも上がって行き、こぼれたボールはその刑部くんの足下へ!シュート!ぎゃーーー(泣)こういうのって決まっちゃうかも〜…と息をのんだ次の瞬間、野洲が弾き飛ばしました!!

そして試合終了。野洲、初戦突破です。それにしても真岡、野洲の経脈を断つ作戦はばっちりでした。

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すれ違いざまに健闘を称え合うたかしと真岡のキャプテン吉田くん。前を行くこーへい、審判に怒られないようシャツの裾を前だけ突っ込んでます。後ろは開始3分でずるずるな状態(笑)ゆーだいなんて隙あらばパンツに突っ込んでるのに(爆)

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「FKでの公式戦ゴールはこれが初めて。去年、自分は使われる方だったので、今年は周りをどんどん使っていけたらいいなと思います。チームの目標は2連覇。僕個人としてはとにかく楽しんでプレーしたい。」
ヒーローインタビューは当然たかし。彼を見に、U19の吉田監督と五輪のソリさん@反町監督も来てたそうです。
「試合が終わるまで気がつかなかったです。反町監督から『もうちょっとできただろ』と言われました(苦笑)」
あ、なんかエラそう、ソリさん!(笑)←実際エラいから

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バックスタンドの両校応援団へ挨拶に行くメンバーたち。たっきー@瀧本くんは「38番」のフィールドプレイヤーユニの上からGKシャツを着ようとしてるんだけど…なぜ?
それにしてもゆーだいのパンツ、なんか丈が長過ぎるよね???ひざ隠れてるもん!(笑)
そういえば先月、野洲のロッカールームに入ったという泥棒、ゆーだいのハーフパンツ盗んでどうするつもりなんだろう…(謎)

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クロスしてしまった真岡の号泣する選手を、神妙な顔で見つめるゆーだい。お互いつとめて無視するようにすれ違うことの多い場面だけど、ゆーだいの琴線にふれるものがあったんでしょうか…

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メインスタンドへ向かって引き上げてくる途中、鼻血再発!?突然しかめ面で鼻を押さえだしたたかしにびっくりです…大丈夫かなあ…さっきまでニコニコしてたのに…

スカウティングをきちんとしてきた相手に苦しんだとはいえ、見ていてわくわくするサッカーを今年も展開しようとチャレンジしている野洲。
「去年よりも縦のスピードがあるチームなので、カウンター気味に見られるかもしれません。去年はスピードがなかった分、相手の逆をとって相手を遅らせるサッカーをした。全体的なスピードは今年が上。なので中盤の時間は去年よりも短いと思う。今年は今年の良さがあります。あくまで僕らが目指す方向性は、日本が世界で戦うためにはどうすればよいか。ということから逆算したサッカーをすること。根本は変わっていないです。」
山本監督のコンセプトにはぶれがありません。そして「野洲のサッカー」を貫こうとする選手たちにも迷いはありません。

去年とは違って、徹底的に野洲を分析してくる相手に「野洲っ子」たちがどう対応し魅せてくれるのか…翌日の3回戦、相手は千葉の八千代。優勝候補の一翼を担う難敵です。

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本当に今更ですが、2回戦のレポでした…。3回戦、そして野洲高校以外の試合レポも書いてみたいと思っています(汗)

コメントをいただいているみなさま、そしてこんなブログを読んでくださったみなさま、明けましておめでとうございます。
去年は、いろいろとありがとうございました!文字面だけでお礼を言うのが歯がゆいくらい、みなさまには感謝しています!!!
今年も「筆無精なブログ(汗)」として地味に続けられたらなと思っています…お暇な時にまたのぞきに来ていただけたら嬉しいです☆
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そして…
こちらのコメント欄に書き込みをしてくださった『野洲の一部!』さま☆

…正直、コメントをいただいて泣いてしまいました…
お礼を言わなければいけないのはラン☆カンの方です。本当にありがとうございます。
そしてお疲れさまでした…!

現役でも卒業生でも「野洲サッカー」のかけらを胸に脚に秘めた「野洲っ子」たちにエールを贈り続ける…そんなわくわくするような楽しみを簡単に手放すわけにはいきません(笑)

『野洲の一部!』さんを始め野洲高のみなさんが「サッカーを通して他人の気持ちを揺さぶった」ということを誇りに思い、「次のステージへチャレンジする」力にしてもらうことができたらいいな…と傲慢にも思っています。

ホントに小さな力ですが「あの選手どうしてるかな?」って思ってる人々がいること、卒業しても忘れないでくださったら嬉しいです…。
応援しています☆
この記事へのコメント
やっと虚脱感から抜け出してきました。
冷静に振り返ると、ラン☆カンさんには、すっごく失礼な話をいっぱいしていたような・・・特に東京駅で・・・。ごめんなさ〜いm(__)m。猛省中です。

それにしても、素晴らしいレポですね。
柏の葉での戦いがリアルに思い出されます。
「この選手は今、何を感じて何を考えてるんだろう?」という温かくユニークな視点での観戦+記事がツボにはまりまくりです。

普通ならサッと流れて忘れ去られてしまうようなシーンにもしっかりフォーカスされているところが素敵です。
ラン☆カンさんがこうやって形にしてくださっているおかげで、忘れたくないことをしっかり記憶と心に刻んでおけるんです。心から感謝してます。
Posted by むぅ at 2007年01月08日 09:53
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