え〜と〜、ヒデ様がお怒りのご様子…。いや、世間がヒデにお怒りのご様子なのかな?
サッカーとは関係ないことですが。
ラトビア戦後のインタビューで、「態度が悪い」という趣旨のメールが沢山届いたそうなのでっすぅ。
具体的には、“不快”、“マスコミを馬鹿にしている”、“大人になれ”…だそ〜です。
詳しくはこちらのヒデ日記を。
この件に関しては、随分前にも叩かれまくったし、個人的には以前よりも遥かに丸くなったと思うんですが…。
インタビューの印象的には、お怒りだったな〜と思います。
勝てる試合を落とした後なのだから、当り前だけど。
というわけで、問題のラトビア戦後のヒデ@中田英寿へのインタビューを文字に起こしてみました〜。
****************************
Q:何か、ワールドカップ本番を思わせるような、緊迫した雰囲気となりましたが、結果、2-2でした。
ヒデ:いや、まあ、やっぱり前半で獲れるうちに、得点を獲らなくて…それがやっぱりこの結果に繋がったと思います。
Q:前半かなり攻撃的に、いい形もできていたと思うんですが。
ヒデ:はい。……で?(笑) なんでしたっけ?
Q:イメージ通りの攻撃というのは、随所に出来ていたというふうに思われますか?
ヒデ:まあ、前半特に速いパス回しからいい形が出来たところまでは良かったんですけども、まあ、その中でやっぱり決定力不足ってのは、まだ相変わらずの課題としてやっぱり残っているし、まあ、その結果、後半、相手に勢いを与えたんじゃないかと思います。
Q:随所にこう、DFラインに下がって、何かこうコミュニケーションを取られていましたけれど、守備の面での課題、修正点というのは何かありましたか?
ヒデ:多々。
Q:それは今後、次のウクライナ戦にも持ち越しということですか?
ヒデ:まあ、持ち越しというよりも、課題というものは必ずあるものなので、別にどの試合でもう課題が無くなるということはないので、ずっと続くとは思います。
Q:まあ、貴重なアウェーの2連戦です。次のウクライナ戦も期待しています。
ヒデ:ありがとうございます。
Q:ありがとうございました。
****************************
別にいつもと変わらない。ヒデが頑張って喋っているインタビューだけど…。
強いて言うなら、気になる点がひとつ!
ヒデは……「そうですね」「そうっすね」を言わない!!!
(…どうでもいい?)
普通、意見を求められると「そうですね」は無意識に出ます。
ホントです。
KANKANもよくサッカー選手のインタビューを読んだり聞いたりしてて、あまりにも「そうっすね」が多いので笑っていたんだけど、いざ自分を省みたら無意識に言ってました〜。
それも、質問されるたびに言っちゃうの! 結構ビックリでした。
ちなみにポルトガル語だと「アシキ〜」に当たるのではないかと、ジーコのインタビューを聞いてて思いました。
ハイ、どうでもいいですよね…。
あと、もう1つ気になったのが…ヒデの口癖?「まあ」が、最後、インタビュアーにうつったなっと。(…どうでもいいですよね)
ついでに? その後のタカのインタビューも起こしてみました〜。
****************************
Q:先制ゴール、ナイスゴールでした。
タカ:ありがとうございます。
Q:あれはもう、狙い通りでしたか?
タカ:そうっすね。ワンタッチめで、あの〜、いいとこ置いてたんで、まあ、あと試合が始まったばかりだったので、まあ積極的に、まず最初は打っていこうという感じだったんですけど。
Q:FWとしては、いいアピールになったと思います。次も期待しております。
タカ:そうっすね。まあ、アピールというよりも、自分達のサッカーやって、あの、結果出していくことが大事だと思うんで、あの〜、2-0で勝ってたのに追い付かれたのは非常にまずいと思うので、まあ、これからそういうところ、最後のところ、踏ん張るところをね、あの、もっとやんないといけないと思いますけどね。
Q:ありがとうございました。
****************************
ほ〜ら〜、「そうっすね」って言ってる〜。(←だから?)
って、それはさて置き。
2つ並べるとちょっと判ってきますね。
今回、2-0から追い付かれたところが反省点とインタビュアーは捉えたようです。
(まあ、普通そうかも?)
ところが、ヒデは攻撃の選手なので(もしくは攻撃的な選手なので?)、もっと点を取ること、決定力を上げることがチームの課題だと思っている。
そうすることで、流れが悪くなることもなくなるんじゃないかと。
(ヒデはアトランタ五輪の頃からこういう考え方…だと思いまっすぅ)
ある意味、正直に答えてますよね…。
タカの方は…聞かれてもいないのに、追い付かれたのが良くないからもっと頑張ると言っている(笑)
つまり…そう言っておけば世間(←って誰だ?)は納得するから…ってことなのかな。
インタビュアーが聞きたかったのは、「次からは追い付かれないように頑張る」だったのかな…。そしてそこで「どうやって?」って突っ込まないのはお約束なの〜?
態度がいいとか悪いとかじゃなく、試合後のインタビューって儀礼的でお決まり過ぎてて、つまんない…。
もっと、選手達の正直な、素直なコメントが聞きたいでっすぅ。
本音が見えないインタビューなんて必要ないも〜んだ!
2005/10/12
2005/08/31
オフサイドのルールを確認しときましょう♪
え〜と、色々と問題の多かったオフサイドのレギュレーション変更ですが、
ようやく整理されたので、ここでまとめてみたいと思いまっすぅ。
コンフェデで試された後、2005年7月から行われたオフサイドのルール変更。
この時点では、
「副審はその競技者がボールに触れる(プレーする)まで旗を上げることを待つ」
となっていました。
つまり〜、それまではオフサイド・ポジションにいた選手が
ボールに関与する意思を見せた時点で、旗が上がったのに、
7月の変更で、ボールに触ってから旗が上がることになりました。
なので見てる方は「オフサイドだよ〜!」と叫びつつも
選手がボールに触るまでは旗が上がらないのでイライラが募るばかり…。
選手はというと「オフサイドだよな…」と思いつつも
笛が鳴るまで諦めてはならない、という信義則?に縛られ、ムダ走りを強いられてしまう…。
どっちにとっても疲れるばかり、プレーは間延びするしでいいとこのなかった今回の変更。
まさに机の上で考えましたね? って感じの変更でございました。
で、文句が多かったのかど〜かは分かりませんが、ようやく変更の変更が行われました〜!
でも、ややこしいですよ?!個人的には失敗なんだから元に戻せよ!って思うんだけど…。
@ 基本的には、オフサイド・ポジションにいた選手がボールに触れるまで、副審は旗を上げることを待たなければならない。
A ただし、オンサイド・ポジションにいた攻撃側の選手が、誰もボールへ向かってプレーしようとしていないのであれば、オフサイド・ポジションにいた選手がボールに触れる前に、旗を上げることができる。
B オフサイド・ポジションにいた選手がボールに向かっており、そのために守備側の選手と身体的に接触する可能性がある場合は、旗を上げなければならない。
大体こんな感じでっすぅ。
「〜することができる(can)」と、「〜しなければならない(must)」にご注意ください。
Jリーグでは9月3日からの施行となります。
詳しくはこちら(pdf)。
ようやく整理されたので、ここでまとめてみたいと思いまっすぅ。
コンフェデで試された後、2005年7月から行われたオフサイドのルール変更。
この時点では、
「副審はその競技者がボールに触れる(プレーする)まで旗を上げることを待つ」
となっていました。
つまり〜、それまではオフサイド・ポジションにいた選手が
ボールに関与する意思を見せた時点で、旗が上がったのに、
7月の変更で、ボールに触ってから旗が上がることになりました。
なので見てる方は「オフサイドだよ〜!」と叫びつつも
選手がボールに触るまでは旗が上がらないのでイライラが募るばかり…。
選手はというと「オフサイドだよな…」と思いつつも
笛が鳴るまで諦めてはならない、という信義則?に縛られ、ムダ走りを強いられてしまう…。
どっちにとっても疲れるばかり、プレーは間延びするしでいいとこのなかった今回の変更。
まさに机の上で考えましたね? って感じの変更でございました。
で、文句が多かったのかど〜かは分かりませんが、ようやく変更の変更が行われました〜!
でも、ややこしいですよ?!
@ 基本的には、オフサイド・ポジションにいた選手がボールに触れるまで、副審は旗を上げることを待たなければならない。
A ただし、オンサイド・ポジションにいた攻撃側の選手が、誰もボールへ向かってプレーしようとしていないのであれば、オフサイド・ポジションにいた選手がボールに触れる前に、旗を上げることができる。
B オフサイド・ポジションにいた選手がボールに向かっており、そのために守備側の選手と身体的に接触する可能性がある場合は、旗を上げなければならない。
大体こんな感じでっすぅ。
「〜することができる(can)」と、「〜しなければならない(must)」にご注意ください。
Jリーグでは9月3日からの施行となります。
詳しくはこちら(pdf)。
2005/08/12
オガサ@小笠原満男のレッチェ問題
「わがままだと言われたし、残りのシーズンだけやって、出てってくれと言われた」
レッチェ問題…オガサと鹿島の間に生まれた確執。
え〜と〜、15日の代表招集までオガサに特別休暇を与えているという話だった鹿島ですが…それも確執ゆえだったのかしら…?
さて、オガサ@小笠原満男のレッチェ問題を整理してみたいと思いまっすぅ。
まずは時系列でこの問題を把握してみましょう。
*****************************
オガサが鹿島に対し、初めて海外移籍を求めたのは2003年12月16日の契約更改の時と言われています。
この時は3年契約の2年を経過したばかり(つまり契約は2005年1月まで)だったらしく、
単にオガサが海外移籍の希望をチームに伝えたというだけです。
「鹿島が嫌で出ていきたいんじゃない。レベルの高いところでやってみたい。
(移籍について)いろんな人の話を聞いてみたい」
オガサの海外移籍に関するコメント。なにぶん無口なオガサなので、その後もこのコメントが使い回されていますが…。
その後1年の間にペルージャ・メッシーナ・フィオレンティーナと噂だけはありましたが、あくまで噂です。
さて、比較的、具体的だったのがラツィオ。2004年11月に“獲得を考えている”と報道されました。
この時、鹿島の鈴木満強化部長は、
「具体的なもの(オファー)が来たら、話を聞くことになる」
と柔軟な姿勢を見せており、
「タイトルを獲りすぎた影響なのか、最近は昔のがむしゃらさがない。
ひと皮むけるためにも、海外に行った方がいいのかもしれない」
などとも言っていました。
牛島洋@鹿島アントラーズ社長も、出場機会が得られるクラブから金額的に納得のいく(オガサと同等の選手が得られるような金額)オファーであれば移籍を容認する、と言っていました。
また、11月28日に豊田スタジアムで行われた名古屋−鹿島戦をオベルト・ペトリッカ氏が観戦し、オガサと話がしたいとチームに申し入れました。ペトリッカさんはヤナギ@柳沢敦の代理人で、イタリア代理人協会の会長をしていたこともある方です。
これに関するオガサのコメントは、
「チームに任せてある。魅力的な話があれば考える」
でした。この後、オガサはペトリッカさんと“海外移籍先を探す委任契約”を結んだものと思われます(代理人契約ではないようです)。
2005年6月、ラツィオのクラウディオ・ロティト会長とペトリッカさんが会談を行いました。
正式オファーはまだです。
「内容は交渉が完了するまで話すことはできないが今、懸命に交渉している」
クラウディオ・ロティット@ラツィオ会長のコメント。
「小笠原に海外行きの願望があるのは知っているがイタリア側からは打診もない。
もし話があっても、チームの中心である彼を放出するつもりはまったくない。
シーズンが終わってからなら分からないけど」
鈴木強化部長のコメント。
で、この辺でラツィオの話は途切れます…。
そして、次にオガサ獲得の意思表示をしたのがレッチェです。
レッチェはW杯予選やコンフェデで活躍したオガサに興味を持ち、クラブ幹部が7月13日の名古屋戦を視察に訪れました。
「相手側のどういった人が来るのかも分からない。
今のチーム事情から小笠原を出すわけにはいかない」
この時点での鈴木強化部長のコメント。
7月14日、レッチェのクラブ幹部、ペトリッカさん、鹿島関係者が3者会談を行いました。
この時に鹿島側は、シーズン途中での移籍は認めない旨を伝えたようです。
「1度は海外でやりたい気持ちがある、とはクラブ側には言ってあるけど、今は次の試合を頑張ることしか考えてない」
15日のオガサのコメント。報道では“小笠原がレッチェ移籍を拒否”と書かれもしましたが、後日のコメントを見る限り、拒否したわけではなさそうです。言葉足らずなために誤解されがちなオガサです…。
7月23日、『コリエレ・デロ・スポルト』は、レッチェがオガサに正式オファーを出したと報じました。
同紙によれば、オファー総額350万ユーロ(約4億7250万円)、1年間のレンタル後に完全移籍のオプション付、ということでした。
オファーは22日に鹿島に届き、オガサ本人にもその日に伝えたそうです。
「昨日(22日)届いて本人に伝えた。細かいことは言えない。放出拒否の方針? 変わらない」
鈴木強化部長のコメント。
「今の段階では、何も具体的なことは言えない。
やっぱり、向こう(レッチェ)からの話を聞きたいし、クラブ(鹿島)ともある程度話しているし。
結果として、自分の気持ちがどうなるか決められればと思う」
オガサのコメント。
7月24日、鈴木強化部長が報道されている金額(350万ユーロ)に対し、
「言われているような条件とは全然かけ離れているし、事実無根」
とコメント。また、
「オファーに不透明なところがあるので確かめたい」
とも言っています。さらに、
「本人もいつかは海外に、という気持ちがあるし、オファーがどういうものか知りたがっている。直接話さなければダメだろう」
と言っていましたが、オガサは25日から代表合宿。その間に話す時間を持てたのかどうかは不明です。
「われわれは彼を追っているところだ。交渉がどちらに転ぶかはまだ分からない」
レッチェのレガリア強化部長のレッチェ公式サイト上でのコメント。それまでのレッチェ幹部がこの方だったのかどうかはわかりません…。
「(レッチェは)きちんと運営されたクラブの1つであり、他の外国籍選手をセリエAの環境に適合させるには理想的なクラブだろう」
ペトリッカさんのコメント。メッシーナやジェノバなど、イタリアのクラブに色々と問題が出てきているので、レッチェを擁護したようです。
7月25日、移籍金額に関する鹿島関係者のコメントがありました。
「彼の価値を考えると、お話にならないくらい安い」
具体的な金額は明かさず、マルセイユへ移籍した中田浩二と同じくらい、と示したそうです。
20〜40万ユーロではないかと報道されました。
7月28日、レッチェが獲得を断念したと報道されます。
ペトリッカさんが
「レッチェが小笠原を必要としているのは今で、シーズン途中となる1月からではない。
移籍の成立は極めて難しい」
とコメントしたことに由来しているようです。
7月29日、オガサは東アジア選手権の開催国、韓国へ向かいます。移籍に関するコメントはありませんでした。
また同日、鹿島はレッチェに対し、オガサの今期中の放出に関して、正式に断る旨のFAXを送りました。
7月31日、次のような報道がなされました。取材は恐らく30日だと思われます。
『クラブ(レッチェ)は鹿島から今夏の移籍を断る旨のFAXを受け取った。
この内容を鹿島側に最終確認すると同時に、交渉の余地があればセメラーロ会長が8月中にも来日して交渉するつもりだと明かし、小笠原獲得へ執念を見せた。
鹿島が希望している来年1月の移籍について、レッチェ側は「チームが出来上がっているから」と消極的だ。』
8月8日、オガサ帰国。珍しく(?)はっきりとコメントを出しました。
「明日、社長と強化部長と話をします。(海外移籍を含めた今後の)話をすることになると思います」
「彼(オガサ)が近日中に鹿島幹部と話すことは知っている。今回が大きなチャンスになるだろう。
ダメなら来年1月も含め、今後レッチェがアクションを起こすのは難しくなる」
ペトリッカさんのコメント。8日より少し前のものかもしれません。
8月9日、オガサ、牛島社長、鈴木強化部長による話し合いが行われました。約50分だったそうです。
<牛島社長のコメント>
「最低3、4カ月は鹿島で頑張ってほしい。8月には出せない(と伝えた)。
(今季後の移籍は)シーズンが終わってから考えること」
<オガサのコメント>
「(レッチェに)行きたい。いろいろなことを判断し、今行くのが自分にとって1番いい。でも、急に出せないって言われ、納得できない」
「オファーがあれば行かせてくれると聞いてきた。急に出せないというのは納得がいかない。鹿島の方の話が変わってしまっている」
「(以前から)海外からオファーが来たら行かせてくれと話し『分かった』と言ってもらっていた」
「自分としては行きたい気持ちがあるので話をしにきた。家族も理解してくれている」
「わがままだと言われたし、残りのシーズンだけやって、出てってくれと言われた」
「W杯がすべてではない。もちろん、出て頑張りたい気持ちはあるけれど。(移籍が)リスクだとも思っていない」
10日、ペトリッカさんがコメントを出しました。
「今後も話し合いは続けると聞いている。
鹿島側に変なプレッシャーはかけたくないし、クラブの考えを尊重した上で結論を出してほしい。
ただ、移籍するのであればレッチェ側にも準備期間が必要。
15か16日までには動きださないと」
オガサは15日の代表招集まで、“特別休暇”を与えられ、鹿島の練習には参加しないこととなっています。
*****************************
鹿島側は、オガサの海外移籍に関して3つの条件を明らかにしています。
@シーズン途中での移籍は認めない。
A移籍金額は、オガサと同等の選手を獲得できるものであること。
B(オガサが)出場機会を得られるクラブであること。
中田浩二のマルセイユ移籍のときに、契約期間と移籍金で揉めた(というか痛い目を見た?)鹿島が、同じ轍を踏まないようにと頑なになるのはしょうがないのかもしれません。
海外移籍に応じれば、必ずと言っていいほど、日本のクラブチームは損をしますよね…。
が、上記の3つの条件を飲めるチームはまずないと思います。Bはともかくとして。
@の日本と欧州で移籍期間が異なっていることも問題ではありますが、
何よりAのお金の問題…。
ラツィオにしろレッチェにしろ、日本の代表クラスの選手を獲るお金はありません。
だいたい、日本選手を欲しがるのは、お金に困っているチームが多いわけで…。
もっとも、一度Jに入ってしまうと、代表でなくとも移籍金はかなりの高額になってしまいますが。
こうなると、ソウタ@平山相太は賢明だったのかもしれません。
大学だったら移籍金の問題は起きないし、自分に自信があるのなら、無名なうちに海外に行く、というのが得策かも…?
選手の海外志向の強さというのも何だか困りものでっすぅ。
Jリーグに所属しておきながら、Jリーグを軽視するというのは…どうなんでしょう?
海外に行きたいという気持ちだけなら分かるんだけどね。もっと上手くなりたい、もっと強くなりたいという向上心の現れ、かな…?
Jリーグは本当に多くの問題を抱えているわけです。まあ、どこの国でもいろんな問題があるのでしょうが。
Jリーグ自体の評価が低いのは言うまでもないことです。
今、実際に試合をしたらどうこうというのではなく、実績がなさ過ぎるのです。
そういう意味ではACLで結果を出して世界クラブ選手権へ出場し、リーグ全体の評価を上げることは急務だと言えるでしょう。
代表が結果を出すのも大事だけれど、Jから初めて海外へ出るとき、Jの高額な移籍金(国内で見れば適正かも?)は大き過ぎる障害です。
日本が他のサッカー先進国に比べて経済的に豊かであることに起因しているわけですが…。
何だか、話が逸れてしまいました。オガサの問題に戻りましょう。
近日中にまた話し合いがもたれるらしいレッチェ問題。
まず、鹿島は考えを変えないのではないかと思います。
なにせ、鹿島の言い分は正当性があるわけです。
契約が1月までである以上、途中での移籍は認めなくてもいいわけだし、適正な移籍金を要求するのも当然。
クラブチームの経営はビジネスですから。
ただ、細かく言えば突っ込みどころはありますが…。
・鹿島はオガサが以前から海外に行きたがっていたことを知っていた。
・上記の条件を飲めるチームがまずないだろうことも承知していると思われる。
・その上で、オガサに対し海外移籍を認めると言い、契約交渉を有利に進めてきた。
てな感じでしょうか。オガサがチームに不信感を持つのもわかるような気がします…。
今まで、良く言えばチームの方針に素直に従い、悪く言えば様々なことをチーム任せにしてきたオガサです。
オガサが海外に行きたいという自身の想いを貫くか、それとも諦めてチームへの献身を誓うのか。
チームへの不信感から、試合には出るけど今までのようなプレーはできずクサってしまう…というのだけは止めて欲しいと思うKANKANです。
*****************************
最後にヤナギ@柳沢敦が、2004年末(オガサのメッシーナへの移籍が報道された頃)に語ったと言う言葉で話を締めたいと思いまっすぅ。
「移籍というのは“タイミング”なので、タイミングが合わないと行けるチャンスがあっても逃してしまうことがあります。
彼が行きたいと思った時にうまくタイミングが合えば、あまり周りのことは考えず進むべきだと思います」
後日談はこちらの下のほう。
レッチェ問題…オガサと鹿島の間に生まれた確執。
え〜と〜、15日の代表招集までオガサに特別休暇を与えているという話だった鹿島ですが…それも確執ゆえだったのかしら…?
さて、オガサ@小笠原満男のレッチェ問題を整理してみたいと思いまっすぅ。
まずは時系列でこの問題を把握してみましょう。
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オガサが鹿島に対し、初めて海外移籍を求めたのは2003年12月16日の契約更改の時と言われています。
この時は3年契約の2年を経過したばかり(つまり契約は2005年1月まで)だったらしく、
単にオガサが海外移籍の希望をチームに伝えたというだけです。
「鹿島が嫌で出ていきたいんじゃない。レベルの高いところでやってみたい。
(移籍について)いろんな人の話を聞いてみたい」
オガサの海外移籍に関するコメント。なにぶん無口なオガサなので、その後もこのコメントが使い回されていますが…。
その後1年の間にペルージャ・メッシーナ・フィオレンティーナと噂だけはありましたが、あくまで噂です。
さて、比較的、具体的だったのがラツィオ。2004年11月に“獲得を考えている”と報道されました。
この時、鹿島の鈴木満強化部長は、
「具体的なもの(オファー)が来たら、話を聞くことになる」
と柔軟な姿勢を見せており、
「タイトルを獲りすぎた影響なのか、最近は昔のがむしゃらさがない。
ひと皮むけるためにも、海外に行った方がいいのかもしれない」
などとも言っていました。
牛島洋@鹿島アントラーズ社長も、出場機会が得られるクラブから金額的に納得のいく(オガサと同等の選手が得られるような金額)オファーであれば移籍を容認する、と言っていました。
また、11月28日に豊田スタジアムで行われた名古屋−鹿島戦をオベルト・ペトリッカ氏が観戦し、オガサと話がしたいとチームに申し入れました。ペトリッカさんはヤナギ@柳沢敦の代理人で、イタリア代理人協会の会長をしていたこともある方です。
これに関するオガサのコメントは、
「チームに任せてある。魅力的な話があれば考える」
でした。この後、オガサはペトリッカさんと“海外移籍先を探す委任契約”を結んだものと思われます(代理人契約ではないようです)。
2005年6月、ラツィオのクラウディオ・ロティト会長とペトリッカさんが会談を行いました。
正式オファーはまだです。
「内容は交渉が完了するまで話すことはできないが今、懸命に交渉している」
クラウディオ・ロティット@ラツィオ会長のコメント。
「小笠原に海外行きの願望があるのは知っているがイタリア側からは打診もない。
もし話があっても、チームの中心である彼を放出するつもりはまったくない。
シーズンが終わってからなら分からないけど」
鈴木強化部長のコメント。
で、この辺でラツィオの話は途切れます…。
そして、次にオガサ獲得の意思表示をしたのがレッチェです。
レッチェはW杯予選やコンフェデで活躍したオガサに興味を持ち、クラブ幹部が7月13日の名古屋戦を視察に訪れました。
「相手側のどういった人が来るのかも分からない。
今のチーム事情から小笠原を出すわけにはいかない」
この時点での鈴木強化部長のコメント。
7月14日、レッチェのクラブ幹部、ペトリッカさん、鹿島関係者が3者会談を行いました。
この時に鹿島側は、シーズン途中での移籍は認めない旨を伝えたようです。
「1度は海外でやりたい気持ちがある、とはクラブ側には言ってあるけど、今は次の試合を頑張ることしか考えてない」
15日のオガサのコメント。報道では“小笠原がレッチェ移籍を拒否”と書かれもしましたが、後日のコメントを見る限り、拒否したわけではなさそうです。言葉足らずなために誤解されがちなオガサです…。
7月23日、『コリエレ・デロ・スポルト』は、レッチェがオガサに正式オファーを出したと報じました。
同紙によれば、オファー総額350万ユーロ(約4億7250万円)、1年間のレンタル後に完全移籍のオプション付、ということでした。
オファーは22日に鹿島に届き、オガサ本人にもその日に伝えたそうです。
「昨日(22日)届いて本人に伝えた。細かいことは言えない。放出拒否の方針? 変わらない」
鈴木強化部長のコメント。
「今の段階では、何も具体的なことは言えない。
やっぱり、向こう(レッチェ)からの話を聞きたいし、クラブ(鹿島)ともある程度話しているし。
結果として、自分の気持ちがどうなるか決められればと思う」
オガサのコメント。
7月24日、鈴木強化部長が報道されている金額(350万ユーロ)に対し、
「言われているような条件とは全然かけ離れているし、事実無根」
とコメント。また、
「オファーに不透明なところがあるので確かめたい」
とも言っています。さらに、
「本人もいつかは海外に、という気持ちがあるし、オファーがどういうものか知りたがっている。直接話さなければダメだろう」
と言っていましたが、オガサは25日から代表合宿。その間に話す時間を持てたのかどうかは不明です。
「われわれは彼を追っているところだ。交渉がどちらに転ぶかはまだ分からない」
レッチェのレガリア強化部長のレッチェ公式サイト上でのコメント。それまでのレッチェ幹部がこの方だったのかどうかはわかりません…。
「(レッチェは)きちんと運営されたクラブの1つであり、他の外国籍選手をセリエAの環境に適合させるには理想的なクラブだろう」
ペトリッカさんのコメント。メッシーナやジェノバなど、イタリアのクラブに色々と問題が出てきているので、レッチェを擁護したようです。
7月25日、移籍金額に関する鹿島関係者のコメントがありました。
「彼の価値を考えると、お話にならないくらい安い」
具体的な金額は明かさず、マルセイユへ移籍した中田浩二と同じくらい、と示したそうです。
20〜40万ユーロではないかと報道されました。
7月28日、レッチェが獲得を断念したと報道されます。
ペトリッカさんが
「レッチェが小笠原を必要としているのは今で、シーズン途中となる1月からではない。
移籍の成立は極めて難しい」
とコメントしたことに由来しているようです。
7月29日、オガサは東アジア選手権の開催国、韓国へ向かいます。移籍に関するコメントはありませんでした。
また同日、鹿島はレッチェに対し、オガサの今期中の放出に関して、正式に断る旨のFAXを送りました。
7月31日、次のような報道がなされました。取材は恐らく30日だと思われます。
『クラブ(レッチェ)は鹿島から今夏の移籍を断る旨のFAXを受け取った。
この内容を鹿島側に最終確認すると同時に、交渉の余地があればセメラーロ会長が8月中にも来日して交渉するつもりだと明かし、小笠原獲得へ執念を見せた。
鹿島が希望している来年1月の移籍について、レッチェ側は「チームが出来上がっているから」と消極的だ。』
8月8日、オガサ帰国。珍しく(?)はっきりとコメントを出しました。
「明日、社長と強化部長と話をします。(海外移籍を含めた今後の)話をすることになると思います」
「彼(オガサ)が近日中に鹿島幹部と話すことは知っている。今回が大きなチャンスになるだろう。
ダメなら来年1月も含め、今後レッチェがアクションを起こすのは難しくなる」
ペトリッカさんのコメント。8日より少し前のものかもしれません。
8月9日、オガサ、牛島社長、鈴木強化部長による話し合いが行われました。約50分だったそうです。
<牛島社長のコメント>
「最低3、4カ月は鹿島で頑張ってほしい。8月には出せない(と伝えた)。
(今季後の移籍は)シーズンが終わってから考えること」
<オガサのコメント>
「(レッチェに)行きたい。いろいろなことを判断し、今行くのが自分にとって1番いい。でも、急に出せないって言われ、納得できない」
「オファーがあれば行かせてくれると聞いてきた。急に出せないというのは納得がいかない。鹿島の方の話が変わってしまっている」
「(以前から)海外からオファーが来たら行かせてくれと話し『分かった』と言ってもらっていた」
「自分としては行きたい気持ちがあるので話をしにきた。家族も理解してくれている」
「わがままだと言われたし、残りのシーズンだけやって、出てってくれと言われた」
「W杯がすべてではない。もちろん、出て頑張りたい気持ちはあるけれど。(移籍が)リスクだとも思っていない」
10日、ペトリッカさんがコメントを出しました。
「今後も話し合いは続けると聞いている。
鹿島側に変なプレッシャーはかけたくないし、クラブの考えを尊重した上で結論を出してほしい。
ただ、移籍するのであればレッチェ側にも準備期間が必要。
15か16日までには動きださないと」
オガサは15日の代表招集まで、“特別休暇”を与えられ、鹿島の練習には参加しないこととなっています。
*****************************
鹿島側は、オガサの海外移籍に関して3つの条件を明らかにしています。
@シーズン途中での移籍は認めない。
A移籍金額は、オガサと同等の選手を獲得できるものであること。
B(オガサが)出場機会を得られるクラブであること。
中田浩二のマルセイユ移籍のときに、契約期間と移籍金で揉めた(というか痛い目を見た?)鹿島が、同じ轍を踏まないようにと頑なになるのはしょうがないのかもしれません。
海外移籍に応じれば、必ずと言っていいほど、日本のクラブチームは損をしますよね…。
が、上記の3つの条件を飲めるチームはまずないと思います。Bはともかくとして。
@の日本と欧州で移籍期間が異なっていることも問題ではありますが、
何よりAのお金の問題…。
ラツィオにしろレッチェにしろ、日本の代表クラスの選手を獲るお金はありません。
だいたい、日本選手を欲しがるのは、お金に困っているチームが多いわけで…。
もっとも、一度Jに入ってしまうと、代表でなくとも移籍金はかなりの高額になってしまいますが。
こうなると、ソウタ@平山相太は賢明だったのかもしれません。
大学だったら移籍金の問題は起きないし、自分に自信があるのなら、無名なうちに海外に行く、というのが得策かも…?
選手の海外志向の強さというのも何だか困りものでっすぅ。
Jリーグに所属しておきながら、Jリーグを軽視するというのは…どうなんでしょう?
海外に行きたいという気持ちだけなら分かるんだけどね。もっと上手くなりたい、もっと強くなりたいという向上心の現れ、かな…?
Jリーグは本当に多くの問題を抱えているわけです。まあ、どこの国でもいろんな問題があるのでしょうが。
Jリーグ自体の評価が低いのは言うまでもないことです。
今、実際に試合をしたらどうこうというのではなく、実績がなさ過ぎるのです。
そういう意味ではACLで結果を出して世界クラブ選手権へ出場し、リーグ全体の評価を上げることは急務だと言えるでしょう。
代表が結果を出すのも大事だけれど、Jから初めて海外へ出るとき、Jの高額な移籍金(国内で見れば適正かも?)は大き過ぎる障害です。
日本が他のサッカー先進国に比べて経済的に豊かであることに起因しているわけですが…。
何だか、話が逸れてしまいました。オガサの問題に戻りましょう。
近日中にまた話し合いがもたれるらしいレッチェ問題。
まず、鹿島は考えを変えないのではないかと思います。
なにせ、鹿島の言い分は正当性があるわけです。
契約が1月までである以上、途中での移籍は認めなくてもいいわけだし、適正な移籍金を要求するのも当然。
クラブチームの経営はビジネスですから。
ただ、細かく言えば突っ込みどころはありますが…。
・鹿島はオガサが以前から海外に行きたがっていたことを知っていた。
・上記の条件を飲めるチームがまずないだろうことも承知していると思われる。
・その上で、オガサに対し海外移籍を認めると言い、契約交渉を有利に進めてきた。
てな感じでしょうか。オガサがチームに不信感を持つのもわかるような気がします…。
今まで、良く言えばチームの方針に素直に従い、悪く言えば様々なことをチーム任せにしてきたオガサです。
オガサが海外に行きたいという自身の想いを貫くか、それとも諦めてチームへの献身を誓うのか。
チームへの不信感から、試合には出るけど今までのようなプレーはできずクサってしまう…というのだけは止めて欲しいと思うKANKANです。
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最後にヤナギ@柳沢敦が、2004年末(オガサのメッシーナへの移籍が報道された頃)に語ったと言う言葉で話を締めたいと思いまっすぅ。
「移籍というのは“タイミング”なので、タイミングが合わないと行けるチャンスがあっても逃してしまうことがあります。
彼が行きたいと思った時にうまくタイミングが合えば、あまり周りのことは考えず進むべきだと思います」
後日談はこちらの下のほう。

